【世界観が】ジョーカーアンデッドに転生しました【迷子】   作:ウェットルver.2

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特殊訓練

 対生物種代表(アンデッド)特殊訓練。

 そう銘打たれた義勇軍レギオンの精鋭部隊の作戦行動は、かの生物種代表「ジョーカー」による発案により始まった。

 

 ジョーカーは語る。

 自分たち生物種代表には共通した弱点がある。

 生物種という規格(ゆえ)に、人への殺傷を意識した攻撃よりも、生物の殺傷を意識した攻撃に弱い。

 

 また、精神を持つが故に痛覚をごまかせない

 

 火炎放射器が最たる例である。生物種の差を問わず火傷を負わせる武器だからだ。

 通常兵器としては持ち運びが容易ではないが、たとえば殺虫剤のガスを引火させれば、種族の違いを問わず攻撃可能であり、日用品のみでの対処は決して不可能ではない。

 生物種代表は不死身ゆえに重度の火傷からの痛みによるショック死はしないとはいえ、その精神へ気絶や錯乱をもたらさないとは限らない。

 

 それら生物種代表対策の特殊訓練として、このジョーカーアンデッドを攻撃してほしい。自分も「訓練として」参加する。……そう提案したのである。

 

 怪物ジョーカーである少年「はじめ」の申し出に思うところがなくはない構成員が多数いたものの、少女クリスの特訓のためでもある、とボスから聞かされてからの彼らは認識を改めた。

 

 これは少年兵「はじめ」と「雪音クリス」のための訓練なのだ。

 人間のために怪物を裏切る怪物と、少年を守るために銃を掴んだ少女のためなのだ、と。

 

「うん、そうだよクリス。

 ライダー・システムは生物種代表の力と君の肉体を融合させ、一時的な合成生物にする。元の肉体ではありえない身体能力を発揮させ、軽いパンチで戦車が壊せる可能性だってある。

 この訓練は、その危険性を学んだうえで、コントロールを見失わない知恵を身につけてほしい。つまりは……特訓の時間だよ。」

「やだ!」

 

 そのはず、なのだが。

 どうにも少女クリスは乗り気ではないようである。

 少女クリスへ諭すように語りかけた少年はじめの表情など気にも留めず、いやだいやだと首をふる。

 

「イナゴってあれでしょ!?

 この前にやっつけた生物種代表(アンデッド)の、こう、……ゴキブリみたいなアレだろっ!?

 あれになってジャンプはやだ! 絶対キモいっ!」

「きもっ……!?

 バッタみたいなやつだよ? カッコイイよ!?」

「どこが!?」

 

 ……なんか、こう、

 

「かっこいいんだよ、バッタは!

 キモくなるかは融合してみるまでわからないし、とりあえずやってみよう?」

「バッタはっ! いやだッ!!」

「キモくなるかはわからないんだってば……!」

 

 ……思ったより、子供らしくて微笑ましいとしても。

 ひとりの少女がひとりの少年のために銃を手に取り、切り札を使うための訓練なのだ。

 なにやら本末転倒な感情論を振り回されたとしても、最終的には実演してもらわないと訓練にならないのだから、いずれは諦めて訓練に参加してくれることだろう。相手はまだ子供なのだし、もうしばらくは様子を伺ってみようか。

 ほっと一息をつくように、義勇軍レギオンの構成員は子供たちのじゃれ合いを見守っていた。

 

『ちょっと、クリスちゃん?

 はじめクンの変身能力ならキモくなるけど、あなたのは別に、そこまで成る必要ないのよ?』

 

 訓練場に響く、日本人女性の声。

 

「え。そうなの?」

『私を誰だと思っているのよ。

 シンフォギアの開発者、発明家。

 設計理念の第一人者、謎多き美人考古学者、櫻井了子よ?』

「……ッんどくさ」

『あれ? クリスちゃん?

