パサァ
「少しビックリしちゃったよ」
「驚くのはまだ早い」
「そうは言ってもね、そうそう驚くような事なんて」
「私は既にキミの財布を奪っている、そうつまりキミはもう用済みだ。」
「あ・・・上着・・・あー・・・えぇぇぇぇ確かに驚いたねこりゃ。」
「上着を脱ぐような事をして忘れたんですね?不潔です。」
「そりゃないよぉ・・・。トホホ・・・」
──────────────────
なんとかなったけどヘイト溜めた気がするな
というかなんで死神連中は斬りかかって来るんですかねぇ!?
ザラキ
ん?今なんか聞こえたような・・・
「更木で妙なガキが手当たり次第に暴れてるらしいぜ。」
「でもそいつ虚も倒してるんだろ?」
「らしいけど、どうもそいつじゃなくて一緒にいるガキの方が虚倒してるって噂だ。」
いやどんな噂だよ・・・
もう連想しちゃったよザラキがどっち方面かだけ教えてくれませんかね
「朽木家が小さい女の子を捜してるらしい。」
言葉の使い方ぁぁぁ。それだとなんかすごい感じに聞こえるから!
「貴族の趣味はわからんね。」
「いや・・・他の貴族家も総出で小さい男の子も捜してるらしい。」
「はぁ?」
「なんでも養子にするだとか」
「ははっ名目だけだろ?」
「総隊長直々でか?噂じゃ総隊長が男の子を引き取ってその子の嫁にするつもりじゃないかって話だ。」
すげー噂だな・・・いやでも総隊長の養子なら貴族家も騒ぐ・・・のか?
「え?じゃあ総隊長にそっちの趣味が?」
「まずはその発想から離れてくれ。」
「え?いやだってそういうことだろう?」
「なんでだよ・・・」
「なんとなく?」
「はぁ・・・。」
「卯ノ花さんもなんか徘徊してるらしいな」
「ショタだったのかあの人!」
「もうさ・・・もういいや・・・」
──────────────────
なんでこんな噂をこんな場所で?・・・随分と説明的なような・・・
「いやぁ見つけましたよ。」
何を?
「キミ」
ん?・・・ははぁまさかこれは裏腹さんなんじゃ?・・・
今ならまだ間に合うから逃げろと俺の中で何かが弾けた 気がする
「ここはボクが奢りますよ」
「私に何か用かな?」
ニチャァ
「随分と・・・悪い顔をする子ッスね・・・」
「キミには負けると思うが?」
「どうもッス」
「それで?」
「養子になるか蛆虫の巣かどっちがいいッスか?」
「キミの養子という事かな?」
「さっきの噂はボクが流したモノです、つまりわかるッスよね?」
「わからないフリをするという選択肢を取らせてもらうよ」
「いやぁさすがにそれは無理ッスよ。今なら婚約者までついてくるんッスよ?」
「朽木家の養子にするとはいえ子供にそのような真似をするのは如何なモノかな」
「いや卯ノ花さんッスよ」
「・・・。」
「・・・。」
「・・・?」
「結構顔に出るんッスね・・・」