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生徒会室
クラス代表決定戦が終わり、一夏達は生徒室に場所を移し、
「さて束。話してもらおうか」
千冬が話を切り出す。
「まあまあ、今話すからそう慌てない」
急かす千冬を束は落ち着かせて話し始める。
「ダーク・ナイトはISの技術と魔界の技術が融合した機体なんだよ。まあ、どちらかと言うと"魔具"に分類されるけどね」
「「「「「「「「「魔具!?」」」」」」」」」
束の言った事に一夏以外は驚いた。
「だが束、どうして魔具なんかに?」
「最初はね、私一人で作っていたんだけど進んでいく内にあるとんでもない壁にぶつかってね」
「壁?」
「そう、ISだけで作ると今のいっくんの能力を半分も引き出せないんだよ」
「お前でもどうにかならなかったのか?」
「それが私でもお手上げだったんだよね。いっくんの能力が規格外すぎるから、下手な機体にするとすぐにスクラップになっちゃうよ」
「・・・何か、申し訳ない気が」
一夏はなぜだか申し訳ない気分になる。
「そこで、前にいっくんに紹介してもらった"マーくん"に相談したら鎧型の魔具を譲ってくれてね」
「マーくん?・・・・ああ、あいつか」
束が言うマーくんとは、本名"マクシミリアン"。魔界随一の銃工(ガンスミス)と言われる悪魔。
元は魔界で魔銃や魔具を作っていたのだが、今魔界は群雄割拠時代の真っ只中にあり泥沼の様相を呈していた。彼はそんな魔界に嫌気が差し人間界にやってきた。
この世界にやってきて人間相手に商売をしていたのだが、ある時魔界の覇権を争っている一勢力の悪魔達に狙われ危うく殺されそうになった事があった。
この時、偶然にダンテと一夏に彼は助けられ、それ以来三人は友人関係を持つようになった。
因みに一夏が持つハティー&スコルはマクシミリアンがダンテが持つエボリー&アイボリーを元に一夏用に作り上げた彼の作品である。
「それで鎧型魔具を貰ったはいいんだけど私じゃ魔具は扱いきれなかったからマーくんに手伝ってもらって一緒にダーク・ナイトを完成させたんだよ」
「天災と魔界の銃工との合同合作っていうわけね」
ナターシャはそう納得する。
「あの束さん、このダーク・ナイトは何か特別な装備があるんですか?」
簪はこう質問する。魔具に分類されるISなのだから今主流の第三世代以上の能力はあるはずだと簪は思う。
「あるよ~。この機体が持つ唯一無二の能力、その名も『リアルタイムスタイルチェンジ』!」
『『『『『リアルタイムスタイルチェンジ?』』』』』
「そう。これ状況に応じて機体の能力を瞬時に変える機能でね、今この機体に登録されているのは・・・・近接戦闘特化のSWORDMASTER(ソードマスター)、射撃戦特化のGUNSLINGER(ガンスリンガー)、高機動で相手を翻弄するTRICKSTER(トリックスター)、防御とカウンター重視のROYALGUARD(ロイヤルガード)の四つのスタイルになれるんだよ」
「束、それはワン・オフ・アビリティーなの?」
「ううん、この機体固有の能力だよスーちゃん。ワン・オフ・アビリティーはまた別にあるんだけど」
「それ聞いただけでとんでもない機体だなダーク・ナイトって」
「そうなんだよオーちゃん。まあその分、とんでもなくピーギーな機体になっちゃったからいっくん以外は乗りこなせないね~」
それを聞くと化け物じみているなと、皆思う。
一夏も思わず待機状態のダーク・ナイトを見る。因みにダーク・ナイトの待機状態はアミュレット。
ふと、一夏はある事を思い出す。
「あっ、忘れてた」
一夏は生徒会室を出ようとする。
「一夏さん、どうかしました?」
虚に呼び止められる。
「ピットにアラストルを入れていたケースを置いてきたんで取りに行ってきます」
「ケースくらい明日でもいいじゃない」
「そういうわけにもいかないんだよ刀奈さん。あのケースの中にアベンジャーも入れているから置きっぱなしにはできないんだよ。じゃあ取りに行って来る」
そう言うと一夏はアリーナに向かった。
それを見送った千冬達は・・・・
「さて、一夏が行ったからこちらも"例の準備"をしなければな」
ニヤリと、笑っていた。
人気がなくなったアリーナにISスーツ姿のセシリアは一人たたずんでいた。
「・・・・今日の試合、負けてしまいましたわね・・・・」
