マコ様
藤木真沙様
ゴリラ100%様
はるライス様
バツたろう様
☆9の評価をつけてくださった藤木真沙様
☆7の評価をつけてくださった一般学生C様
ありがとうございました!
とうとう評価バーに色がつきました。皆さんのコメントを見る限り「この小説は万人受けはしないが刺さる人には刺さる」ということに気づきました。
もともとこの小説は「ないなら作れば良い」の精神で作り始めたものだったのでこんなに多くの方に読んでいただきなんだか嬉しいです
それでは
本編どうぞ!
沙綾「ましろちゃん、ちょっとお話ししようか」
ましろ「えっ?なんでですか…?」
沙綾がましろをロビーに連れ出した。連れてくるまでの間終始ニコニコしていた沙綾の後ろに黒いオーラが燃えたぎって見えたのは俺だけなのだろうか。
そしてロビーに着くと三人の誰かが椅子に座っていたのが見えた。そしてその三人に俺はつい戦慄する。
ちなみに俺達はロビーの入り口からこっそり見守っているがどうせこの人達の事だ。「はっ!ダーリンの魔力を感じる!」とか言いかねない。
「よお……ずいぶん待たせてくれたじゃねえか。偉くなったもんだな…お?」
ましろ「ますき…先輩。」
「こんな昼間から私達許嫁委員会幹部が雁首揃えて貴方を待っていた理由、分かるかしら?」
ましろ「千聖先輩……分かりません。」
「前からマークはしていましたが……やっぱり違反しましたね。」
ましろ「紗夜先輩まで……」
ガールズバンド界隈でもトップクラスに怖い人たちがましろを待ち受けていた。こんな人達が待ち構えていたとか怖すぎ。俺についてきたりみりんがgkbr状態。透子はなんか知らんけどワクワクしてスマホで動画撮ってる。バズると思ってんの?
千聖「早速本題に入るけど……ダーリンに近づくまでは良いのよ。ただあなたには違反があったわ。」
ましろ「い、違反……?」
紗夜「ええ。あの違反はまずかったわ。ただでさえ私達は牽制状態だって言うのにあんな大胆なことをされたら……こちらもたまったものじゃありませんよ。」
ましろ「ちょっと待ってください……」
ますき「宋気を好きになったものとしてあれは明らかに反則だ。どう落とし前つける気だよ。あ?」
ましろ「待ってくださいよ……さっきから全然話が見えてこないんですけど……」
そう。ましろの言う通りさっきから全く話が見えてこない。違反と言ったがそもそも何のルールを違反したかすら分からない。勝手にあの三人が話を進めている状態なのだ。
千聖「成る程ね……知らなかったとは言え違反は違反よ。ということで何を違反したのか教えてあげるわ……」
ましろ「は、はい……」
千聖「あなたの違反……それは……」
ましろ「それは……?」
千聖「妹キャラよ。」
…………………え?
ましろ「き、キャラが…ダメだった?」
ますき「そうだ。宋気の許嫁ってことは宋気のことが好きであることは確かだ。だがな……許嫁になる以上ある使命が課せられるんだよ。」
ましろ「使命……?」
ますき「夫を……宋気を癒すという使命だ。」
ましろ「な、なるほど……」
千聖「本来なら嫁というのは疲れた夫を支える物の事を言うわ。嫁選手権がまさにその典型例ね。」
紗夜「しかし倉田さん……あなた、嫁と言う割には宋気さんに甘えてばかりじゃないですか。疲れた人に甘え倒すなんてことしたら宋気さんがさらに疲れてしまう……これでは嫁とは言えませんよ。」
ましろ「………」
ますき「宋気はな、なぜかガールズバンド界隈のお家騒動に必ず巻き込まれる。平凡を望む宋気がこんなことに巻き込まれてるんだよ。しかもほぼ毎日。これで疲れてないはずがない。」
紗夜「そういうことです。ということで以上が倉田さんの違反になりますが、反論は?」
俺の知らないところでそんな取り決めがあったとは……。いやぁ…確かに疲れてるよ?機銃ヘリに追いかけ回されたり、謎の大会に招待されたりタイキックされたり……。少なくとも平凡ではない。そこは幹部の言っている通りなのよ。
だけどさぁ……その愛情の示し方に問題があるよ!?
何回俺は胸で窒息させられれば気が済むのよ!あれのせいで周囲からの視線がめっちゃ痛いんだよ。しかも俺の知らないところでハーレムキングの称号がついてるし。癒すどころかさらなる展開が俺を待ってるし!
