【悲報】気がつけば目の前に知らない遺跡があるんですが…【なにこれ】   作:絆蛙

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「-家族-オブリゲーション」

 

 

◆◆◆

 

 第 36 話 

 

 

-家族-オブリゲーション 

 

×××

 

日常編その②

天海小都音編・後編

 

 

◆◆◆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その風景を、紡絆は見ていた。

一歩離れたところで眺めている。

その先には小都音が笑顔で話していて、麗花と真偽---メフィラス星人のイレイズがいる。

本当の家族ではないのに、それはどこか家族のようにも見えて、僅かに残る、紡絆の家族の記憶。

懐かしくもあり、もう二度と見ることの出来ない日常風景。

父親は死に、母親は一度…否、二度殺すことになった。

そう、紡絆は自らの手で壊してしまった、壊すことになったのだ。

 

(…確かに、ありかもしれないな。小都音が幸せなら、それでいい。彼女にはイレイズは正体を教えてないらしいし、さすがに俺の怪我や左目についても気づいてない。

母親を殺したことは伝えれないし…だったら、俺が決めることじゃないがこのままここで暮らした方が幸せなのかもしれない。

でもイレイズ曰く、俺の変身回数はもう限られてるっぽいし…自分の体のことはわかってる。

ネオ融合型昇華獣相手には持って二回。なら…バーテックス相手でも三回ほどか?)

 

半分冗談と言っていたが、提案されたことを思い出す。

短期間だが、紡絆はもうイレイズを信用しているのだ。それに小都音がかつてお世話になっていたのも事実。

だからこそ、小都音を託せると思っている。

無論小都音の思いを尊重するが、彼はもう自身の限界を知らされている。

あくまで推測に過ぎないとはいえ、だ。

ただひとつ間違えていることがあるとすれば、彼が思っているよりも妹の小都音は紡絆のことに気づいているという点。

 

(…まぁそれでも、俺に出来るのは戦うだけだな。守るために。

そのためにも、悩んでる暇は無い。俺が負けたら、ウルトラマンも世界もまずいんだ)

 

決して紡絆はその枠へと入ることなく、義理のような家族の風景を見ながら、決意したかのようにスマホを取り出し、操作した。

しばらくしてスマホを収納し、顔を伏せながら自身の胸に手をやって握りしめる。

 

「……本当に、ごめん」

 

その言葉は、誰に紡がれたのか。

確かな覚悟を持ちつつも、申し訳なさそうに謝る紡絆。

当然返事する者はおらず、紡絆は顔を上げて、前を見据える。

二人のデュナミストに導かれた紡絆は、やはり、何処までも迷うことはないらしい---

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イレイズとは話が合うからか何度か話して、麗花とは畏まりながら話して、一日というのはすぐに過ぎていく。

あくまでお世話になるのは一日という話だが、紡絆は居心地の良さを感じていた。

だがそれは逆に留まりたくなる可能性が出るわけで変にそんな気が起きないように、紡絆は早々と寝ようと用意された寝室へ向かおうとしていた。

 

「…紡絆くん、ちょっといい?出来れば、こっちに」

「…はい?」

 

しかし廊下に出た瞬間、紡絆は麗花に呼び止められ、手招きされる。

流石に泊めて貰っている相手に無視することも出来ないため、紡絆は素直について行くと、リビングから離れた廊下で対面することになる。

一体なんなのか、そう思いつつも、目の前の麗花は不安を隠せなさそうな表情で心配ごとがあるような様子だった。

 

「ここなら…大丈夫かしら。ごめんなさいね、こんな時間に。もう夜遅いから、寝たいでしょうに」

「いえ、麗花さんにはお世話になってる側なので…それで、小都音じゃなくてどうして俺に?」

「それのことなんだけど…実は小都音ちゃんのことで、伝えておきたいことがあるの」

「小都音のことで?」

 

全く予想も出来ないからか、紡絆は目を丸くする。

イレイズからなら分かるが、麗花から何かを言われるとは思わなかったのだろう。

 

「あたしの杞憂ならいいんだけどね…今日一日中、傍に居ることが多かったけどあの子、結構精神が不安定になってきてるように見えてね…だから気にかけてあげて欲しいの。きっと怖くて…寂しいんじゃないかなって」

「小都音が…? そう…ですか。分かりました、ありがとうございます」

「ええ…あたしに出来ることはこれくらい。ごめんなさい」

「いえ、そんな…小都音にとって、麗花さんやイレ…真偽さんはもう一人の家族のようなものだと思うんです。

ですから、良ければまたいつも通りに過ごしてあげてください。それだけで、小都音は嬉しいと思うので」

 

まだ小都音はリビングから出てきてないため、紡絆はリビングを見つめる。

見つめる視線と表情は、妹を想う年相応な優しい兄の姿だった。

 

「…そうね、あたしたちも家族だと思ってる。もちろん、貴方のこともね」

「はは…ありがとうございます」

 

苦笑いに近い笑みを浮かべつつも、何処か紡絆は複雑そうだった。

紡絆にとってはまだその段階では無い、とも言えるだろう。

だって彼は、まだ一日しかここに居らず、関わってないのだから。

 

「それじゃあ、俺はこれで…おやすみなさい」

「おやすみなさい、もし何か困ったことがあったら言ってね」

「はい」

 

わざわざ小都音のことについて教えてくれたという意味でも、気遣ってくれたことという意味でも頭を下げ、紡絆は背を向けて歩いていく。

 

「小都音ちゃん……大丈夫だといいのだけど…」

 

