資格試験や期末テストなどが重なって遅くなってしまいました。
今回は主に主人公とイナが話の中心です。相対的にぐらちゃんが空気になってしまった…
タイトルの元ネタは動物のお医者さんの漆原教授のセリフです。
「さて、リアム。説明してもらうわよ(ニコニコ)」
「……ハイ」
俺は今、リビングで正座をさせられている。目の前にはイナがとても良い笑顔をして椅子に足を組んで座っている。……あのー、イナさん? そんな格好されたらストッキングが透けて太ももが……
「今ちょっとえっちな事考えてるでしょ?」
「うぇ?! イヤイヤ! 考えてない! 考えてません!!」
慌てて俺が否定すると、イナは「ふーん」と言って足組みをやめ、ジト目でこっちを見てきた。……どうして女子って人の心を読むことができるんだ? もしかしたらニュータイプなのかもしれない。
「……で? 結局あの子とはどういう関係なの?」
俺がそんなことを考えていると、イナが指を指して言ってきた。指先の方向にはぐらがいる。……今はニュースに飽きたのか、ソファーでぐで〜んとしている。
……しかし、一体どうやって説明しようものか? 『昨日釣りしたら釣れました〜☆テヘ』なんて言っても信じてくれるだろうか? ……やっぱり、姪っ子で通すか。
「あ〜、姪っ子なんだ。昨日突然、親戚に預かってくれって言われてね」
「まったく困ったもんだよ。いきなりそんな事言われても、こっちだって金欠だってのに」
「だから、昨日はドタバタしてて通知に気づけなかったんだ。……まあ、そんなこんなで別に何もやましい事は無いさ。この限定チョコころねの予約券を賭けてもいい」
限定チョコころねの予約券。それは、この街で有名なパン屋『ベーカリー戌神』の人気商品であるチョコころねの引換券だ。とても人気の商品で、しかも1日50食限定なので競争率が激しい。しかしポイントカードがあり、合計100ポイント貯めると予約券と交換できるのだ! つい先日100ポイント貯めた俺は予約券を交換してもらい、今度買いに行こうと思っていた。ちなみに1回来店する毎に1ポイントだ。
「……」「……」
(……いけるか?)
「嘘でしょ? リアム」
「(ギクゥ!?)う、ううう、嘘なわけ無いだろ?! 」
「声が震えてるわよ? 前から思ってたけど、リアムって嘘をつくのが下手だよね」
思ったよりも早くバレたー!! ……というか、そんなに俺って嘘が下手なのか? 普通にヘコむんだが。
「ちなみに、次また嘘をついたら限定チョコころねの予約券を貰うからね♪」
「ごめんなさい、本当の事言います」
だからそれだけは勘弁してくれ!!!
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「……という事があって、ウチに居候することになったんだ」
あの後、俺はイナにこれまでの出来事を包み隠さず話した。まあ、それを信じるか信じないかはイナ次第だが。……というか、信じてもらえないとこっちが詰む。
「……まあ、正直信じられないってのが本音かな」
そりゃそうだ。昨日の出来事を聞いて信じるってのは無理がある。俺は半ば諦めムードを醸していた。イナは言葉を続ける。
「でも、私はリアムの事を信じるよ」
「……えっ?」 思わず口に出してしまった。
「え、俺の話を信じてくれるのか?」
「うん、リアムは嘘をつくのがヘタクソだからね。話し方とかをよく見て本当の事なんだって思っただけ」
「ガーン……」
それはそれで傷つくがなオイ!! 思わず口に出てしまった。
「で、でも、私はリアムのそういうとこ良いと思うよ? 人から信用されやすいだろうし……」
そこですかさずフォローを入れてくるあたり、IMT(イナマジ天使)」
「……/// そ、それで? これからどうするの?」
「その子。えーと、ぐらちゃんは身分とか証明出来るものが無いんでしょ? 警察とかに聞かれたらどうするの?」
? なんかイナが急に話題を変えてきたが……まあ、いいか。
「そうだな。今俺の頭の中には2つほどプランが浮かんでいる」
「例えばどんなの?」
「1つ目はなるべく警察の厄介にならない事」
「そして2つ目は……」
「2つ目は?」
「逃げる!!」
「ダメじゃない!?」
即却下された。そんなぁ(´・ω・)
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……あの後、改めて話し合い、まず大前提として『警察の厄介になる事はしない』という事を決めた。
まあ、そんな警察の厄介になる機会なんて人生でそう何度もある訳じゃないだろう。
話し合いがひと段落ついた時にはお昼近くになっていた。ちょうどぐらの服も乾いたので、イナの提案で3人で近くに新しくオープンしたファストフード店で昼食を取ることにした。
俺は金欠なので最初断ったのだが、イナが奢ってくれるらしい。日曜の朝早くから家に上がり込んで説教みたいな事をしたお詫びなんだとか。
ぐらとイナは早くも打ち解けている様子だった。店に向かう道中や食事中に2人で談笑し合っていた。……側から見たら仲の良い姉妹に見えなくも無いだろう。
ぐらがフライドチキンの骨まで食べてしまうという事があったが、その後は何事も無く、家に帰ってマリ●パーティをしたりして1日が終わった。
(ちなみに俺が全回最下位だった)
「じゃあ、気をつけて帰れよー」
「そっちこそ、ぐらちゃんに何かするんじゃないよ?」
「しねぇよ」
少なくとも俺は幼女に手を出すほど落ちぶれてはいない。そんな戯言を言い合いながら俺は玄関でイナを見送っていた。
「何か困った事があったりしたら私にも相談とかしてよね? ……リアムが捕まったとかニュースで流れたら私嫌だよ?」
「……ハハハ。そうならない事を祈るよ」
……マジでそれだけは勘弁してほしい。
「あ、それと……」
「?」
「今日お昼ご飯奢ったから今度チョコころね、私に奢ってね♪」
「……エ?」
「それじゃあねー」
そう言うと彼女はさっさと帰って行った。
……オイ、マジかよ。
改めて遅くなってしまって申し訳ない。次はもっと早く投稿できたらいいなと思っています。
遂にホロライブ6期生がデビューしましたね。私はラプラスちゃんがとても気に入ってしまいました。YMD!
holoXは個人的に鷹の爪団や便利屋69みたいな感じに思いますね。今後の活動にとても期待大です!
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