押入れに篭って瞑想してもアイディアが出ず、時間が無駄に過ぎました。やはり、あの某聖人漫画家のようにはいきませんでした。
只今絶賛ネタ不足です。
そのせいかサブタイトルが安直です。
ネロとの再会から数日後
放課後 第七アリーナ
今現在、一夏はダーク・ナイトをナターシャは銀の福音(シルバリオ・ゴスペル)を展開して対峙していた。
このアリーナは校舎から一番遠い場所にあるためか、ほとんどの生徒は立ち入らず、かといって学園行事で使われないので、今は一夏達の貸切状態である。
「一夏くん、準備は良い?」
「いつでもいけるよ。ナタル」
『一夏君。今回あなたは攻撃せず、制限時間までひたすら回避に専念する事。いいわね』
ISスーツ姿の刀奈が一夏に今回の特訓の説明をする。
「了解です。刀奈さん、合図お願いします」
『わかったわ。それでは・・・・始め!!』
刀奈の合図と同時に一夏とナターシャは一気にアリーナ上空へ飛ぶ。
上昇した二人は距離を取るため互いに後ろに下がる。
「いくわよ!」
ナターシャは福音のマルチウィングスラスター『シルバーベル』の各部を展開し、全36の砲門からエネルギー光弾を撃ち出す。
「・・・・TRICKSTER」
光弾が撃たれた瞬間、一夏がそう呟くと、ダーク・ナイトの白のラインが黄色のラインに変わる。
変わり終わった瞬間、一夏は回避行動に出た。
TRICKSTERはダーク・ナイトの高速機動戦特化スタイル。その機動性能は各国で開発中の第三世代ISを遥かに上回り、一夏がその気になれば瞬間移動を可能とする。
一夏はその超高速機動を駆使して迫り来る光弾を全て回避する。
ナターシャも負けじと光弾を連射し光弾の雨を降らせる。一夏はそれをものともせず、光弾の雨の中を掻い潜る。
攻撃と回避が数分続いた頃、ナターシャが仕掛けた。
同じように光弾を一夏目掛けて撃ち出す。
一夏も先程と同じように光弾を避けたその時、一夏が避けた光弾の一発が突如爆発した。
この爆発による爆風で一夏は体勢を崩される。
この一発を皮切りに一夏の周囲にある光弾が時間差で爆発し、一夏は爆発に巻き込まれた。
シルバーベルには操縦者の任意のタイミングで光弾を爆発させる事ができる能力が備わっている。
ただのISならばあの爆発でSEが0になり行動不能になる。
だが・・・
「さすがに今のは危なかったぜ・・・」
無傷の一夏がナターシャの頭上にいた。
一夏は爆発に巻き込まれる寸前にTRICKSTER時に使える技『エアトリック』で瞬間移動し回避したのである。
「まだよ!」
福音の両手にショートブレード二本を展開し、一夏に切り掛かろうとするナターシャであったが・・・・
『二人とも、タイムアップよ』
刀奈の声でナターシャは止まる。そしてウィンドウに表示された制限時間を確認するとカウンターが0になっていた。
一夏も時間を確認し、ダーク・ナイトの形態を元に戻した。
「あの爆発を回避するなんてさすがね、一夏くん」
ナターシャは地上に降り、福音を解除する。
「いや、エアトリックが少しでも遅れていたらやられていたよ」
一夏も地上に降り、ダーク・ナイトを解除する。
「ナタル、シルバーベルにあんな能力あったっけ?」
「あれは最近出来るようになったのよ。特訓成果ってわけ」
「特訓?」
「ええ、あなたの背中を守れるために、ね」
そう言われると一夏は顔が赤くなり、ナターシャから視線を逸らすため、顔を横へ向ける。
「あれ~?どうしたのかな~、顔赤いわよ~、もしかして照れてるの?一夏くん」
「そ、そうだよ。・・・悪いかよ////」
それを聞いてナターシャはクスクスと笑う。
「かわいいわね・・・・ねぇ、一夏くん」
「なんだよナt・・・むぐっ!?」
一夏が振り向こうとした時、ナターシャが両手を伸ばしてガッチリと一夏の顔を掴むと強引に自分の顔の近くまで寄せると、一夏にキスをする。しかもディープのほうを。
「・・・・ちゅっ・・・むぅ・・・ぷはっ・・・ふふふ、ごちそうさま」
「い、いきなり何を///」
「かわいくってつい、ね♪」
「ナ、ナタル//////」
顔を真っ赤にする一夏。すると・・・
「ナ、ナターシャさん!何しているのよ!?」
刀奈が割って入ってきた。
「あら?あなたもしたいならすればいいじゃない?私のように」
そう言ってナターシャは再び一夏にディープキスをする。しかも、刀奈に見せ付けるように・・・
「・・・だったら私も!」
刀奈は一夏をナターシャから強引に引き剥がし、一夏に飛びつき押し倒す。
そして倒れた一夏にキスをする。しかも、ナターシャと同じくディープキスを。
「んむっ・・・・ちゅっ・・・ん・・・ぷはっ・・・一夏君、私のほうが上手いでしょ?」
蕩けた表情で一夏を見つめる刀奈だったが、ナターシャが割って入ってくる。
「すればいいとは言ったけど、横から割り込まないでくれるかしら!」