麗花の脳裏に浮かぶのは、昼前の小都音の姿。

着いてこないことに気づいて戻ったとき、一瞬しか見えなかったが小都音の顔色が悪かったのだ。

そして何処か、辛そうにも。

だからこそ麗花は何も出来ない自身の無念さを恨みつつも、せめて出来ることはしようと、話したのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

麗花と離れてから、数分。

寝室へ戻ることなく、リビングからさらに離れると、紡絆は横目で曲がり角を見た。

 

「…で、今度はあんたか。イレイズ」

 

壁に背中を預けながらも、空を眺める宇宙人。

と言っても、今は擬態の人間態だが。

 

「何か用か?」

「いや…ちょいと、な」

 

徳利を手に持って揺する姿を見て、紡絆は察した。

わざわざこの時間に話しかけてきたということは何やら要件があるのだろう。

 

「…付き合うよ」

「それはありがたい」

 

軽くため息を吐く紡絆だが、イレイズは何処か嬉しそうに笑みを浮かべた。

少し移動して、縁側に座る二人。

 

「ほら」

「うむ」

 

特に会話することなく、紡絆は置かれた徳利を手にすると慣れたようにお酌する。

酒が注がれ、イレイズは一口呑んでいた。

紡絆は自分も飲む---のは肉体年齢的にまずいので流石に辞め、普通に水の入ったコップを手にしていた。

 

「………」

「………」

 

特に会話があるわけでもなく、互いに手にある物を飲みながら、雨の降る暗い夜空を眺める。

イレイズは懐かしそうに見つめ、紡絆は何処か楽しそうに見ている。

空が晴れておらなくとも、二人の目には星々が見えていることだろう。

 

「イレイズ」

「ん?」

 

そんな空間がずっと続くかと思われたが、紡絆がイレイズを見ながら口を開いた。

 

「お前も小都音のことか?」

「お前も…ということは麗花から聞いたのか」

「ああ、さっきな」

「そうか…理由も分かっておるようじゃな」

「そりゃあ…戦って、いつも怪我してるし…お陰で俺の体はこんな感じだ」

 

服を捲れば、そこはもう包帯しかない。

仕方がないと言うように苦笑するが、家族が怪我して、今回に至ってはまた死にかけていたのだから小都音の負担はどれだけのものか。

 

「だが戦うのだろう?」

「スペースビーストからみんなを守れるのは俺だけ。樹海に入れるのも勇者を除けば何故か俺だけ。だから、みんなを守るためにやるしかない。兄としては失格だよ、俺は」

「……はぁ…」

 

そう語る紡絆は真剣だが何処か優しそうな表情で、自虐気味で、理由が分かったと言わんばかりにイレイズは顬を抑えながらため息を吐いた。

姿はいつの間にか、メフィラス星人になっている。

 

「どうした?」

「まったく…お主はバカだな」

「おい、いきなり失礼なやつだ。よく言われるが俺のどこがバカなんだよ」

「それがバカなんじゃろうかて」

 

唐突な罵倒に文句を言いつつジト目を向けるが、イレイズは意に介した様子は無い。

少しして、無駄だと判断したのか紡絆はメフィラス星人の姿でどう飲んでるのだろうか、とかどうでもいいことを考え出した。

 

「まぁなんだ。心配だけではないのだろう」

「他にあるってことか?」

「さぁ、そこは自分で考えるんだな。ワシから言えるのは、お主はもう少し自分を大切にすべきだ」

「自分を大切に…ね。してるけど…ってなんだよその目は」

 

本気で言ってるのかと言わんばかりの視線を向けられ、紡絆は機嫌を若干悪くした。

どうやら本気らしい。

改めてイレイズはため息を吐く。

 

「重症じゃな…」

「まぁ確かに重傷だな」

 

言語とはなんと難しいことか。

文章化すれば分かるような意味でも、同じ発音を言葉で解釈すると意味がまるっきり変わっていた。

 

「でもさ俺は心の底から誰かを助けたいって気持ちが溢れて、気がつけば人を助けてしまう。

何でか分からないけど、困ってる人が居たら助けなきゃって思うんだ。ずっと昔から…これが憧れなのか、使命なのか、何なのかは分からないけど」

「ふむ…そうか。それは恐らく、お主は……」

「ん?」

「いや…やっぱりバカじゃな。お人好しにも度が過ぎておる」

「結局それかよ!

ったく、そう言われてもなぁ…」

 

何かを分かったかのような言い方をした割には、行き着く先が同じだった。

紡絆は後頭部を掻くと、体を後ろに倒して両手を後ろに回して体を支える。

首の位置が斜めになり、より夜空を眺める体勢。

 

「悩むのは俺らしくない。俺は誰に何を言われても、俺らしく居るだけ。そうしなくちゃ、俺には合わせる顔がないもう会えない人たちがいる。

みんなには申し訳ないけど、誰かの幸せを守れて、笑顔が見られて、それだけで俺は満足なんだ。もちろん心配させたりしないよう気をつけるようにはしてるけどな」

「つくづく光の戦士に向いておるのう…。ウルトラマン、ならばそれを伝えるしかあるまい。どうせお主は変わらぬのだ。

変わるならば、とうの昔に変わっておるだろう」

「あ、確かに。止められた時に変わってるか」

 

今更ながらに気づいたと言うように頷く紡絆。

フォローするなら自分を客観的に見るのは存外難しいということくらいか。

 

「ただまぁ…一つ言っておくならば、誰もがお主より強いわけではない。一体何があって、どんな経験をしてきたのかは知らぬが……肝に命じておくといい」

「…俺が強い、かぁ」

「ん?」

「俺は強くないよ、未だに未熟だ。過去の適能者(デュナミスト)が居なければ、()()()()がなければ、俺はウルトラマンとして押し潰されてた。でも、だからこそ今は前に進みたいって思ってる」