いや嬉しいのよ?俺なんかを好きになってもらえる事にさ。理由は分からないけど。
だけどもう少し平凡にしてくれないかな?
さあましろ、この状況でなんて反論するんだ___!?
ましろ「一つ……間違っているところがあります。」
千聖「ほう、なにかしら?」
ましろ「私は…………おにいさまの嫁じゃない!」
「「「!?」」」
ましろ「私は嫁ではなく妹です!妹ならではの癒しがあるはず!夜這い、ラッキー
りみ「所々聞き捨てならない箇所があるんだけど……」
透子「あんなに震え上がったましろは滅多に見られない縁起物っすよ!宋気パイセンもイチコロってもんよ!」
宋気「ま、まあ……滅多には見られないよな……」
ますき「くっ、そう来たか……だがな、嫁は嫁で譲れないプライドってもんがあるんだよ。」
紗夜「ならここは私に任せて欲しいわ。」
ますき「紗夜の姉貴!?な、なにする気ですか!?」
紗夜「妹キャラという新世代の力の前に私達嫁が易々と退くことなど許されない。だけどその前に私達はガールズバンド……ガールズバンドならガールズバンドらしく決着の付け方ってものがあるでしょう。」
千聖「まさか紗夜ちゃん……!」
宋気「え?対バンすんの?」
紗夜「私と遊戯王をやりなさい。」
宋気「なんで!?」
ましろ「いいでしょう。」
りみ「しかも良いんだ……」
突如として始まったデュエル。この小説を読んでくださる読者の中には遊戯王をしらないよという方も当然いらっしゃると思うのでハイライトをお見せします。
紗夜「まりなさんとババンボ様を生け贄に……」
宋気「それ生け贄にしちゃアカン人達!」
紗夜「出でよ!サービスマン!」
宋気「出たァァァァァァ!歩く公然ワイセツ物サービスマン!」
サービスマンをしらない方はググって見てください。多分ドン引きします。
一分後……
紗夜「そんな……8000対0で私の負け……!?」
宋気「弱ッ。原因は絶対サービスマンだろ。」
ましろ「エヘヘ。これで私の勝ちです。新世代の力を認めてください!」
千聖「だけどこんなところで認めるのは時期尚早よ。なら私とも対決してもらうわ!」
宋気「え?まだやんの?」
ましろ「いいでしょう。どんなにかかってこようとも妹の意地が上に行くってことを教えてあげます。」
透子「やッたれましろ~!」
千聖「なら決まりね。ガールズバンド名物、牛の乳搾り対決で決着つけましょうよ。」
ましろ「分かりました。早速やりましょうよ。」
宋気「そんな名物ねえよ!」
りみ「ねえこれ止めたほうが良いんじゃ……」
宋気「止めるって言ったって……もう止まらないでしょコレ。」
りみ「いや、夫の力なら止められる!宋気くん止めてきて!」
宋気「ちょ、りみ押さないで!」
りみ「え~い!」
宋気「グハァ!」
千聖「え?ダーリン!?」
紗夜「宋気さん!?」
ますき「て、てめえ……」
ましろ「おにいさまぁ!!」
宋気「あっ。」
先程まで入り口からこっそり見守っていたはずだがりみりんに押されロビーの中に入ってしまった俺。ロビーに出た瞬間先程まで争ってた面々の視線が一気に俺に降り注ぐ。
千聖「だ、ダーリン。さっきまでの争い、見てたのかしら?なんか恥ずかしいわ……///」
ましろ「おにいさま……お見苦しいところを見せてしまいました……」
りみ(ということで宋気くん、後は何とかして!)グッ
宋気(いやグッじゃないって。俺にどうしろと?)
