NEW GAME! ~omnibus love stories~   作:黒ゴマアザラシ

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叱らないで

 八神視点

 

 仕事をしていた私は、ふと手を止めた。

 最近は、青葉やひふみんに仕事が集まっているおかげで今までみたいな無茶な働き方は出来ていない分、周囲をより意識することができたからだ。

 

 「……」

 

 その中でも一際目立ったのは……りんだった。

 作業をしてる佐藤をずっと見つめて、小刻みに震えているのだ。

 そして、その様子に気がついたひふみんがりんの元に近づいてくるのだ。

 

 「りん…ちゃん?」

 

 「私…佐藤君にコウちゃんの話をしてくるわっ…」

 

 「うん…頑張って……!」

 

 何か、並々ならぬ決意をしたりんの背中を押すようにひふみんは声をかけると、そのままりんは佐藤の元へと向かっていく。

 佐藤の元へ向かう途中、ひふみんは少し心配そうな表情で私のことを見た後、りんの方へと視線を向けた。

 その意味も分からないまま、りんは佐藤の所へとたどり着く。

 だが、依然として落ち着きが無い。

 まるで油を射していないロボットのよう。

 その上、手元だけがブルブルと携帯みたいに不自然に震えている。

 

 「ん?」

 

 当然、そんな様子じゃ声をかける前に佐藤に気付かれるみたいで、彼は不思議そうに首を傾げながらりんのことを見る。

 

 「どうした?」

 

 そして、りんもまた顔を真っ赤にして俯きながら、それでも意を決したかのように口を開いた。

 

 「さ……しゃとー君っ!」

 

 「……」

 

 と、思いっきり噛んだ。

 普段から皆と自然に話をしている彼女からは想像できないような姿だ。

 それを見てか、佐藤も少し拍子抜けしたというか力が抜けていくような表情をしている。

 

 「お……おう……」

 

 しかし、すぐに持ち直すと佐藤は何事も無かったかのように返事をする。

 それは、きっと相手が自分よりも年下だからだろう。

 

 「あのね……えっと……そ……その……あぅ~!!」

 

 だけど、りんはその様子を見て余計テンパってしまった。

 ただでさえ赤い顔をさらに朱色に染めて、恥ずかしさのあまりに目も合わせられないのか手で顔を覆ってしまう。

 その様子を見かねてか、今度はひふみんが割って入ってきた。

 

 「り…りんちゃんを叱らないで……っ!」

 

 「…叱ってねぇよ」

 

 「そんなっ…顔っ、しちゃ…ダメー!」

 

 そして、ひふみんまでもが何故か変なテンションになり始めた。

 いつもならこんなことはしないのだが、今の二人はまるでりんを守るナイトのように彼女に覆いかぶさるようにしながら佐藤の前に立ちふさがったのだ。

 りんもひふみんも、何やってんだろう。

 

 「ほ…ほら、りんちゃん。もう一回」

 

 「う……うん……」

 

 ひふみんに励まされて、再び佐藤と向き合うりん。

 でもまだ顔が赤く、落ち着きが無い。

 

 「しゃ…しゃと……待って」

 

 そして、また噛みそうになる始末である。

 りんもそれは分かっているのか、大きく深呼吸を一つ。

 そして――

 

 

 

 「佐藤きゅん!」

 

 「おしいな」

 

 佐藤も思わずツッコんでいた。

 いや、あんな噛み方したら誰だって突っ込むと思う。

 りんはまた口を両手で押さえながら、体をプルプル震わせていた。

 それを見たひふみんは慌ててフォローしようとしていた。

 明らかに今までと違う光景について行けない私は、呆然とその様子を見ていることしかできなかった。

 

 ……でも、少しずつ分かってきたこともあるのだ。

 それは、りんが何か大きな壁にぶつかっていると言うことだ。

 彼女は今、おそらく勇気を振り絞っているのだろう。

 だからこそ、あんな風におかしくなっているのだ。

 佐藤と離れたあとも、自分の席でずっと項垂れている。

 それも最近に至っては特に顕著なのだ。

 絶対何かおかしい。

 

 「りんはずっとあんな調子か……」

 

 こんなりんは初めて見た。

 いつも私のことを支えてくれてばかりだった。

 なのに、りんがこんな風になった時、私はずっと助けられていない。

 それが、なんだか無性に悔しかった。

 それと同時に、なんとかしたいという気持ちに駆られた。

 

 「私がりんのためにできること……なにかあるかな?」

 

 考えを巡らせる。

 なんだろう。

 私がりんにして喜んでもらえること……。

 これは試練なのかも知れない。私が、今までどうりんと接してきたかを測るための。

 

 「……っ!?」

 

 その時だった。

 私の脳裏に電流が走る感覚を覚える。

 そうだ、これしかない!

 私にしかできないことはこれだ!!

