ここのところ暑くて頭が回らないものですからかなり四苦八苦し時間も掛かりました。
そのせいで構成が変かと思います。
タイトルも苦し紛れで考えたもので変かと思います。
出来が良いか正直不安です。
翌朝 一年一組。
「おはよう、みんな」
一夏はクラスメイトに挨拶して教室に入り、自分の席に着く。
「あっ、一夏君おはよー。ねえ聞いた、隣の二組に転校生が来るらしいよ」
席に着くなり、一夏はクラスの中で仲の良いメンツの一人である"相川清香"に話しかけられる。
「こんな時期にか?清香、それ本当か?」
「うん、なんでも中国の代表候補生らしいよ」
「中国ねえ・・・・」
中国と聞いて一人の少女を思い出す。
(いや、まさかな・・・・)
考えすぎだなと、一夏は思う。
「あら、わたくしの存在を今更ながらに危ぶんでの転入かしら?」
その話を聞いたセシリアは、腰に手を当てるポーズをする。
「セシリア、慢心は良くないぞ」
一夏はセシリアを諌める。
「す、すいません。一夏さん・・・・」
セシリアは俯いて謝った。
「慢心は自分の身を滅ぼす事になるからな。お前も身をもって思い知っただら。でないと・・・・アイツようになるぞ」
一夏は親指を立てある方を指す。指した方向を見ると一夏達を睨んでいる秋斗がいた。
入学してから一週間以上が経つが、これまでの問題行動や人を見下した言動、二日前の代表決定戦での呆気ない戦いぶりが原因で秋斗の周りには人がいない。
「・・・確かに、あのようにはなりたくはありませんわ」
「だろ。だから今度は気を付けろよ」
一夏はセシリアの肩をポンと叩く。
「はい!一夏さん!」
セシリアは良い返事をする。
「今の一年で兄さんとまともに戦えるのって私と簪ぐらいよね?だったら決勝までは楽勝ね」
「決勝はいっち~とかんちゃんで決まりだね~」
「一夏君なら誰にも負けないよ」
「対抗戦がんばってね。デザートのフリーパスのために!」
「今のところ、専用機を持っているクラス代表って一組と四組だけだから楽勝だよ」
マドカ・本音・夜竹さゆか・谷本癒子・鷹月静寐がそう話す。
「まあ、期待に添えるように頑張るさ」
一夏はそう返事する。
すると・・・・
「その情報、古いよ!」
声がする方向を一同は向く。そこにいたのは・・・・
「二組も専用機持ちがクラス代表になったの。そう簡単には優勝できないよ」
腕を組みながら、ドアの前に立っている鳳鈴音がいた。
「・・・鈴?お前か?」
「鈴なの?」
「お~、リンリンだ~」
「リンリン言うなっ!!」
"リンリン"と聞いて、うがーーーっ!!となる鈴。だが本音は軽く受け流す。
「鈴、あなたは何をしにきたの?」
「あ、そうだった」
マドカに何をしにきたのかと聞かれ、鈴は気を取り直して宣言する。
「コホン、中国代表候補生、鳳鈴音!今日は宣戦布告に来たってわけ!!」
一夏に向けてビシッ!と指を指し、堂々と宣言する鈴。そんなキメ顔をする鈴を見て一夏とマドカ、本音は苦笑する。
「な、何よ!」
三人が苦笑しているのを見た鈴は顔を赤くする。
「悪い・・・ははは!お前が格好付けてるのって、ぜんぜん似合ってなくって」
「な、何てこと言うのよアンタは!」
「その口調の方が似合っているわよ鈴」
「格好付けた言い方ってリンリンには似合わないよ~」
「だからリンリン言うなー!!」
そんなやり取りをしている・・・・
「さっきからギャーギャーうるさいんだよ!この暴力女!!耳障りだ!!」
秋斗が喚き散らしながら、一夏達のところに来る。
「あら、誰かと思えば自称天才君(笑)の秋斗じゃない」
「なっ!?この僕を馬鹿にするのか!!暴力女!」
秋斗は鈴に食って掛かる。
「聞いたわよ。アンタ二日前のクラス代表決定戦で一夏に瞬殺にされたって」
「あれは、あの出来損ないが僕の白式に何か細工して機体性能が発揮出来なかっただけだ!じゃなきゃ僕はあんな出来損ないに負けるわけがない!!」
秋斗は負けた理由を一夏が何か細工したと決め付け自分の負けを認めようとはしなかった。
「ふん!負けた挙句にそうやって自分の負けを認めようとしないなんて・・・・そう言うの"負け犬の遠吠え"って言うのよ」
「僕が負け犬だと!!」
「そうやってキャンキャン喚き散らしてる様はまさにそうね」
鈴は"やれやれ"と仕草を取る。
「このぉぉ・・・調子に乗るな!!暴力女が!!!」
鈴に負け犬呼ばわりされた事にキレた秋斗は鈴に殴り掛かる。だが・・・・