 あなた今「めんどくさい」って言った?』

「言ってない」

『これでも私、偉い天才学者なんだけどなあ?』

 

 日本人女性、櫻井了子は苦笑いを隠せない。

 この小娘に私という人間の偉大さを理解できないにせよ、悪態を吐ける程度には、ひとりの成人女性として受け入れられているらしい。疑うなら騙されてみる……他ならぬ雪音クリスの言葉だ。これまでオトナとの精神的にも物理的にも距離を取っていた彼女にしては、かなり信用されたうちに入るのではないのだろうか。

 

 タメ口とは、ひとへの甘えや信頼があって初めて吐けるものだからだ。

 

『……まあ、とにかく。その道のプロが言うのよ?

 この私の想定を超えた限定解除機能の拡張なんて、そうやすやすと起こらないわよ』

「この前みたいに?」

『そうそう、この前みたいに!

 ……その「この前」が厄介なのだけれども、あれは気にしなくて良いわ』

 

 櫻井了子……いや、その身に宿る古代人の意志、亡霊の巫女「フィーネ」は動揺を隠せない。

 最初にライダー・システムを開発する際に発見した、不死生物(アンデッド)の細胞がフォニックゲインにより活動を安定化・沈静化されてしまう特異現象。

 実際にライダー・システムを運用する際に判明した、不死生物の細胞がフォニックゲインにより制御システムのリミッターを越えてパンクロッカーじみた(櫻井了子の世代的には世紀末じみた)外観へと限定解除されてしまったシンフォギアとの相互作用。 

 

 間違いない。

 フォニックゲイン……歌の力は、なんらかの理由によって不死生物の細胞に影響を与えている。

 歌と細胞になんの因果関係があるのか、一見するとわけがわからない字面だが、実は音楽と生物に関する研究そのものは都市伝説じみたものであれ有名なものがいくつかある。

 

 たとえば、英才教育の一環で胎児に音楽を聴かせる。

 たとえば、植物育成の一環で植物に音楽を聴かせる。

 たとえば、ロックのリズムは心臓の心拍(リズム)をもとにしたものである。

 たとえば、音楽を聴く脳機能から生じる脳作用はアルコール摂取時の脳作用と同じ。

 たとえば、蝙蝠は超音波を放つ、すなわち「歌う」ことで周囲の障害物を認識できる。

 たとえば、たとえば……例に挙げるだけでも、枚挙にいとまがない。

 

 音楽と生物の間には、芸能の一言では片付かない関係性がある。

 であれば、開発段階で気づくべきだった。

 

 人間から発声、発生されるフォニックゲインは。

 生物種代表の力と、なにか決定的な構成要素による密接な相互関係がある、と。

 

「……リョーコ?」

『あら、どうしたのクリスちゃん?』

「リョーコこそ、ぼーっとしてたけど……どうかしたの?」

 

 おっと、いけない。

 フィーネとしての自意識を改め、櫻井了子は微笑む。

 

『なんでもな~い!

 さあさあ、はやく実験を開始しちゃいましょう?』

「バッタはキモくないっ……。

 かっこいいんだ……かっこいいんだよっ……」

『はじめく~ん? そろそろ戻ってきて?』

「はい……」

 

 気落ちしながらも、気を取り直して少年はじめはカードを取り出す。

 スペードの5、【KICK(キック) LOCUST(ローカスト)】のラウズカード。

 それを雪音クリスへと手渡した。

 

「改めて言うね。

 このカードで何が起こるのかはわからない。

 だから、ひとつひとつ確かめていく。まずはキック力から」

「うん、わかった」

 

 クリスはカードをライダー・システムの読み込み部に差し込み、トリガーを引くことでシステムを起動させた。ベルトから投影される半透明のオーロラ、オリハルコン・ゲートを確認すると、クリスはゲートめがけて走り、通り抜ける。

 

「ん? なんか……足が軽い?」

 

 クリスは足下を見る。

 足の装甲にはアンカージョッキが組み込まれていた。

 

「リョーコさん、状態は?」

『限定解除、確認したわ。

 ライダー・システムを媒介とした、シンフォギアとの過剰相互作用を確認。

 相互作用の効果は低いようね……相互作用は今後、便宜上『融合係数』と呼ぶことにするわ。

 融合係数のパーセンテージを見る限り、脚部を中心とした軽度の癒合に留まっているわね。この融合係数の低さと偏りの原因究明は後にするものとして……クリスちゃん! 準備はいいかしら?』

「うん」

 

 少年はじめの質問に答えながら、クリスへと指示を飛ばす櫻井了子。

 

『クリスちゃん、とりあえずジャンプしてみてちょうだい?

