史上最強の弟子ケンイチ 実績『達人としか呼ばれぬ者』獲得   作:秋の自由研究

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原作編 第三回

 ラグナレクを見守る実況、はーじまーるよー。

 

 前回、ラグナレクの兵隊たちを治療する事で資金の荒稼ぎに入った所からの、続きとなります。メスガキちゃんが日本に現れたりもしていましたが、まぁその辺りは気にしていても仕方ありません。

 ……あとメスガキちゃんの情報欄に『弟子』が追加されているのは見なかった事にします。めっちゃ活動してるやん……畜生、アライメント管理とか考えないNPCの方がガンガン動いているの草も生えませんよ。

 

 取り敢えず、その辺りはこのプレイでは今更ですけれども……それよりも。

 

『馬 槍月が中華マフィアの護衛に就いたようです』

 

 おぉ、ハルティニちゃんご苦労様~……漸く槍月師父も、原作の辺りでやってたお仕事に就いた模様で。いやー、ワクワクしてきますね、原作の足音が聞こえてくると。

 そして、その原作イベントを進める為のラグナレクの兵隊達の治療でもあります。スイマセンそれは嘘ですただの金策です。

 

 まぁ兎も角、谷本君の初のケンイチ君との本格的な決闘イベントですよ!!!

 此度の実況において、かなりの重要な立ち位置を占めてくれている谷本君……これからの『闇』側との渡りになってくれる谷本君……なんか弟子でもないのに防御力が若干上昇している谷本君……!(想定外)

 

 ……えぇはいそういう事ですよね。

 そりゃあ、はい。原作キャラと関わり合いになるという事は、それに準じたイベントが待っているという事でもあり。

 

 谷本君の場合は、まぁバトルのイベントが多く、更に言えば戦えば戦う程にちゃんと強くなってくれるキャラクターです。しかしながら弟子関係ではないのです。

 彼自身、拳聖との繋がりがありながら本来の師匠は槍月師父という結構特殊なキャラではあるので、武術の薫陶をホモ君から得ていても別に不思議ではありません。『一なる継承者』染みた弟子がもう一人位いても誤差やろ誤差!(大嘘)

 

 ケンイチ君の所にメナング君を送り込んだのはもしや主にコレが原因なのかって? はい(正直)

 色々うだうだと言いましたが、結局の所ここの帳尻合わせをしようとしました(一敗寸前)

 

『――おい、ちょっと良いか』

 

 あ、来ましたね。

 

『槍月がどこ行ったか、聞いてないか?』

 

 という事で、ほったらかされてた谷本君が行動を起こす時間でございます。因みに放浪癖はバリバリ健在なので全く以てホモ君は居場所を把握してます(微笑) いやぁ、槍月師父の行方は把握していますよ、当然の如く――えぇ。はい。

 しかしながら答えはNOぉおおおっ!!

 

 君は白浜兼一君という生涯のライバルに出会うんだよォ!!

 

『……そうか、分かった。俺の方でも探してみるか』

 

 という事で、ここで『知らない』と答えますと、谷本君は暫く『ハーミット』としてケンイチ君を付け狙う事になります。原作イベントは出来るだけしっかりと回収していきましょうね~……というか原作イベント回収しないと『久遠の落日』が発生しないという。

 ここで原作イベント発生を逃すとマジで今までの努力が悲しい事になるので……いやまぁ無理矢理起こせない事も無いんですけど。そうなると一瞬でアライメントが『殺人拳』ガン寄りになるのでやりません(必死)

 

 いや、だってここから無理矢理起こすとなると『闇』に入り込んでフラグ管理しつつ徹底的に『久遠の落日』に向けて邁進する原作美雲ちんみたいな事しないといけないのでそりゃあもうアライメントも殺人拳まっしぐら。〇ラックジャックからドクター・〇リコみたいになっちまう……(震え声) 

 

 という事で、これでイベント発生の準備は整いました。因みに、このイベント発生させるためラグナレク側にそこそこの被害が必要なのですが、もし私が患者を治療し過ぎていると悲しい事に起きなくなります。

 まぁそうならない様に、定期的に向こうが数を減らしてくれるように、敵を送り込んでくるんですけど……今回の襲撃担当は『戦う参謀』ロキ君でした。

 

 ロキ君は、原作からして『特定の流派』には属していないタイプのホモ君と同タイプの武術家で、実は原作キャラを使うのであればニュートラルルートをたどるのに一番ちょうどいい人物だったりします。師匠を必要としないタイプの武術家っていうのがクッソニュートラルにはちょうど良かったりするんですが……まぁそれは良いです。

 

『俺たちはロキさんの直属だ! ラグナレクに逆らうものは全員潰す!』

 

 ロキ君は親切にもチンピラ君達をデリバリーしてくださったので、丁重に撃退(タイムアウト)させて頂きました。いやー儲かりましたねぇ!! ので、瞬間的な被害は間違いなく水準に達しているので、イベントは無事起きてくれました。ロキ君ありがとう!