「やめろ」
鈴を殴ろうとする秋斗の右腕を一夏は掴み、入学初日と同じようにアームロックを極める。
「う、腕がぁぁぁ、ぐぎゃぁぁぁぁ!!!」
一夏は前回より強くアームロックを極め、秋斗を動けなくする。
「鈴、大丈夫か?」
「うん、平気よ。ありがと一夏」
「どういたしまして。そろそろHRの時間になるから昼休みに食堂で話さないか?」
「そうね、じゃあ昼休みにね。マドカも本音も昼休みにね」
そう言って鈴は一夏達に手を振って教室を出る。すると、ドアの前で千冬と鉢合わせになる。
「鳳、お前か」
「あ、千冬さん。お久しぶりです」
ペチン
千冬は手に持っていた出席簿で鈴の頭を軽く叩く。
「学園では織斑先生と呼べ。早く自分のクラスに戻れ」
「は、はい。失礼します」
鈴は自分の教室に戻っていった。
「ところで織斑兄。お前は何をやっている?」
「この馬鹿が鈴に殴り掛かろうとしたからそれを止めるために取り押さえています」
「そうか」
千冬は秋斗に近づき・・・・
バッシィィィィィィンンン!!!
出席簿を先程の鈴とは比べ物にならないほどの威力で秋斗の頭を叩く。
「ぐぎゃぁあ!!!」
叩かれた衝撃で秋斗は気絶する。
・・・何故だか入学初日をリプレイしているのではないかと思うこのシチュエーション。
「織斑兄。悪いがこの馬鹿を席まで運んでくれ」
「了解です」
一夏は秋斗の首根っこを掴んで持ち上げ無造作に放り投げる。すると見事に秋斗は席に収まり、机に突っ伏した状態になる。そして一夏は席に着く。
「ご苦労。では、HRを始める」
千冬がそう言うと皆席に着き、HRが始まった。
因みに秋斗は今日一日中気絶していたと言う。
そして昼休み、食堂。
「待ってたわよ!一夏」
鈴はラーメンのトレイを持ち一夏達の前に立ち塞がった。
因みに一夏が連れているメンツはマドカ・本音・簪・セシリア・清香ら数名。
「本当に鈴だったんだ」
「あ、簪。久しぶりね」
「久しぶりね、鈴。いつこっちに?」
「昨日の夜にこっちに着いたのよ」
「鈴、とりあえずどっか座って話そうか。ここじゃ通行の邪魔になるからな」
「そうね・・・。あ、あそこが空いているから私が席を取っておくわよ。アンタ達は早くお昼を取りに行きなさい」
鈴はそう言い、席へ向かう。そして一夏達は料理を取りに行き、そして鈴が確保した席に座った。
なお配置としては・・・一夏、鈴、マドカ、簪、本音が一つのテーブルを使い、セシリアと清香達は隣のテーブルを使っている。
「それにしてもまたこのメンバーで昼飯食う事ができるなんてなあ」
「ここに弾達でもいたらそうね」」
「でも鈴、日本に戻ったのなら連絡の一つでも寄越してよね」
「本当、突然だからびっくりしたよ」
「驚かせようかと思ってね」
「でも~あの格好付けた言い方はぜ~んぜんだったけどね~」
「それを言うなー!」
一夏達が楽しげに話しているとセシリア達が話し掛けてくる。
「あの、一夏さん。そろそろこちらの方を紹介して欲しいのですけど」
「ねえ、一夏君。その子と結構親しそうだけど」
「まさか、付き合っているとか!?」
"付き合っている"と単語を聞いて鈴は顔を赤くする。
「べ、別に付き合っているわけじゃあ・・・」
「ああ、そうだぞ。鈴とはただの幼馴染だ」
一夏がそう言うと鈴は一夏を睨みつける。
「ん?どうした?」
「何でもないわよ!」
"ふん!"と鈴はそっぽを向く。
「幼馴染・・・ですか?」
「そう。俺達が小四の頃に転校してきてからの幼馴染でな、中二の終わり頃まで一緒に居たんだ」
「そうだったんですか」
セシリアはそれを聞いて納得する。
「一夏、そこの金髪のお嬢様は誰なの?」
「ああ、彼女はセシリア・オルコット。同じクラスメイトでイギリスの代表候補生だ」
「ふーん。そうなんだ」
そう言って鈴はセシリアに向けて手を差し出し自己紹介する。
「はじめまして。あたしは鳳鈴音。鈴でいいわよ。よろしくね、オルコットさん」
セシリアは鈴の手を取り握手をし、自分も自己紹介する。
「ええ、こちらこそよろしく。わたくしはセシリア・オルコット。セシリアと呼んでください。鈴さん」
こうして二人はにこやかに挨拶を交わしたのであった。
だが、内心では・・・
(・・・セシリアは一夏に惚れているわね。あぁ~もう!ただでさえマドカや刀奈さんと言ったライバルが多いのにここにきてまた増えるなんて・・・絶対負けない!)