「……そのことを言ってるのだがな」

 

警告するように告げられた言葉だが、理解してなさそうな紡絆の様子に、イレイズは何処か呆れていた。

今の言葉にすら、紡絆は空白を開けることなく答えて見せたのだから。

 

「…?何が言いたいか分からないが…とりあえず今日は寝ることにする」

「そうか」

「じゃあな」

「うむ…」

 

結局諦めた紡絆は飛び跳ねるように体を起こし、背を向けて歩いていく。

イレイズは人間態に戻って見えなくなるまで見ると、無言で夜空を眺めながら酒を飲んでいた。

果たして彼は、紡絆の背中を見て何を想っていたのだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宛てがわられた部屋で、紡絆は布団に横になっていた。

目は開いており、寝ているわけではない。

ただ何かを考えているように見える。

手に握っているエボルトラスターを目元まで持ってくるとそれを見つめ、ふと仰向けになると天井を眺める。

 

「…ッ?」

 

特に何かがあるわけでもなく、ただ素材であろう木材だけが見える。

その筈なのに、紡絆は目を何度か瞬きさせて、右目を左手で覆い隠して頭を振っていた。

そして首を傾げると、気のせいかと判断したのか両手を後頭部に回して天井をまた眺める。

そうして暫し思案すること数分。

考えが纏まったのか紡絆は頷いた。

 

「よし、決めた。隠さずに言おう。嘘ついても追求されたら無理そうだし」

 

一体誰に、そしてなんのことなのか、それは分からない。

しかし紡絆は満足したように体を横に向けて、今度こそ寝る体勢へと入った。

そのタイミングでコンコンコン、と控えめに叩かれた音が聞こえる。

 

「…ん? この時間に…誰だ?

…はーい」

 

思い当たる節と言えばイレイズだが、お酒を飲んでたので違うだろう。

となると残り選択肢は2人になるが、どちらにせよ開けたら分かる紡絆は返事をしつつ布団から這い出て襖を開けた。

襖を開けた先、紡絆の視界に映るのは髪をストレートに降ろして、半袖半ズボンのピンク色のパジャマに身を包んだ、いつもと違った印象を受ける小都音。

胸に抱かれているのは枕で、小都音は真っ直ぐ紡絆を見つめる。

 

「お兄ちゃん……」

「小都音か。どうしたんだ?こんな時間に…」

 

時刻はもうすぐ日を跨ぐ。

だべっていた紡絆とは違って、小都音は部屋に戻ったと聞いていた。

だからてっきり寝ていたかと思ったのだが、彼女は今ここにいる。

それに普段と違って、紡絆でもわかるくらいに何処か様子がおかしかった。

 

「……一緒に、寝ていい?」

「……へ?」

 

だからだろうか。

予想外の言葉に、紡絆は固まった。

いつものような冗談かと思っても、至って真剣で、ふざけているようにも見えない。

まぁ、彼女の言動はいつも本気だったりするのだが。

 

「………」

 

それはともかく、思わず一瞬思考が止まったものの、不安そうに枕を強く抱きしめている小都音の姿を見て、紡絆は安心させるように笑いかけながら、手を伸ばした。

 

「よく分からないけど、小都音がそうしたいならいいぞ」

「…うん」

 

相変わらず様子はおかしいが、伸ばされた手のひらに小都音が手を乗せる。

少し、声は嬉しそうだったので間違ってなかったのかなと思いつつ紡絆は小都音を部屋に招き入れる。

 

「さて、と…」

 

部屋に招き入れたのはいいが、残念ながら紡絆は部屋に詳しくない。

用意された布団以外何があるのかすらも分からず、下手に弄ってもあれなのでイレイズにでも聞きに行こうかなと思ったが、小都音が俯いているのを見て流石に部屋から出るわけにもいかない。

考え無しだった紡絆は悩みが増えた。

 

「…一緒の布団で、寝よ?」

「え?でも…」

「お願い」

「………分かった」

 

いくら身内とはいえ、中学生になって男女が、それも他人の家で一緒に寝るのは世間的にどうかと思われた…が、仕方がないと言わんばかりに紡絆は苦笑し、布団に誘う。

互いに背を向けるような形で入り、布団は大きいわけでもないので流石に狭い。

ほぼ密着してないとダメなくらいだ。

 

「………」

「………」

 

そして何より、会話がない。

申し訳なさと何から切り出せばいいのか分からない紡絆と、何を考えてるのか分からない小都音。

互いに口を開こうとせず、このままでは何も進まないだろう。

寝るためなら別にいいが、不思議と紡絆はそれだけじゃないと確信していた。

故に。

 

「…急にどうしたんだ?」

 

口を開いたのは、紡絆からだった。

元々気になっていたことではある。

記憶を失い、家族として暮らすようになった。

でも小都音は妹として接することはあったが、記憶を失った紡絆にスキンシップは取っても深く接触しようとすることは少ない。

普段の行動力からは意外だが、こうやって一緒に寝るのは初めてだった。

 

「…別に、なんでもないよ」

「そうか……」

 

声は明らかに元気はなく、でも理由が分からない。

紡絆は確かに時々()()()()()()()鋭くなるが、察し能力は皆無に等しい。

だからこそ、分からなかった。

彼は、自分のことになると関心が薄いに留まらず、無いと言えるほどなのだから。

 

「記憶、か……」

 

