ガールズバンドのお陰で毎日が凄い件(仮)   作:zennoo

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前回の続きです。あとつぐが皆さんのイメージとはかけはなれてると思う。
本編どうぞ


Wの誘惑/たまにはこっちから甘えさせてもらう

宋気「何…しょぼんのアクション2…だと!?」

 

 

今俺は驚愕している。なぜなら俺が知っている攻略法はしょぼんのアクションだしょぼんのアクション2ではない。2が存在していることに困惑している。もし今目の前の画面が事実であれば俺の知っている攻略法は通じないと言うことになる。

と、ここでどこからか放送が入る。

 

 

「あ、今目の前の画面に驚いているかな?」

 

宋気「その声は…つぐみ…?」

 

つぐみ「正解!」

 

宋気「なあ……なんだよ2って!しょぼんのアクションは単発ゲームじゃなかったのか!」

 

つぐみ「私ね、思ったんだよね。」

 

宋気「…何をだよ。」

 

つぐみ「宋気くんの仲間にはネットに強い有咲ちゃんがいるよね。」

 

宋気「そっ……それがなんだよ!」

 

つぐみ「多分昼休みか何処かの時間で有咲ちゃんがしょぼんのアクション1の攻略法教えていたんじゃないかなって。」

 

 

……ヤバイ。全てが見透かされてる。俺の心臓がバクバク鳴っている。しかもそこまで予測できていたと言うことはそれを見据えた上であえてしょぼんのアクション2にしたと言うことになる。

 

 

つぐみ「だから私考えたの!1じゃなくて2にした方が宋気くんを完全初見プレイで遊ばせることができて宋気くんの苦しむ姿が見れるってね!」

 

 

俺の希望が完全に断たれた。有咲から聞いた通りこのゲームは自力でクリアするまでにプレイヤーの精神が崩壊しかねない。にもかかわらず俺の頼みの綱である攻略法が0。この鬼畜ゲーを自力でクリアしなければならない。

 

 

つぐみ「私だってこんなことはしたくないよ。でも宋気くんが悪いんだよ?私達のショタ枠を怖がらせるような真似をしたんだもん。その恐怖を味わってね☆」

 

 

放送はここで途切れた。どうやら本当に一人で立ち向かわなければいけないらしい。何時間かかるのやら。

 

 

宋気「速く家に帰るんだ…ゲームスタート!よし…一ステージだけなんだ…最速でクリアしてやる!」

 

 

テレッテテレレレ

 

 

宋気「……あれ?なんかいきなり穴に落ちて死んだんだけど…。バグじゃないよな?よし、気を取り直してもう一回」

 

 

テレッテテレレレ

 

 

宋気「…もうイライラしてきた。なんだよいきなり!なんでいきなり穴に落ちるんだよ!スウ…はああ。だめだ。これイライラしてたらキリがないわ。えっと開始直後に左の足場に着地。おけ。えっとジャンプボタンは…これか。よし!飛び越えられた。後は進んでくだk…」

 

 

テレッテテレレレ

 

 

宋気「いやあああ!…そこに落とし穴かよ。1といい2といい罠が充実してるな…」

 

 

俺がプレイしているところを見せられても読者の皆様は飽きてしまうと思われるのでここからは死亡ハイライトをお届けしていきたいと思います。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

宋気「ここでジャンp…」

 

 

テレッテテレレレ

 

 

宋気「もおおおおお!孔明イイイイイイイイイ!!何回邪魔をすれば気がすむんだよ!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

宋気「あそこに孔明あそこに孔明ブツブツ…ジャーンプ!」

 

テレッテテレレレ

 

宋気「孔明の二段構えなんてアリなんですか…?」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

宋気「あのブロックに着地すればいいのねおっけおっけ。ひょいっと。」

 

テレッテテレレレ

 

宋気「孔明に続き今度はブロックからトゲか出てきたか…」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

宋気「ここで小ジャンプ」

 

テレッテテレレレ

 

