既に理解した気になってる特性として、なんかイメージしたっぽい現象が起きてるっぽいのな。
つまりあれだろ・・・あれだ・・・?
オレは勝手に動くの見てるだけだから随所で必殺技を思い浮かべればいいんだろうきっと
夜を彩るのは月の光と美しい黒髪
そしてほんの瞬きの銀閃
互いに決定的な攻撃は通らず
小手先だけの技は当たりすらせず
どこまでも続くような長い剣劇が続く
戦いと呼べる程の熱はない
ただ美しいだけの彩が広がる
少しずつ被害が広がっていく
互いへの遠慮などあるはずもないが故に周囲はどこまでも削れていく
音だけ聞いたならばこう思うだろう
風が吹いているなと
見ただけなのならばこう思うだろう
死神同士が稽古をつけているようだと
されど片一方は小さな子供で
少しずつ技が冴えていっている方は大人の女性なのだ
そこにはある種の違和感と共に畏れがある
どこまでも笑顔で刀を振るう女性のなんと怖ろしい事か
いつまでも余裕を持ち続ける子供のなんと怖ろしい事か
だが観客など一人も居らず
また審判も居ない
その戦いは最初から戦いなどではなく
ただ己の剣を磨くためだけの砥石でしかないのだろう
何れは必殺とも自負する技を使う時が来るだろう
されどその技ですら無駄であるとすれば
剣の道とはなんと果てしなく険しい事か
必殺技って言ったらあれよ・・・思い出せん・・・
うーんうーん・・・
そういえば死神ってなんたら流とかってあんのかな
斬拳走鬼?だったはずだけど
これ斬剣葬鬼とかそういうのだよ
やっぱり死神といえば鬼道なんだよ
でもこれ下手に何かするのもアレなんだよな・・・
ぶっちゃけ卍解してるイメージが強すぎて技とかあんまりな・・・
技は仕留める時だけで良い、卍解は構えでしかないみたいなノリかな
終わりまで続けるとすれば
それはどちらかが果てる時だろうか
それともどちらかが諦めた時だろうか
結末が来るのであればどちらでも構わないのだろう
終わりなど存在しないのではと思えるように
次の瞬間には終わっているかもしれないとすら思う
この戦いに意味を見出すとするならば
それはきっと純粋な剣の冴えだけなのだろう
死神の戦いとは本来数多くの手札があり
剣が通じぬならば別の手段をとるべきであり
ただただ互いに通じぬ剣だけを試しているのは
一重に互いへの信頼があってこそなのだろう
ただひたすらに終わりを願うモノ
その言葉に込める感情次第では全く異なる意味を持つ
見惚れる程の近さでありながら
その心はきっとどこまでも遠かった