するとナターシャは刀奈を押しのけて、倒れている一夏に近付けキスしようとしたのだが・・・
「ちょっと!まだ私がしてる途中よ!」
刀奈がそれを阻む。
「それを言うなら私もまだ途中よ!」
阻む刀奈をナターシャは払いのけようとする。
「煽っておいてそういう事言うの!あなたは既に一回しているんだからいいでしょ!」
刀奈も負けじと抵抗する。
一夏は倒れている自分の上で組んず解れつのキャットファイトをしている二人をただ眺めているしか出来なかった。
もし、ここで一夏が止めに入ったら二人に何をさせられるか・・・・二人に襲われるだろう、確実に。
しばらく、特訓そっち抜けで刀奈とナターシャは一夏の取り合いをしていると・・・・・
「おーおー、お熱いねぇ~三人とも」
三人は声のする方を向くと、観客席にネロがいた。
「ネロ!お、お前いつから!?」
「そうだな・・・・金髪の姉ちゃんがお前にディープキスかましてた辺りかな」
「「「///////!?!?」」」
「いや~、まさかお前がこれほどモテるとはな。まさにハーレムってヤツだな」
一夏とナターシャと刀奈は顔を真っ赤にし、それを見たネロはニヤニヤと笑っている。
「そ、そんなことよりお前仕事はどうしたんだよ!」
「仕事は終わったからな。で、適当にぶらぶらしてたらお前が飛んでいるのを見えてな。ここに来たってわけだ」
ネロは現在このIS学園を拠点にして日本に潜伏してる魔剣教団の残党の情報を集めながら一夏達と共にデビルハンターとして活動してる。
だが、基本夜の活動なので、昼間は学園の用務員として勤務している。
「なあ一夏。この後も特訓するのか?」
「ああ、まだするつもりだげど」
「どうだ一夏、久しぶりに手合わせしないか?」
一夏は少し考え、
「いいぜ、やってやろうじゃないか」
一夏がそう言うと、ネロは左手にアタッシュケースを持ってアリーナ内に入る。
「二人とも、危ないから観客席に居てくれ」
一夏は刀奈とナターシャを退避させる。
「今回は剣だけの手合わせだ。剣以外の攻撃は禁止、それとイクシードもだ。それでいいな?」
一夏はアベンジャーを手に持つ。
「All right(いいぜ)」
そう言ってネロはケースから愛用の剣"レッドクイーン"を手にする。
二人はアリーナの中央まで移動して、それぞれの剣を構える。
「いくぞ!ネロ!!」
「Ha!Come on!!(来いよ!!)」
二人は地面を滑るようにダッシュして間合いを詰め、互いに『ストリーク』を炸裂させるのであった。
「はぁ・・・はぁ・・・やっぱまだ勝てないか~」
一夏は大の字になって倒れている。
「ぜぇ・・・ぜぇ・・・そう簡単に負けてやるかよ」
ネロは倒れてはいないが、地面に座り込んでいる。
結果から言えば一夏の負け。
開始してしばらくは互角の戦いをしていた。
だが、圧倒的パワーを誇るネロに徐々に押されていった。一夏も何とか喰らい付いていたが力及ばず負けてしまった。
「にしても一夏、また腕上げたな」
「そっちこそ、前よりも強くなっているじゃないか」
「まあな。あのオッサンに一泡吹かせたいからな」
「だけど、ダンテは俺達の遥か斜め上を行くからな・・・・」
一夏がそう言った後、少しの間が空き、
「・・・・俺達がダンテに一泡吹かせられるのっていつになるんだろうな・・・・・」
「いつになるんだろうな・・・・」
"はぁ~"と溜息し、空を仰ぎ見る二人。
仮に二人が今よりも強くなり、万全の状態で臨んでも・・・・
『Ha-ha!掛かって来いよ、坊やども!』
などと余裕綽々でネロと一夏を軽くあしらうのが目に浮かぶ。
あの常識が一切通用しない規格外のバグキャラと言ってもいいダンテに一泡吹かせることが出来るのは一体いつの事になるやら・・・・
「さて、今日はこれくらいにしておくか」
そう言って、ネロは立ち上がる。
「何だよネロ、勝ち逃げする気か」
「これ以上やると、あの二人が心配するだろ?」
一夏はネロが指差す方を見ると、観客席で
一夏を心配そうに見つめている刀奈とナターシャの姿が見えた。
かなり凄まじい手合わせだったので、二人が一夏を心配するのも無理はない。
「・・・たしかに、これ以上はできないな」
「だろ?またの機会にしようぜ。じゃあな」
ネロはレッドクイーンを担いでアリーナから立ち去った。
その後、刀奈との特訓をしたのだが、
終わった後に一夏は二人に捕まってシャワー室に連れ込まれた。
後で理由を聞くと、ネロとの一戦を見て心配させられたからとの事。
翌日
今月末に行われるクラス対抗戦の組み合わせが発表された。
だが、そこには予想外の人物の名前があった。
第一試合
四組 更識簪 対 特別枠 倉持秋斗
如何だったでしょうか。
次回は簪がクズ弟を蹂躙する予定です。
感想又は誤字報告、アドバイスありましたらお願いします。(ただし、批判するだけは止めて下さい)
See you again