ただ遠くに思いを馳せる。

過去を失った紡絆は取り返すことが出来ない。

一体自分が何をして、どう関わって、何があって、記憶を失ったのかすら知らない。

気がつけば記憶がなくて、自分が何者か分からなくて、死にかけていて、光のような宇宙人に助けられた。

果たして、自分は小都音にどう接していたのだろうと。

もし記憶があれば、彼女が今何を考えているのか分かったかもしれない。

 

「小都音」

「……」

 

名前を呼んでも、小都音は答えない。

彼女は沈痛な面持ちで、さらにくっつくように背を預けるだけ。

見えない紡絆には、小都音がどんな表情をしているのかすら分からなかった。

 

「…ごめん」

「……」

「ごめんな」

 

だからこそ、謝罪の言葉が出てきたのだろうか。

その謝罪は、一体どんな意味があるのか。

無理を続けていることか、騙していることか、記憶を失ったことにか、戦っていることにか、何度も心配をかけさせてしまっていることにか。限界を、迎えかけていることにか。

思い当たる節はとてつもなく多く、どれが正解なのか…もしやどれもが正解なのかもしれない。

ただ紡絆は、何度も謝る。

 

「…どうして」

「…ん?」

「どうして…謝るの……?」

 

そうしてようやく、小さな声だが言葉が返ってきた。

紡絆は返答に迷い、考えてから再び口を開く。

 

「分からない。俺は小都音が何を考えてるかなんて分からないし、こんなんだからさ…どうすればいいかも分からなかった」

「………」

「だからごめん。

謝ればいいと思ってるわけじゃない…でも無理なんだ。

俺は誰かを助けたい、守りたい。笑顔を守りたいし、明るい明日を作ってあげたい。俺が戦うことで誰か一人でも救われたら、それだけで嬉しいんだ。俺が俺に出来ることを、人間のためにやりたいんだ」

 

決して変わることのない、想い。

記憶を失う前の紡絆がどんな人間かなんて、今は小都音くらいしか知らないだろう。

紡絆自身は知らない。

ただ記憶を失った後の自分は、前世の記憶を取り戻す前から人助けが好きで、誰かの役に立つのが好きで、笑顔を見るのが好きだった。

それが紡絆の良いところではある。

生まれながらにしてヒーロー気質。

悪く言うならば、正気の沙汰では無い。あまりにも、狂気的だ。

誰かのために迷いなく命すら投げ捨てられる人間なんて、一体どれだけいるのか。

 

「……てる」

「……?」

 

聞き取ることの出来ない、ボソボソとした声。

何を言ったのか分からなかった紡絆は聞き取るためにも、耳を傾けた。

 

「…分かってるよ、そんなの……」

「こと---ッ!?」

「わかってる…っ!」

 

涙混じりに呟かれた声に、反応して振り返ろうとした紡絆だが、振り返るよりも早く、背後から回された小都音の両手が紡絆のお腹をホールドし、柔らかくも温かい感触が背中から伝わる。

今の紡絆から見ても、触れたら簡単に壊れてしまいそうな、そんな脆さと儚さを感じさせる人肌。

 

「…分かってるの、お兄ちゃんのことなんて、全部しってるよ…」

「小都音……?」

「私、ずっと、ずっと…お兄ちゃんを見てきた。お兄ちゃんが何を言っても、変わらないってことも…知ってる。だって…お兄ちゃんの背中を一番見てきたのは、私だもん…。でも、でも…頭では理解していても、こわいの。私は、お兄ちゃんほど強くない……」

 

回されている両手は震えていて---いや、両手だけじゃない。

彼女は間違いなく、身震いさせていた。

なにかに、怯えるように。

 

「勇者部の人たちは身体機能がひとつ失って、樹ちゃんは声が出せなくなって…お兄ちゃんは、何度も怪我をして…死にかけて……()()()()()()… 」

「……!」

「失うのがこわい…何よりも、もう、わからないの…。今まで分かってたのに、お兄ちゃんのこと何でもわかってたのに…今はもう、お兄ちゃんのことが、わかんないよ……」

 

隠していたことが、気づかれていたということを知って、目を見開く。

不安を隠せないというようにぎゅっと回されている手が少し強まるが、今紡がれている言葉は、小都音の心の内なのだろう。

 

「…なんで、なんでおにいちゃんばかり傷つくの…なんでわたしの大切なものは、奪われていくの…?

人助けなんて、どうでもいいよ…わたしにとって、たいせつなのはおにいちゃんなんだよ…?なのに、なのにッ!なんでおにいちゃんは、自分を大切に出来ないの……おにいちゃんは…どうして、離れていこうとするの……?」

「いや…俺は別に---」

「わたしは…ッ!」

 

涙声で次々と溢れ出る思い。

背中から両手を回していた小都音は体をより密着させ、口を開いた紡絆の声を遮る。

 

「わたしは…おにいちゃんが、すき…ずっとずっと、一緒にいたい…居たいだけなの。毎日わたしが作ったご飯を食べて、毎日他愛もないことを話して、学校に行ったり部活したり、お出かけして…家に帰ってきて、お風呂に入ったり寝たりして……かけがえのない、そんな普通の日常を過ごせるだけで、いいのに……」

「………」

「おにいちゃんが、みんなが選ばれなかったら……ふつうでいられたのに…!

いやだよ、また離れるなんて…また、()()()()()になるなんて……つらいよ…こわいよ…分かんないよ…!

