【世界観が】ジョーカーアンデッドに転生しました【迷子】   作:ウェットルver.2

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 これ投稿していいのかなぁ、と思いましたが。
 御時世とか空気とか読んでいたら、まず反戦の歌とか歌われないよね、と思い直したので、このシリーズは続けることにします。

 だれかの信じるプリキュアが、その希望を守り続けることを信じて。


守ること、戦うこと

【世界観が】ジョーカーアンデッドに転生しました【迷子】5スレ目

 

224:ジョーカー?⇒“はじめ”(>>1)

 クリスがひきこもった、どうしよう

 病室にいないから、まさかとは思ったけど、でも、どうしてだかわからない

 

225:名無しの装者

 >>224 きさま、マジで、なにも、やってはいないのだろうな?

 

226:名無しのアンデッド(隔離スレ担当)

 最後に見た恰好の色合いからして、おそらくシンフォギアを使ったんだろうが、なんていうか察するに余りある結果だろうなというか、ひきこもるのもわかるわ、うん。

 

 でもさ、クリスが戦わずに傷つかなかった。

 これだけでも、よかったと思ったほうがいいだろ。これは。

 

227:ジョーカー?⇒“はじめ”(>>1)

 そうかな それでいいのかな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 義勇軍(Freeedom) “レギオン(Legion)

 本拠地の司令部施設 司令室 早朝より

 

「以前の都市再建計画につきましては、住民から好意的な反応がありました。

 やはり、先日の彼の戦闘が契機となったのでしょう。より効率的な避難と戦闘補助が叶うのであれば、との言葉を前に置いて、出資を検討なさる方も挙手なさいました」

「…………そうか。」

 

 俺たちも知らぬ間に起きた、昨日の「ノイズ被害」。

 街中のガラス窓が割れるほどのソニックブーム、市街地に吹き荒れた暴風、地面の爆発、その渦中にいたというジョーカーと、鳥類を思わせる怪物の死闘。

 

『自分たちの知らないところでも、怪物は戦い続けた。』

『死神は悪しき兵だけではなく、()()()とだって戦い続ける。』

 

 結果として周囲に広まった「噂」は、怪物への信頼を高めることにも繋がった。めぐりめぐって怪物が現状定住する、我々のエリアへの住民からの信用も高まったのだろう。

 

 Win-Winじゃないか、とは、思えはすれども、内心で唾を吐き捨てる。

 怪物と戦った“はじめ”の重体を見て、()()()()()塞ぎこんだクリスの様子を見て、他人事のように思えなくなってしまったのは、付き合いが長くなってきたからだろう。

 

「ところで。朝からなんだ、表の騒ぎは?」

「いえ、その、それは……御覧を。おわかりかと」

 

 示された窓側に目を向け、そこに立つ者を見た。

 包帯だらけの重症患者が元気にシャドーボクシングをしていた。

 周囲で観ていた兵士や医療班の者が、止めるか止めないかで語り合っており、そばには木皮を砕かれた樹木が傾きながらも立ち続けていた。

 

「……なるほどな」

 

 首周りの傷や骨折は治ったのか。

 それとも、それらを誤魔化しながらやっているのか。

 首から垂れ下がる包帯が、緑色の血で染みた繊維が、重症患者の動きにあわせて振り回されて解けていく。表情はどこか鬼気迫っていた。

 

 樹木の様子からして、やつあたりでもしたのだろうか?

 

Hey(よお)! なんだ、おまえも鍛えるのか?!」

「……、いちおう、ですけど、ね!」

 

 こちらに気がつき、目配せをしながらも、すぐにシャドーボクシングに戻っていく。

 

 不死身の怪物。子連れの死神。

 人間の肉体を持つ、人間ならざるもの。

 少年“はじめ”の動きは、意外にもサマになっていた。

 ボクシングにしては動きが緩慢だが、これは日本軍隊……いや、自衛隊だったか、あれの鍛錬のひとつで「カラテドー」なるものがあると聞いて映像資料を閲覧したことはあるが、そちらの動きに似ている。

 最初に俺たちを助けてみせた死神としての肉体は、救護班に曰く「ジャガーでも運んだかのような重さ」*1だと言う。

 おそらく、それだけの図体を活かす武術となると、カラテドーのような全体重を叩きつけるスタイルの近接格闘術(マーシャルアーツ)が適しているのだろう。だが、

 

「シャドーボクシングだなんて、おまえがやる必要はあるのか?!」

 

 人間を殺すだけなら、鎌があるじゃあないか。

 ……と、カマキリの腕をジェスチャーで演じる。

 きょとん、とした表情で俺を見つめてきた。

 “はじめ”だけでなく、兵士や医療班の全員が。

 

 …………やめろ。

 ジェスチャーだなんて、ガラじゃあないことはわかっているんだ。

 

