雪の中からこんにちは、飼い主さん!   作:ものもらい

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※よくあるネタです。砂糖過多でイライラします注意。

※基本会話形式。…何故か二話(?)目だけ会話文じゃない(修正疲れました…)

※読み辛い

※オチが若干エロいかもしれない

※シリアス入ります

以上、ご注意ください。






番外編2
君がお母さんだったら良かったのに


 

 

【お子様咲ちゃん】

 

 

「――――そんでまぁ、色々あって咲ちゃん子供になっちゃったんだー(棒」

「まあ!」

「何かさー、思考も子供時代らしくてね、野性児みたいに凶暴で…注意して飼っ…面倒見てあげて?」

「はいっ分かりました――さあ咲さん、」

「……」

「そっぽ向いて突っ張ってないでお姉さんの所に行くの!ほらっ」

「……っ」

「大丈夫ですよ、私は怖くないですよー?」

「………」

「ね?お家に帰りましょう?」

「…………ん、」

 

 

 

 

【何故こんな子に育ったのかは"小話:さくちゃん"にて】

 

 

部屋の隅で、膝を抱えて注意深く夜を見る子供がいます。

 

夜は気難しい子供にお菓子をチラつかせながら、一生懸命「おいでおいで」を試みるのでした。

 

 

「咲さん、一緒にお菓子を食べましょう?」

「……」

「お腹いっぱいなのですか?それじゃあ絵本を読んで差し上げましょうか?」

「……」

「んー……私の事、嫌い…ですか?」

「………」

 

 

膝をついて優しい瞳を近づける夜に、子供の咲ちゃんは唇を噛んで自分の膝を見たまま動きません。声に出さないだけで、嫌われてはいないようです。

 

夜はそっとツンツンした髪の毛を撫でて、そのまま子供特有のぷにぷにした頬を突いてみます。咲ちゃんは拗ねた顔をしたままですが、少しだけ緊張を解いたようです。

 

夜が自分の膝をぽんぽん叩いて「おいで?」と言うと、咲ちゃんはだいぶの間の後、恐る恐る近づいて来ました。

 

夜は咲ちゃんを抱き上げて自分の太腿の上に乗せると、所在なさげな子供に頬を擦り付けます。

 

 

「ああ、何て可愛らしいのでしょう…!」

 

 

 

 

 

【君は将来良いお母さんになれる】

 

 

「お洗濯畳まないと…咲さん、少しこの子(※フルフルさんぬいぐるみ)と遊んでてくださいね?」

「ふんっ」

「あ…投げ――めっ!」

「………!」

「物は大事に扱わなければいけません。…さ、フルフルさんに『ごめんなさい』しなさい(`・ω・´)」

「………」

「(`・ω・´)」

「……………ごめんなさい」

「そう……咲さんは良い子ですね。もうしちゃ駄目ですよ?」

「………ん、」

「叩いてしまってごめんなさい。仲直りしてくれますか?」

「……うん」

「良かった…それじゃあ、少しの間フルフルさんと…」

「やだ」

「……(´・ω・`)」

「……お、まえと。…いる」

「私と?」

「ん」

「……じゃあ、一緒に畳みましょうね。お願いできますか?」

「ん」

「ふふ、咲さんは優しい子ですね。……そうだ!」

「…?」

「咲さん。私のこと…"お母さん"って、呼んでみてください」

「………」

「……(´・ω・`)」

「………おかあ、さん…」

「(´・ω・`)!」

「おかあさん…」

「ああもう可愛らしいー!」

「むっ」

 

※夜の胸に顔を押し付けられてます。

 

 

 

 

 

※畳み終わって現在読み聞かせ中

 

 

「"そして泣き出しだリオレウスは、番いのリオレイアを呼んで怖い怖いナルガを"……あら?」

「……」

「……ふふ、寝ちゃいましたね…可愛らしい寝顔です…ぷにぷにー」

「……んん、」

「…もう時間ですし、ご飯作ってしまわないといけませんね…風邪引かないように、寝室に連れて行ってあげましょう」

 

 

※移動後

 

 

「今日はハンバーグにしましょうか。子供受け良いでしょうし…デザートに何か加えた方が良いのでしょうかね…」

 

「うーん…まあ、起きた後で聞いてみましょうかね。今は作ってしまう事だけ―――あら?」

 

 

「おか、おかあさんっおかあさん……!」

 

「まあ咲さん…!どうしました?何か怖い夢でも?」

「おかあさん……」

「ん?」

「おきたら、おかあさん…いなかった…」

「あっ」

 

※ぐずつき始める幼い(まだ病んでもいない純な)咲ちゃんをご想像下さい。

 

「な、泣かないで。ごめんなさい…ね?」

「………」

「お部屋に連れて行かなければ良かったですね。怖かったですよね…ああもう本当にごめんなさい…(´;ω; `)」

「………おかあさん…」

「ごめんなさい…ただ、起きた時にお夕飯が出来てたら嬉しいかと…」

「……ん、もういい…」

「ごめんなさい―――ええと、お詫びに咲さんの欲しい物、何でも作って…」

「おかあさんがいたら、それでいい」

「咲さん……(´,,・ω・,,`)」

 

 

 

 

【しかしこの子は将来ヤンデレに育つ】

 

 

