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12/12 修正を加えました。
〜あらすじ〜
なんやかんやあって、ぐらをウチに居候させることになった。
(同居人が増えるよ! やったねリアムくん!)
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ぐらの年齢を聞いて今年1驚愕した後、俺は寝室のベッドで横になりながら今日あった出来事を思い返していた。
(今日は色んなことがあったなぁ…)
いや、本当に色んなことがあった。まさか釣りをして魚の代わりにロリっ子が釣れるなんて誰が想像できる?
(それからぐらをウチに居候させることにして…)
……やっぱりコレ、側から見たら犯罪だよね?! やべぇ、通報とかされてないよな…大丈夫、だよな?
それよりも問題は、ぐらの身分を証明するものが何も無いということだ。ぐらに口裏を合わせてもらえば、周りには従姉妹だとか姪っ子とかで誤魔化せるが、もし身分証明が必要な事態が起こったら一発でアウトだ。
「実はこの子アトランティスの末裔で、訳あってウチに居候してるんです!」なんて言っても、「何言ってんだコイツ?」みたいな反応されて通報され、俺が社会的に終わる。…それだけは絶対に避けねば。
他にも、ぐらに生えている尻尾のことや、同居人が増えたことによる出費など、問題は山積みだ。そして今、1番悩んでいること。それは、
(…ぐらの服、どうしようか?)
そう、ぐらの服である。最初に会った時に着ていた服(サメの被り物含む)は、少し生ぐs…海水でビショビショだったので現在洗濯して部屋干ししている。(ちなみにあの服は昔日本の近海で拾った物らしい)
それで昔妹が使っていた服を探し、ちょうど良い服を見つけて渡したのだが、尻尾が邪魔で着れなかったのだ。だから今は俺が持っていたボロぞu…Tシャツを着てもらっている。ブカブカだけど。
家の中だとそれで、良くはないけど事足りる。けれど外に出る時にもブカブカTシャツで出てもらっては困る。主に俺が白い目で見られる。
(…外に出る時はあの服が着れる時だけだな)
現状、解決できる手段がそれしか無い。まあ、テレビもSwi●ch有るし数日後にはP●4も届くから暇ではないだろう。
そんなことを考えているうちに時計を見ると、考え始めてから結構時間が経っていた。今日はもう遅いから寝るとしよう。
……あっ、LI●Eにイナからメッセージが来てる。でももう眠いから明日返信しよう。オヤスミー
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<ぐらside>
この家に居候することが決まった後、私は彼ーリアムにこの部屋を案内され、今はベッドメイキングをしている。彼曰く、この部屋は昔自分の妹が使っていた部屋らしい。同時に今は妹が居ないから好きに使っても構わないと言われた。
…そう言った時のリアムの顔は、どこか切ない表情をしていた。
この家はリアム1人には広すぎるし、どう見てもリアムは使わないであろう男性用の服もあった。
(私の予想通りが正しかったら、彼の家族はもう…)
そんなことを考えているうちに、ベッドメイキングは終わった。時計を見るともう遅い時間だったので、私はそのまま寝ることにした。
もしかしたら、リアムは私を彼の妹に重ねているのかもしれない。
…リアムの過去に何があったのか、私は知らない。もし彼の過去を聞く機会があって、過去に何があったとしても、私は受け入れてあげよう。…独りぼっちの辛さは私もよく分かるから。
もしも彼が辛そうな顔をしていたら、彼を思いきり抱きしめてあげようと思う。昔、泣いている子どもが母親に抱きしめられて泣き止んでいるの見たことあるからだ。
私はリアムより身長は低いけど、彼よりは全然年上のお姉さんだからね!