「……そっか。

 こういうの、言うのじゃ無理なのかな?」

 

 納得したような、納得していないような。

 手ごたえを確かめるかのような奇妙な物言いをしながら、“はじめ”は口を開いた。

 

「おじさんたちの鍛錬に、ちょっとだけ混ぜてくれない?」

「…………は?」

 

 

 

 

 

 数十分後。

 怪物を加えての合同鍛錬だと聞かされて動揺する兵は多かったが。

 それこそ「怪物側がより強くなってどうするのだ」という猜疑心や恐怖心からか、反対意見が出てこなかったわけではないが。

 こちらが「いざというときに連携するためだ」と伝えておけば、想定した影響力よりも受け入れられたのか、やがて“はじめ”と歓談するものが現れた。

 

 ……いや、あいつら、前にポーカーをやった連中じゃないか?

 これでは隊全体に……いやいや、こんなものだったかな、交友関係というものは。

 始めは雑談から、ほんの少人数からであれ、おたがいの居心地のよい距離感を知っていくものだからな。うむ。

 最初のうちは、あれくらいの人数と語らえる程度でもよかろう。

 

 さて、鍛錬の内容は簡単。

 ひとつ、武装を揃えた状態での準備運動、走り込み。

 ふたつ、武装を揃えた状態での近接格闘術の鍛錬と実践演習。

 みっつ、ここまで肉体を酷使したうえでの再度の走り込み。以上だ。

 

 武装を携えず肉体を鍛えても、そんなものは「丸腰の状態で鍛えあげた」だけだ。

 なんの武器も持たない状態で粋がっても、武器を持った状態の同じだけの肉体をしあげた人間に殺されるのが戦場というもの。至近距離での銃撃戦に意味がないなどと嘯き、銃を捨てて男の浪漫だのと叫び、拳で殴りこもうとした馬鹿から死ぬ。

 戦場で持ち歩いてよい私物は浪漫ではない。

 

 よって、「使える武器をすべて持ち、どこまで戦えるのか」が重要となる。

 武器はカードではない。ときに武器は拘束具となり、隊の移動を遅めさせ、後生大事に持ち歩いても鈍器にしかならない場合もある。

 たとえば、雨後において軽装の敵兵に奇襲を受け、ぬかるんだ地面で動けず、雨に塗れた手では銃を掴みづらく、なにもできず殺される場合もありえる。沼地がある地域での戦闘の例ではあるが、これと同じことは都市部でも起こりうるものだ。雑にコールタールの類をばらまかれるだけでも、そのあたり一帯での戦闘は難易度を高めていく。

 我々の鍛錬は筋肉繊維を鍛えるだけではない。

 想定可能なかぎりの、劣悪な状況に応じた判断力。

 これらを鍛える効果もなければならない。

 

 銃弾を吐き出す銃器は、人間を殺す魔法の杖などではない。

 兵士は魔法使いではなく、まずは近接格闘術を極める武術家であり、次に軍略に従いながらも「己」という唯一信じられる兵力を使い潰さず帰還する兵士でなければならない。鍛えあげた肉体と、鍛えあげた判断力と胆力がものを言うのだ。

 

 ものを言うのだ、が。

 鍛錬開始から数時間後。

 

「………なるほど、な」

 

 “はじめ”の言わんとする問題点が、ようやく理解できた。

 

 怪物ジョーカーの身体能力は、確かに驚異的だ。

 どれだけ走らせても、どれだけ体操を続けても倒れない。

 体力の限界がない。“はじめ”に曰く、あることにはあるらしいが。

 すくなくとも人間や野生動物の範疇で捉えれば、ほぼ「ない」。かつて死神としてバル・ベルデの各勢力を混乱に落としこんだ怪物がなぜ怪物たりえるのか、自分の知っている情報だけでは、どこか論拠が物足りないとは思っていたが。

 

 まさか、ここまでとは思わなかった!

 自転車に乗りこみ、旅先で遊撃を繰り返せるはずだ。

 通常の生物よりも高い体力を誇るのであれば、自転車をこぐ速度を一定に保ちながら、目的地まで何時間も何日でも走れる。もはや、バイクで走り続けるようなものだ。

 そんな怪物だと知らない我々は、人間や野生動物の身体能力の尺度で捉えて対策を練っていたのだ、ほとんどの計画は通じるわけがない。

 

 だからこそ、我々は怪物を怪物と、死神だと恐れるしかなかったのか。

 逆に言えば、()は……まともな生物の尺度では、なにひとつも戦闘能力がない。

 

 対人間であれば武術を、軍人が学ぶ近接格闘術(マーシャルアーツ)を知らない。

 対野生動物であれば、人間と同じ図体であるため、参照できる戦闘方法がない。

 