 その♠5の生物種代表(アンデッド)にはジャンプ力がある、試して損はないわよ』

「それじゃあ、」

 

 軽く屈伸して、

 

「えいっ―――!?」

 

 思い切り飛びあがったクリスは、目を見開いた。

 

「あれ? みんなどこ、」

 

 周囲が青い。

 というか、青空しかない。

 ぐんぐんと飛んでいる感覚はある。

 

「に、行って……っ!?」

 

 まさかと思い、クリスは足下を見た。

 自分が飛び越えたものを見下ろしてしまった。

 

「えっ、あっ? ……はあっ!?」

 

 木々は緑の絨毯のよう。

 戦車を含む車両は石ころのよう。

 人影に至っては蟻よりも小さく、区別がつかない。

 

 そう、なにもかもが遠い。

 ありえないほど高く、自分が飛びあがっている。

 シンフォギアのバリア機能により温度差や気圧差に気づくのが遅れてしまっているが、すでに雪音クリスは常人であれば気絶してもおかしくないほどの急激な気圧変化が生じる高度へと瞬間的に跳躍していたのだ。

 彼女はまだ知る由もないが、シンフォギアは元より高層建築物の屋上にまで届くほどのジャンプ力を発揮することもできる。それが装者本人への身体強化にまで及ぶ生物種代表(アンデッド)の力を加えられた結果、通常時の倍以上のジャンプ力で空を飛んでしまったのだ。

 

「嘘でしょ、嘘だろオイどうなって、」

 

 ゆっくりと、

 

「え゛。」

 

 空を飛ぶ……いいや、跳ぶ感覚が失われていく。

 時間と共にジャンプ力による跳躍が力を消費し、重力に従いつつある。

 

「お、おちっ、」

 

 堕ちる。

 この高さから堕ちたら、間違いなく自分は、

 

「しっ、しっ……!?」

 

 死ぬ。

 

「たっ、すけっ、」

 

 風が、地面から、吹いてくる―――!

 

「助けてッ、はじめぇっ!」

 

 

 

「……うん。」

 

 

 

 ひゅう、と。

 柔らかな風が、私を抱きしめた。

 

 

 

 顔を上げる。

 そこには鷲の怪物がいた。

 

「はじめ?」

 

 まさかと思い、彼の腰へと手を回す。

 腰には触りなれたベルトのバックルがあった。

 

「はじめっ!」

 

 少女の声に怪物は微笑んだ。

 

 少年はじめには変身能力がある。

 怪物ジョーカーを真の姿とする彼は、ラウズカードに封印された動物の代表者、生物種代表の姿へと変身することができるのだ。その中には人間の姿も含まれている。

 

 彼は咄嗟に鷲の生物種代表に変身して飛び立ち、雪音クリスを助けたのだ。

 

『ナイスよ、はじめ君!

 シンフォギアの戦闘補助機能が生物種代表のパワーと相乗効果を起こして、クリスちゃんへの急激な身体強化と跳躍力の向上を発揮させたようね。

 そのまま地上に降りてちょうだい。さすがの私のシンフォギアでも、その高度からの落下による衝撃吸収までは想定して設計できていないの。これは調整が必要ね……腕が鳴るわ……!』

「……了解」

 

 通信からの櫻井了子の指示に従い、すこし溜息を吐いて飛び降りていく怪物はじめ。

 

「これ、『人間のための訓練』なんだけどな……」

「はじめ?」

「なんでもないよ。」

 

