そして……UA10000突破、ありがとうございます!
年内の目標だったので達成できて嬉しいです。皆さんにこんなに読んでいただけてとっても光栄です!
長くなりましたが本編どうぞ!
ある日、俺こと神城宋気は星のカリスマこと戸山香澄に公園に呼び出された。どうやら見せたいものがあるとのこと。香澄のことだから「見てみて!虎落としができるようになったんだよ!」とか言いかねない。俺の周りにいるガールズバンドはなぜか頭のネジが何本か飛んでいるため呼び出されたときが一番怖いのだ。
香澄「あっ!そうくんだー!待ってたよー!」
宋気「ぶほっ!ムググググ……」
会って早々香澄の胸に俺の顔が包まれる。凄く柔らかいし息できない。香澄の胸が俺の顔で形を変えるからもうなんと言うか…言葉にできない感覚です。
宋気「ブハッ!ハア…ハア…で、香澄?なんか見せたいものがあるって聞いたんだけど?」
香澄「そうそう!じゃあ見ててね!」
宋気「お、おう……」
早速香澄はずっと背後においてあった熊の着ぐるみ(ミッシェルではない)に身を包んだ。そして両腕と両膝をを軽く曲げて謎の呪文を唱え始めた。
香澄「プルコギプルコギプルコギプルコギプルコギ…」
?
香澄「プルコギプルコギプルコギプルコギプルコギ…」
宋気「あ、あの~香澄さん。」
香澄「何?」
宋気「見せたいものって言うのは……」
香澄「うん!この儀式!」
宋気「いや何の儀式!?俺にはヤバい人にしか見えないんだけど!?」
香澄「なんでか分からないんだけどね、スッゴくキラキラドキドキするの!そうくんもやってみて!」
宋気「いや……遠慮しておきます。なんか怖いんで。」
香澄「怖いこと無いよ!もうおたえはやってるよ!」
おたえか……なんかやりそうっていうか普段からやってそうだわ…。
そんなこと思っていると一人の通行人が声をかけてきた。
日菜「香澄ちゃーん!」
香澄「あっ!日菜せんぱーい!」
日菜「あっれれ~?そうくんもいるじゃん。っていうか香澄ちゃん、なにその動き?スッゴいるんっ!て来るよ!」
香澄「日菜先輩もやってやって!熊の着ぐるみはまだまだあるよ!」
日菜「よーしじゃあ私も!プルコギプルコギプルコギプルコギプルコギ…」
香澄「プルコギプルコギプルコギプルコギプルコギ…」
やり始めたよこの人。まあ香澄と日菜先輩は何か通ずるところがあるから致し方ないといえば致し方ない。
するとまたまた通行人が
瑠唯「あら?あれは何をやっているのかしら?」
日菜「あっ!瑠唯ちゃんだ!おーい、一緒にプルコギしようよ!」
宋気「いやいやこの人はやらないだろ。あの~無理してやらなくても…」
瑠唯「これを着てやればいいのね。」
宋気「え?やるの!?」
瑠唯「プルコギプルコギプルコギプルコギ……なによこれ、気分が高揚するわ。」
宋気「なんで!?」
めちゃめちゃガード固そうな人をいとも簡単に取り込む謎の儀式「プルコギ」。俺にはその魅力が分からないがきっとガールズバンドにしか分からないなにかがあるのだろう。
その後も……
六花「プルコギプルコギプルコギプルコギ…でら楽しい!」
ひまり「絶対バズるじゃん!私もやる!」
友希那「プルコギプルコギプルコギプルコギ…なによこれ…楽しいじゃない。」
続々とプルコギ信者が増えて公園どころか至るところに溢れ帰った。ガールズバンドではない一般人までもがプルコギの魔力にとりつかれもはや抵抗できる人の方が少ないまであった。
香澄に呼び出されてから二時間後
香澄「ふむふむ。これで関東はプルコギで征服できたみたいだね。後はそうくんだけだね。」
宋気「え?関東征服したの!?…いいや、まだりみりんとかが…」
香澄「りみりーん!出てきてー!」
宋気「え?まさか…」
りみ「プルコギプルコギプルコギプルコギ…」
宋気「あれえええええ!?りみりんがプルコギ化されてる!おいりみりん!目を覚ませ!」
りみ「コギ?」
宋気「……え?」
りみ「プルプル!コギコギコギ!ゴギィー!!」
宋気「ちょ、日本語しゃべって「無理だよ。」え?」
香澄「プルコギをやるといずれ言語を忘れちゃうの。」
宋気「言語をって…香澄、さっきから何いってるの?」
香澄「これも私の野望を叶えるためだよ?」
宋気「野望…?」
香澄「人類全員をプルコギ化することで私の支配下に置く。そして私が王様になるの!どう?キラキラドキドキするでしょ!」
