まあ言い訳ですが、百竜夜行から友人と里を防衛したり、桃球となって宇宙を救ったり、アルセウスに拉致されて図鑑作らされたりしてました。
こんな碌でなしの小説を読んでくださってありがとうございます!
なんやかんやあって、イナにチョコころねを奢ることになってから早1週間。
あの後、イナからLINEで「別に奢らなくていいよ」という旨の連絡があったが、俺にもプライドがあるので半ばゴリ押しに近い形で奢ることにした。
それから、
「今後一緒に外に出かける時に、ぐらちゃんが困らないように常識とかを教えてあげなよ! (意訳)」
とも言われたので、暇を見つけたら小学校で使っていた教科書などを用い、物の使い方や日本語の読み書きなどを教えている。
…… この前フライドチキンを骨ごとバリバリと食べて周囲の人をギョッとさせていたのは記憶に新しい。
ぐらは意外と物分かりが良く、この前試しに作った漢字のテスト(小学1年生相当)をさせてみたところ、100点満点中60点も取っていた。……まあ、算数はアレだが。
そんなこんなで、ぐらとの親密度は確実に上がっていってはいるのだが……
「……マズイな、これは……」
思わず口に出してしまい、勉強していたぐらが「?」といった感じで首を傾げてこっちを見てきた。……気にしなくていいよ。
俺は今、ぐらの勉強を見ながら家計簿を付けていた。
……何がマズイのか一言で言うと、生活費である。
元々、ぐらが来る前から我が家の財政は赤字だったのだが、まだ耐えられた。しかし、ぐらがウチに居候する事になり、食費やら何やらの諸々の費用が明らかに増えてしまっている。
……まあ、赤字諸々は自分自身のせいではあるのだが。
今のバイトは週3でしてはいるが、結局給金は月末に払われる。そのこともあって、貯金を少し切り崩しながら頑張っているのが現状だ。
(……これは早急にお金を稼げるバイトを探さなければならない)
そう思い立った俺は、スマホで求人サイトを開いた。
──1時間後。複数のサイトを見たが、ロクな求人が無え!
……なんだよ! 『青いウーパールーパーを捕まえて欲しい』とか、『宝鐘海賊団船員募集中! 今なら17歳美少女船長の元で働けるゾ♡(原文ママ)』だとか。そんな色のウーパールーパーは居ないと断言できるし、後者に関してはお前は何を言っているんだ?
詳細は省くがこれらの他にも色々とクセのある内容があった。
諦めかけ、シフトを増やそうかと考えていた時、ふと気になる求人が目に留まった。
仕事内容は、事務処理や掃除。所謂雑用係だ。キャッチコピーも他の癖のあるものとは違い、シンプルに『助手募集中』というもの。
おまけに給金もそこそこ良く、これを逃す手はないと思った俺は、即決で求人に書かれていた電話番号にダイヤルした。
2、3回のコールしたのち、声からして女性が出てきた。
そして、俺が働きたい旨の内容を話すと、女性が「今週の土曜日に面接に来てほしい」と言って通話は終了した。
(よし、取り敢えずこの面接に受かれば今月は何とか持ちそうだ……)
「リアム、勉強終わったよー」
俺がそう安堵していると、ちょうど終わったのかぐらが計算ドリルを見せてきた。今回は自信があるのか、何処となく得意げな顔をしてる気がする。
「どれどれ? ……おっ、前に出来なかった所が出来てるじゃないか」
「スゴいでしょー!」o(`ω´ )o フンス
「でも、こことこの計算式が間違ってるね。……残念ながら今回は50点だ」
「oh nyo」(´・ω・`) シュン
「まあでも、前回出来なかった所か出来てるから、その調子で頑張れば100点満点も取れる筈だよ」
「ok! 頑張ってみる!」(*⁰▿⁰*) キラキラ
「ハハハ、その意気だ」
喜怒哀楽が分かりやすいな。なんか懐かしい……
……おっと、もうこんな時間か。
「……さて、そろそろ夕飯の時間だな」
「今日は何?」
「今日か? 今日はもやし炒めに特売だった豚肉を入れるぞ!」
「ヤッター(棒読み)」
……ヤバイ、早く普通の食生活に戻れるようにしないと。そのうちこっちが食われそう(物理的に)……。
(そうならないためにもしっかり稼がないと)
そう俺は改めて心に誓った。
……しかし、『アメリア私立探偵事務所』か……。ここに住んで割と長い筈なのだが、聞いた事なかったな。最近できたのだろうか?
こんな事を言うのアレなんですが、3月から自動車学校の講習に行くことになりましたので思うように執筆ができないと思います。
ですので、首をろくろ首のように長くしてお待ちください!