なにもかも、ぜんぶぜんぶ、わかんない…!わたしはどうしたらいいの?わたしはどう居ればいいの……!?どう過ごしていけばいいの…!?みんなきずついてるのに…だいすきなおにいちゃんがきずついて…わたしだけぶじで…なんにもっ……できなくて…!! 」

 

小都音自身も、もう何を言ってるのか分からないのだろう。

ただ強く、離せば消えてしまいそうな兄の背中に泣きながら顔を埋めるだけで、感情を爆発させているだけ。

 

「おれは……」

「っ…いやっ! やめて…喋らないで…聞きたくない……!」

 

ただそれでも、小都音の中の不安というのは、ますますと大きくなっていく。

心に根付いた闇は、簡単には消せない。

 

「ばか…おにいちゃんのばか…ばかぁ…っ!」

「こと………っ。…ごめん」

 

コン、と背中に何かが当たる。

頭でもわざとぶつけたのだろう。

涙を流して暴言まで吐くようになった小都音に何かを言おうとして、名前を呼ぼうとして、結局、紡絆は何も言えなかった。

彼は()()()()()()涙を流す小都音に対しても、何も言えない表情しか出来ない。何にも、感じられない。

唯一感じられるのは、申し訳なさのみ。

無論、他にもある。

これが小都音じゃなければ、紡絆はフォロー出来た。

でも紡絆は過去を知らず、自分が何者だったのかすら分かっていない。小都音のことも分かってない。

そんな自分に何かを言う資格はあるのか、小都音に伝える資格はあるのか、そもそも---家族として過ごす資格すらあるのか。

そんなの、馬鹿な紡絆には分からないのだ。

ただ分かるのは本当に、自分は何を言われても止まらないと言うことだけ。

 

「ずっといてよ…そばにいて…そうしたら、こわくなくなるから…なにもしないでいいから…なにもやんなくていいから……わたしをひとりにしないで…わたしだけをみてくれたらいいから……こうして、ずっと、ずっと……」

「…それは」

「きずつかないで、いいんだよ…もうたたかわなくて、いい…。わたしがおにいちゃんをしあわせにするから…おねがいだから、もうやめて…。世界なんてどうだっていい…ぜんぶぜんぶ、どうだっていいの!

わたしには、わたしにはおにいちゃんさえいてくれたらそれだけで、それだけでいいの…!おにいちゃんだけでもいてくれたら、それで……!」

 

必死に懇願するように告げられる言葉を聞いて、紡絆は僅かに顔を上げて、小都音の手に自身の手を乗せる。

確かに小都音に従えば、紡絆はもう傷つくことも、小都音が傷つく可能性も減るだろう。

ただし---そこに世界の犠牲と勇者のことを考えなければ、だ。

 

「おに、ちゃん……?」

「…小都音に心配させてるのは、分かってる。申し訳ないと思ってるし気持ちは嬉しい。けどさ…それは出来ないんだ。

小都音と生きるにも、世界は必要だ。俺だけが助かっても、一緒に『これから』を過ごせない。仮に俺が戦わなかったとしても、勇者は戦わなくちゃいけない。

見て見ぬふりなんて、出来ないんだ。だって俺は---()()()()()()なんだから」

 

家族として兄を心配して、やめさせようとする小都音も正しい。

『ウルトラマン』として世界を守ろうとする紡絆の言葉も正しく、どちらが正しい間違ってると決められることでもない。

強いて言うならば、世界がなければ紡絆と小都音は一緒に生きることが出来ない。

そして、紡絆の口から出てきたウルトラマンという単語には、凄まじい重りのようなものがあった。

ウルトラマンに選ばれたからこその、使命。宿命、運命。

背負うべき、背負わなくちゃいけないもの。

彼にしか背負うことが許されず、彼が絶対に背負わなければならないもの。

 

「じゃあ……じゃあ、わたしは…わたしのことは、どうでもいいの…?世界を守っても、わたしはどうなってもいいの? おにいちゃんがかえってくるたびに、ボロボロになるたびに…いなくなるたびに、胸がぎゅっと締まるの…。いつも、いつも。

わたし、つらいよ…耐えられないよ…お兄ちゃんがもし居なくなったら、私は私で居られない…」

「…大丈夫」

「あ……」

 

回された手をそっと解いた紡絆は、小都音の方へと振り返る。

対面になり、顔が見えるようになる。

顔はくしゃくしゃで、今も泣いている小都音と、泣くことも怒ることも、表情を変化させず、優しい表情を向ける紡絆。

 

「これからも心配かけると思う。不安にさせると思う。

でも、俺は絶対に世界を守って小都音やみんなを守る。俺も…帰ってくる」

「………」

「信じてもらえないかもしれないけどさ、例え何を言われても俺は止まれないと思うんだ。今も、小都音の言葉を聞いても、俺の決心は揺らがなかった」

 

指で涙を拭い、小都音の頭を優しく撫でる。

落ち着かせるように、気が少しでも楽になるように、小さな子供をあやすように。

 

「でも…ううん…なんで、どうしてお兄ちゃんだったの…?ウルトラマンだからって…お兄ちゃんが犠牲になることも…お兄ちゃんが絶対に戦わないといけない理由なんて、ないでしょ…?これ以上傷つく必要も、ないでしょ……お兄ちゃんが一人で抱え込む必要なんてないでしょ…一人で戦い続ける理由なんて、ないでしょ!?

