IS×Devil May Cry (仮)   作:伊丹

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初投稿になります。

読んでいただけると幸いです。


STAGE-00 プロローグ

 深夜のとある埠頭

 

一人の青年が、埠頭に立ち尽くしていた。

 

青年、と言うには顔に幼さがある。せいぜい14~5歳の少年だ。その少年は黒を基調とし銀の刺繍で彩られたコートを羽織り、背中には巨大な片刃の剣を背負っていた。 

 

「ガセネタを掴まされたか、って事か・・・・・」

 

そう呟きながら、煌びやかな銀髪を掻き上げる。そして嘆息すると、雲ひとつない夜空の月を仰いだ。

 

彼がここに来た理由は、彼の標的がこの埠頭を根城にしているという情報を得てここに来た。

 

だが、来てみるとそこには標的の気配が無かった。

 

「それとも・・・俺達が来ることを知って逃げたのか?・・・そうなると少しは頭が回る"悪魔"のようだな」

 

そう、彼の標的は鳥や獣ではない。ましてや人でもない。

 

それは本来この世界にはいてはならない、しかし時折この世界に入り込む異形の存在。

 

 

 

人はそれを"悪魔"と呼ぶ。

 

 

 

そして彼―――織斑一夏はそんな悪魔達を狩る存在。デビルハンターである。

 

「スコール達の方はどうかな?」

 

一夏は右耳に付けてインカムで彼女兼パートナーであるスコールとオータムに連絡を取ろうとしたその時。

 

一夏にめがけて何かがもの凄い勢いで投げ込まれた。

 

一夏は咄嗟にバックステップで後ろに下がり回避する。その直後さっきまで一夏が居た場所に何かが突き刺さりその衝撃で小さいクレーターが出来ていた。

 

「・・・・危ねぇな。何が飛んできたんだ?」

 

一夏はクレーターを見ると、そこに突き刺さってきたのは巨大な槍だった。

 

「槍?」

 

一夏は槍に近づこうとするが、向かいから何かが近づく気配を感じた。

 

その方向を向くと鎧を着込み左手に巨大な盾を持った騎士のような奴だった。すると騎士は突き刺さっていた槍を右手で引っこ抜き俺の方を向く。

 

「おいおい、槍投げの練習ならもっと広い所に行きな。ここでやってたんじゃ誰かに当たっちまうだろ?」

 

そんな一夏の軽口を無視して騎士は槍を構え突撃する。

 

「問答無用かよ!」

 

一夏は槍をかわしながら槍を蹴り上げ、背中から魔剣アベンジャーを抜き横薙ぎを叩き込む。だがその一撃は盾で防がれ大きく弾かれた。

 

「・・・・結構硬いな」

 

大きく仰け反った一夏に槍の突きが飛んでくるが、槍の攻撃は直線的なので回避しやすい。もう一度身をかわし斬り込んだ。しかしまたしても騎士の巨大な盾に阻まれてしまう。

 

(槍の方は大したことはないけど、あの盾は厄介だな・・・・ん?)

 

一夏は騎士の盾を凝視すると盾に亀裂が入ってるのに気付いた。

 

(狙ってみるか・・・!)

 

一夏はアベンジャーを騎士に向けて投擲する。騎士は盾で防ごうとする。だが、それが一夏の狙いであった。アベンジャーは正確に盾の亀裂に当たり盾を砕いた。

 

砕いたのと同時に一夏は愛用の二丁拳銃ハティー&スコルを引き抜き、騎士に照準を合わせる。

 

「Jack Pot!(大当たり!)」

 

そう言うやいなや、一夏は凄まじい速さで幾度となく銃のトリガーを引いた。即座に銃口から矢継ぎ早に撃ち出された十数発の銃弾は、騎士の鎧に撃った銃弾の数と同じ数の大穴を穿ち、吹っ飛ばした。騎士は地面に叩きつけられ、鎧が四散した。

 

一夏は騎士に近寄ってみたが、そこには騎士の鎧だけしかなく中に入っていたであろうと思われた奴はいなかった。

 

散らばっていた鎧の各部から、青白い光のようなものが立ち昇って消えた。

 

「鎧に悪魔が取り憑いていた、って事か・・・・?」

 

"確かそんな悪魔いたなあ"、っと一夏は考えていると。

 

「一夏!無事なの!」

 

「一夏!怪我はないかっ!」

 

一夏の背後から二人の女性が駆け寄ってきた。

 

一人は豊かな金髪で背が高く、胸を強調した赤いドレスを着て赤いヒールを履いている女性。腰には鞭を携えている。

 

もう一人はオレンジ色の長い髪に黒いタンクトップに膝丈の短いジーパンを着た女性で、背中には巨大な銃器を背負い、腰に2本の湾刀を携えている。

 

金髪の女性の名はスコール。

 

オレンジ色の髪の女性はオータム。

 

二人は仕事仲間であり、一夏の彼女でもある。

 

「ああ、こっちは平気だ。そっちはどうだった?」

 

「ええ、こっちも悪魔達と一戦交えてきたけど」

 

「でも雑魚ばっかだったな。ま、私とスコールに掛かればどうってことないけどな」

 

「そっか。じゃあ、仕事はこれで終りだな」

 

「そうね。帰りましょう」

 

スコールは一夏の右腕に抱きつき、その豊満の胸を押し付ける。

 

「・・・スコール。胸、当たっているんだけど」

 

「当ててるのよ♪」

 

そう言うと、スコールは更に強く一夏に抱きつく。

 

「おい!スコール、抜け駆けなんなよ!」

 

「あら、だったら反対が空いているわよ」

 

スコールは一夏の左腕を指差す。

 

「なら、私も・・・!」

 

オータムは一夏の左腕に抱きつき、スコールと同じように胸を押し付ける。

 

「オータムまで・・・・」

 

「なんだよ、嬉しくないのかよ」

 

「いや、嬉しいけど」

 

「だろ♪」

 

嬉しそうにオータムは言う。

 

「・・・そろそろ行きましょう、一夏」

 

二人のやり取りを見て少し不機嫌になったスコールは一夏の手を引いて歩き始める。

 

「ちょっと、スコール!歩きづらいから引っ張らないでくれ!」

 

そんな一夏の声を無視して、スコールは埠頭から出て行く。一夏はスコールに手を引っ張られているため足がもつれそうになる。

 

「おい!二人とも待てよ!」

 

オータムも二人を追い埠頭から出て行った。

 

 

 

 

そんな三人の行動を空から見ていた者がいた。

 

それは先ほど一夏が倒した騎士と同じ騎士であった。

 

騎士は三人が埠頭から出て行ったのを確認すると何処かへ飛んでいった。

 

 

 

 

 

 

 

 




いかがだったでしょうか?

こんな駄文ですが、完結できるよう頑張って行きたいと思います。

次の流れとしては、プロローグをもう一話出してから原作突入となります。

感想お願いします。(ただし、批判するだけは止めて下さい)

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