 

 「よし! 私、もう会社でスカート脱ぐの辞める!!」

 

 「バカ―!!」

 

 宣言した瞬間、後ろからひふみんにハリセンで殴られた。

 

 「痛いよひふみん!」

 

 「もっと! りんちゃんの! ために! なること! 考え! て!!」

 

 怒られた。

 珍しくひふみんが大声出している。

 というか、出し過ぎて過呼吸になってない? 大丈夫?

 

 「はぁ……はぁ……はぁ……」

 

 息切れして倒れそうになるひふみんの肩を掴むと、ゆっくりと座らせてあげる。

 すると、彼女は少し落ち着いたようで、乱れていた服装を正すように服を整えてから再び口を開く。

 

 「コウ…ちゃん……」

 

 「ごめんひふみん。いつもりんがそれで怒ってるから」

 

 真剣に考えて出した結論がこれとか、我ながらどうかと思うけど、今はこうするしか思いつかなかったのだ。

 でも確かに、それだけじゃ足りないのは分かっている。

 今のりんに必要なのは、まず安心感なのだ。

 どんな形でもいいから、私が側に居ることを知らせることで心の負担を減らしたいと思ったのだ。

 

 「…でもわかった。りんのためだもんね」

 

 りんと同じで、私もひふみんに背中を押されたようだ。

 それだけ、ひふみんも成長してるんだ。

 人と話すのがあんなに苦手だったのに、今では自分なりの言葉を言えるようになった。

 それに比べて、私はどうだろうか。

 まだ成長できていないのではないか。

 そんな不安が頭を過ぎる。

 だけど、ここで諦めたら本当にダメになる気がした。

 だから、頑張ろう。

 私だってりんを助けられるはずだから。

 

 ●

 

 青葉視点

 

 「おい、涼風。ちょっといいか?」

 

 出社してきてすぐのこと、相変わらず目にひどいクマをしている敦さんが声をかけてきた。

 

 「どうかしました?」

 

 「いや…なんかさっきごみの分別が全然出来てないって苦情が来たんだが、何か心当たりはないか?」

 

 「えっと…すみません。よくわからないです」

 

 「そうか……」

 

 敦さんはいぶかしむような表情をしている。

 確か…ゴミの分別とか掃除とか、りんさんがよく気がついて積極的にやってくれているから忘れガチになっていたかも。

 本当なら私達手伝わないといけないのに……。

 

 「涼風さん、宮本さん、少しいいですか?」

 

 「あ、うみこさん、おはようございます」

 

 敦さんと顔を見合わせて困っているところに、今度はうみこさんがやってきた。

 うみこさんの表情も少しだけ怪訝な顔をしている。

 

 「実は、給湯室がとてつもなく散らかっていて、コーヒーもすごく苦かったのですが、何か知りません

か?」

 

 「……」

 

 またもや身に覚えのない話だ。

 でも、それもさっきのゴミの分別の件と同様、いつもりんさんがよくしてくれている。

 一体どういうことだろう。

 

 「ぎゃー!なにこれー!!」

 

 悲鳴がブースの奥から聞こえてくる。

 はじめさんの声だ。

 私たちは一斉にその方向を見る。

 ブースの中を見た私達は唖然とした。

 床には小さな豆粒が散乱していて、足の踏み場もないほどに荒れている。

 

 「あ…青葉ちゃん」

 

 「は…はじめさん、これは…?」

 

 「わかんないよぉ……朝来たらこんなことになってたんだよ」

 

 状況が意味不明すぎてついていけない。

 だけど、敦さんは何かに気づき、散らばっている豆粒の1つを拾い上げた。

 

 「…これ、キャットフードか?」

 

 「え!?」

 

 言われてみれば、確かに見たことがある。葉月さんのぺっとであるもずくちゃんが元気そうに食べていたのが記憶に新しいからだ。

 私も可愛くてつい色々あげちゃうけれど、基本的にこの会社だとりんさんがよく世話をしてあげていたような……。

 

 「どれも、遠山がやっていたことだな」

 

 「でも、りんさんがこんなことします?」

 

 りんさんはいつも真面目で、きちんとした人だ。

 掃除だってこまめにやってくれるし、だから私達もちゃんと整理するよう心がけている。

 確かに最近、りんさんの様子は落ち着いていない。

 何もないところでひふみ先輩と一緒に叫んでいたり、佐藤さんと話すとき、いつも噛んだりしていた。

 だけど、それでここまでひどい有り様になるのかな?

