ウマ娘プリティーダービー 継承の絆   作:戦国宰相

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各馬概要ストーリー
始まりにして勝利を求めた鈴(スズパレード)


それはとある新米牧場から紡がれしあったかもしれないif、または新しい歴史――――

 

それを馬という存在が人の形をした世界、ウマ娘と呼ばれる存在に置き換わった世界に

その新しい歴史を当てはめていく。

 

それが、今から織りなす夢のレース(物語)である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時は1984年。

 

若き馬主が将来有望な一頭の競走馬を譲り受けた事から始まった。

 

その名も『スズパレード』。

 

長距離は苦手ではあったが、クラシック2冠を取る事も夢ではない高い実力を秘めた馬であった。

 

しかし、この時代には当時圧倒的な力を誇った皇帝『シンボリルドルフ』がいた。

 

ひと目そのレースを見て圧倒的な実力差を感じた若き馬主は王道クラシック路線を諦めざるを得なかったが、

若い頃よりその観察眼は非常に正確かつ正しいもので、事実数少ない『シンボリルドルフ』との対決は全敗だった。

 

王道路線が厳しいとなると、マイル路線になるのだが、中距離が得意とされていた『スズパレード』にとってこれがまさかの偉業への一歩であった。

 

まずNHKマイルCを制覇。これが初のG1勝利。

 

短い距離でも勝機がある事を確信した馬主はなんと短距離G1であるスプリンターズステークスにも出走させる。

 

まだ短距離の評価が低い時代ではあったとはいえ、これも驚きの勝利。(しかもレコードタイム更新)

 

これ以降、短距離やマイル距離にてG1勝利を重ね、1985年にはこれまた驚きのダートG1のフェブラリーステークスにも勝利している。

 

日本ダート界は非常にマイナーではあるが、適正が無いと思われていた環境、しかもG1で勝利した事には周囲は勿論、当の馬主すら驚いていた。(手続き誤りによる誤出走であった)

 

2年連続最優秀短距離馬に選ばれるが、時にライバル不在の中距離(大阪杯、宝塚記念)でも勝利を得、王道の『シンボリルドルフ』、最速の刺客『スズパレード』の2強時代を築いた。

 

引退寸前には衰えもあり新しいマイル世代の象徴「ニッポーテイオー」に敗北するなど輝かしい引退で幕は下ろせなかったが、1986年度代表馬にも選出された名馬として語り継がれている。

 

生涯戦績25戦16勝。G1勝利は『シンボリルドルフ』を上回る8勝。代表産駒は牝馬3冠の『カーリナラッキー』。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なあ、スズパレード。生徒会に入ってくれないか?君ならそれだけの力がある」

 

「お断りよ、ルドルフ。私の性格わかってるでしょ?」

 

 

二人のウマ娘がトレセン学園廊下の真ん中で堂々と立ち話をしていた。

 

方や生徒会長として高い評判と圧倒的な実力を持つウマ娘「シンボリルドルフ」。

 

方や鹿毛の美しい髪をバッサリと切って短髪にしたウマ娘「スズパレード」。

 

腰にはお気に入りの鈴がついており、歩く度にその鈴が鳴るので知名度は高い。

 

それとは裏腹にスズパレードはそれほど広い繋がりやコミュニケーション力を持つ訳ではないが、一部のウマ娘からは非常に厚い人望を得ている。

 

加えて長距離以外ならどこでも走れる幅広い柔軟性。

 

高い実力派である同期の彼女を生徒会に是非とも招集したい。

 

そんな気持ちで声を掛けていたまだこの頃生徒会長就任直後のシンボリルドルフであったが、

 

スズパレードからは

 

 

「私はあんたが嫌いなのよ!あんたの存在が私の栄光を邪魔するの!私の本領は中距離なのに、あんたと走ると負けるし、態々あんたがいない短い距離を走らざるを得ないっていうのに!」

 

 

と嫌悪感情丸出しレベルで嫌われていた。何だかんだ適正外である短距離やマイル距離を走るのは本人にとってかなりの不満であったし、なるべくなら王道の中距離で勝ちたいというのが彼女であった。

 

シンボリルドルフもそれは理解していたし、だからと言って負ける気もさらさら無かったのでその点に関してはやむを得ないと考えていた。

 

 

「だが私は謝る気は無いさ。」

 

「それでいいわ。謝られたって嫌よ。そんな謝罪受取りたくない。私はいつかあんたに得意な距離で勝ってみせたい。この鈴に誓って、今は無理でも…!」

 

 

スズパレードは気合を入れる際、腰の鈴を握る癖があった。彼女の名前にもある程お気に入りの鈴である。

 

 

「うん、意気軒昂な事で何よりだ。私もいつかその時を楽しみにしているよ。それはそれとして生徒会に…」

 

「だから嫌って言ってんでしょうが!何でライバルと一緒の環境で仕事しなきゃいけないのよ!」

 

「そうか…手厳しいな」

 

 

シンボリルドルフも正直な所招集は難しいとは思っていたが、諦めるには惜しい存在であるとスズパレードを高く評価していた。

 

自分に並び立つようなウマ娘はそうはいない。レースに絶対は無いが、自分にはある。

 

そんな傲慢ながら自身の実力に裏付けされた自信があった。

 

しかし、しかしである。

 

きっと己に打ち勝つとすれば

 

 

(きっと、このようなウマ娘なのだろう。勝利の為ならば、戦場だって選ばない。勝利の為ならば、苦渋の決断すら飲み込む。負ける戦いを避けているだけだと言われているが、その実は誰よりも勝利への執念が強い。)

 

 

自分とは別ベクトルの強さ。

 

シンボリルドルフは望んでいる。

 

負けるつもりは無いが、いつか自分と相対しようとする存在を――――

 

 

 

 

 

 

 




ウマ娘的能力

芝A ダートC

短距離B マイルA 中距離A 長距離F

逃げC 先行A 差しA 追込G

非根幹距離○
マイルコーナー○
中距離直線○
抜け出し準備
好位追走
登山家

得意練習 根性+15% パワー+15%

固有スキル
勝利の渇望
最終直線で好位に付けていると勝利を目指して速度が上がる


ウマ娘登場済みのキャラは戦績原作(史実)通りがいいですか?

  • 史実通りじゃないとキャラ変わらない?
  • 違う歴史を辿ったウマ娘キャラも見てみたい
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