ガールズバンドのお陰で毎日が凄い件(仮)   作:zennoo

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ここのところラブコメ要素少ない気がします。特に前回。
今回はいつもよりすこーしキャラ崩壊させたよ。
本編どうぞ


恥じらいと乙女とけじめ

宋気「ふぃ~~有咲ーこっち終わったぞ~」

 

有咲「サンキュー。お疲れ。こんだけの量があったから大変だっただろ。」

 

宋気「かなり量があるよな。これ全部生徒会がさばいてんのか?大変すぎるだろ…」

 

有咲「まあ結構な労働だよ。」

 

 

今俺は生徒会室で有咲の書類整理の手伝いをしている。室内に入ると大量の書類が目に飛び込んできてかなり焦ったがなんとか無事終わった。

 

 

有咲「よし宋気、仕事も終わったことだし帰ってご飯か?お風呂か?それとも…わ・た・し?」

 

宋気「あのだんだん声小さくなっていますけど。恥ずかしいんなら無理してやんなくても…」

 

有咲「私はお前の次期嫁だ!避けて通れない道なんだよ!」

 

宋気「そ、そうですか…。」

 

 

高校生という年代でもう許嫁がいること事態異常なことである。しかも三人も。これを贅沢と捉えるべきかヤバイと捉えるべきか……いまだに俺は答えが分からない。

 

そういえば最近クラスの一部の男子からの視線がやたらメンチ切っている視線であることを感じる。沙綾、有咲、千聖先輩には同じ学校のファンも多く、神聖で踏み入れてはならないものとされているのだろうか。羨望の眼差しがとにかくすごい。

この前思いきって同じクラスの男子友達に「俺に三人許嫁がいることをどう思う?」と聞いてみたところ「いや~でも幸せならOKです!」と返事が返ってきた。どうやらガールズバンドファン内では羨望兄貴派と幸せならOKです兄貴派に分かれているらしい。

 

 

宋気「さてと終わったことだし帰りますか。よっこいしょっと ムゥ!?」

 

「あっ!ごめんなさい!」

 

 

帰ろうと立ち上がって後ろを向くと何かに包まれる感触が俺の顔を支配した。多分この柔らかい感じ……胸か?沙綾や有咲の胸に包まれることが多くなったもので一瞬で状況を出来てしまった。慣れとは恐ろしいものである。

 

 

宋気「紗夜先輩!?ごっ、ごめんなさい!」

 

紗夜「私こそごめんなさい!急に後ろに立たれてビックリしましたよね…。」

 

宋気「おおい有咲!俺先に帰るぞ!」

 

有咲「あっ待てよ宋気!紗夜先輩、お先失礼します!」

 

紗夜「……行ってしまったわ…。」

 

(私のおっぱいに神代さんが私のおっぱいに神代さんが私のおっぱいに神代さんが……何よ!この胸の高鳴りは!)

 

 

生徒会室に一人取り残された少女氷川紗夜は顔を赤らめながら物思いにふけっていた。持ち前の頭脳をフル回転させてもドキドキの正体が分からずじまいであった。しかし数分後紗夜はある結論にたどり着く。

 

 

紗夜(もしかして……これが恋?…これが一目惚れ?キャアアアア恥ずかしー!(*ノ▽ノ)でもこれが現実なのよね…)

 

燐子「氷川さん何してるんですか?…」

 

紗夜「イヤアアアアアアアアアアアア!!!」

 

燐子「えええええっ!?な、なんですかいきなり!」

 

紗夜「あっ白金さん……。」

 

燐子「何してるんですか?そろそろ練習が始まりますよ…。」

 

紗夜「そうでしたね。速くしないと遅れてしまうわ。」

 

 

ポテトの誘惑と戦っていた時とは違う、別の種の胸の高鳴りは一目惚れということになった。その結論を知った紗夜の目はある種の喜びに満ち溢れていた。紗夜の心は極まった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

circleにて

友希那「全員揃ったわね。始めましょうか。」

 

リサ「前言った通り今日は通しでやってみよっか!あこ、よろしく!」

 

