ようこそ努力と感情の教室へ   作:ガムの小説部屋

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初めましての方は初めまして。過去作見た事ある人は土下座します。俺ガイルの二次創作(三次創作?)ですが、私の頭の中でお話が停止してしまって全く次の展開に進まないので進むようになるまでこちらで新作書きます。

ちょっとなろう系みたいな感じが出るかもしれないですが良ければどうぞ!


第1話 入学と再会

いきなりだが、1つ問わせて欲しい。

 

『Q.人は平等であるか否か』

 

今、この問を見てる者たちは幾度となくこの質問を見て考えてきたのではなかろうか? だが、俺の考えも聞いて欲しい。

 

人は不平等であり平等な人間など存在しない。……本当にそうなのだろうか? 

 

俺にはどうにもその解釈は引っかかってしまう。確かに、現実社会では平等と訴えて止まず、それが本当に平等なのか? という問に対してなら俺は迷わず、否と答えるだろう。

 

だが、人は平等であるかと聞かれたら俺は『平等である』と言えると思う。

 

ここからは俺の屁理屈であり感情論でもある。

 

『学問のすゝめ』は知っていることだろう。そして、平等を訴えていたのではなく、仕事や身分に違いが出る理由を問うていたことも。

 

だが、言い換えれば『学問のすゝめ』はこうと言っているともとれる。

 

「人というものは生まれた時は平等である。すなわち、学問に全てのものが同じだけ励むことが出来れば人は平等のままである」

 

もちろんこれは理想論であり、もし同じだけ励むことが出来ていても差が出るだろう。それが人だ。

 

しかし、人はこの差分を『個性』あるいは『長所』などと沢山の呼び名から呼ぶ。そしてこの世には個性を持たない人間など居ないと俺には証明は出来ないがそうであると自信を持って言える。

 

すなわち、人が誰しも個性を持っているということはそれは才能の種類では無く総量において平等と「=」なのでは無いのだろうか? ……さすがに無理がある気もしなくはないが。

 

だけど、人は『努力』をする。スポーツ、勉強、自分の容姿磨き。なんでもいいが努力をした事の無い人間などいるのだろうか? 

 

そして、人の『努力』は人の平等では無い『個性』を

埋めることの出来るだけの力があると信じている。

 

俺の友人にこんな持論を持っている奴がいる。

「天才は学習ではなく、生まれた時から決まっている」

 

実際その通りなのだろう。過去の偉人たちを見ても天才と呼ばれる者たちは幼少期の頃から逸話も多い。その持論を持つ友人もいわゆる天才という奴だ。

 

だが、天才は生まれた時から決まっているかもしれないが、凡人が天才と同じ土俵に立てないなんて誰が決めた? そんなの凡人でも天才と同じ土俵に立った人間を全員天才と判断して差別化しているだけだ。

 

では天才と凡人の違いは何なのだろうか? 

 

ここまで長々と色々と言ってきたが、結局のところ俺が言いたいのはこういうことである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人は平等でないのかもしれない。だが、人は何者にでもなれる可能性を秘めていて、その可能性を開花または進歩させる『努力』というものがある。それこそ『天才』にも。そして何者もその土俵に上がれる可能性を持った平等な人でもあるのかもしれない。ただ、その可能性を掴み取ったか否かというだけで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、俺たち人はそれを証明する術を持っていない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1

 

 

 

俺こと星ケ峯冬也(ほしがみねとうや)は今、東京にある東京都高度育成高等学校に向かうバスに揺られている。

 

 

「……峯……」

 

 

ちなみに、高度育成高等学校とは東京都にある埋立地に立てられた未来を担う人材を育成する学校で希望する進学先・就職先を100%叶えてくれるまさに夢みたいな学校である。

 

 

「……ケ峯……」

 

 

それにしてもこの学校はなんか話が美味すぎてちょっと胡散臭くはあるのだが、そこは国が運営するというところで嘘では無いのだろう。しかし、こんな胡散臭い話でも国という一言が加わるだけでここまで信憑性が上がってしまうあたり、俺たち国民は国というものに相当な信頼を無意識のうちに持っているんだろう。

 

 

「星ケ峯君!!」

 

 

おっと考え事しすぎたか? 

 

 

「そんなに騒いでどうした?」

 

「どうした? じゃないよ。もうすぐ着くよ」

 

 

俺の隣に座るストロベリーブロンド……まぁ、ピンク色の髪と女性特有のアレが立派なものを持つ俺の中学校の友人である一之瀬帆波(いちのせほなみ)だ。……言っとくが俺がぼっちで憐れみから友達となったは無い。決して。……いや、マジで。なんか不安になってきた。

 

バスが目的地に着くと、俺と一之瀬はバスを降りて学校に向かっていく……

 

 

「一之瀬、外に心残りはないか?」

 

「……うん、大丈夫だよ。私はここで頑張らないといけないから」

 

「そうか」

 

 

