ガールズバンドのお陰で毎日が凄い件(仮)   作:zennoo

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まだ二話しか投稿してないのにあっという間にUAが1000越えそうになってて驚きました。ホントに皆さん読んでいただきありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします!
本編どうぞ


天・災・降・臨(フォーゼっぽいの草)(パスパレ編前編)

ある日の昼休み、いつも通り俺はポピパの五人で中庭に集まっていた訳なんだが…

 

 

ピンポンパンポーン(口で)

 

 

宋気「え?自分で言うの?て言うか誰の声?」

 

「花咲川の諸君!羽丘の若頭氷川日菜だよ!」

 

宋気「普通に生徒会長って言えよ。」

 

日菜「あのね、今日は皆に報告があってきたの!」

 

 

周りがどよめく。何せ急に羽丘の会長が現れてその上報告があると言うのだ。なんかいやな予感がするのだが当たってほしくない。

 

 

日菜「ポピパの五人と付き人の一人!今すぐ生徒会室に来てね!私達パスパレと対バンライブの打合せしよ!待ってるね~!」

 

 

ピンポンパンポーン(口で)

 

 

香澄「よし、皆行こ!」

 

たえ「何持ってく?ドス?」

 

りみ「ロケラン?」

 

宋気「お前ら日菜先輩を何と勘違いしてんだよ。普通に行くぞ。」

 

沙綾「行くよ?ダーリン。」

 

宋気「あぁ~あの婚姻届有効なのか~。」

 

有咲「よし、私は宋気に抱きつくからな!?どうだ宋気!気持ちいいだろ!」

 

宋気「デカイ声で言うなよこっちが恥ずかしいわ。」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

生徒会室にて

日菜「ヤッホー皆、待ってたよー!」

 

紗夜「すみません…うちの妹がホントにすみません…。」

 

 

生徒会室に入るなりいきなり紗夜さんがめっちゃ申し訳なさそうに土下座してた。それを気にせずはしゃぐ日菜先輩、さすがである。

 

 

紗夜「はぁ…私どうしたら良いのかしら…。」

 

たえ「そんなあなたにテレレレッテレ~ どこでもけじめセット~!」

 

紗夜「これは……これならけじめをつけられる!」

 

宋気「はやまるな!ちょ、誰か止めて!!」

 

 

三分後

 

 

紗夜「先程は取り乱しました…。」

 

有咲「止まってよかった…。それで?対バンなんていきなり過ぎませんか?」

 

日菜「この対バン企画したの私だけじゃないんだよね~。と言うわけでカモン!」

 

「あら、皆揃ってるわね。」

 

りみ「千聖先輩!?え?まさか企画したのって…」

 

千聖「そう、私よ。」

 

りみ「え!?でも何のために?」

 

千聖「その理由は……これよ!」

 

 

千聖先輩が堂々と一枚の紙を皆に見せつける。

 

 

沙綾「こっ、これは……婚姻届…だと…!?」

 

宋気「またこの下りかよ!ここ数日で三枚見たぞ婚姻届!え、まさか対バンライブにパスパレが勝ったら…」

 

千聖「察しがいいわね。この婚姻届にサインして貰うわ。」

 

宋気「嘘でしょ!?さすがに三股はヤバイだろ!というかパスパレはアイドルなんだから恋愛禁止とか…ましてや今のタイミングで結婚とかヤバイだろ!」

 

日菜「事務所総出で結婚式をやるよ!しかも生放送!皆も期待しててね!」

 

宋気「事務所も認めてんのかい!」

 

有咲「しかーし!私達はその対バンを受ける義理はねぇ!よし!皆帰んぞ!」

 

日菜「ちなみにこの勝負受けなかったら…喰らえ!日菜ちゃんアターック!!」

 

宋気「え、何?グホォッ!」

 

 

日菜先輩が俺の顔目掛けてジャンプしてきた。驚いてるのも束の間、俺の顔は日菜先輩の太ももに挟まれていた。息苦しさと太ももの柔らかさのため変な感覚に陥る俺。あ、水色の何かが見える。

 

 

日菜「分かったでしょ!これはもう受けて立つしかないでしょ~。」

 

沙綾「ちょっと!宋気は私のhusbandですよ!結婚など絶対に認めません!」

 

りみ「なんでそこ英語なの…?」

 

千聖「結婚を予約するに越したことはないわ。おどれらもガールズバンドってんなら、力ずくで止めてみいや!!」

 

りみ「なんで最後渡瀬勝風なの…?」

 

日菜「さあ、皆どうする?対バンをやるか、宋気君が私の太ももに挟まれているのをずっと見てるか!」

 

香澄「はーい!対バンやりまーす!」

 

日菜「よし分かった!じゃあ宋気君はお返しするね!」

 

宋気「プハァ!し、死ぬかと思った…。」

 

有咲「ちょまっ!話を勝手に進めんなって!」

 

香澄「私達が勝てば良いだけだよ?」

 

有咲「それもそうだな、白鷺千聖!私の夫は渡さない!」

 

千聖「ふふっ、当日を楽しみにしてるわね。」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

有咲んちの倉にて

 

たえ「さて、パスパレと対バンになったわけだけどどうしようか。あ、これの出番かな…」

 

宋気「ん?おたえ何か言った?」

 

たえ「なんもない。それよりもまずはセトリからかな?」

 

香澄「そうだね。最後にキズナミュージックやりたい!」

 

りみ「じゃあ最後にキズナミュージックっと…。あ、私この前ハロハピがやってた爆発するパフォーマンスやりたい!」

 

宋気「ん?爆発?」

 

沙綾「そっか、あの時宋気いなかったもんね。ハロハピは実際に爆弾使ってたよね。でもあの爆発って一回五万円するんだよね。」

 