 亡霊(フィーネ)に毒づきながらも、少女(クリス)の問いかけをはぐらかす。

 いずれバル・ベルデ共和国を発つ怪物として。怪物はじめは認定特異災害「ノイズ」に匹敵する脅威でありながらも、その人間性により人類と敵対する道は選ばなかった。

 ある種の人間と敵対する殺戮者ではありながらも「バル・ベルデ共和国の紛争解決」という目的があってこそ、同じ目的を持つ人間との共存関係が叶うだけの災害にすぎない。

 彼のような人類へと積極的に関わる目的意識のない同族「アンデッド」と遭遇した場合、あるいはノイズと遭遇した際にコミュニケーションによる相互理解を人間に期待されても、相互理解が可能な怪物という前例を作ってしまった怪物はじめからすれば危険な期待に思えて仕方が無い。

 ある程度の責任を取る必要がある。そう考えた怪物はじめは、いつ自分がバル・ベルデ共和国を離れてもいいように、そして雪音クリスに闘う力を得てもらうために今回の特殊訓練を申し出たのである。

 

 そのいずれもが人間のため。

 

 

 

【世界観が】ジョーカーアンデッドに転生しました【迷子】6スレ目

 

24:ジョーカー?⇒“はじめ”(>>1)

 なんかリョーコさんがめっちゃ楽しんでる。

 人間をやめたリョーコさんのためじゃないんだけどなー。

 

25:名無しのアンデッド

 >>24

 うわ、あるある。

 こっちがガチで世界の危機のために動いたら、世界の危機の中心にいた女の子に「私のために……(とぅんく♡)」ってされちゃうやつ、転生者界隈だと定期的に聞きますよねー。 

 

26:名無しのアンデッド(隔離スレ担当)

>>25

 原作の世界にはない他作品の要素を持って産まれたヤツだと、だいたい黒幕やら悪役やら研究者やらの研究対象になって追われる身になるっていうね……

 

27:御嬢様ネキ(与太担当)

>>24

 クリスちゃんのためになるならいいんじゃないかしら?

 フィーネだけが強くなるわけじゃあないのでしょう?

 

28:名無しの装者

>>27

 どうせ私のことだ、面白半分で拡張したシンフォギアの機能を装者たちに有効活用されて活用法的にも思想的にも「こんなはずでは……!?」するに決まっている。気にするだけ無駄だろう。

 

29:ごはんだいすき

 翼さん!?

 

30:名無しの装者

>>29

 ここでは名無しの装者さんと呼べ!

 

31:ごはんだいすき

 はい! 名無しの装者さん!

 

32:名無しの装者

>>31

 よろしい。

 お嬢様ネキの言うとおり、やはり私のことだ、自分が持つ異端技術に関する技術力を自信満々に使いこなし、アンデッドの生物学的戦闘能力とシンフォギアの科学的戦闘能力を組み合わせて、装者を装備面でも肉体面でも強化する方向へと舵を切っている頃合いだろう。

 私の考えからすると、わざわざ「あのお方」がたから賜った人間としての人生を異種族との混ぜ物に変えてまで、つまりはアンデッドの細胞を取り込んでまで自己強化に励むつもりはあるまい。装者だけにアンデッドとの融合をさせるように仕向け、己の純潔さを守ろうとするはずだ。

 

33:色男爵ニキ(昼ドラ担当)

>>32

 ふむ、その心は?

 

34:名無しの装者

>>33

 恋する乙女だ。

 

35:ごはんだいすき

 ああ……やっぱりかぁ。

 了子さんって、そういうところがありますよね。

 オトナな感じの人なのに、意外と乙女チックっていうか……

 

36:御嬢様ネキ(与太担当)

 ってことは、フィーネとしての暗躍は原作通りの範疇ってところかしら?

 現状の問題はクリスちゃんをどう扱おうとしてくるか、くらいね。

 

37:名無しのアンデッド

>>36

 え、月を壊しちゃうやつは?

