黒い宝玉の力で私とロムは新たな戦場に降り立つ。
そこはかつてプレイしていたゲームに登場する戦場の一つ、ギロ湿原であった。
ツインサーペントがいると思われるエリアへの吊り橋を塞いでいたグリーンスライムを
新しいロムの魔法で難なく倒して先に進むと双頭の蛇が私達の前に姿を現す。
双頭の蛇を操る本体はゲームと同じように地中に潜んでいるようで捕捉することができない。
「さて、どう攻略しようかな…」
ツインサーペントの潜行能力は蛇の頭を破壊すれば封じることができる。
地中に潜んでいる本体を引き摺り出さない限り、討伐することは不可能なのだ。
再び姿を現した蛇の頭にハンマーの一撃を叩きこむが、防御が固く弾かれてしまう。
ロムも同じように片方の蛇の頭に魔法を撃ちこむが効果はいまひとつである。
蛇の頭部分は防御力が高いのが特徴だ。実際のゲームでも慣れるまで破壊に手間取った。
私達の攻撃にイラついたのか噛みつき攻撃を加えてくる。
これはバックステップで後退して距離を取れば回避することができる。
攻撃を回避された蛇は諦めたのか再び地中に姿を消した。
次に蛇が姿を現すまでには若干であるが空白の時間が生じる。
「また別の場所から襲ってくるよ。同じ場所に留まらないように気を付けてね」
「わかった…。でも、かなり固いよ…。どうすればダメージを与えられるの?」
ダメージが全く入らないわけでは無いのだが普通に攻撃するだけでは破壊は難しい。
「ロム、ブレイク系の魔法を持ってたよね? 敵の防御を崩すあの魔法なら行けると思う。隙を見て叩き込んでみて」
何故私がこんなことを知っているのかと言うとハード・リンクのおかげと言っておく。
「やってみる…!」
ロムは場所を移しながら敵の隙を窺う。次に姿を現した時に仕掛けるのだ。
そう思った時に蛇が姿を現して私とロムに毒の息を吹きつけてきた。
「うあっ…! こんな攻撃をしてくるなんて…!」
「痛いっ…!」
紫色の霧が私達の体に纏わりついて嫌な音を立てながら私達の体を蝕む。
デトキシンを使用すると紫色の霧は霧散していった。
「今度はこっちの番だよ!」
「やられた分はやり返す…!」
蛇が地中に引っ込む前に反撃を叩きこむ必要がある。最初に動いたのはロム。
「ブレイクマジック…!」
ロムが使用したのは敵の防御を崩すことに特化した無属性魔法。
朝練の際にアリアに教えてもらったのだが物理・魔法の攻撃系統は三つに分かれる。
手数重視のラッシュ、威力重視のパワー、防御崩しのブレイクといった形だ。
蛇の頭に魔法陣が展開されると鈍い音と共に強烈な一撃が炸裂する。
「まだ終わらない…! デトネーション!」
ブレイクマジックに続く形で今度は無属性の魔力が三回連続で弾ける。
ロムの魔法攻撃を受けた蛇の頭殻は破壊され、そこから青い光が大量に漏れ出した。
「負けてられないね。今度は私の番だよ!」
ハンマーを構えて残ったもう片方の蛇に接近する。
噛みつき攻撃を繰り出してくるがそれを回避して隙を作ると魔力を込める。
「受けてみて! つらぬきハンマー!」
魔力を込めたハンマーの一撃が蛇の頭殻を叩き潰した。
その名の通り敵の防御を無視してダメージを与える技である。
効果が適用されない敵も中には存在するが防御が固い相手には有効な攻撃手段である。
私の場合は魔力消費が激しいので乱発すると
魔力切れを引き起こす危険があるので注意が必要だ。
破壊された部分から青い光が漏れ出すと力無く倒れて再び地中に姿を消す。