宋気「……ジャンプボタン入力できてなかった…。」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

プレイ開始から一時間が経過した頃、宋気はいまだにステージ1がクリアできていない。そろそろ集中力が切れ始め凡ミスが多発。罠に関しては把握してきたものの一向にゲームが進まない。宋気は我慢の限界に達し、ついに悟りを開いた。

 

 

宋気「アアーーコイツラッテシゴトオソッ!ウッサッシプロテインパワアアア!!イヤアアアアアア!!オーーーッホッホッホッホwwwwwウータ☆ピ☆オ☆カ☆パ☆ンイヤアアアアアア ウサコチャンガトロケル!イヤアアアアアアアアアブンブンブンブン」

 

 

どこぞのクラッシャーが憑依したかの如く狂い始める。一方宋気を監視していたAfterglowの方々はというと…

 

 

「「「「ハハハハハハwwww」」」」

 

巴「これは傑作だろ!」

 

ひまり「面白すぎて涙出ちゃう!誰が憑依したんだろ!アハハハハwwwww」

 

モカ「悟りを開いたか…アハハハハwwwww」

 

蘭「ちょっとこれは反則でしょ……www」

 

つぐみ「アハハハハ!しょぼんの刑にして正解だったね!」

 

霧「ちょっとやりすぎた気もする……」

 

 

ご覧の通り大爆笑である。霧が若干申し訳なさそうにしているが他の五人はこれでもかと言うくらい爆笑する。まさか執行する刑をちょっと工夫しただけでここまで面白いものが見れるとは思ってもみなかったのだろう。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

プレイ開始から一時間30分が経過した頃……ついに……

 

 

テレレレレレーレテレレレレレレーレテレレレレレレー⤴️

 

 

宋気「よっっっっシャア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!!

クリアしたぞおおおおお!釈放オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ」

 

ガラガラガラ

 

つぐみ「クリアおめでとう!釈放だよ!」

 

宋気「反省しました。もう二度とあんな物真似はしません。特に蛮野の物真似はしません!」

 

つぐみ「よろしい!じゃ、こっちきて!」

 

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つぐみに連れられやって来たのは羽沢珈琲店。そこにさっきまで俺のプレイを監視していた4人プラス1人がいた。ちなみに今日はもう閉店しているそうだ。Afterglow一味は笑いの余韻に浸っていた。

 

 

蘭「ねぇ、宋気。」

 

宋気「な、なんでございましょうか。」

 

蘭「見てよこの私達の仲の良さを。」

 

 

蘭は膝の上に霧をのせて霧のほっぺをいじくり回している。しかしそれだけでは飽き足らず自らの仲睦まじさを積極的にアピールしてきた。

 

 

霧「ちょっと先輩……恥ずかしいよ…。」

 

蘭「霧、私はこの男に霧の良いところを叩き込む必要があるの。さて、何分かかるかな?」

 

宋気「ちょま…何する気ですか」

 

蘭「あのね、霧はまずカワイーところがたくさんあるの。私よりも低い身長、ぷにぷにのほっぺ、撫で心地抜群のさらさらヘアー、ちっちゃいおてて、くりくりのお目目。なのに高校生というギャップもうとにかくカワイーの。分かる?次に内面を見ていこうか。霧はドジっ子だけど皆に気配りできるとってもいい子なの。それに先輩である私への忠誠心も強くて私を見つけては「蘭せんぱーい!」ってトコトコ走ってくれるの。ワンちゃん系後輩なの。そう、霧は外見も内面も可愛さを備えているから最強って言葉がとっても似合うの。これだけじゃないよ。霧のいいところはね…etcetc」

 

 

モカ(蘭よ……ずいぶん変わってしまったな…。いつものつんが見れなくて寂しいよ。およよ~。)

 

 

こんな感じで美竹蘭氏による霧の良いところスピーチは一時間続いた。他のアフグロメンバーはうんうんと頷きながら黙って聞いているのだがモカだけがスッゴい気まずそうにしている。て言うか蘭はなんでこんなに素直になっているんだ?何があった。