スケールが壮大すぎて意味不明である。そんな世界征服なんてアニメでしか見たこと無いぞ。
香澄「じゃあ、そろそろそうくんをプルコギ化しないとね。」
宋気「い、いやいや…俺はいいですよ…。」
香澄「みんなー?かっかれー!!」
「プルコギぃー!!」
宋気「ウワアアアアア!!一気に追いかけてきたアアアエアアア!!」
(ヤバいヤバいヤバい!逃げ場がねえ!…取りあえずまだプルコギ化されてない人も一緒に連れて助けるか…)
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宋気「有咲アアアエアアア!!」
有咲「うわビックリした!な、何だよいきなり!」
有咲から貰った合鍵を使って家に入り有咲がいる部屋へBダッシュ。有咲の無事を確認。
宋気「今東京がヤバいんだって!プルコギに支配されるんだよ!」
有咲「は、はあ?急にどうしたんだよ。それにプルコギって「速報です」ん?」
有咲がつけていたテレビから男性ニュースキャスターの声が。
「東京都議会は先ほど、関東各地で活動している通称プルコギ団に対して特例で対抗措置をとるとの方針を発表しました。」
宋気「な?このままじゃ関東どころか世界がプルコギ化されるぞ。」
有咲「おいおい…流石にそんなすぐにプルコギに侵食されるってことはねえだろ…ん?何かニュースキャスターの様子がおかしくね?」
「この情報の詳細はまた後程…ん?何だ君達は。って何をする!や、止めろ!ウワアアアアアアアアアアアアア!!………プルコギプルコギプルコギプルコギプルコギ…」
有咲「よし逃げるぞ。」
宋気「ああそうだな。しかし何処へ逃げればいいのやら…」
有咲「取りあえず静岡に逃げるぞ。」
宋気「へ?何で?」
有咲「静岡ならラ○ライブの勢力があるからな。バンドリが迂闊には手を出すことはないはずだ。」
宋気「え?え??」
有咲「そうと決まれば早速ポピパのメンバー連れて逃げるぞ。まずは香澄だな。」
宋気「香澄なんだけどさ……」
有咲「ん?どうした?」
宋気「今プルコギ団の指揮取ってるのが香澄なんだわ。」
有咲「おいおい冗談よせって。香澄だぞ?……いや何かやりそうだわ。」
宋気「だろ?ってことで新幹線乗るか。」
有咲「そうだな。よし出発!」
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至るところにあるプルコギの目を掻い潜りなんとか駅に着いた俺と有咲。りみりん、おたえ、沙綾はすでにプルコギ化されてました。まじでやばすぎだろ。
宋気「駅員さんまでプルコギ化されてなくて助かった。よし、後は新幹線に乗り込むだけだな。」
香澄「見つけたよー!そうくーん!有咲ー!」
有咲「はあ!?何処で気付かれた!?」
宋気「とっ、とにかく逃げるぞ!」
10分後
宋気「囲まれてふっ……?」
有咲「いやそこで噛むなよ。」
香澄「そんな逃げ回らないでよー。夫婦ともに幸せのプルコギワールドへ招待してあげる!」
この荒廃した世界で取り残された俺達……結局儚く散っていく定めというのか……
宋気「あ……あああ………!」
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「イヤアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」
宋気「ハア…ハア…ハア……夢か…。」
土曜の朝7時。特にやることがないこの日くらい普通に起きたかったのだがそうもいかなかった。
宋気「で、なんでここにいるのですか………香澄。」
香澄「そうくんおっはよー!朝の胸枕だよ!」
宋気「ムググググ……プハッ!朝から香澄の胸に……」
香澄「どう?気持ち良かったでしょ……///」
宋気「恥ずかしがるくらいならやらなくていいと思うのだが……で?なんでここにいるの?」
香澄「そうだった!そうくんに見せたいものがあるの!」
宋気「俺に?」
香澄「そう!ちゃんと見ててね!」
熊の着ぐるみを身にまとい両手と両膝を軽く曲げた。そして…
香澄「プルコギプルコギプルコギプルコギ…」
宋気「えーっと……何ですかそれは。」
香澄「何って……
プルコギだよ?」
プルコギネタ分かった方いるでしょうか。分かったあなたは多分ハジケリストです。
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