紗夜「宋気さん……一体どうなさったのですか?」
宋気「えーとえーと……」
千聖「じー」
ますき「じー」
紗夜「じー」
ましろ「じー」
宋気「いや……そんなに見ないでよ……」
ましろ「おにいさまぁ!!」ダキッ
宋気「ぐぇぇぇぇましろぉぉぉぉ……」
千聖「先制攻撃でダーリンに抱きつくとは……これも妹キャラの強みなのね。」
宋気「この小説バトルものじゃないから。」
紗夜「そんなに妹キャラが良いのね……」
ましろ「そうです!私はおにいさまの妹なのです!」
紗夜「だったら……ここで望みを……絶つ!」
ますき「紗夜の姉貴……なにする気ですか?」
紗夜「倉田ましろォ!」
ましろ「ビクッ!え?何ですか!?」
紗夜「なぜあなたが妹キャラに固執するのかァ、なぜ遊戯王のデッキにイケメンお兄さん系キャラが多く入ってるのかァ、なぜ咄嗟に宋気さんに抱きつきたくなるのかァ!」
りみ「……それ以上言うなァ!」ダッ
紗夜「その答えはただ一つ……」
透子「やめルォ!」ダッ
紗夜「ハァ……倉田ましろォ!」
たえ「…………」ダッ
宋気「あれいつの間にいたの?」
紗夜「あなたが………世界で始めて……私のyoutubeチャンネルの実況シリーズ「ドキッ♡年上ダーティスクール」の視聴者になったからだァァァァァァァァ!
ヴェーァハハハハハハハハハハハ!ブゥハハハハハ!」
ましろ「嘘だ……私を騙そうとしてる……。」
紗夜「アーハハハ!ハハハうぇッゴホッゴホッ」
宋気「いやむせるなよ。」
ましろ「あ……ああ…おにいさまの前で……私の趣味を……イヤァァァァァァァァァァァァァ!!!」
なんかましろの趣味を知っちゃって物凄く申し訳ない気持ちになった。あと紗夜さんや。誰が憑依したんや。
宋気「ま、まあ…皆さん…落ち着いて……」
ましろ「だけど!私が他の男性の虜になっていたのを知られちゃったら……私……」
宋気「妹だろうが嫁だろうが、俺を好きになってくれてるんでしょ?ならそれで良いじゃないですか。」
千聖「ダーリン……ホント、あなたって人は……」
宋気「それに夫を癒すだけが嫁じゃないし……」
ますき「うちら、そんなことも気づけてなかったとはな……ましろ!」
ましろ「は、はい!」
ますき「これからも宋気の妹としてよろしくな。」
ましろ「……!はい!おにいさまを喜ばせられるよう頑張ります!」
ホッ…なんとか丸く収まったようだな。しかし女の意地と言うのも本当に怖いな。何せあのクールビューティーな紗夜さんを神へと変貌させたのだからな。
紗夜「一件落着、ですね。じゃあ私はこれd「待って紗夜ちゃん」……え?」
千聖「丸く収まったとは言えどもあなたは嫁のプライドを賭けた遊戯王に敗北した。」
紗夜「……」
千聖「それだけじゃないわ。負けた挙げ句一部の読者が分からないようなライダーネタに頼って笑いもとれずに駄々滑り。これじゃ嫁のメンツが丸つぶれだわ。」
紗夜「白鷺さん……ち、違います!私は…」
ますき「千聖の姉貴に向かって言い訳はよくないなぁ…姉貴。宋気に隠れてエ○ゲーの実況かよ…」
紗夜「あ、あなた達…」
え?なにこのヤバい雰囲気は(語彙力消滅)
千聖「ダーリンの嫁としてケジメ、とらなきゃね。来てちょうだい!」パンッ
~♪
宋気「え、あのボクサーは……!!」
千聖先輩が手を叩くとタイのボクシング大会で流れてそうな音楽が。そしてそれと同時にタイ人キックボクサーが登場。(二話前参照)
紗夜「これは……どういうことよ!」
ますき「姉貴の好きなケジメ(タイキック)です。」
紗夜「……!」
ますき「女、見せてください……」
宋気「マジ!?やるの!?」
紗夜「うぬぬぬぬ……くっそおおおおお!」
覚悟を決めて紗夜さんはおケツをボクサーの方に向けた。
紗夜「よおおおおく見とけやぁぁぁぁ……!このぷりてぃーでキュートな私のお尻が壊れる瞬間を……!」
ボクサー「……」
パァン
紗夜「ギャァァァァァ……」ドサッ
千聖「さ、ますきちゃん帰りましょうか。ダーリン、あなたも帰りましょうよ。私達のおうちに。」
宋気「いや同棲してn「帰りましょうか」……はい。」
最後の最後で爪痕(傷痕)を残した紗夜丸。本来受けたくないタイキックを女の意地だけで受け止めた紗夜さんに皆さん拍手をお送りください。
結局使っちゃったよライダーネタ……なんかすごい後悔してます。また次回まで時間が空くかもしれませんがご容赦を
読了、ありがとうございました!