「来るよ…!」
地中からツインサーペントの本体が姿を現した。
本体は双剣を構えた女性。下半身が先ほど私達を攻撃してきた蛇になっている。
本体が露出した今が攻撃のチャンスだ。ロムが魔法の詠唱に入る。
「雷雲よ刃と成れ…! サンダーブレード!」
ロムの頭上に雷の魔力で作られた剣が現れる。月の杖を振ると
その剣は一直線にツインサーペントの本体に向かって行き、その体を貫いた。
私はロムの魔法に続く形でハンマーを戦斧に変形させると追撃を加える。
ツインサーペントは手に持った双剣を構えると体を回転させて薙ぎ払い攻撃を繰り出してきた。
その攻撃の予備動作を確認した私は戦斧を横に構えて防御態勢を取る。
重い一撃だが吹き飛ばされずになんとか踏みとどまって堪えることができた。
「行くよ! 獅吼滅龍閃っ!」
空を裂く一撃と同時に放出する獅子の形をした闘気で対象を吹き飛ばす奥義。
戦斧を手にした時から一度は使ってみたいと思っていた技だ。
戦斧と獅子の形の闘気の一撃を受けたツインサーペントの本体は吹き飛ぶ。
私とロムは距離を取って様子を観察する。この戦いはまだ終わりではない。
起き上がったツインサーペントの体が黒く染まる。
さらに破壊した蛇の頭殻が青い光に包まれると完全に修復された。
「やっぱりこうなったか…」
「頑張って壊したのにまた元に戻っちゃった…」
今のツインサーペントは俗にいう怒り状態である。
蛇の頭が復活したことで本体が再び地中に姿を消した。
「走って!」
ツインサーペントは潜行能力を巧みに使い、大地を泳ぐように私達を追いかけてくる。
地中から大きく跳び上がるとそのまま私達に向けて突撃してきたが何とか回避する。
ツインサーペントの怒り状態が継続している間は完全な追いかけ合い状態だった。
流石にここまで全力で走り回ると息が上がってくる。怒り状態が解けたその時が反撃の時だ。
時間が経って黒く染まっていた体が元の色に戻ると力無く項垂れる。
戦斧をハンマーに戻すと火のクリスタルを使って火属性を付与させ力を溜める。
双頭の蛇が私の体に噛みついて毒を再度注入してくるが痛みに耐えて溜めた力を解放する。
「鬼殺し火炎ハンマー!」
火属性を付加させたハンマーを最大の力を込めて振り上げる攻撃。
直撃を受けた本体は吹き飛び、私に噛みついていた蛇も同時に離れた。
「くっ…」
「今助ける…! メディテーション!」
蒼い光の柱が私の体を包み込む。ダメージ回復と状態異常回復の効果を併せ持つ魔法。
「ありがとう! まだダメージが足りないかな…?」
ツインサーペントの体を観察するとその体から青い光が漏れ出していた。
実際のゲームではドス黒い血が漏れ出すその状態は瀕死状態であることを表している。
潜行能力を使用する余裕が無くなったようだが
最後の抵抗と言わぬばかりに毒の息を吹きかけて応戦してきた。
今がとどめを刺すチャンスである。このチャンスを見逃すわけにはいかない。
「ロム、行ける…?」
「うん…!」
私とロムは手を繋いで意識を集中させる。
内に秘めた力を同時に解放すると白の光の柱が私達を包み込んだ。
私とロムが一つになっていく。髪は女神化した時のロムと同じ水色に変化して
白色と桃色を基調にしたプロセッサユニットが私の体に装着されていく。
月の杖が私の手に収まる。女神化しても太陽と月の杖の形は変化しないのだ。
(舞お姉ちゃんの中、あったかい…。力が溢れてくる…!)