そんな責務、そんな責任をお兄ちゃんだけが背負うなんて、おかしいよ…!ずっとずっと傷ついて、誰かを庇って、これ以上お兄ちゃんだけが背負う必要なんてないよ…。

それとも…ウルトラマンはたった一人で人や地球を守り続けなくちゃいけない義務でもあるの……?そうしなくちゃならない理由はなんなの…?ぼろぼろになって…傷ついて…死にかけて……それでも戦わなきゃダメなの!? みんないるのに、お兄ちゃんはひとりじゃないのに…!わたしだって、わたしだって……っ」

 

強く両手で服が握られ、よれる。

必死の訴えで、疑問で、それは、身内だからこそ強く思うことだった。

紡絆とは違い、小都音は頭も良くて、より考えてしまって、色んなことを背負って、精神的に強い訳では無いのだ。

現に、そんな小都音の言葉にすら---

 

「…いや、責務とか義務とか、そんなんじゃない。

俺は俺がそうしたいから、ウルトラマンの意思じゃなくて、俺の意思なんだ。

俺はウルトラマンの力を借りてやってるだけ。ウルトラマンは、あくまで俺に力を貸してくれてるだけだと思う。

俺もさ、こんなんだけど悩んで、探してるんだ。

自分が得た光の意味を。

なんで俺だったのか、俺じゃなくてもよかったんじゃないか、そう思う時もあるけど…きっと、俺が、俺だからこそやれることがあると、守れるものがあると…そう信じたい」

 

紡絆は、迷いなく答えて見せた。

さらにそう語った紡絆は懐からエボルトラスターを取り出し、それを少し見つめると、小都音の手を取って握らせる。

エボルトラスターは特に反応を示すことはないが、一体なんのつもりかと小都音は今にもまた涙を流しそうな揺らぐ目で紡絆を見た。

 

「それでも…どうしても嫌なら、小都音がそれを持っていてくれたらいい。そうしたら俺は戦わない、戦えない。樹海には連れていかれるだろうけど、スペースビーストや融合型昇華獣とは…進化したネオ融合型昇華獣とは戦わなくて済む。

これ以上ボロボロになることも、ない。ただ世界を守れず、友奈や東郷、風先輩に樹ちゃん。それから、夏凜に全てを託すことになるだけだ。彼女たちを守れなくなる、それだけ」

 

そう告げる紡絆はさっきと変わらずに表情も声も優しくて、本当に全てを小都音に任せるつもりなのだろう。

それがどんな選択でも、自身の生命線ともいえるエボルトラスターを小都音に任せるというのだから。

 

「…っ。そんなの…むり、だよ…ずるい、ずるいよ…お兄ちゃん……そんなの、選択肢を与えてるって…言えないよ……」

「…分かってる。ごめん、こんな兄で」

「…っ。わたしは、おにいちゃんがすき、大切でも…わたしにとって、みんなも、たいせつ……なんだ…。どれだけおにいちゃんが一番でも…もう、かけがえのないものに、なってる…」

「………」

 

唇を噛みしめ、ただ小都音は悲痛な表情を浮かべる。

それでも、紡絆は何も言えない、出来ない。

 

「………ごめんなさい、おにいちゃん」

「………」

「すきだよ…ほんとうに、だいすき……記憶が無くても、あっても、私のだいすきなお兄ちゃんは、お兄ちゃんだけだから…」

 

小都音が顔を近づけると、額同士が重なる。

あと少しでも動けば口付けするような距離。

小都音は目を閉じて、しばらく動かなかった。紡絆も特に動くことなく、じっとしている。

そして目を開けた小都音は一瞬迷うように目を伏せ、再び顔を上げた時には涙を貯めながらも悲しそうな、辛そうな笑顔を向けた。

 

「っ……」

 

その笑顔は儚く、脆く、紡絆は苦虫を噛み潰したような表情を浮かべた。

そんな紡絆に対して小都音は胸に顔を埋める。

紡絆は迷いつつ、少しでも慰めようと償うように左手を小都音の頭に手を置き、撫でる。

そうして少しして、空いている右手に何かを握らされた感覚があった。

---それが、小都音の選択だと理解して。

 

「……ほんとうに---」

「………小都音?」

 

何かを小声で呟いた小都音の言葉が聞こえず、首を傾げる。

何かをボソボソと言ったようだが、本当に聞こえないレベルでの早口と声量。

 

「……なんでもないよお兄ちゃん」

 

ただ言葉が返ってきた時には、小都音は紡絆の胸に顔を埋めたままより強く抱きつき、胸の中で咽び泣いていた。

 

「…お兄ちゃん、おやすみなさい」

「…ああ、ありがとう」

「………」

 

小都音が取った、選択。

それから心配。色んな意味を含んだ感謝の言葉を述べる紡絆だが、小都音はそこから特に返事することはなかった。

 

(……なぁ、ウルトラマン。今度は、勝とう。悲しみを断ち切るためにも……)

 

だからか、紡絆は小都音が寝るまで頭を撫で続け、彼女の体を抱いていた。

守るべきものを、感じるように。

せめて、約束した大切な存在を守るためにも、世界を守るためにも、覚悟を改めて胸に抱きながら。

---右手に握られたエボルトラスターは、小さく輝く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

玄関の前で、紡絆と小都音は一緒に居た。

振り向いた先には、イレイズと麗花が笑顔を浮かべている。

 

「一日、お世話になりました。ありがとうございました」

「いいのよ、でも本当に大丈夫?別に今日も居てくれたって…」

「いえ、長居は出来ないので…」

「そう、残念ね…」

 

本当に残念そうな表情をする麗花に僅かに罪悪感が胸の中で生まれるが、紡絆は困ったような笑みを浮かべる。

 

「まぁまぁ、別に今日で最後なわけじゃないんだ。また来てもらえばいい、のう」

「…そう、だな。またいずれ、来ます」

「ええ、いつでも歓迎するわ」

 

イレイズの意味ありげな目配せを受け、紡絆は咄嗟にそう言うと、麗花は嬉しそうに微笑む。

紡絆はほっと安堵の息を吐くと、イレイズに目線でお礼を伝えた。

 