このスピーチは俺にとって地獄に他ならない。なぜならしょぼんのアクションを一時間30分かけてクリアした俺にはもう体力が残されておらずその上人様のイチャイチャを見せつけられているからだ。

 

 

 

一時間後

 

 

蘭「以上が霧の良いところだね。まだまだ語り足りないけど。」

 

ひまり「これにて釈放ー!」

 

宋気「皆様ご迷惑をお掛けしました。それでは。」

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

俺は逃げるように羽沢珈琲店を出た。完全初見のしょぼんのアクション、人様のイチャイチャを見ていたら気づけば外は真っ暗になっていた。どんだけ俺は拘束されていたのかがよーく分かった。

くたくたになった俺が向かったのは自分の家……ではなくとある家であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

山吹家にて

 

 

ピンポーン

 

 

沙綾「あれ?こんな時間に誰だろ…」

 

宋気「さーーやーーー!!!」

 

沙綾「ダーリン!出所したんだね!お勤めご苦労様!」

 

 

ここのところ学校でもそうじゃない場所でも沙綾がひたすら俺に尽くすものだから沙綾の嫁力というものを少なからず感じ取っていた。俺はいつの間にか沙綾を求めていた。いつもなら遠慮しているのに今日だけは違った。疲労して荒みきった俺の心身に沙綾が染み渡る。

そんな癒しの中俺は沙綾の部屋のベッドへ腰掛ける。

 

 

沙綾「ダーリン、私ずっと心配だったんだよ?しょぼんのアクションを試しにやった香澄がキーボードのエンターキーが壊れるまでずっとガンガンやってたんだもん。しかも発狂しながら。宋気もそうなってないかって心配してたの。」

 

宋気「心配かけたな。途中俺も精神が持ってかれてしまった。だけどもう大丈夫さ。」

 

沙綾「よかった……。ダーリン愛してる!」

 

 

沙綾が自慢の胸を武器に俺の顔に押し当てながら抱きついてきた。沙綾の嫁力をこれでもかと感じていると沙綾は俺の顔を自らの太ももに運んだ。まごうことなき膝枕いや、太もも枕だ。ベッドの上での太もも枕はまさに至福であり、魔性であった。疲労しきった俺の体と心にドストライクであった。

 

 

沙綾「ダーリンの手をよいしょっと。」

 

宋気「あっ…柔らかい……。」

 

 

俺の手は沙綾のお尻に敷かれた。その柔らかさにずっと浸っていたいと思うくらい心地よかった。沙綾のお尻は柔らかく、ぷにぷにしていた。……冷静になって考えてみれば何をレビューしているのだろう。

 

 

沙綾「おやすみダーリン。」

 

 

沙綾の甘いボイスと共に俺の意識は一瞬で落ちた。本当に癒し性能高杉。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

次の日の朝、沙綾の家に一晩泊めてもらった俺は沙綾と共に登校したのだがその途中に刑の執行者達と遭遇した。

 

 

蘭「あ、沙綾。ずいぶん宋気とラブラブだね。」

 

沙綾「そうなの!うちのダーリンはね、かっこよくて私よりもほんのちょっとだけ背が高くて……etcetc」

 

蘭「あのね、うちの霧はね……etcetc」

 

 

互いに旦那の良いところ言い合い対決が始まってしまった。もうこうなったら手がつけられなくなった。

そして気づけば遅刻ギリギリになっていたのであった。

 




前回気付くべきだったのですが判決がむちゃくちゃ過ぎませんか?
新たにお気に入り登録してくださった
★りおん★様
黒い阿修羅様
アクルカ様
ナシナシ様
Hitomina様
kodoku様
ドランレリウス様
エボルBHF様
ありがとうございました!また、前回の話で感想を書いてくださった方々、ありがとうございました!とてもありがたいことです。

感想、お気に入り登録、高評価良ければよろしくお願いします。読了、ありがとうございました!

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