 

 「一体誰がこんなこと……」

 

 「私だよ!」

 

 「「!?」」

 

 突然背後から声をかけられ、私と敦さんは驚いて振り返る。

 そこには、腰に手を当てて仁王立ちする八神さんの姿があった。

 

 「や…八神さん?」

 

 だが、いつもの八神さんとは決定的に違うところがある。

 まず違うのは服装。

 普段のすこしラフな格好では無く、真っ白で可愛らしいフリルがついたワンピース。

 これは、私が去年のマスターアップ休み明けに目の当たりにした光景と同じものだ。

 髪型も、その時と同じようにしようとしているつもりなんだけど、色々うまくいかないのか毛先があちこちに跳ねてしまっている。

 まるで、今にも泣き出しそうな子供のようだった。

 

 「あの……それは?」

 

 「ちょっと気が向いただけ……」

 

 と、気まずそうに視線を逸らす八神さん。

 何がなにやら全然分からない私達は顔を見合わせるしかなかった。

 

 「ま…まって…!」

 

 もはやどう収集をつけていいかもわからなくなり始めたとき、突然、八神さんの前にある人物が割って入った。

 それは…

 

 「ひふみ先輩?」

 

 視線が一点に集まる状況を一番苦手とする彼女が、この状況で前に出たのだ。

 しかも、今まで見たことがないくらい真剣な表情をしていた。

 そして、彼女は大きく息を吸って言った。

 

 「こ……コウちゃんはっ、落ち込んでるりんちゃんの代わりに、頑張った、だけなの…!」

 

 「え?」

 

 「はぁ?」

 

 何を言っているのかわからず、思わず素の声が出る。

 敦さんも全く同じようで、私と同じ反応をしている。

 

 「だから…コウちゃんを叱らないで……っ」

 

 それだけ言うと、ついに限界が来たのだろう。

 ふらりとよろめいたかと思うと、そのまま倒れそうになる。

 

 「だ、大丈夫ですか?」

 

 すぐに駆けつけてひふみ先輩を支える。

 

 「だ、だいじょうぶ……」

 

 「いや、全然そうは見えないぞ」

 

 「あ、あぅ……ごめんなさい」

 

 弱々しい声で謝ると、その場にへたり込む。

 本当に辛そうだ。

 昨日もりんさんとなにか叫んでいたし、佐藤さんや八神さんに対しても珍しく大声出していた。

 きっと相当な体力を使ったのだろう。

 私とお昼ご飯食べにいった時だって、話しすぎて疲れたと言って彼氏さんのところに行ったくらいだもん。

 それなのに、この現状に耐えられるはずがないよね……。

 私はひふみ先輩をまだ席に座らせる。

 

 「大丈夫ですか?」

 

 「うん……ありがと、青葉…ちゃん」

 

 これでとりあえず一安心していると、敦さんは八神さんの前に立っていた。

 そして、諭すように話しかける。

 

 「とりあえず、お前の気持ちはわかった。だがまずはとりあえずこれをなんとかするぞ。もしこの状況を遠山に見られたらそれこそ―――」

 

 「おはようございま――ちょっと何これ!? 何があったの!?」

 

 最悪のタイミングで、りんさんが入ってきてしまった。周りを見て理解できないらしく、目を丸くしてキョロキョロ見回している。

 本当最悪だ。

 ようやく収拾に傾いてきたこの状況は、またもや大混乱に陥るのであった。

 

 ●

 

 八神視点

 

 「はぁ…やっぱり慣れないことするもんじゃないなぁ」

 

 佐藤のことで落ち込んでいるりんを元気づけようとした私は、記憶の限り彼女が喜ぶと思えることを全てやろうとした。

 その結果がこれである。

 昼休み、食堂のテーブルで一人ため息をつく私。

 結局、あの後片付けも皆が手伝ってくれたおかげで午後の仕事には間に合ったものの、青葉達にまで迷惑を掛ける始末となってしまった。

 情けない。

 

 「どうしたの、ため息ついて」

 

 そんな私に声をかけてきたのは、りんだった。手には自分の昼食である巾着袋が提げられている。

 

 「りん……」

 

 「今朝はびっくりしちゃった。でもひふみちゃんから聞いたよ。私のために頑張ってくれたんだって。その服装も、私が喜んでくれたの覚えてくれてたんだ」

 

 その言葉を聞いて、私の中で罪悪感が生まれる。

 違うんだよ、りん。本当は私がもっと上手くやるべきだったのに。

 

 「ありがとう、コウちゃん」

 

 「…まぁ、別にたいしたことないよ」

 

 しかし、彼女は満面の笑みで私に感謝してくれた。

 あらためてお礼を言われると照れくさくなっていけない。

 私が思い描いていたのと全然違う。

 

 「それに、やってくれるならこれからは全部コウちゃんにおまかせしようかな?」

 

 「うぇっ!?」

 

 彼女の発言に思わず変な声を出してしまう。

 そんな私の様子を、りんはクスリと笑って見ていた。

 

 「フフ…冗談だよ。でも、少しずつ手伝ってくれるとうれしい」

 

 「……善処します」

 