私の頭の中にロムの声が聞こえてきた。
魔力とシェアの力が体の底から湧き上がってくる。
「一気に決めるよ。私達の最大の技を叩きこんであげる」
ロムの最大の技の動作が頭の中に流れてくるが
これを実行するには相手の動きを封じる必要がある。
「アイスチェーン!」
氷の魔力で構成された鎖がツインサーペントの体を拘束し、動きを封じる。
その間にとどめの魔法の詠唱を行う。ロムとハード・ユニゾンをしているからか
魔法を行使する際に発生する疲労は全くと言っていいほど襲ってこない。
月の杖を掲げ、頭の中に響くロムの言葉通りに詠唱を続ける。
「夜空に輝く北斗十字…! その光にて悪を滅ぼさん…! ノーザンクロス!」
私達の足元に巨大な水色の魔法陣が現れると、空から四つの光の玉が降ってきた。
それはツインサーペントの本体を取り囲み、強烈な魔力の奔流を浴びせる。
「サウザンクロスも追加だよ!」
さらに月の杖を空に向かって掲げると南十字星の形をした光の束が
湿原を覆う黒雲を斬り裂き、ツインサーペントに直撃する。
直撃してから数秒立つと大爆発が起こり、その体を完全に飲み込む。
爆炎が晴れるとツインサーペントは力なく地面に倒れ伏し、光となって消滅した。
「私達の勝ちだね…!」
(舞お姉ちゃんとわたしの勝ち…!)
「無事に終わってよかったよ」
ツインサーペントが消滅した後には一枚の白いディスクが残されていた。
それを拾って表面をよく見てみると蛇の紋様が浮かび上がっている。
(舞お姉ちゃん、これが何かわかるの…?)
「何となくわかるよ。確実に言えるのは私達にとって悪い物じゃないってこと。私の勘だけどロムなら上手く使いこなせると思う」
(わたしに…?)
「今回の勝利の記念として後でロムに渡すよ。目的も達成したことだし、帰ろうか?」
(うん…!)
空間が歪み始める。宝玉の力で再現された空間が消滅する合図だ。
「無事に戻ってこれた…!」
「あっ、舞さん! おかえりなさい! その姿は…!」
「うん。ロムとハード・ユニゾンを行使した状態だよ。解除するね」
元に戻りたいという気持ちを抱いて力を抜くと、再び白の光の柱が私達を包み込む。
光が晴れると隣にロムが現れ、私の服装と髪は元の色に戻る。
「ロム、これを持っててくれる?」
私は先ほど拾ったディスクをロムに渡す。
「どうやって使うの…?」
「単純にロムの魔力をディスクに注ぎ込めばいいと思うよ。ただ、使っていいのは戦う時だけ。これだけは守ってね? 何が起こるかは使ってみた時のお楽しみということで」
「わかった…! 大切にするね…?」
ロムは鞄のポケットにディスクをしまう。
「ごめん。疲れたから夕方まで寝てもいい?」
「わたしも…眠くなってきた」
「はい。舞さんとロムちゃんはゆっくり休んでくださいね。ラムちゃん、お姉ちゃんの部屋でゲームして遊ぼうか? アリアさんとセレナさんもお願いしてもいいですか?」
「いいよ。舞とロムちゃんが起きるまで私と勝負しようか」
「私も大丈夫だよ。あっ、ロムちゃん。後で舞からもらったディスクを見せてもらってもいいかな? 少し気になることがあるんだよね。」
セレナの問いにロムは頷いて答える。
「おやすみ! 舞、ロムちゃん!」
ネプギア達はネプテューヌの部屋に向かって行く。
「私達も休もうか? 夜にまたイベントがあるからそれに備えないとね?」
自分の部屋に戻ってベッドに飛び込み、布団を被る。
ロムもかなり疲れたようですぐに目を閉じて寝息を立て始めた。
私もそれに合わせる形で目を閉じて意識を手放す。
自慢するほどのことでもないのだが私は割と寝つきがいい方である。
中々眠れない時は目だけでも閉じて心を落ち着かせるのがいいらしい。
私が通っている高校の担任の先生が毎日必ず一つは披露する豆知識のほんの一部である。
眠りに就いてから時間はあっという間に過ぎて夕方を迎える。