この学校は入学から卒業までの3年間、寮生活を義務付けられており、外部との連絡が一切禁止されている。たとえそれが両親や兄弟であってもだ。だから、ここには自分の携帯を持ち込むことは無い。3年間の通信料金とか金の無駄になるからな。あと、外部との連絡手段が無いことから分かるように敷地の外に出ることもできない。

 

それに、学校内での連絡手段はしっかりあると聞いている。

 

そして、俺たちはクラス分け表が張り出されているところまで歩いていく。

 

 

「あ、私の名前あった! ……Bクラスだって。星ケ峯君は?」

 

「俺は……Dクラスだな」

 

「そっか、クラスは違うけどお互い頑張ろうね!」

 

「おう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2

 

 

 

 

その後、俺と一之瀬は別れて自分のクラスへと足を踏み入れる。すると、

 

 

「………………え?」

 

 

俺は今、信じられないものを見たような顔をしているのではないだろうか。いや、確実にしている。

それも無理はない。だって、ここにいるはずがない人間がいるんだから。

 

 

「いや、でも別人の可能性も……あるよな?」

 

 

それでも、すぐに動揺から戻った俺はすぐに別の可能性の思考も始める。そうだ、確かに似ているが最後に()()のも俺らが小学生の頃だったし。何より、そう考えた方が可能性は高い気がする。

 

 

「名前……聞いてみるか?」

 

 

でも、悲しいかな。()()人との関わりを持つことが苦手な俺はそんな積極的な行動には中々出れない。

 

 

「でも、こればっかりはやるしかないんだよな」

 

 

そう独り言ちりながら心を落ち着けて彼に話しかける準備を整えた俺は

 

 

「先に自分の席も確認しなきゃな」

 

 

そうして、自分の席を確認すると天の悪戯か

 

 

「まさかのあそこかよ」

 

 

窓際の列の1番後ろから1つ前の席が俺の席だ。よりによって彼の席の前である。

 

 

「まぁ、話しかける口実が出来やすくなったと思って前向きにいくか」

 

 

そう言って俺は自分の席に向かい、彼に話しかける。

 

 

「初めまして。俺の名前は星ケ峯冬也。これからよろしくね。君の名前は?」

 

「……え? オレに聞いてるのか?」

 

「うん。そうだよ」

 

 

っていうかなんでそこで疑問形になる? 俺が向いてる方向には君しかいないよ。

 

なんて考えていると、

 

 

「あら、さっきまで友達作れなくてため息ついてたから良かったじゃない」

 

 

すると彼の隣の席から女の子の声が聞こえてきた。

えっ、彼女と知り合いなの? 黒髪のめっちゃ美人だし。こういうのをやまとなでしこって言うのか? でも、彼があの人なら……って決めつけるのは早い。この学校に来てから喋る仲になった可能性もある。それにこの教室に入ってから彼を見つけてから俺はだいぶ視野が狭くなっていたようだ。

あの大目立ちの金髪頭とか……ちょっと冷静にならないといけないな。

 

 

「えっと、オレの名前は綾小路清隆(あやのこうじきよたか)だ。俺の隣にいるのが堀北鈴音(ほりきたすずね)だ」

 

 

その名前を聞いてドキッと、心臓が跳ねる。まさかとは思っていたが……本当に本物なのか? 

 

 

「ちょっと、何勝手に私の名前を人に教えてるのかしら?」

 

「別にいいだろ、名前ぐらい。どうせこの先のどこかで知ることになるだろ」

 

「……まぁ、いいわ。今回は許してあげる。でも、次に勝手に私の個人情報を晒したらあなたの高校生活がどうなっても知らないわよ」

 

「すまん、オレが悪かったって」

 

 

なんて会話を繰り広げていた2人だが、最後まで俺の耳には届いていなかった。

綾小路清隆……どうやら確実に本人だと思われる。これで違ったら恥ずかしいが、何故ここにいるのか。どうしてこの学校に入学することが出来たのか。何を目的にここへ来たのか。気になることは沢山ありすぎるが、

 

ただの偶然か誰かの思惑や意図的か、そんなのはどうでもいい。とにかく、綾小路清隆とはこれから3年間同じ校舎で学ぶことになる。これは最初で最後のチャンスかもしれない。

 

だとしたら俺は、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この学校でやらないといけないこと……いや、やりたいことが出来たみたいだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ということでちょっと短いですが第1話でした。

主人公のプロフィールなどまだまだ不明瞭なところなど沢山ありますが、これから先にどんどん明らかになっていくでしょう。(あと、堀北の煽りセリフがムズい)

とりあえず、今回は主人公の独白と綾小路清隆との出会いまでです。独白は無理がある内容な気がします、それに俺の言いたいことが伝わったのかどうかも、まぁ、待っててくださいよ。……期待しないで。

ちなみに、第1話を書くのに1番苦戦したのは主人公の名前です。実在しそうでしない苗字を長い時間考えましたねww

ではまた次回も良ければよろしくお願いします。
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