 苦笑いしながらそう答えると、りんは満足そうに微笑んで私の正面に座る。

 

 「…ねぇりん」

 

 改まって私はりんに声をかける。

 これは私がりんのためと思ってやったことだけど、今朝のドタバタのせいでできなかったこと。

 私はテーブルの上にタッパーを置いた。

 

 「これ、作ってきたからよかったら食べて」

 

 それは、昨日がんばって作った肉じゃがだ。ネットや本で見様見真似でやってみたものの、我ながらうまくできたと思う。

 りんは驚いた表情をしていたが、すぐに嬉しそうな顔に変わる。

 

 「いいの? コウちゃんが作ったの?」

 

 「うん、お正月の時、怒らせちゃったから…」

 

 私がお正月の時、ひふみんの作った肉じゃがをつまみ食いしたら、りんが妙にムキになっていたのを思い出して作ってみた。

 というより、これくらいしか料理なんて思いつかなかったからだ。

 

 「あの時はごめんね。もう気にしてないし大丈夫だから」

 

 「そっか……」

 

 ほっと胸を撫で下ろす。

 すると、りんも巾着袋の紐を緩めて弁当箱を取り出した。

 

 「……実は、私も作ってきてるんだ」

 

 「え?」

 

 「ほら」

 

 そう言って彼女も自分の弁当箱を取り出す。

 そこには、私が何度も舌鼓をうったりんの肉じゃがが入れられていた。

 

 「わぁ……」

 

 いつ見ても美味しそうだな。

 さすが毎日自分で作るだけある。

 

 「せっかくだし、お互いの交換しない?」

 

 「あ、いいね」

 

 断る理由なんかどこにもない。私達はお互いの肉じゃがを手渡し合う。

 

 「じゃあまずはコウちゃんの肉じゃがから……」

 

 と、りんが箸を伸ばす。

 

 「いただきます!」

 

 そして口に運んだ。

 

 「……」

 

 まず、りんの口から聞こえたのは、ゴリっという音。

 その後に続くのは咀しゃくの音ではなく、まるで何か固いものを噛んでいるかのような音がりんの口元から漏れてくる。

 

 「……んぐ」

 

 「り…りん?」

 

 「……固い」

 

 「……はい?」

 

 一瞬何を言われたのか分からなかった。

 固かった? 何がだろう。

 もしかして味のことだろうか。いや、まさか……。

 

 「りん、もしかして不味かったとか?」

 

 「うぅん、おいしいよ。でもちょっと、ジャガイモに全然火が通ってない」

 

 「ご…ごめん」

 

 どうやらそういうことらしい。

 私は頭を下げて謝った。これも自分なりに頑張ったんだが、りんのようにうまくいかなかった。

 やっぱり、経験の差なのかなぁ。

 しゅんとする私を他所に、りんは笑顔で私を見つめていた。そして、ゆっくりと私に話しかける。

 

 「でも、すごく嬉しいよ。ありがとうコウちゃん」

 

 「りん……」

 

 「次はもっとおいしくできるように、私も教えてあげるね」

 

 「……お願いします」

 

 なんだか情けないような気がしたが、彼女に喜んでもらえるならそれでよしとしよう。

 私は改めて彼女の優しさに感謝した。

 

 「じゃあ、次はりんの肉じゃがだね」

 

 「うん」

 

 今度は私がりんの作った肉じゃがを口に運ぶ。

 果たして、お味は……。

 

 「うん、すごく美味しい」

 

 「ふふ、そうでしょ?」

 

 その言葉を聞いて、りんも得意げだ。

 

 「やっぱりりんの肉じゃがが1番だよ」

 

 「もーそんな調子の良いこと言って、ひふみちゃんの時に言ったこと覚えてるんだからね」

 

 「うっ…だって、ホントに美味しかったんだもん」

 

 りんの肉じゃがはいつも食べているから、逆にひふみんの味が新鮮だったんだ。

 ホントにひふみんの彼氏は幸せ者だと思う。こんなにおいしい料理を食べられて。

 でも、それと同じくらいりんの料理も美味しいんだ。

 いつも変わらない安心する味。

 それが私の大好物なんだから。

 

 「……」

 

 「…コウちゃん?」

 

 でも、少しだけいつもの味と違った。

 絵には作り手の心が映し出されると言われている。

 料理もきっと同じだ。この肉じゃがを作ったのは間違いなくりんなのに、なぜか違う人のことを考えながら作ったように思えた。

 ……前よりふわふわした味がする。

 

 

 

 なんかこう…

 

 

 

 幸せな…

 

 

 

 

 もう一つの…

 

 

 

 

 金色の…

 

 

 

 

 未来への…

 

 

 

 

 可能性の味。

 

 

 

 

 

 

 

 「……やっぱり、このままじゃダメなのかな」

 

 「?」

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