あこ「はーい!」

 

 

circleスタジオ内では相も変わらずRoseliaの面々が凄まじい集中力で曲を奏でていた。各々が高レベルの演奏技術で一曲を終えたのだがここで友希那があることに気付く。

 

 

友希那「紗夜、ひとついいかしら」

 

紗夜「なっ!なんでしょうか」

 

友希那「スタジオに入ってきたときから顔が赤いのだけど…何かあったの?」

 

紗夜「ええっ!き、気付いていたんですか!?」

 

友希那「それに今日はギターの音がいつもより激しかったわ。気付くのも簡単よ。」

 

あこ「何があったんですか?ポテトの誘惑と戦ってるんですか?」

 

紗夜「違うわよ!今はポテトの気分じゃないわ!」

 

リサ「まさか誰かに一目惚れした~?」

 

友希那「リサ、今は詮索はやめた方がいいわ。それよりも次の曲を「一目惚れしました!」……え?」

 

燐子「一目惚れって……紗夜さんが?」

 

紗夜「ああ行ってしまったわ。墓場まで持っていくつもりだったのに…キャ(/▽\)♪」

 

リサ「紗夜が乙女になっちゃった……。」

 

友希那「これは一大事ね。皆集合よ!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

リサ「えっと?な、何があったの?」

 

紗夜「一目惚れしたんです。一目惚れしちゃったんです!一目惚れさせられたのよ!///」

 

あこ「落ち着いて!一体何があったんですか!」

 

紗夜「そうね……さっき生徒会室に入って…そしたら神代さんが私の胸に飛びこんできたんです。」

 

燐子「嘘…宋気さんが?」

 

紗夜「ただのアクシデントだと思うわ。でもその感触が悪くなかったんです…。」

 

『……』

 

紗夜「それでそのドキドキして…恋だって分かったんです!はああ…私恋に落ちることなんてないと思ったのに…もう全部あの人のせいよ!」

 

 

紗夜以外のRoseliaメンバーが口を開けて唖然としている。いつものクールな紗夜はどこへ行ったのか、今目の前にいる顔を赤らめた乙女な紗夜は何者なのか、頭を混乱させるには十分すぎる疑問だった。

 

 

紗夜「そうよ!私は恋する一人の女なのよ!」

 

友希那「紗夜、今のあなたは異常よ。正気に戻りなさい。」

 

紗夜「たとえあれがアクシデントで始まってもきっと運命だったんですよ!…私何言って…キャー( ≧∀≦)ノ///」

 

燐子「宋気さんにそんなアクシデントが…私だって挟むくらいの胸はあるのに!」

 

あこ「りんりん何言ってるの?」

 

燐子「友希那さん…私も氷川さんと同じです。私だって…私だって宋気さんに気持ちよくなってもらいたい!」

 

リサ「ちょっと燐子!その発言はよくないというか…」

 

燐子「別に……いいじゃないですか。私はどうやったら宋気さんに気持ちよくなってもらえるか…いつも考えてるんです。」

 

リサ「何言ってるの!?その発言はまずいって!燐子も落ち着いて!あーー状況がおかしくなってきた!ねぇ友希那どうする!?」

 

友希那「こうなった責任はすべて神代宋気という人にあるわ。けじめをとらせる必要がある。こうなったら私達がとるべき選択はただ一つ」

 

リサ「"あれ"をやるんだね?」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

放課後になり俺とポピパは有咲んち倉へと向かっていた。今日はいつも通り羨望兄貴派の視線が痛かったがそんなのはお構いなしに許嫁二人の猛攻が止まらなかった。

 

突然だがここで昼休みの話をしよう。中庭へ行こうと教室を出た先で千聖先輩に遭遇した。人混みの中千聖先輩は「ここで誓いのキスをしましょう。」と言ってはキスをせがんできた。もちろん視線が気になる。その光景を目にした香澄が「楽しそう!私も混ぜて!」とキスをせがみ始めた。俺は抗っている最中二人の胸を同時に揉んでしまった。二人は顔を赤らめながら「やるなら言ってからやってよ…」と供述した。