「さあご飯ですよ。お手手は洗って来ましたか?」

「ん」

「じゃあ椅子に―――え?」

「…おかあさんと、たべる…」

「私と?それって…」

「………」←お母さんの太腿の上で陣取る

「……(´,,・ω・,,`)」

「…ん、」

「あ、こらこら、駄目ですよ、最初に『いただきます』って言わないと」

「………」

「いただきます?」

「……いただき、ます」

「よく出来ました。…ハンバーグ、切って差し上げましょうか?」

「…ん、」

「じゃあ少しだけ待っててくださいね……っと、」

「……」←じっと待ってる

「…よいしょっと、…はい、どうぞ」

「……、…」

「ふふ、盗ったりしませんから、もっとゆっくり食べましょうね?」

「…ん」

「美味しい?」

「おいしい」

「……(´,,・ω・,,`)」

「おかあさんも、」

「え?私なら私の―――」

「にく!くう!」

「……はい…(´・ω・`)」

「あー」

「あーん、」

「…おいしい…?」

「…ええ、とても美味しいですよ」

 

 

 

 

【お風呂に入りましょうか】

 

 

「ふろ…」

「嫌ですか?」

「……」

「一緒に入るのがお嫌でしたら……ああでも、この歳で……ううん…」

「………い?」

「え?」

「ひかない?」

「な……にが、ですか?」

「きず……」

「?全然気にしませんよ?」

「ならいい…」

 

 

※着替え中。(ちゃんとタオル巻いてるんだからね!)

 

 

「咲さん。お背中……咲さん!?」

「………」

「この背中の傷、どうされたんですか!?この頃からのものなのですか?…私、てっきり狩りに出たばかりの頃の傷と思って……!」

「………おかあさん」

「えっ」

「おかあさんじゃないおかあさんに、おこられてきられた」

「え…っ」

「………」

「………」

「……ひかないって、い―――」

「咲さん!」

「」←生に近い美乳に(ry

「咲さん…可哀想に、痛かったでしょう…なのに私、『お母さんと呼んで』だなんて―――」

「…よんじゃだめなの?」

「え?」

「おかあさん…よんで、おこられないのに。もう、おかあさんってよんじゃだめなの…?」

「……っ」

「このきずのせい…?」

「ち―――違います!そうじゃなくて、自分の至らなさに……っ咲さん、咲さんの好きなように私の事を呼んでくれてかまわないのですよ」

「じゃあ、"おかあさん"」

「はいっ」

「おかあさん…いやじゃなかったら、からだあらってくれる…?」

「勿論ですとも!ごめんなさい、風邪引かない内に洗ってしまいましょうね…」

 

 

 

 

【君がお母さんだったら良いのに】

 

 

「さっぱりしましたねー?」

「うん」

「顔赤いですね…はい、お水」

「うん……ん、どう、ぞ。」

「咲さん……ふふ、咲さんは本当にお優しい…」

「おいし?」

「…ん、…ええ、美味しいです。咲さんのおかげですね」

「!」

「さあ、湯冷めしないように髪を乾かしましょう…なんて、いつもなら咲さんがしてくれていたのですよね…」

「…?」

「何でもありませんよ―――さあ、私の膝に座ってくださいな」

「うんっ」

 

「―――痛くないですか?」

「ううん……」

「………」

「………」

「………「おかあさん。」……はい?」

 

「…おかあさんが、ほんとうのおかあさんだったらよかったのに」

 

「……」

「………ごめんなさ」

「…―――私も、咲さんみたいな息子がいたら、嬉しいです」

「!」

「優しくて、寂しがり屋で、ちょっと乱暴だけど、…こんなに良い子の咲さんが息子だったら、きっと凄く幸せでしょうね」

「………ぅ?」

「ん?」

「……ほんとう?」

「ええ。本当」

「………」

「……咲さん?」

「………おれ、……はじめて………」

「え?」

「……ありがと」

「――――…ああもう、本当に咲さんは愛らしい…!」

「ふがっ」

 

 

 

 

【幸せな夜】

 

 

「もう寝ましょうね?」

「……」

「嫌ですか…?でも、もう寝る時間ですし……」

「…やだ。おきたら…おかあさん……」

「…大丈夫ですよ。今度はちゃんと、咲さんの隣にいます」

「ほんと?」

「ええ、本当。…一緒に寝ましょうね」

「うん」

 

「お歌を歌ってあげましょうか?」

「うた…?ねるまえにうたをうたうの?」

「えっ…た、たぶん…?」

「………」

「………」

「………じゃあ、うたって。…おかあさん」

「!…ええ、咲さんが眠れるように。咲さんの為に歌いますっ」

「うん……」

「…―――♪―――、――――♪」

「………」

「―――♪―――♪…―――」

「……おかあさん、」

「―――♪…はい?」

「……おやすみ、なさい」

「ええ、おやすみなさい。…咲さん」

 

 

 

 

 

【しかし彼はブレないッ!!】

 

 

「…んん…さく、さぁん…?むねくすぐった―――」

「――――チッ、起きたか」

「咲さん!?」

「おう」

「子供の咲さんは…」

「寝てたら戻った。服は面倒臭くて上探すのやめた」※下は穿いてます

「………」

「…どうした」

「……子供の咲さん。とても可愛らしかった…」

「ああ―――なんかお前にたくさん面倒かけたな」

「いいえ。とても…"お母さん"って呼んでいただけて、嬉しかったです…」

「そうか……なあ、夜」

「はい?」

「俺は子供はお前似の娘がいい(キリッ」

「………はい?」

「男は―――お前に似てるなら考えるが、俺似の息子はいらん。取り合いになるからな」

「………………はい?」

「子供は男と女で二人が妥当か?…まあ、そういうのって後の祭りだし」

「え?咲さん…?」

 

「大丈夫、デキ婚はしないから」

 

「え?デキ…?え、咲さん?急に近……えっ」

 

 

 

 

 

咲ちゃんのせいで、きっと娘だろうが何だろうがヤンデレの血は色濃く受け継がれていくのでしょう……。

 

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