ポケットモンスター~WORLD TOUR~ 作:ゼクスバーナー
ジム半壊事件(ジム戦)の翌日から何故かヤマブキのゲートが4つとも封鎖されてるとの事の為、セキチク経由で来る工事関連の方々を待ってる間自分達である程度の工事をすることになった。
そして1週間程経ち、本職の方々がやって来てから本格的な工事が始まりそれの手伝いをしつつ、毎日エリカさんに特訓の指導をしてもらった。
そして……。
「ハルトさん、ナツキさんお疲れ様でした!これでやっとジムが再開出来ますわ!」
急ピッチで工事が進められたものの損壊はかなり激しく、しかも元に戻すのではなく改築するということだったため2ヶ月かかった。
しかしまぁ……逆に2ヶ月もジムリーダーに特訓をさせてもらえたのだからいいのだが。
「ハルトくん?どうかした?」
あれこれ考えていたらナツキさんが心配しで声をかけてくれた。
「ん、いや何でもないよ」
すると今度はエリカさんが話しかけてきた。
「2ヶ月どうもご苦労様でした。お二方はもう旅立つのですか?」
工事は終わったが日が沈みかけており旅立つとしても明日以降かな。
「明日にでもタマムシを出発しようと思います」
僕がそう言うとエリカさんは心なしか少し悲しそうな顔をしていた。
「ハルトさんとナツキさん。お二方の旅が実り多からんことを祈っておりますわ」
すぐに元の表情になったエリカさんは僕とナツキさんと握手をした。
「わたくしはこの2ヶ月で溜まったジム戦の予約を消化しきらないといけませんので明日は見送ることは出来ませんがお気をつけて」
そう言ってニコッと笑い、僕とナツキさんはポケセンへと帰ろうとした。
「あ、あのハルトさん!」
歩いていたら後ろからエリカさんに声をかけられた。
「どうしたんですか?あ、やっぱりどっか直ってなかったとか?」
「いえ、それは大丈夫なのですが……」
そう言うエリカさんの顔はどことなく赤かった。
「あの……。ハルトさんは年上の女性は嫌いですか……?」
「?年上の女性ですか?別に嫌いではありませんよ?けどそれがどうかしたんですか??」
「あ、いえ別に特に意味はないんですけど……4歳年上の女性は恋愛対象に入りますか!?」
……???エリカさんどうかしたのかな???けど答えなきゃな。
「えーっと、4歳年上ならお姉さんとかですよね。僕はその位は問題ないかなぁ……?」
「ホントですか!?」
エリカさんは僕の手を握って聞き返してきた……どうしたんだろホントに……。
「えぇ、けどどうかしたんですか?」
「い、いえ、なんでもありませんわ!引き留めてしまってすみません!明日からの旅お気をつけてくださいね?」
僕ははい!と答えエリカさんと別れ、先にポケセンへと行ってしまったナツキさんを追いかけた。……少し不機嫌そうだったのは何故だろうか……?
エリカside……
「お、どうでしたエリカ様!」
ハルトさんと別れてジムに戻るとジムトレーナーのみなさんがどうだったかと聞きに来ました。
「4歳年上は大丈夫だそうですわ」
そう答えるとジムトレーナーのみなさんはおぉ!!と言い、なにやら気合が入ってるようでした。
「エリカ様、もうこれはいくっきゃないですよ!年下の男の子好きになるなんてエリカ様も……ウフフフ」
「なんですかその笑い方!?いくっきゃないってなんです!?」
「そりゃもう一発ドカンと告っちゃいましょう!!」
「えぇ!?」
「エリカ様ファイトー!!」
なんかみなさん、揃いも揃ってテンションが高いです……。
「いや、やっぱりお付合いすると言っても順序がありますでしょ?段階を追って……」
「いやいや、エリカ様奥手ですねー。もっとグイグイ行きましょ?」
「お、奥手でもいいじゃないですか!」
「ところでエリカ様って、彼のどこが好きなんです?」
ジムトレーナーの一人がいきなり核心を突いてきました……。
「ほらほら、答えてくださいよー」
うぅ……なんでみなさん恋バナ関連の時やたらテンション高いんですかー!
「じゃあ3,2,1で!3…2…1…どうぞ!!」
えぇぃ答えてしまえ!
「……とか、……ですし。なにより……」
こうしてタマムシの夜が更けていくのでした。
ハルトside……
「よし、準備も出来たし行こうか!」
翌朝、僕達はサイクリングロードの手前のゲートに来ていた。自転車?ブイを助ける時に壊れて持ってないじゃん?
えぇそうですよ。けどちゃんと通れるようになってるんですよ?
「ヤマブキが通れなくなったから工事のおじさん達と一緒にサイクリングロードの一部を改修工事したんだよね」
ナツキさんが言ったとおりである。この2ヶ月で直したのはジムだけではなくサイクリングロードも改修工事をしたのだ。
「おかげさまで歩行者専用通路もあるし、ポケモンに乗っても通れるようになったしね」
これもナツキさんの言ったとおりである。いやぁ……暴走族の方々を説得するのに手間取るかと思ったらボスが出てきて締め上げるもんだから思ったよりスムーズに事が進んだね……。
「ハルトくん、歩いていく?ポニータに乗っても行けるけど」
「んー、下りだし歩こうか」
「わかったー」
ゲートを抜けて僕達は残り4つのジムバッジを集める旅、色んな景色を見て回る旅をするべく出発した。
カントー編もやっと折り返し地点です。
後半は2次創作だから出来るオリジナルの展開が多くなる……と思っています。
ちなみにこの章、自身初の予約投稿です(どうでもいい