 

38:御嬢様ネキ(与太担当)

>>38

 そんなの、統制者が許すはずないじゃない。

 月を破壊すれば、月の引力を前提とした地球環境は劇的に変化する。

 ご存じかしら? 海の満ち引きは月の引力による影響なのよ? であれば、満ち引きを前提とした生態を持つ生物への悪影響が生じ、悪影響はその生物を捕食する別の生物にも悪影響を与える。

 あらゆる生物種の繁栄を決めるための生存競争に、そもそもの生物が繁栄するための生態系を根幹から破壊しかねない計画を実行に移されてしまえば、生存競争におけるゲームの公平性を欠いてしまう。

 【仮面ライダー剣】本編でどれだけ環境破壊をしても人類がお咎め無しだった理由は、月の破壊ほどの決定的なやらかしまでは実行に移さなかったからだ……そう私は解釈しているわ。

 

39:ごはんだいすき

 ほえー

 

40:御嬢様ネキ(与太担当)

>>39

 ……ごはんが食べれなくなると、おなじごはんを食べる動物たちも困る、ってことよ?

 

41:ごはんだいすき

 それはダメ! 絶対にダメ!

 かわいそうすぎます!

 

42:名無しの装者

>>41

 その解釈でいいのか、おまえは……?

 いやそうだった、おまえはそういうヤツだったな……

 

43:色男爵ニキ(昼ドラ担当)

>>38

 実際、「バトルファイトが終わらないと困るから」って動機で全人類を別の惑星にワープさせて洗脳させてでも、とにかく無理矢理にバトルファイトさせよう、って統制者が動いたことがあるからね。

 そもそもの優勝賞品である生物種の繁栄ができません、なんて惑星環境に作り替えられたら、統制者としてもたまったものではないはずだ。衛星破壊やら恒星破壊やらがまかり通ると、もはやバトルファイトには参戦する意義が失なわれてしまうからね。

 

44:名無しのアンデッド(隔離スレ担当)

>>38 >>43

 んじゃあ、そのレベルだったのかもな、原作での終わり方って……

 

45:名無しのアンデッド

 ちょっと過疎ってきましたよね、このスレ。

 せっかく鍵スレのパスワードもらってまで来てるのに、なんかもったいなくないです?

 

46:名無しのアンデッド(隔離スレ担当)

>>45

 みんながみんな暇しているわけじゃないでしょ。

 戦国してるひととか戦争中なら掲示板を見ている場合じゃないだろうし

 

47:名無しのアンデッド

>>46

 わしか? おるぞ!!

 

48:御嬢様ネキ(与太担当)

>>47

 うわいた

 

49:名無しのアンデッド

>>48

 うわいた、とはなんじゃ! うわいた、とは!

 

50:ごはんだいすき

 掲示板ってすごいですよね、戦国時代に中世ヨーロッパに、並行世界の私達の世界……これが転生したひとたちの日常なんだ……!

 

51:名無しのアンデッド

>>50

 やめて そのキラキラした目で わしを見ないで

 

52:名無しの装者

>>50

 ふふふ……ごはんだいすき殿、ここにグランギョニルがあるだろう?

 

53:名無しのアンデッド(隔離スレ担当)

>>52

 やめれ! それシンフォギアの世界観だけで多重クロスを引き起こせるオーロラカーテンばりのとんでも兵器じゃねえか! 「そういう世界線」を増やすな馬鹿!!!

 

54:名無しの装者

>>53

 冗談だ

 

55:ジョーカー?⇒“はじめ”(>>1)

 特殊訓練なう。

 めっちゃ弾丸が当たって痛い、っていうか痒い。

 火炎放射使えよって最初に言ったのに、まず威嚇射撃から入ろうってことなのか、どういう相手なのかを判別するためにやろうって意味なのか、どうもマニュアルで銃撃戦を最初にやることを決めていたっぽい。でも特殊訓練のなにが特殊なのかを思い出してほしい……!

 

56:名無しのアンデッド(隔離スレ担当)

>>55

 その特殊訓練中に当の怪人は掲示板に文字打ちながら「かゆい」である

 

57:色男爵ニキ(昼ドラ担当)

>>55

 これだからアンデッドは厄介なんだよなあ。

 ただでさえ不老不死なのに肉体が頑丈、そのくせ熱とか冷気とか電気とか風の影響はしっかり受けるから、ぱっと見た感じは質量兵器が通じそうに見えるっていう人間の認知が誤解させる生物らしさがあるし。

 切っても死なずに増えるプラナリアの不死身っぷりみたいなもんだよ、それ?

