ガールズバンドのお陰で毎日が凄い件(仮)   作:zennoo

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平均文字数をあげていきたいと思うようになりました。
本編どうぞ


逃・走・奔・走(パスパレ編後編①)

朝6:00。対バンライブ当日、ポピパ一行はcircleの前に集まり意を決した気分でライブを望んでいた。何時間かたてば宋気が千聖と結婚するのかしないのかが決まってしまう。いつも通り円陣を組んでいる6人の中に「どうしてこうなった…」と白目を剥いている宋気の姿があった。

 

 

香澄「よーし、レッツゴー!」

 

沙綾「私のダーリンは渡さない!あの金髪腹黒女に絶対渡さない!」

 

有咲「すごい言い様だな…」

 

沙綾「有咲だって、宋気を渡したくないでしょ?だったらやるしかないじゃん!あの金髪腹黒まっくろくろすけに一泡ふかせてあげようよ!」

 

有咲「なんか進化してるし……だが、宋気を…私の夫を千聖先輩には渡したくねぇ!宋気は私の夫だ!」

 

たえ「いいねぇ~バチバチしてきたね。女の熾烈な戦いはやっぱ見てて面白いなぁ。」

 

りみ「本音出てるよおたえちゃん…。」

 

宋気「どうなるんだ俺…今日生きて帰れるかな……。」

 

香澄「だいじょーぶ!!私達が勝てば良いだけだよ!気楽に気楽に~。」

 

宋気「そ、そうか…気楽にか…はは。ハハハ…。HAHAHAHAHAHAHA」

 

りみ「宋気君が壊れちゃった。どうしよう!」

 

有咲「取りあえず中はいんぞ~。よっしゃ行くぞー!」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

circle受付にて

まりな「ふあぁ~おはよー皆~。」

 

香澄「まりなさん!おっはよーございまーす!」

 

まりな「朝から元気だね…。」

 

沙綾「当然ですよ!私達いち早くライブで爆破させたいんですから!」

 

まりな「……え?」

 

沙綾「宋気、分かってると思うけど私達が勝ったら観客の前で婚姻届にサインして貰うからね!」

 

宋気「……え?」

 

香澄「まぁ勝つのは私達「私達の間違いじゃないかしら?」ぬ?何奴!?」

 

宋気「え?香澄に誰が乗り移った?」

 

千聖「勝つのは私達よ。そして婚姻届にサインして貰うのはこの私よ!」

 

 

地下通路へと続く階段の壁にもたれ掛かって白鷺千聖登場。自慢げな顔で自分達の勝利&婚約成立をポピパへと豪語してきた。その発言に黙っていられなかったのが宋気のポスト嫁こと沙綾と有咲であった。

 

 

有咲「…先輩、前にも言いましたよね?私の夫は渡さないって。耳かっぽじって聞いてましたか?」

 

千聖「あら、ごめんなさい。私よく聞き取れてなかったみたいだわ。宋気と同棲する妄想で頭がいっぱいだったみたいね。」

 

沙綾「宋気と同棲するのはこの私ですよ?勘違いも甚だしい。今後そのような発言は控えていただきたいですねぇ。」

 

千聖「それってあなたの感想ですよね?」

 

有咲「え?」

 

千聖「ん?」

 

沙綾「は?」

 

宋気(やべえめちゃめちゃバチバチなんだけど。気まずすぎてこの場に居たくねぇ~!)

 

オーナー「いいねぇ女同士のバチバチは最高だよ!」

 

宋気「頼むからオーナーは火に油を注がないでくれ!」

 

 

ライブ前からすでにはしゃいでいるオーナー。婚約が成立してしまう恐怖、女同士のバチバチ、オーナーの外野が入り乱れる今回のライブの結末は神々にも予測できなかった。

とにもかくにも楽屋へ行き準備するのだがなんかそこでもなんかありそう。何もないのが一番なのだが。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

circle楽屋にて

 

たえ「もう準備はバッチリだね。あ、パスパレに挨拶しに行く?」

 

りみ「やっておこうか。いてっ」

 

 

りみがドアを開けようとすると逆にドアが開いて頭に衝突。現れたのはパスパレ一行だった。

 

 

彩「あっ、りみちゃんごめん!ヤッホー皆!」

 

香澄「彩せんぱーい!来てくれたんですね!」

 

麻弥「こちらも気合い十分スよ!…なんかあっちの方ではさらに気合いが入ってるようで……。」

 

 

麻弥が指差す方を見ると千聖、沙綾、有咲の三人がしびれを切らしていた。一触即発とはまさにこの事を言うのだろうと見に染みて感じるポピパとパスパレメンバー+宋気。まさかライブはこの状況の中やるのかと彩と麻弥がgkbr状態。

 

 

たえ「うわぁ…ライブ直前なのにスッゴいピリピリしてる…。あ、麻弥先輩、これ今月分の極道音源キットの売り上げの五割です。」

 

