ガールズバンドのお陰で毎日が凄い件(仮)   作:zennoo

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お久しぶりになってしまい、申し訳ありませんでした。投薬治療や通院を重ねて少しメンタルが回復したので、今回投稿しました。待ってくださった方、本当にありがとうございました!

いつもは台本形式のこの小説ですが、今日はその形式を取り止めて、普通の小説にしてみました。読みにくかったらまた台本形式にしたいと思いますので、感想欄で声をかけてください。

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山本也様(ごめんなさい。読み方が分かりませんでした。)
ありがとうございました!

いつも多くの方に支えてもらっているこの小説、これからも続けていく励みになります。本当にありがとうございます。

それでは、本編どうぞ!


神城一家ってこんなんだっけ

21話にしていきなり言うのも変だが、俺は現在独り暮らし中である。と言っても親の仕送り、バイト代で家賃を賄っているわけだが、いかんせんそんなに大きい家ではない。ベッドとキッチン、後テーブルがあるくらいだ。それくらいの大きさの家のはず。……はずだった。

 

今日目が覚めたら見慣れない景色が広がっていた。転倒しても痛くないようなマットが敷き詰められていて、見たこと無い巨大テレビ、ソファー、おもちゃの数々。おかしい。こんな家具見たこと無いぞ?それに俺のベッドってこんな感じだったっけ?こんな柵みたいなのついてた?分からない……分からなすぎる。

 

それに変化があったのは俺の体の方もだった。なぜか横に寝返ろうとするとコロンと転がってしまい、寝がえりをうてない。……どういうこと?

 

そんなことを思っていたらガラガラっとドアが開く音がした。

 

 

「あ、起きてた。おはよう。」

 

 

優しく微笑んで声をかけたのは……ってあれ?あの人、RASのレイヤじゃね?どう言うこと?ここってこの人の家?

 

 

「フフッ、今日もかわいいでちゅね。さ、朝ごはん作ってくるから、もうちょっと待っててね。」

 

 

で、でちゅね?今明らかに俺の顔を見て言ってたよな!?まるで俺が赤ちゃんみてえじゃん!?………いや、これはまさか……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺、赤ちゃんになってるんだ……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さ、朝ごはんできたよ。いーっぱい飲んで、大きくなるんだよ~。」

 

「あああうっ。あああ~」

 

 

なぜだ。喋る言葉全てが赤ちゃん語に変換されるんですけど!?これじゃあまるで俺がミルクを欲しがっているようじゃないか!

 

……しかし、レイヤ姐さんの包容力は半端じゃない。今もこうして俺の小さい体を抱き抱えているわけだが、この優しく、柔らかい感触がたまらない。……俺は何を言ってるんだ。正気に戻れ!……でもこのまま眠ってしまいたい。あれ…?赤ちゃんって意外と…悪くない…?違う違う違う!俺はもう高校生なの!今さら赤ちゃんプレイだなんて……

 

 

「よしよ~し。いい子だよ~。あ、もうミルク飲み終わったね。そしたらオムツ替えようね。」

 

 

は!?オムツ!?いやいやいや昨日履いた覚えなんてありませんけど!?あれ……?でもこの下半身にある感覚……まさか……!恐る恐る触るとそこには……

 

 

オムツだ。

 

 

いやもう起こってる全てが分からないんだけど。誰がやったの!?なんでまた俺なの!?え?今からレイヤの前で痴態をさらさないといけないの……!?だとしたらヤベエんだけど!なんとか脱出を試みなければ……

 

 

「あ、ちょっと宋気。こらこら。逃げちゃダメでちゅよ~。ああ……結構速いね……。」

 

 

俺は今人生で一番のハイハイをしている。捕まらないように。捕まったらおしまい。その思いを胸に必死にハイハイした。ここはテーブルの下にでも潜っておくか!

 

 

「あああ……隠れちゃった。も~。オムツ替えなきゃいけないのにな。わんぱくさんめ。」

 

 

とりあえずここに潜っていればなんとかなるか…。

しかしレイヤ、その顔は優しい慈愛の感情で満ち溢れている。誰にでも平等に降り注がれるその光は荒んだ俺の心に染み込んでいく…。俺の全てをレイヤに委ねれば楽なのかな……。いやダメだ!そんなことしたら最後!俺の(ピー)から(ピー)までしゃぶり尽くされる!(ピー)されて終わりだァァァァ!?

 

テーブルの下に潜って二分ほど経過。全てを委ねてしまえと言う悪魔の囁きと戦っていると、俺の体を後ろから掴んでひょいっと持ち上げる誰かがいた。その人とは……

 

 

「も~こんなところに隠れてたの~?るんって来ないなあ~。ん~!でもそんなそうくんもかわいい!」

 

「あっ、日菜。捕まえてくれてありがとう。」

 

 

俺の顔を豊満なバストに押し当てるこの人は……もうあの人しかおらんのよ。っていうか……

 

 

なんでここにいるんだよ氷川日菜ァッ!

 

 

なぜ当たり前のようにここにいるの!?しかも俺のお姉ちゃんポジション!この人がお姉ちゃんポジとか振り回される未来しか見えないんだけど……。

 

 

「も~なんで逃げ回るの~!そうだ!今日はあたしがオムツ替えてあげるね!るんってくる!そうと決まれば…速く脱がさないと!」

 

 

ほーらこうなったよ!結局この人がやるんじゃん!なんか嫌な予感はしてたけどさ!……え?俺の下のお世話はこの人がやるってこと!?もう今後一生いじられるじゃん…そのネタでさ。いや待てよ?いじられるで済むのか?この人のことだ……間違いなくなんかやってくる!

 

そんなこと考えてる暇じゃないな……一刻も速く逃げなければ……。って今抱き抱えられてるから無理じゃん!?じゃあどうすればいいんだよ!?