寝る前に仕掛けたNギアの目覚まし音で私とロムは目を覚ました。
顔を洗ってからネプテューヌの部屋に行くとラムとアリアとネプテューヌが
ゲーム対戦で盛り上がっていた。指折りの実力を誇る三人の戦いをネプギアとセレナ、
ユニも私達が眠っている間に来たようでその戦いを観戦している状況だった。
「あっ、舞さん!」
「おはようって言える時間でもないね。随分と白熱してるみたいだけど…」
「他人がしてるゲームを見てるだけってつまらないって思ったけど、この戦いはまた別ね」
「この三人の戦いはさっきからかなり白熱してるから見てるだけでも楽しいよ」
「舞お姉ちゃん…。入らないの?」
「入りたいとは思うけど、リーンボックスに向かった方がいいんじゃないかな? ゲームなら帰ってきてからやっても遅くは無いと思うよ」
ゲーム対戦の結果はアリアの勝ち越しで幕を閉じた。
強敵のネプテューヌとラムを抑えての勝利に私は驚きを隠せなかった。
アリアに勝ち越すにはどれくらいやり込まなければならないのだろうか…。
いったんゲームを終了し、私達はリーンボックスに向かう。
ネプテューヌは後で向かうようなので私とネプギア達だけで先に出発する形となった。
クエストに行っている間にアリアとセレナにも女神同士の会議へ参加してほしいとの連絡が
ベールからあったようでネプテューヌと一緒に後から来るようだ。
「今日は女神候補生が勢揃いですか…。よく来てくれましたね。感謝しますわ。それでは衣装を配りますのでこれに着替えてくださいな。まず、ネプギアにはこちらを着ていただきますわ」
ネプギアに渡されたのは白を基調とした女性用の騎士服とカチューシャ。
赤いリボンがあしらわれたそれは剣士の上位職、ロイヤルナイトの衣装である。
「あ、かわいいかも。これなら着ても恥ずかしくないかな…?」
「気に入っていただけましたか? 続いてユニにはこちらの衣装でお願いしますわ」
ユニに渡されたのは黒を基調とした女性用の銃士服とベレー帽。
ネプギアと比較すると露出がかなり大きい。銃士の上位職、ライトガンナーである。
「うう…。なんかアタシだけかなりきわどい気がするんですけど…」
「気のせいですわ。それにユニのようなタイプの女の子にはこういう衣装がお似合いだと思いますの。気に入らないのでしたら別の物に変えてもいいですよ?」
「いえ…。大丈夫です…。せっかくベールさんが選んでくれたんですから、これで行きます」
「あらあら。昔と比べて随分と素直になりましたわね。ノワールもこれくらい素直になってくれればいいのですが…。ロムちゃんとラムちゃんにはこちらを。白がロムちゃん、紫がラムちゃんですわ」
ロムとラムの衣装は魔法使いの上位職、ホワイトマジシャンとブラックマジシャン。
お腹周りと背中が開いているのが特徴で帽子には月と太陽があしらわれている。
「わぁ…。いいじゃない、これ! お揃いだね!」
「うん…! お揃い…! 最後は舞お姉ちゃん?」
「舞さんにはこちらを用意させていただきましたわ」
私が受け取ったのは蒼と銀の二色に彩られた騎士服と銀色のカチューシャ。
ベールに聞いてみたところ、剣士の最上位職であるソードマスターの衣装らしい。
「これは…!」
「気に入っていただけましたか?」
「うん。ありがとう、ベール!」
「お礼など不要ですわ。気に入っていただけて何よりです。それでは私は会議の方に向かいますので、後はお願いしますわ。頑張ってください」
各々の衣装をベールから受け取った私達はイベント会場に向かう。
参加者用に用意された更衣室に入って着替えると外に出る。
「舞さん、私の恰好、どうですか?」
「うん。ネプギアの雰囲気に合っててかなりいいと思うよ。私はどうかな?」
「舞さんも似合ってます。いつもと違ってカッコイイ感じですね。本物の騎士様みたいです」
「あはは…。ありがとう」
「うう…。ベールさんにはああ言ったけど、やっぱり恥ずかしい…」