 とりあえず「不老不死だろうと生物は蛋白質の塊だ」って憶えておこかないとちょくちょくなんで属性攻撃やら熱い鉄板やらが通用するのかを忘れそうになるよ。

 

58:ジョーカー?⇒“はじめ”(>>1)

 特殊訓練なう。

 クリスが歌いながら弾丸ぶっぱなしてくる。こっちは痛い。

 心理的に痛いのもあるけど、こう、なんか物理的にも普通に痛い。

 

59:名無しの装者

 ふむ、やはり音楽と細胞の関係性は私の予想通りかもしれんな

 

60:ごはんだいすき

 わかったんですか名無しの装者さん!

 

61:名無しの装者

 さて、そろそろ答え合わせといこうか。

 その昔、遺伝子情報を音符に置き換えて楽譜に記してみる、「遺伝子音楽」という実験があってだな。実際に遺伝子情報を楽譜を書き記してみると、そこには本当にDNAの塩基配列の構成原理と音楽の音符の構成原理には同一性が見られたという。 

 元より【戦姫絶唱シンフォギア】の世界における我らが創造主……正式名称はあるが、とりあえずは創造主とだけ掲示板に書かせてもらおう、創造主が生み出した人類にはフォニックゲインを生成する能力がある。

 ある並行世界では人間の命を原動力とする神代の兵器が存在していたように、聖遺物を含めた異端技術と人間との間にはフォニックゲイン、または命との密接な関係が見られる。

 これを「生物の遺伝子情報=音楽≒フォニックゲイン」と解釈した場合、人間の遺伝子情報および命はフォニックゲインを生成する音楽そのもの、またはフォニックゲインは人類の力そのものとも解釈できる。

 

 すなわち!

 人類種の力であるフォニックゲインを得た弾丸は、生存競争の相手である生物種たるアンデッドに通用する弾丸となる、遺伝子情報(楽譜)が異なるものへの攻撃手段になるのだ!

 

62:ごはんだいすき

 翼先生、話が全然わかりません!!!

 

63:御嬢様ネキ(与太担当)

>>62

 演歌とロックが噛み合わないようなものよ。

 そのへんの音楽性の違い(遺伝子の違い)が、そのままダメージになる感じよ。

 

64:名無しのアンデッド

 あれ、思ったよりもベストマッチな理由じゃった!?

 

65:名無しのアンデッド

>>61

 はー、なるほど。

 確かに【仮面ライダー剣】って生物学系のエセ科学やら錬金術やらのネタをけっこう拾ってますからねぇ、シンフォギア側も「胎児は性分化前は女性体である」あたりのマニアックな知識を「生物としての完全な姿は女性体である」って扱いで拾ってるっぽいところがありますし。

 そのへんを踏まえると遺伝子音楽がシンフォギアの元ネタにあるのもおかしくないかも……?

 

66:御嬢様ネキ(与太担当)

>>61

 音楽ゥ! 遺伝子学ゥ! ベストマァ~~ッチ!

 奏でるバイオテクノロジー、音楽遺伝子学ゥ! イエーイ!!

 

67:ジョーカー?⇒“はじめ”(>>1)

 まってまって情報量が多い痛い情報がおお痛い!!! あつい!!

 

68:色男爵ニキ(昼ドラ担当)

 はじめニキ頑張れ、フィーネキの理論上では多分人間態に戻った方が強いけどそれ我慢せずにやるとクリスちゃんや傭兵のみんなのメンタルがお通夜な感じになるからマジで怪人態のままで頑張るんだ、あくまで訓練だからセーフ! セーフ!

 

69:御嬢様ネキ(与太担当)

>>67

 がんばれ♡ がんばれ♡

 

70:ごはんだいすき

 なんか訓練を思い出しますね、翼さん!

 

71:名無しの装者

>>70

 伯父上はその……伯父上だから……。

 あと名無しの装者さんだ。

 

72:ジョーカー?⇒“はじめ”(>>1)

 あづい!!!

 

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