(まさか楯無さん達以外にも幼馴染がいるなんて聞いてませんわ!でも絶対に一夏さんをものにしてみますわ!)
・・・何故だろう。目線を二人の間に火花がバチバチと散っているように見える。
その後、鈴は清香達とも挨拶を交わし、楽しく話していると・・・
「随分と楽しそうに話しているな、一夏」
一夏達は声がした方を向く。
そこにいたのは千冬だった。
「千冬姉もこれからお昼?」
「ああ、一緒にいいか?」
「いいよ」
千冬は一夏の隣に座る。
「なんで兄さんの隣なの?・・・姉さん」
マドカは少しジト目になって千冬を睨む。
「良いではないか。空いていたしな」
千冬はそう言い受け流す。
そんな二人のやり取りを聞いた周りの女子達は「まさか姉妹で一夏君の奪い合い!?」などと言い騒ぎ始める。
「二人とも相変わらずねぇ・・・」
鈴は二人を見て呆れている。
その後、千冬を交えた一夏達は話しながら昼食を取った。
すると、千冬が不意に・・・
「一夏。今日の放課後、私と楯無と一緒に学園長室に来てくれ」
「学園長室に?」
「そうだ。学園長が話したい事があるようだ」
「わかった」
一夏は千冬の頼み事を承諾する。
「一夏、アンタ何かやらかしたの?」
鈴がそう尋ねてくる。
「さあね。特に何もないはずだけどな」
一夏はそうはぐらかすのだった。
(今度はどんな依頼なんだ・・・)
一夏は内心ではそう考えていた。
放課後 学園長室前
「「「失礼します」」」
一夏、千冬、刀奈はドアを開け学園長室に入った。
「ああ、三人とも。来ましたか」
一夏達を出迎えたのは、総白髪で穏やかな顔をした初老の男性だった。
男性の名は"轡木十蔵"
普段は学園の用務員として仕事をしているが、裏の顔はこのIS学園を実質的に運営している学園長である。
なお、表向きは彼の妻が学園長を務めている。
「十蔵さん、今日は何ですか?仕事の依頼でも」
「一夏くん、今回はそうではないんですよ。実は君に合わせたい人がいましてね」
「俺に?」
「ほら、あそこに」
十蔵が指差す方向にはソファーに腰掛け、ヘッドホンで音楽を聴いているネロがそこにいた。
「お前・・・ネロか?」
ネロは一夏に気付いたらしく、ヘッドホンを取り・・・
「よう一夏!久しぶりだな」
一夏に向かって挨拶するのであった。
如何だったでしょうか?
ネロの出番これだけですいません!
暑さで頭が煮立ってしまい構成がうまく纏まらない状況です。
予定ではあと一二話で一夏とネロの大暴れ回を書く予定です。時系列的にクラス対抗戦の時ですかね・・・
これから某聖人漫画家のようにネタを考えるため押入れに篭って瞑想しようかと思います。
それでは!
感想、誤字脱字報告又はアドバイスがありましたらお願いします。(ただし、批判するだけは止めて下さい)
See you again