そんなことを誓い、私は微睡みへと落ちていった。
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翌日、今日は日曜日なので大学は休みだが、習慣でいつも通りの時間帯に俺は起きた。顔を洗ってリビングに降りると、朝食の準備をしつつ朝のニュース番組を観る。
「今朝、◯△町で数日前から行方不明だった〇〇君(11)の遺体が発見されました。市内では1年前から児童が失踪・殺害される事件が多発しており、警察は一連の児童失踪・殺害事件を同一犯の犯行として捜査して……」
(…マジか、ウチから結構近いな)
この事件は去年の春ぐらいから発生して、ニュースの通り今も続いている。当時は最初の事件の後、集団下校が行われたり、見回りをする警察官がたくさん通学路に居たことが記憶にある。
事件は数ヶ月に1回起こったり、数日単位で起こったりもして神出鬼没だった。共通して言えることは、犯人は中学生以下の子どもばかり狙うことだった。…つまり、ぐらは犯人にとって格好の獲物なのだ。それにぐらは日本人離れした見た目をしている。だからこそ、俺はウチにぐらを連れてきたのだ。
俺がそんなことを思い浮かべていると、目が覚めたぐらが2階から降りてきた。
「おはようぐら、よく眠れたかい?」
「おはよう、よく眠れたよ」
「それなら良かった。もう少しで朝食が出来るから洗面所で顔を洗ってきな」
「ん、分かった」
俺がそう言うと、ぐらは洗面所に顔を洗いに行った。…よし、こっちもちょうど目玉焼きが焼けた。あとは盛りつけてっと。今日の献立はトーストと目玉焼き、牛乳といったシンプルなものだ。
「顔洗ってきたよ」
「おっ、戻ってきたか。じゃあ、この皿をテーブルに持って行ってくれ。そしたら朝ごはんにしよう」
「OK!」
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朝食を食べ終わり、食器を洗ったり歯を磨いたりした俺たちはゴロゴロしていた。最初はぐらに街を案内しようかと思ったのだが、ぐらの服がまだ乾いてなかったため断念した。代わりにちょうど放送していたプリ●ュアを一緒に観ている。ぐらはプリ●ュアが気に入ったのか、テレビに食いつくようにして観ている。…まんま女児だな。実際のところ一万歳だけど。
<ピンポーン!
そんなことを思っていると、玄関のチャイムが鳴った。
(誰だ? こんな日曜の朝っぱらから?)
玄関の覗き穴を覗いてみると、そこにはイナが立っていた。…取り敢えず玄関を開けよう。
「おはようリアム」
「ああ、おはようイナ。どうした? こんな朝早くから」
「どうしたも何も、昨日LINEで連絡したのに全然返事してこないし、今朝のニュースであなたの家の近くで事件があったって聞いたから、何か事件に巻き込まれたんじゃないかと思って…」
……LINE? あっ、返信するのすっかり忘れてた!
「すまん! すっかり忘れてた! 昨日は疲れてて、すぐに寝たんだ」
「そうなの? じゃあ別に事件に巻き込まれたとかじゃないんだね。良かった〜」
どうやらイナは俺の事を心配してわざわざ家まで来てくれたらしい。IMT(イナちゃんマジ天使)
俺がそんなことを考えていると、不意にイナが
「ねえ、この家リアムの他に今誰か居る?」
と、聞いてきた。
「……え? どうして?」
「だって、さっきまでプリ●ュアが聴こえてきてたけど今はニュースが流れてるみたいだから」
…確かに今はニュースキャスターの声が聞こえる。
イナには勿論ぐらのことを話していない。ぐらにも口裏合わせのことをまだ話していない。…不味い。イナにぐらのことがバレたらタダじゃ済まない気がする。
「…き、気のせいじゃないか? それより何か今日は予定があるんじゃないか? あるならそれを済ませてきなよ」
「私は今日は何も予定は無いよ? リアムも暇だろうから一緒にモ●ハンしようと思って来たんだけど」
「そ、そうか。悪いけど今日は知り合いと食事に行く予定が急遽入ってな、また今度にしてくれ」
「…ふーん、お金が無いから今月はもやし生活って言ってたのに?」
「…お、奢ってもらえるんだよ (汗)」
「…ねえ、私に何か隠してない? (ジトー)」
「い、いや? 別に何も?」
「…そう。じゃあ、リアムの後ろに居る子は誰?」
「ウェッ!?」<バッ!
そう言われ、変な声を出して慌てて振り返るが誰も居ない。
(なんだ、誰も居ないじゃないか)
そう安心して玄関のイナに視線を戻すが時既に遅し。イナは一瞬の隙を突き、家に突入していた。うーん、やりおる
……って、ヤベ! 俺は急いでリビングに行くが、
「あっ」 「a?」
「……リアム? この子は一体だあれ?」
拝啓、天国の父、母、妹よ。これが俗に言うSYURABAなのですね……
読んでいただきありがとうございます♪良ければ感想などもコメントしていただけると幸いです。
今更ですが、EN組の3Dハロウィンとても良かったですね。来年はぐらちゃんのサメフライ衣装をみてみたい!