 

 

「うあああうっ、おああ……」

 

「そんなジタバタしないでよ~。ぬぎぬぎ~!」

 

「おんあああ」

 

 

クッソ!なんで赤ちゃん語に変換されるんだよ!もどかしいったらありゃしない!

 

 

「そんなにジタバタするなら……こしょこしょこしょ~」

 

「あキャキャキャキャ!うきゃ~!」

 

 

なんだよこの感覚は…。なんでこの人こんなにくすぐりスキルが高いの…?っていうかこれ耐えらんねぇ……!今なんとか暴れまわってるけど結局は赤ちゃんの体力。高校生の体力に勝てるはずもなく……。

……ん?そういえば体だけは自由に動くんだよな。手足は若干ながらも器用に動くわけだ。だったら…ここは注意を逸らすしか方法が無い…! 

 

 

「あっ!」

 

「ん?」

 

(この隙に!)

 

「あっ逃げられた!も~逃げ足速いよ~!でも……こんな弟の方がるんってくる!待て待て待てー!」

 

「ああああ」(訳:うおおおおおおおお!)

 

「待て待て待てー!」

 

「ああああ!」(訳:うおおおおおおおお!)

 

 

この俺の全力ハイハイ……フフッ、ついてこられるかな?

 

 

一分後……

 

 

「やったー!ほかくかんりょー!」

 

 

結局捕まっちゃいました。どうしよ。

いや本当にどうしよ!?このままだと俺のありとあらゆる全てが……!

もう情けないけど……最終手段…!

 

 

「おんぎゃああああああ!おんぎゃああああああ!」

 

 

いやもう本当に情けないよ。高校二年生男子が泣きわめいているんだぞ?赤ちゃんに帰って。

だけどこれが今やれる全力の抵抗だ!

 

 

「あちゃー…。これはもう着替えさせてはくれないみたいだね…。ママどうすれば良いの!?」

 

「うーん……。今日はこのままでいいよ。」

 

 

よし!なんとか俺のプライベート空間を守ることができた!そんな情けない姿見せたくなかったしこれは良い展開だ!

 

 

「あっ!もしかしてそうくんはあたしに搾り取られたいのかな!?」

 

 

…………え?

 

 

「そうだね。宋気だってきっとやってほしいはずだよ。気持ちよくなろうね~~」

 

 

いや優しく語りかけてるけどそんなこと一ミリたりとも考えてませんけど!?情けない姿を見せるどころかみっともない姿になるってこと!?は!?そんなこと絶対嫌なんだけど!!

 

 

「そうくーん。やっぱり遊戯王にする?MTGにする?それともデュ・エ・マ?」

 

 

なんでかたくなにカードゲームなんだよ!?

 

 

「そっか!今はカードゲームよりあたしと遊びたいんだね!」

 

 

遊ぶの意味が違うだろ!?

 

 

「あ!ママも一緒にやる?きっと楽しいよ!」

 

「フフ、日菜ったら。じゃあママもやろうかな。」

 

 

結局あんたも加わるの!?

 

 

「ふふふ…」

 

「エヘヘ…」

 

 

ヤバい……このまま逃げられない……!ここで俺の初めては奪われてしまうのか!?

 

日菜ちーの手が俺の顔に触れたその瞬間、ドアがガラッと開く音がした。振り返ってみるとそこには体格がゴツすぎるおっちゃんがいた。

 

 

「日菜!レイヤ!何をしてるのだ!」

 

「パパ!」

 

「父さん……。」

 

 

え?パパ?俺の!?

 

 

「父さんを差し置いて何を楽しそうなことを……けしからん!」

 

「ごめんなさい父さん!」

 

「パパ……ごめんなさい。」

 

 

何はともあれ俺は助かったと言うことでいいのか……?

 

 

「まずは父さんがやる!」

 

 

 

………は?

 

 

 

 

「そうだね。やっぱりここは父さんにやってもらわないと。」

 

「うん!パパ頑張れ~~!」

 

「そうだ!父さんに任せなさい!」

 

 

このジジイなにいってんだよ!?何を任せるんだよ!さっき以上に嫌なんですけど!?

とか言ってたら俺に股がってきたんだけど!?やベエ!顔が徐々に近づいてるし口が完全にキスの形してるんだけど!

 

 

「父さんの愛、受け取りなさい!」

 

 

は……は……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

グギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!

 

 

発狂と共に目が覚めると、大きな豪邸の一室のベッドの上で寝ていた俺がいた。

するとその横に金色のサラサラヘアーのあの人がいた。

 

 

「あら!宋気起きたのね!」

 

「えっと……こころ?なんで俺はここに……?」

 

「学校で居眠りしてたあなたを背負ってここまで連れてきたわ!それでこれを試してもらったの!」

 

「いやいやよくここまで俺を運んでこれたな……。で?これは……VRゴーグル?」

 

「あたしの財閥が開発したVRゴーグル、その名も「レッツ赤ちゃん返り」よ!」

 

「ネーミングストレート過ぎるだろ!?……え?じゃあさっき俺が見てたのは……」

 

「そうよ、このゴーグルをつけてたからよ!」

 

「マジかよ……」

 

「このゴーグルは特殊な電波を発しているわ!その電波で肌の感覚まで再現できたの!ちなみに撮影は日菜とレイヤに協力してもらったわ!」

 

「もう凄いわ……なんでもありだな。弦巻さんちは。っていうか最後!なにあのおっさんは!最後になって初めてを奪われそうになったんだけど!?」

 

「おじさん……?え?そんな人知らないわよ?」

 

 

 

 

 

………え?




今回の話…消されそうだな……運営さんに。

読了、ありがとうございました!
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