麻弥「渡すの今なんスか!?しかもめちゃくちゃ売れてる!」

 

りみ「あの機械製造してるのって麻弥先輩だったの…?これ何万円入ってるんだろ…。」

 

たえ「軽く500万入ってるよ。運ぶの大変だったよ。もしかしたら近くにマフィアが居てこのお金狙ってくるかも。てことで麻弥先輩、厳重に保管しておいてくださいね。」

 

りみ「えぇ…もう危険すぎるよ…。」

 

千聖「本当はもう少しお喋りしたいのだけどもう少しでライブが始まるわね。と言うことでイヴちゃん!出番よ!」

 

イヴ「はい!ブッ、ブッブブブブブシッドドドー!」

 

彩「イヴちゃん歯切れ悪いね…。千聖ちゃん何したの?」

 

千聖「別に?なにもしてないわよ。」

 

宋気「絶対なんかしたでしょ…。」

 

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回想:とある日の校舎裏にて

イヴ「千聖さん、こんなところに呼び出して何のようですか?」

 

千聖「ちょっと頼みごとよ。」

 

イヴ「頼みごと?私に出きることならなんなりとお申し付けを!」

 

千聖「ポピパとの対バンライブの直前に宋気を車椅子に拘束する役、お願いできるかしら?」

 

イヴ「そ、宋気さんを拘束!?無理です!武士はそんなことできません!」

 

千聖「そう言うと思って今回拘束を成功させたら日本刀をプレゼントするわ。」

 

イヴ「日本刀をプレゼント!?なんと魅力的…いっいえいえ!千聖さんがしていることは袖の下です!武士はそんなのにのりません!」

 

千聖「今なら甲冑フル装備もプレゼントよ。」

 

イヴ「甲冑…フル装備…。」

 

千聖「どうかしら?それでもやりたくないと言うのなら別に断って構わないわよ?」

 

イヴ「その役やります!御恩と奉公です!」

 

千聖「ふふ、交渉成立ね♪」

回想終了

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

千聖(うん、なにもしてないわね。)

 

イヴ「御恩と奉公です!宋気さん御免!」

 

宋気「ちょ!何するのイヴ!ってなんでロープなんか持ってるの!?」

 

イヴ「ライブイベントのためしばし拘束させていただきます。御免!」

 

宋気「ちょっと!千聖先輩絶対なんか仕込んだでしょ!賄賂かなんかを!」

 

千聖「……なにもしてないわよ。」

 

宋気「その間は何!?ますます怪しいんだけど!」

 

イヴ「宋気さんにもライブに出演させていただきます!それまで一旦私が預かります!」

 

香澄「あっイヴちゃん待って!そうくーん!」

 

千聖「さあ、結婚を懸けた大勝負が始まるわ!まずはパスパレの番ね。ああ、結果発表が待ち遠しいわ!」

 

有咲「あの女…皆!宋気はポピパの共同財産だ!絶対に渡さないぞ!いいな!」

 

「「「「おー!!!」」」」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ライブ本番、パスパレ

彩「こんにちはー!パステルパレットです!今日は始めに千聖ちゃんからお知らせがあるみたい!」

 

『えー?なーに~!?』

 

宋気(未成年の主張じゃん…。)

 

千聖「皆さんこんにちは!白鷺千聖です!今日の対バンライブを企画したのは実は私なんです」

 

『ざわ……ざわざわ…』

 

 

会場が某賭博アニメのごとくざわめく。ちなみに宋気は車椅子に拘束された状態で舞台袖で見守っております。

 

 

千聖「その理由は…イヴちゃん!例の人連れてきて!」

 

イヴ「御意!」

 

 

突如俺はイヴに連れられステージへ出る。予想以上に観客は満員でありこれから千聖が発言するであろう内容が爆弾発言にしかなり得ないことは予期するに容易い。

 

 

千聖「もし私逹がこの対バンに勝ったら今ここに居る神城宋気にこの婚姻届にサインして貰います!」

 

『ウオオオオオオオオオ!!!!』

 

『千聖ちゃんが人妻にイイイイイイイイイイイ!!!』

 

 

千聖が人妻になることに会場が熱狂し歓声で会場が揺れる。通常アイドルが結婚するならファンはそれはそれは残念がるだろうが千聖の場合は特例。人妻になることがファンにとっては重要でありさらに萌えるのだ。もう一度言おう、特例である。

 

 

千聖「皆さん!応援よろしくお願いします!それでは一曲目、しゅわりんどりーみん!」

 

 

後編②へ続く




ごめんなさい。これ中編必要でした。なのでこの話は後編①としておきます。後千聖さんが自分の予想以上にブッ壊れていてもう収集がつきません。
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ありがとうございました。
報告が遅くなって本当に申し訳ありませんでした。以後気をつけます。

感想、お気に入り登録の方よろしくお願いします。すごくモチベーションもあがって嬉しい限りです。
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