セシリアは今日の試合を振り返る。
負けた。自分が馬鹿にした相手に。しかも、圧倒的な力の差を見せ付けられて。
(私は・・・・負けるわけには・・・・負けるわけにはいかなかったのに・・・・)
そう考えると涙がこみ上げてくる。
自分が今まで積み上げてきた努力があの試合で全て崩れ去った。しかも原因は一夏を素人と決め付けて侮った自分の慢心で。
セシリアはその場で崩れ落ち両手に顔を埋め泣いた。
一頻り泣いた後、アリーナを出ようとしたその時だった。
突如、背筋が凍るような悪寒に襲われた。
セシリアは何事かと周りを見ると、自分の周りに塵の塊が二十個が集まっていた。。
するとその塊から、巨大な鎌を持ち、黒の衣を纏った痩せこけた死神のような化け物が二十体現れた。
化け物の名は下級悪魔"ヘル=プライド"。
傲慢の罪を犯して死んだ人間を地獄で責め続ける魔界の住人。
セシリアを取り囲むようにして現れたヘル=プライド達は鎌を構え、じわりじわりとセシリアに近づく。
あまりに突然現れた悪魔達に恐怖したセシリアはその場にへたり込んでしまう。
「あ・・・・・あぁ・・・」
頭では"逃げなければ"と思っていても身体が動かない。
セシリアとの距離を縮めたヘル=プライド達の内の二体がセシリア目掛けて飛び掛ってくる。
この時セシリアは自分があの鎌で切り裂かれる光景を想像してしまい、
「いやあああああぁぁぁぁああ!!!!誰かあああああ!!!!」
セシリアは声をはち切れんとばかりに叫んだ。
「呼んだか」
セシリアの叫びに答えるかのように誰かの声が聞こえた。
直後、セシリアの悲鳴を掻き消すかのように銃声が響く。セシリアを襲おうと飛び掛ってきたヘル=プライド二体が吹き飛ばされる。
セシリアとヘル=プライド達は銃声が響いた方向を向くと、右手にハティーを構え背中にアベンジャーを背負った一夏が居た。
「気配がしたから来てみたが・・・案の定か」
一夏はセシリアの下に駆け寄り、
「オルコット、平気か?」
一夏はセシリアに声を掛ける。
「・・・えっ・・・・な・・・なんで・・どうして・・・あなたが・・・」
セシリアは突然の事で混乱している。
「話は後だな」
一夏はセシリアの前に立ち、ヘル=プライド達に向かい、
「来いよ、ノロマ共!」
と、煽るように手招きをした。
一夏の挑発に反応した一体が鎌を振りかざし一夏に襲い掛かる。
一夏はそれを右に身体を少しずらしてかわし直ぐさま蹴りを顔面に叩き込む。蹴られたヘル=プライドは頭だけが物凄い勢いで吹き飛び、後ろにいた仲間の胴体にぶつかり、一緒に吹き飛ばされた。
あまりに一瞬の出来事で他のヘル=プライド達は呆けていた。一夏はその隙を逃さず、六体が固まっている集団に一気に間合いを詰めてアベンジャーを抜き横一閃に薙ぎ払う技『ストリーク』を喰らわせる。
ストリークを喰らったヘル=プライド六体は上半身だけが綺麗に吹き飛ばされ、残った下半身は膝から崩れ落ちて元の塵へと帰った。
残ったヘル=プライド十体。残った連中はようやく一夏に狙いを定め、一斉に飛び掛り、その巨大な鎌を一夏目掛けて振り下ろす。
一夏はそれを寸前の所でバックステップで避けた。その直後に巨大な鎌十本がさっきまで一夏が居た場所に突き刺さる。
一夏はバックステップで距離を取った後、飛び掛ってきた集団にハティー&スコルを向け引き金を引く。
二丁から撃たれた無数の弾丸は一発も外れる事なく、ヘル=プライド達を引き裂き、穴だらけにする。中には鎌で防御しようとしたのもいるが、鎌ごと撃ち抜かれたりするなので意味はなかった。ズタボロにされたヘル=プライド達は次々と倒れていき、元の塵へと帰るのであった。
「掃除完了っと」
ハティー&スコルをホルスターに収めた一夏はセシリアの元に行って、
「オルコット、怪我はないか?」
怪我をしていないか尋ねた。
「え、ええ・・・私は平気です」
それを聞いた一夏は心底安堵した表情を見せ、
「そうか・・・よかった」
優しい笑顔をみせる。
「っ~~~///////!!??」
急にセシリアの顔が真っ赤になる。
「お、おい!オルコット、本当に平気か!?」
いきなりセシリアの顔が真っ赤になったので一夏は驚く。
「はうぅぅ~~~~~ ////」
と、セシリアは倒れたしまった。
「ったく、どうなんってんだよ・・・・仕方がないか」