「小都音ちゃんもいつでもまた来てね、待ってるから」

「…うん、ありがとう。麗花おばさん」

 

小都音の頭を軽く撫で、優しくそう告げる麗花に、小都音も嬉しそうに笑う。

それは無理をして作った笑顔ではなく、それに気づいた麗花は安心したように離れる。

 

「もし嫌になったら小都音ちゃんさえ良けりゃ養子として預かるからな」

「おい」

 

さらっと小都音をスカウトするイレイズに呆れた目で見る紡絆だが、目の前の宇宙人は笑うだけだ。

全く効いてもなければ割と真面目だった。

 

「あはは…真偽おじさんもありがとう。でも大丈夫、お兄ちゃんは誰にも渡さないから」

「あら…」

「愛されておるな」

「………」

 

紡絆の腕を胸に抱き、決して離さないというようにくっつく小都音だが、微笑ましそうに見てくる麗花とからかうように言ってくるイレイズに紡絆は何とも言えない様子だった。

 

「えへへ…当然、お兄ちゃんのこと大好きだもんっ」

「…何はともあれ、お世話になりました。ありがとうございました」

「おう」

「いつでも待っているわ」

 

このまま話し込んでもどうかと思ったのか別れの言葉を告げると紡絆は動きにくい状態で頭を深く下げる。

 

「行こうか」

「うん、またね麗花おばさん、真偽おじさん!」

 

勢いよく手を振る小都音に二人は小さく振り返し、紡絆はそれを横目で見つつ玄関を開けようと手を置いたところで、一瞬止まる。

 

『ウルトラマン。無理をするな…と言っても聞かんだろう。だから生きろ、お主が大切にしているものは多くあるはずだ』

 

脳内に響いた声は、イレイズのもの。

紡絆はそれがテレパシーということに気づき、思わず振り返る。

振り返った先に見えたのは真剣な表情をしているイレイズの姿で、紡絆はただ頷く。

そうして、今度こそ紡絆たちはドアを開け、家を出ていった。

雨雲は去っていないが朝日が照らす場所へ歩んでいく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

 

222:光と絆継ぎし転生者 ID:NEXU_ultra

はい

 

 

223:名無しの転生者 ID:/BGwKkz6K

はいじゃないが

 

 

224:名無しの転生者 ID:H/UJM07HM

なんかうまく終えたみたいな雰囲気出してる割には一切解決してないのクソすぎる

 

 

225:名無しの転生者 ID:iiWm+4JC2

それにすーぐウルトラマンバレするとかマジ?反省して、どうぞ

 

 

226:名無しの転生者 ID:moB6Tcslz

いやはや、まさかメフィラス星人がいるなんて…しかも明らかにベリアル復活してんじゃん。バーテックスとザギさん問題解決してもやばそうなんですがそれは

 

 

227:名無しの転生者 ID:F1xyNL8A3

とりあえずイッチは極刑だな

 

 

228:名無しの転生者 ID:zsS4S4htD

異論なし

 

 

229:名無しの転生者 ID:w7wr+nD38

当たり前だよなぁ?

 

 

230:名無しの転生者 ID:V2FLJmcjR

妹ちゃんを泣かせたイッチの罪は大きい

 

 

231:名無しの転生者 ID:DG2IgXVAC

それに何も解決してないからな、反省しろバカ 自分を大切にしろハゲ。

あれどうすんの、お前がメンタルやられるなら分かるのに、なぜか周りが追い詰められてるんだけど

 

 

232:名無しの転生者 ID:guQehVK30

てかさあ、俺らがあんな話して辿り着いたのにメフィラス星人はすぐ辿り着いたのすげーわ…敵に回したくねえ…。

そもそもイッチは本当にどこ出身だよ、メンタル化け物かよ。おかしいだろ、そんな答え出せねーよ

 

 

233:名無しの転生者 ID:Uf6yN3r4w

イッチって、さては超ウルトラ8兄弟のような世界出身なんじゃないか?

 

 

234:名無しの転生者 ID:Nmhue85Eh

そんなことよりも変身回数残り二、三回ってガチ?

 

 

235:名無しの転生者 ID:WqzcqDjVW

ついにはっきりと変身回数まで限られたかあ…どうしよ、これ

 

 

236:光と絆継ぎし転生者 ID:NEXU_ultra

>>231

何回言わせんだよハゲてねーよ!

 

>>234

んまあ、変身回数は持って三回だな、ネオ融合型相手するなら持って二回(その時には生きてるとは言っていない)だと思う。

正直、ウルトラマンよりも俺がもう限界だ。最近になって、なんかおかしいんだよな。

昨日の夜もあったんだが目がチカチカするというか、なんというか…なんかなんて言えばいいか分からんけど、限界。

だからもう、なりふり構ってられない

 

 

237:名無しの転生者 ID:c7coMY4IW

一応こっちでも対応策考えたが…正直、今のイッチがファルドンの能力を突破するのはひとつしかない

 

 

238:名無しの転生者 ID:Kht7ODG2b

以前やってただろ、ネクサスハリケーンを地面に埋めるって作戦。

お前がやったあれを参考にするしかない。

ゴリ押しになるが、イッチの体を考えるなら短期決戦は不可欠。

となると、複数同時に全体攻撃を行なうしかないんだよな

 

 

239:名無しの転生者 ID:XjrF9GKI9

簡単に言えばノスファルモスの幻影ごと全部まとめてぶっ倒すって作戦やな…ただそれは最終手段。

ミスしたら終わり

 

 

240:名無しの転生者 ID:xqaHbo+id

呪いが厄介だなぁ…つまるところ、あれがなければイッチの体は回復する可能性あったってことでしょ

 

 

241:名無しの転生者 ID:t4HOlzDhw

妹ちゃんも妹ちゃんでなあ…結局解決してないから、痩せ我慢してるようにしか…

 

 

242:名無しの転生者 ID:aOW830H9x

これは間違いなく、イッチが無能

 

 

243:名無しの転生者 ID:Jm6H3I1gu

家族がウルトラマンってなるとね…きついよな、妹ちゃんからすれば記憶喪失の兄だから実質一度死んでるし

 

 

244:名無しの転生者 ID:TTH3hOe/W

そういや、メフィラス星人からイッチは何か貰ってたな…なりふり構ってられないってそれか?