 これらの問題点を、無理やり死神の鎌と身体能力で解決させてきたのだろう。

 だからこそ、彼の所作から浮かびあがる違和感は確かなものとなった。

 

「フォームが悪い。

 走る際の動き、近接格闘における体幹の揺らぎ、そもそもの構え。

 どうやら『真似はしたことがある』らしいが、それでも動きがあまい………」

 

「ですよね。」

 

 簡潔に返事をする“はじめ”。

 不死身の怪物をどれだけ鍛えても、筋肉量は増えないのかもしれない。元より体力の底上げにすら繋がらず、ただ集中力の向上を狙うとしても、そんなものは最初から備わっている。

 

 ……ノイズ相手に立ち回り、過度の重体でも戦える様子を見ておいて、「戦闘時の集中力がまったくない」などと言うつもりはない。

 

 すなわち、彼が求めているもの、足りないものは武術だ。が、

 

「………悪いが、俺たちの近接格闘術は『ひとを殺すため』のものだ。

 いくら格闘術を極めたとしても、お前が強くなったとしても、ノイズ相手であれば現状でも十分なはずだ。なぜ、『より強くなろう』とする?」

 

 それでは、まるで焦っているようじゃないか。

 対ノイズ戦闘において、いくら灰にならないとはいえ、どこまでも人間の範疇でしかない近接格闘術を学んだところで「有効打になる」とは思えない。

 攻撃を回避するだけならば、最初から死神の鎌に頼り、遠距離から攻撃を繰り返せばいい。囲まれて袋叩きにされるとしても、その身体能力を活かして、ノイズの図体を利用して跳び回ればいいわけで……パルクールを学べばよいのではないか、と思うのだが。

 

「おまえはむしろ、パルクールのほうが相性はいいだろう。

 ジャパニーズの伝説で言う、あー、“ハッソウトビ”だったか?

 戦艦と戦艦の間を飛び回り、地形の不利を体術だけで突破する技術。それをパルクールのような肉体の立体駆動で再現できるならば、おまえの不死身の肉体と相まって、対ノイズ戦闘術において有利になるはずだが。……なぜ?」

 

「…………それは、」

 

 言い淀む。

 伝えたいものが感情か、こちらの知らざる真実か、彼自身の考えか。

 どれであれ私情や世迷い事であれば、俺は「ああ、よかった」と思えるが、……怪物や死神ゆえの、のっぴきならない事情からだとすれば、俺は「どうして、おまえだけが?」と怒ってやることしかできない。

 どちらであれ、俺は答えを待つしかない。

 

 いいや、うすうすと気づいてはいたのだ。

 

 どんな生物にも“つがい”がいる。

 

 エデンやノアの箱舟であれ、オスだけ、メスだけで種が保たれることは無く、生まれることも殖えることもない。

 だが、不死身の怪物が無尽蔵に生まれ、殖えたのであれば、この世界は彼らのものとなり、人類は捕食される家畜でしかなくなるだろう。

 不死身の怪物は繁殖しない。できてしまえば、人類は滅び去るだけだ。

 神に存在を許されるとすれば、不死身の怪物には『果たすべき使命』があるのだろう。

 そんな彼が、まるで人間が人間を殺すために戦うように、同じ等身大のだれかを殺すための武術を体得しようとする。答えは与えられたのも同然だった。

 

「………ほかに、怪物がいたのか?」

 

 ぎょっとした顔でみあげる、“はじめ”。

 

「見ればわかる。

 今のお前の目は、敵を見定めた戦士の目だ。

 ……容赦なく敵兵を、さも『無感情で殺す』かのように演じる新兵の目じゃあない。

 機関銃を持たされ、そいつに攻撃を任せて弾幕を張るような、おびえた子供の目でもない。害虫を殺しなれたハウスキーパーの目つきですらない。

 

 元々のおまえの目は、愛した家畜へと手をかける、まっとうな人間の目だ。生きるために愛したものを殺さなければならない現実を受け入れた、普通の目つきだ」

 

 これが戦場において、どれほど異質か?

 ようは牧師や神父が機関銃を片手に「斯く在れかし(アーメン)」と聖句を信じ、神の愛を忘れぬように生き続け、ひとを殺した兵士を「罪人」として、地獄に行くべき悪党であっても「人間」として扱いながら、恨みなく嗜虐せず射殺するようなものだ。

 

 正気じゃあない。おぞましすぎる。

 そこまで貫いてしまえば、もはや()()()の在り方だ。

 

 なによりも恐ろしいのは、これが戦場において異質な「普通」であることだ。

 仕事で殺すしかないわけではなく、「自分も生きるため」に()を殺すためでもなく、なんの恨みもない対象を犠牲にする、まともな人間の営みの精神性だということ。

 そいつを、かならず恨みを抱いてしまう戦場でまで貫くことだ。

 

 日常から剥離する戦場において、「普通」を貫くなど、異常すぎる。

 良心の呵責を受けいれたまま、敵をも愛しながら戦えるやつが世界にどれだけいる?