そう言いながらも一夏はセシリアを抱き上げ、アリーナを急いで出た。
セシリアは自分を抱き上げ、自分を救ってくれた一夏に見惚れてときめくのを感じた。
そしてこの時セシリアは一夏に惚れたのであった。
夜も更けた頃、
一夏はセシリアを送った後、自分の部屋に戻った。部屋に入ると・・・・
ルームメイトの刀奈と虚の他に何故か千冬達が居た。
因みに、この部屋は他の部屋よりも広いため十人以上がいてもまだ余裕はある。
「あれ?千冬姉達、どうして此処に?」
「戻ってきたか一夏。なあにささやかながら祝勝会でもと思ってな」
千冬はシャンパンのボトルとグラスを手に持ち、一夏に見せる。
「・・・ノンアルコールだろうな」
「ああ、もちろんだ。では皆グラスを出せ」
そう言うと一夏以外はグラスを出し、千冬は一人ひとりのグラスにシャンパンを注ぐ。
「ほら、一夏もグラスを持て」
千冬に促され一夏もグラスを持ち、シャンパンが注がれる。
そして全員にシャンパンが行き届き、
「それでは一夏とマドカの健闘を祝して、乾杯!」
『『『『『『乾杯!』』』』』
乾杯の合図と共に皆グラスのシャンパンを飲む。
一夏も一緒にグラスのシャンパンを飲み干す。
すると・・・
「っ!?」
突然身体中が燃え上がるような感覚に襲われ、倒れそうになるが何とか踏みとどまり立っている。
「千・・・冬姉、これは・・・・ッ!?」
「もう効いて来たか、予定より早いな」
「あの・・・シャンパンに・・・一体何を・・・・ッ!!」
一夏は身体中が煮え滾るような激情を理性でかろうじて押さえつけながら、シャンパンに何をしたのかを問いただした。
「ああ、あのボトルの中に媚薬を混ぜたんだ」
「媚薬!?」
その単語に一夏は驚く。
そして"ボトルの中に"と聞いて、まさか!?と千冬達の方を向く。
よく見ると、媚薬のせいか千冬達の顔がほんのり赤く、若干呼吸が荒い。そして目は性欲に染まっいる。
(まずい、まずい!!この状況は!!)
一夏はふらふらする感覚に襲われながらも理性を何とか保ち、
「千冬姉・・・どうしてこんな事を!?」
千冬を問いただす。
「・・・お前がいけないんだ、一夏」
「・・・えっ?それはどう言うこと?」
一夏の疑問にナターシャが答える。
「あなたがマドカをお姫様抱っこしているのを見て我慢できなくなってなっちゃってね」
ここでオータムが加わり、
「それに最近、一夏分を満足に補給できていないからな」
と、オータムの言葉に千冬達はうんうんと頷く。
「ま、待て!ここは寮だぞ!?誰かに聞かれたらどうする!?」
「ああ、それは心配しないで。この部屋は防音対策が万全に施されているから声が漏れることはないわよ」
刀奈がしれっとそう言う。
「なっ!!」
「だ・か・ら、楽しみましょ♪」
千冬達は着ている服を一枚、また一枚と見せ付けるようにゆっくりと脱いで一夏に近づく。
そして千冬達は下着姿だけになり、一夏を取り囲む。
一夏は思わず後ずさったが、運悪くベットの上に倒れてしまう。
刀奈、本音、オータム、ナターシャはその倒れた瞬間を逃さず、一夏の両腕と両足の上に乗り身動きが取れないようにした。
そして皆待ちきれないとばかりにベットの上に一斉に乗っていき・・・・
「さあ、私達を存分に堪能してくれ。一夏」
「あの時の続きをしましょう。一夏♪」
「いっくん、今夜は寝かせないよ♪」
「あああぁぁぁああーーーーーーー!!!」
一夏の叫びも虚しく、千冬とスコールと束が一夏のズボンに手を掛け引きずりおろし・・・おっと、ここから先はR指定だ。
あえて言うなら翌朝、一夏の部屋から出てきた千冬達の肌がやけに艶が良く、逆に一夏は足元がおぼつかず、時折腰を摩っていた。
如何だったでしょうか。
最後の方で一夏は千冬達に襲われてしまいました。南無・・・・
今後はたまに一夏は襲われる話を書くつもりです。
それとセシリアは原作通り一夏に惚れてもらいました。その方が書きやすかったので・・・
でも、セシリアをハーレムに入れるかは未定です。となると後続の原作ヒロイン三人も原作通りにしようかなと。
次回はクラス代表が決まってその後、鈴が出てくる所までかく予定です。
さて、誰を代表にしましょうか。一夏にしよか、マドカにしようか、それともクズ弟にしようか・・・
感想又はアドバイスがありましたらお願いします(ただし、批判するだけはやめて下さい)
See you again