 

 

245:光と絆継ぎし転生者 ID:NEXU_ultra

イレイズから貰ったカプセルは全力で戦えるようになるらしい。

んで、なりふり構ってられないってのは…すぐわかるわ。

小都音に関しては、どうなんだろう。普通に元に戻ったように…いや、なんかスキンシップがより激しくなった気はするけど

でも記憶ないからしゃあないじゃん?前世の記憶ですら完全に戻ったのって割と最近だからな?

 

 

246:名無しの転生者 ID:Tfaq9KEBr

はぁぁ(クソデカため息)

 

 

247:名無しの転生者 ID:KhAT/6TsT

なんでさらっと新情報出してんだこのバカ。前世の記憶全ては思い出してなかったのかよ

 

 

248:名無しの転生者 ID:2W1rd2eN6

いつもの!詰んだ!終わり!解散!

 

 

249:名無しの転生者 ID:lii6UYYpQ

メフィスト残ってる上にティガニキたちを追い詰めた敵も残ってる…イッチは変身回数が限られた。

どないするねんこれ

 

 

250:名無しの転生者 ID:8rzvXlBEU

勝てる方法があるゾ

イッチがノア様に覚醒すりゃいいんだよ

 

 

251:名無しの転生者 ID:PyL3PHMN+

不可能で草

 

 

252:名無しの転生者 ID:qM5n6ib9k

覚醒しようにも絆の力絶対足りてないしメフィラス星人曰く、呪い抑える方に力注いでるらしいから無理じゃないですかね…多分ノア様がそっち方面に力注ぐのやめたらイッチ即死ゾ…

 

 

253:名無しの転生者 ID:WXsJAOJsp

もういっそのことイッチが誰かに光託して妹ちゃんと生きればいいのでは?

 

 

254:名無しの転生者 ID:IUUS+sqpi

光託しても樹海には連れて行かれるから死ぬし呪いが放置されたままになるから死ぬ定期

 

 

255:名無しの転生者 ID:61bsF7YqD

>>236

この感じからしてマジらしいもんな…うん、どうしたらいいんだろうね!

 

 

256:名無しの転生者 ID:M00bao7M6

怪獣眠ってる可能性もある…というか多分怪獣は利用されたんやろうなぁ。

後は宇宙人…平和的らしいが、いるしねぇ…まだ暴れてないだけマシだけどさ

 

 

257:名無しの転生者 ID:moJZhBnZs

とにかく今はネオ融合型昇華獣の対策をだな…

 

 

258:名無しの転生者 ID:ECavn6P57

…ん?イッチ、どこ行く気だ?

 

 

259:名無しの転生者 ID:588JLx6zN

おい、妹ちゃんをまた泣かせる気かおめー

 

 

260:名無しの転生者 ID:EeFeFmOwK

これ以上の無理はシャレにならんぞ…まだ一人でやる気か?

 

 

261:名無しの転生者 ID:H2he/h2vE

色々と謎は解けたけどなぁ…メフィラス星人も俺たちが言ってたウルトラマンの結界については同じ意見だったみたいだし。

でも脅威は変わらんしね…とりまこれ以上の敗北は終わる

 

 

262:名無しの転生者 ID:26nlwwtpj

明日のことより今だが…マジで宛があんの?

とりあえず情報収集してくれ

 

 

263:名無しの転生者 ID:dptAkn6ot

見た感じ、どっか行くっぽいが…どうする気だ?

 

 

264:名無しの転生者 ID:NOsoAyixR

あれ、嘘やろ…?

 

 

265:名無しの転生者 ID:/JyjoYVG7

おい、こいつ本当にイッチか?頭打ったのか!?

 

 

266:名無しの転生者 ID:rJybaG0Sy

ば、バカな…あのイッチが…あのイッチが!

 

 

267:名無しの転生者 ID:jgWIuz0HO

正体現せ!偽者だろお前!

 

 

268:名無しの転生者 ID:hZKDv4REp

そうだそうだ!イッチがこんなことするはずないだろ!

 

 

269:光と絆継ぎし転生者 ID:NEXU_ultra

いや、黙って聞いてたら失礼だなお前ら!?

さっきも言ったけどなりふりかま---

 

 

270:名無しの転生者 ID:M5VXxG1K7

散々言われてたこと実践したらめちゃくちゃ言われるの状況が状況で笑えないんだけど、ごめん。

普通に笑えるわ

 

 

271:名無しの転生者 ID:6VRsG6t2T

いやだって、なぁ…?

 

 

272:名無しの転生者 ID:LvMRJkD9I

お前…あのイッチがやで…?

それほど余裕ないってことだけど、イッチがやぞ…? 自己犠牲しか脳がないイッチがやぞ?

 

 

273:名無しの転生者 ID:56XMWJmNZ

なりふり構ってられないってそういうことかぁ…確かに唯一の選択だわな。

考えたな、無能だけど有能!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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