 

 さて、そんな事言ってる間に、さぁ問題の日取りであります。

 

『今日は近くの高校で何か出し物があるらしいです――父さまもどうやら御呼ばれするらしいですよ』

 

 早速ハルティニちゃんからご報告が。因みに後者は、梁山泊に協力者を送り込んでいるとこういう会話が発生するようになります。

 という事で演劇です。原作では谷本君が王子役を務めて、『ロミオとジュリエット』をやっていたんですが……えっと、演目が『西遊記』に変わっていますね。まぁこの辺りはどんな演目やるかは割とランダムだったりしますけど、大抵の場合ラブロマンス物になる筈なんですよねぇ。なんででしょう。

 

 まぁそれは良いです。大事なのは美羽さんと谷本君が接近し、というか目的のケンイチ君と接触する為に一芝居を打つ事なので。

 

 とはいえイベント自体に介入出来る訳ではないので、此方はただ今回のイベントで痛み分けで終わってくれることを祈るしかないのですが。

 この類のイベント、原作キャラの実力が此方の介入でちょっと変わる関係上、幾つか結末があるのですが……個人的に一番ありがたい、というか『久遠の落日』成功に必須級の結末が原作通りの痛み分けエンド。そしてケンイチ君、及び、谷本君のライバル関係構築が実に重要になってくるのです。

 

さぁて……結果は……?

 

『――報告です! 梁山泊の一番弟子が、ラグナレクという不良グループから襲撃を受けた模様です! 交戦の結果、双方痛み分けに終わったとの事ですが……』

 

 っしゃあ!!!(ガンギマリ)

 

 いやー良かったですよ、取り敢えずは無事に済んで。これで実績解除に向けていきなりコケる事は無くなったと言っていいでしょう。ケンイチ君が無事強くなってて、オラ嬉しいぞォ! マジで、マジでメナング君ナイスです……!

 

 さーて、谷本君はそれなりにダメージを負って帰ってくると思われますので、その治療を依頼されると思いますので、まぁね。気軽に治療していきましょうか――

 

『……わりぃ、治療頼む』

 

 あえっ!? 待って予想以上に谷本君がダメージを!? いや、大きな怪我をしているという訳ではないんですけれども、しかし原作の描かれ方から考えると、ここまでの怪我をする訳が無いというか……

 まぁホモ君で十分治せる範囲内ではありますので良いんですけれども。お互いに強くなったらお互いにダメージが増えるとは、このプレイヤーの目をもってしても……今はそんな事を言ってる場合じゃねぇ!

 

 というか、バス上の死闘でコレだけのダメージを……!? け、ケンイチ君がまさかそこまでの度胸をこの時点で身に着けている、だと!? しかも、誰かを守る為でもない自分に襲い掛かってくる相手に対しそれだけの出力を!?

 

 ゲーム内での二人の成長の都合上、こういう事になったのだとは思いますが……しかしこの世界戦のケンイチ君と谷本君との戦いを見てみたいですねぇ。この時からダメージがしっかり入るという殴り合いを。

 くぅー、こういうプレイヤーが介在しない所を見られれば、とは思いますが、そうならない様に活人、殺人、双方にしっかりとパイプを繋いでいるのです。出来る限り、ホモ君が原作に介在出来れば、その分多くの経験が積めますし、強くもなれます。

 

 そして、そうして種を撒いていた内の一つが……漸く芽吹きを迎えようとしているんですから、惜しんでばかりもいられません。

 

『どうやらここ最近、中華街の方で中華マフィアが幅を利かせているようです。強い用心棒を雇ってからというもの相当に大きな顔をしているようですよ』

 

 さぁ、谷本君の決闘イベントを呼び水に、来ましたよ。槍月師父の初登場イベントが。そしてきちんと達人の位階にまで上り詰めたホモ君で、実況内初の『実戦』となります。というか、ホモ君が仕上がってから初の実戦になるかもしれません……ロキ君のイベントはまぁただの『処理』なので、実戦とは到底言えませんでしたのでNOカウントです。

 とはいえ、相手にするのは達人クラスとは限らないんですけど……まぁ、詳しくは次回ですかね。

 

 ご視聴、ありがとうございました。

 




槍月師父を護衛に付けてから調子に乗るまでが早すぎる……(困惑)
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