 

 

香澄「そうくん、胸揉みたいんでしょ?今ならいいよ…//」

 

宋気「いや無理しなくていいから!」

 

沙綾「しまったな~香澄に一本とられてしまった。」

 

たえ「香澄って以外と策士だね。」

 

戸山香澄。自覚なくやってくるとは相当罪深い女である。

そんな昼休みの事件の一通りを思い出しながら道を歩いていると前から5人組がこちらへ向かっているのがわかる。

 

 

りみ「あ、あの人達は…」

 

リサ「ヤッホー皆~☆」

 

あこ「堕天使あこ参上~!」

 

 

道端でRoseliaが現れた。

 

 

りみ「ぐ、偶然ですね……」

 

友希那「いえ、私達は神代宋気という人を探していたのよ。」

 

香澄「え?そうくんに何かようですか?」

 

友希那「ええ、けじめをとってもらうことを約束させるためにね。」

 

宋気「け、けじめ?」

 

友希那「そうよ、アクシデントで紗夜を恋に落としたけじめと燐子を狂わせたけじめを。」

 

宋気「ちょちょっと待ってくださいよ!紗夜先輩を恋に落とした自覚なんて俺にはありません!」

 

紗夜「あら、自覚がないのですね…私の胸に飛び込んできたのが偶然だなんてこれも運命……キャー(*/∀\*)」

 

宋気「やばい…何かトリップしてる……。」

 

燐子「やっと宋気さんに会えた……宋気さん!私と一緒に気持ち良くなりましょ!」

 

宋気「それただのセクハラ発言だろ!」

 

リサ「宋気、分かったでしょ?宋気は自覚もなく私達のメンバーのメンツを丸潰れにしたんだよ?これはもう責任とらざるを得ないでしょ~。」

 

友希那「逃げたら燐子にあなたを襲わせるわよ。」

 

 

完全に逃げ道を塞がれた俺氏。こうなったらもう相手の手に乗るしかない。

 

 

宋気「わ、分かった!それで、俺は何をすればいいんすか!?」

 

友希那「私達についてきなさい。」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ポピパ+宋気がRoseliaに連れられやってきたのは…(オーナーもいる。)

 

 

宋気「あの~circleのライブ会場に連れてきて何を見せるっていうんすか。」

 

友希那「オーナーさん、例のアレ頼むわ。」

 

オーナー「あれ、やるんだね。やりきってきな。」

 

りみ「ん?何かが動く音がする…あれ!?床が開いた!」

 

たえ「すごーい。circleにこんな秘密が…って何かが出てくる?」

 

 

ライブ会場の客席中央が開き何かがせりあがってきた。その"何か"にポピパ+宋気が驚愕する。

 

 

友希那「宋気、あなたには私とプロレスで対決してもらうわ。」

 

 

『えええええ~!?』

 

 

せりあがってきたのはプロレスのリング。プロレスなんぞめったに生で見ることなどないためそのスケールがひしひしと伝わってくる。

 

 

友希那「…といっても対決するのは今週の土曜日よ。私が勝ったらあなたにはけじめとして紗夜と燐子の婚姻届にサインしてもらうわ。」

 

宋気「また婚姻届かよ!もう脅しとして婚姻届使うのが通例になってきたな!」

 

友希那「本番までに練習を積んでおくことね。楽しみにしてるわよ。」

 

 

突如決まった友希那とのプロレス対決。果たして宋気は二人分の婚姻届にサインしてしまうのか。

次回へ続く




紗夜さんが乙女な感じになったのが伝わったでしょうか
燐子がただの変t…ゲフンゲフンちょっとおかしくなってしまった。

新たにお気に入り登録してくださった
黒鍵様
ヤタガラス様
ジェンツ様
ゆうさく19様
夕緋様
股関が越後の鍾馗様
羽乃秦御様
ありがとうございました!UAの方も少しずつリーチが拡大しているようですごく嬉しいです!皆様いつもありがとうございます。
読了、ありがとうございました!
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