香澄「むむむ…五万円か…高校生じゃ手がだしずらいよー!」

 

沙綾「うーん、無理そうかな。他に意見ある人『峯に電話や!十億持って迎えに来いゆうとけ!』え?誰!?」

 

たえ「あーこれこれ。」

 

有咲「ん?何だこの機械は?」

 

たえ「極道音源キット。一万種類の極道の音源が入って価格は5000円。安いでしょ?」

 

宋気「高いのか安いのか微妙な値段だな!てかこれ買う人いるの!?」

 

たえ「おかげさまで2000個売れたよ。アガリの半分は業者に渡すことになってるから五万円は軽く支払えるよ。」

 

有咲「めっちゃ売れたじゃん!じゃあライブ会場爆発させるぞ!」

 

「「「「おー!!!」」」」

 

宋気「爆発させるのに前向きだね君たち。」

 

沙綾「まりなさんには犠牲になって貰おうか。」

 

香澄「そうだね!ガルパピコで何回も瓦礫の下敷きになってることだし今回も大丈夫だよ!」

 

宋気「まりなさんかわいそス…。」

 

 

月島まりな。ライブハウスcircleの店長である彼女は毎度毎度ガールズバンドのゴタゴタに巻き込まれては被害に遭う悲しき宿命を背負いし女。そんな女は今回のライブで何処まで被害に遭うのか。そしてそれを横目にオーナーは何処まで酒が進むのか。そこもまた、見物になりそうである。まりなさんがただただかわいそう。

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

パスパレの事務所にて

千聖「絶対結婚絶対結婚絶対結婚絶対結婚絶対結婚絶対結婚絶対結婚絶対結婚絶対結婚絶対結婚絶対結婚絶対結婚絶対結婚絶対結婚絶対結婚絶対結婚絶対結婚絶対結婚絶対結婚絶対結婚絶対結婚絶対結婚絶対結婚絶対結婚絶対結婚絶対結婚絶対結婚…」

 

麻弥「千聖さん……いつも以上に怖いんですけど…。」

 

千聖「あら、それだといつも私が怖いみたいな言い方じゃない。」

 

麻弥「いっ、いえいえ!別に怖くなんかないですよ~アハハ…。(すごい怖いんですけど。)」

 

 

一方事務所ではポピパ同様対バンの打合せをしていたのだが千聖からの呪詛が止まらない。当然3人のパスパレメンバーはその呪詛に恐怖の念を抱いていた。日菜は例外だが。

 

 

彩「ち、千聖ちゃん、ステージで何やる…?(どうしよう今の千聖ちゃんに話しかけたくないよ…。)」

 

千聖「そうね。結婚前だけど私達付き合ってすらいないのよね。まずは愛の告白かしら。」

 

イヴ「大勢の観客の前でも怯まない千聖さん、さすがです。ブシドーですね!(ガクガク)」

 

麻弥(全く話にならないっスね…。)

 

千聖「待ってなさい宋気。本番は容赦しないわよ。穴と言う穴に私の愛情を注いであげるわ!」

 

 

そう言う千聖の手にはお手製宋ちゃん人形が握られていた。千聖はその人形をまるで本物の宋気であるかのように扱い、愛を語りかける。果たして千聖がその人形をしっかり人形として認識できているのかは知らない。いや、知りたくもない。

その様子に戦慄する3人。もう日菜でも千聖を止めることはできない。暴走する愛に宋気は耐えることが出きるのか。はたまた耐えられずに辱しめにあってしまうのか。

 

 

千聖「アハッ、HA☆HA☆HA☆HA☆HA☆HA☆HA☆HA☆HA☆HA☆HA」

 

麻弥「ちょっと彩さん、止めてきてくれませんか?」

 

彩「何言ってるの!?嫌だよ巻き込まれたくないよ!」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ライブハウスcircleにて

circleライブの準備に来たポピパと宋気一行機材やらなんやらで大変なのだがこれもバンドの仕事である。

 

 

宋気「じゃあ機材持ってくるぞ~」

 

香澄「よろしく!」

 

スタタタタタタ…

 

沙綾「じゃ、爆弾はここにっと…まりなさーん!本番の爆発楽しみにしててくださーい!」

 

まりな「…え?またここ破壊されるの?ガルパピコみたいに?」

 

 

一方、宋気は機材を取りに行くため倉庫へと向かっていたのだが…

 

 

宋気「おっとごめんよ。」

 

??「ごっごごごごめんなさい!すっ、すいませんでした!」

 

 

倉庫の入り口で誰かとぶつかる。その人は俺よりも身長が遥かに小さく、言うなればショタであった。その少年はぶつかったことに動揺してあたふたしている。

ここで俺はどうにかこの少年の動揺を抑えようと渾身の物真似をする。

 

 

宋気「じゃ、じゃあ蛮野の物真似しまーす。んっ、んんん。スゥー待て、待つのだ剛!お落ち着け!偉大な私の頭脳をこの世から消してはならぬ!…結構良いできだったのでは?」

 

??「ハ…ハハハ…。」

 

 

この世には二種類の人間がいる。特撮ネタが通じる人間か、そうじゃない人間か、だ。この少年は特撮ネタが通じない人間だったようだ。俺が物真似をしたら少年は余計に青ざめてしまった。………これ完全に俺のせいじゃね?俺ヤバイやつだって思われたよ。絶対。

 

 

??「しっ、しししし失礼します!」

 

宋気「あ、ちょっと!…行っちゃった…。」

 

 

早歩きで何処かへと行ってしまった謎の少年。まあ過ぎたことは仕方ないと俺は物真似のことを水に流した。

しかしこの少年との出来事が後にバンド間での抗争の火種となることを俺は知るよしもなかった。

その抗争が勃発するのはもう少し先の話。

 

 

後編へ続く。




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