 かならずどこかで心を病み、気を狂わせてしまう。

 いつしか殺しの言い訳を探し、縋る。愛国心、正義、なんだっていい。

 ………まともなやつほど、地獄がよく見えるのだ。

 己の末路も、今も、死後も地獄のままだと気づいてしまう。当時は英雄だろうが、すべての戦いが終われば身近な殺人犯だ。ひとを殺した咎人なのだ。ゆえに軍人は国民の心を裏切ってはならないのだが、裏切らず信頼されても己の死後の安寧を、せめて煉獄での贖罪を務め、せめて神の国に行ければよいと神に赦しを乞い、迷い続ける羊が我々だ。

 

 軍人は死神や正義の使者ではなく、どこまでいっても、ただのひとゆえに。

 

 ここで道をたがえたものほど、より思想的犯罪に共感しやすくなってしまう。すでに心が折れていることを自覚せず、新たな敵を妄想し、「戦い続けなければ己を保てない」と察して戦い続けようとする。もはや主義主張は、魂からの悲鳴だろう。

 

 “はじめ”は、地獄が見えているのに心が折れていない。人類ならざる生命体だから、心を保てるのだろうかと結論を急ぐには、いささか敵兵に優しすぎるそぶりが目立つ。

 

 自分は死なないけれど、だれかを生かすためであれ敵兵をも「隣人」として愛するから殺せるし、ノイズから守ることができる。

 こんな正真正銘の化け物(ニンゲン)が、わざわざ敵兵を「敵」のまま認識するわけがない。

 そんな警戒を抱かざるを得ない相手が何者かなど、簡単に想像がつく。

 

「おまえの名前がジョーカーであった頃。

 俺は始め、製造番号やコードネームを連想した。

 どこかの誰かが作った生物兵器かもしれないし、神が降ろした使者かもしれん。

 であれば、いくつかの推察はできる。トランプのジョーカーであれば、多すぎても、52枚のカードに対応した同類がいるんじゃあないか?

 ……その同類と、昨日戦った。ちがうか?」

 

「………やっぱり、隠せないですよね」

 

「もとより、トランプの源流は『タロットの小アルカナ』とも言われているからな。

 生命の樹(セフィロト)のかけらから現れたものかもしれん、それらになぞらえた存在かもしれん。どちらにしても見た目が道化師だからと完成品一匹にジョーカーと名付けておいて、ほかのトランプをモチーフとした生物兵器を作らない馬鹿はいないはずだ。

 トランプではないとしても、ピエロだのクラウンだのと別のやつがいる可能性までは隠しきれない。間違っても『ジョーカーしか存在しない』はずはない。青い騎士の場合と同じだ、色を冠した以上、異なる色の騎士も当然いると想像はつく。そうだろう?

 ……名前から隠すべきだったな、おまえの場合は」

 

 こいつは、ずっと『普通』でいられるほどに。

 あらゆる意味で純粋なのだろう。

 

「昨日のラジオのニュース。

 ポーカーゲームをやっている最中に聞こえただろう?

 『無数のイナゴが、南米大陸を横断している』だったか」

 

 だから、嘘はつけない。

 

「おまえ、本当は、心当たりがあったんじゃあないか?」

「………………まいったなあ」

 

 あれだけの重傷で帰ってきて、街中で「ノイズと戦っていました」だなんて。

 そういうウソは言っていないとしても、誤魔化しはしたかったのだろう。

 

 死神の同類が、同族が攻めてきました、など。

 こんなことを伝えれば、俺の部下がどれだけ狼狽えるか。

 ()()()を信じて街に留まるものが、どれだけの恐怖に叩き込まれるのか。

 

 ()()()に懐いていたクリスの様子を見ても、わかりやすいものじゃないか。

 

 

 

 

237:ジョーカー?⇒“はじめ”(>>1)

 お世話になっているおじさん、アンデッドは他にもいるのを気づいた。

 やっぱ紛争地帯で武装組織のボスやる人は違うなあ。切れ者ってやつだよね。

238:名無しの装者

 おい、追い出されてはいないだろうな?

*1
特撮【仮面ライダー剣】公式設定でのジョーカーアンデッドの肉体は116㎏。なお、ジャガーの体重は45~113㎏。公式サイト「NATIONAL GEOGRAPHIC」より。




 希望を守ることは、結局、「そんなものよりも価値がある!」と愛される物語や登場人物があってこそで、そのうちのひとつになれているかは受け手のみぞ知るのでしょうし。

 自分たちは物語を描くことで、だれかの抗う力になるのだな、と、よく理解できた今日なのでした。駄作だと思おうが、受けが悪かろうが、書けばよいのだ。おのれは。

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