「私がユニの立場なら同じことを言ってるかもしれない。私は素敵だと思うなぁ」
「そうかしら? 舞の方が似合ってると思うわよ。まぁ、参加した以上は耐えるわ」
「こらー! そっちだけで話してないで私達も見なさいよ!」
「似合う…?」
「あっ、ごめん。二人ともとっても可愛らしいよ」
「ネプギアの言う通りだよ。こんな可愛い魔法使いならずっとパーティに加えたいくらい」
「ふっふーん。まぁ、とーぜんよね。舞とネプギアとユニも似合ってるじゃない」
「うん…。あっちにみんなで集まって写真とってもらおう…?」
ロムが示した場所は撮影希望者のスペースである。
カメラマンが写真を撮ってくれるようなので五人で集まって撮ってもらうことに。
「ちょっとー。ちゃんと可愛く撮ってよね? 変な写し方しないでよ?」
五人で並んで笑顔でピースをする。ユニは最初は乗り気でなかったのだが
吹っ切れたようで自然と明るい笑顔になっていた。
「この写真って後で分けて貰えるんですかね?」
「くれるんじゃないかな? もし貰えるなら部屋に飾っておきたいよね」
「さあ、もっと撮ってもらうわよ!」
「みんなでいい写真たくさん撮ってもらおう…?」
「まぁ、これも思い出ってやつよね…。仕方ないから最後まで付き合ってあげるわ!」
その後はポーズや並ぶ順番を変えたりして何枚か写真を撮ってもらった。
現像してもらった写真と参加賞の限定イベントコードを入手してイベントは終了する。
「思った以上に楽しめたね。ベールさんに誘われた時はどうなるかと思ったけど。みんなでいい写真もたくさん取れたからよかった!」
「うん! コスプレって楽しいわね。また来てもいいんじゃない?」
「またみんなで参加したい…」
「まぁ、アンタ達がまた参加するって言うなら一緒に出てあげてもいいわよ。アタシも何だかんだで楽しめたし」
「舞さんはどうでしたか?」
「ん? 楽しかったよ。コスプレなんて初めての経験だったけど、参加してよかったって思えた。ラムとロムの言う通り、また次もみんなで一緒に出てもいいんじゃないかな?」
次に開催されるのはいつになるのか知らないが
こういうイベントに参加して楽しい思い出を作ることは大切だと改めて感じた。
一方で、会議を終えた守護女神達は…。
「ベールー。まだ上がらないのー?」
「お待ちになって。この時間ならアップされてるはず…。あっ、ありました!」
ベールはパソコンを操作してコスプレイベントの公式サイトにアクセスしている。
イベント終了後に参加者の写真が上がるのだ。舞達が映っている写真が何枚かあるようだ。
「おお…! 舞達、輝いてるね?」
「みんな、とっても可愛いね。この笑顔は心から楽しんでる証だよ」
「これが妹達の…」
「コスプレ写真ねぇ…」
「わー! すごいねこの写真! みんな笑ってるよ!」
「ええ…。見ているだけでこちらまで癒されてきますわ。また参加していただくのもいいかもしれませんわね」
「確かに…。悪くないわね…。ロムとラムも楽しそう…」
「ユニのこんな笑顔見たことないかも…。あの子もこんな嬉しそうな顔をするのね」
「ねぇねぇ! これってダウンロードできないの?」
「できますわよ。あなたのNギアに移しましょうか?」
「じゃあお願い! 帰っていーすんと一緒に見るんだー!」
「私ももらって帰っていいかしら…?」
「私の分もお願いしてもいい? ケイに見せたらどんな顔をするのかしら?」
「あっ、私とセレナのNギアにも移しておいてくれると嬉しい」
「お安い御用ですわ。今回は結果として私達全員に収穫のあったイベントになりましたわね。早くも来年が楽しみになってきましたわ」
ロムとのクエストとコスプレイベントも無事に終了して一日目はこれにて終了する。
残る二日間、舞とネプギア達はどのような一日を過ごすことになるのだろうか…。
激動の三日間はまだ始まったばかりである。