DIOの奇妙な大冒険   作:愛より前に

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竜の牙

ジジイの居るこの島が如何に平和か身に染みる。平和こそがこのDIOにふさわしい・・・

なんて言ったらパチモンとしか思えないな。いやパチモンなんだけども。

装備という観点からすれば一番重要なのはアクセサリーだろう。そもそも一箇所だけしか装備できないわけじゃないだろうから、ゲーム基準は参考にならん。単純に服にジャラジャラアクセを着けても効果があるのかどうか。例えば星降る腕輪を両腕に装備して4倍速だ!とかになるのかどうかすらわからん。装備したらすばやさが半分になるアクセサリーを殴った時に相手に装備させればゴールド・エクスペリエンスできるか?・・・ホイミ系で殴ればクレイジー・ダイヤモンドか?

考えてもしょうもないか、実践と実戦だけが答えを教えてくれる。

思えばDIO自身、石仮面を研究してたり、天国とか考えちゃったりしてたのか。

まぁ石仮面っぽいアクセなら無難だろう・・・がカッコ悪そうだな・・・

常用するならスカウター程度の・・・頬の傷を隠す程度に装飾をして右目部分から羽飾りのような感じで変形機能も・・・ふむ・・・インスピレーションが沸いてくる・・・これは最高にハイってやつだあああああああああああ

 

 

 

我ながら傑作だ・・・これならば問題ないだろう!

「爺ちゃんデザインができたよ」

「ふむ・・・・・・どこかで見た事があるような・・・ないような・・・」

ダニィ!?まさか作らなくてもあるのか・・・クソッこれではどっかで見てきたのを書いたように思われる。だがまぁこのDIOのセンスが疑われるよりはマシか。

「これじゃと頬の傷が隠れるように・・・うむ・・・しかし・・・こういうのも流行り廃りがあるからのう・・・」

「爺ちゃんの時代の物で石でできた仮面とかないかな?」

「ううむ・・・見た気はするんじゃが・・・石だと魔物化してそうじゃの」

魔物化している石仮面だと!?・・・スカウトしてカーズと名付けるべきでは?

んんんん!・・・実に馴染む・・・実に馴染むぞその感じ!

呪いのアイテムっぽい名前なだけに仕方ないな。ふははは

「それよりも武器や防具はしっかりと用意しなくてはいかんぞ?カッコよさばかり求めて防御の低い装備ばかりしかしないからのう」

「じ爺ちゃんそれは・・・だって・・・」

「まぁそれもまたよいじゃろう、じゃが・・・そんな装備で大丈夫かのう

「爺ちゃん・・・今の・・・」

「一番良いのが良いと思うがのう」

いや・・・ボロを見せるものかよこのDIOが・・・釣られぬぞ・・・釣られてたまるものか!

「・・・。」

「爺ちゃんが買ってやるのにのう」

これは・・・違うか?たまたまか?誘っているのか?くそ・・・まさかジジイがこんな勝負を仕掛けてくるとはなぁ!

「そもそも良い装備は中々売ってないんじゃ」

「魔界で買えばいいんじゃよ。」

このジジイ魔界にツテなんてあったのか・・・

「天界の・・・天空装備・・・みたいなのとかはないのかな」

「探せばあるじゃろうけれども・・・ああいうのは女性物が多いんじゃないかのう」

天界は未来に生きてるのか?ちょっと気になるぞ

「黄金の鎧とかはちょっと趣味が合わんのう・・・」

それはセイントとか言うんじゃないだろうな!?

「今はまだ装備を揃えてもすぐに大きさが合わなくなるからね。」

「ふぅむ・・・それならロン・ベルクならばもしや・・・」

「そうだ爺ちゃんオレ王都の方まで行ってみるよある程度の装備なら揃うはずだからさ。」

「さみしいのう・・・」

 

* * *

 

さて、と抜け出したはいいが王都と言っただけで近場とは言っていないなぁ!さて凍気か・・・なにやらセイントらしき情報まで出たんだ。凍土に向かえば我が師カミュのような出会いもあろう。いやあの人は師に選んじゃダメなタイプの人だけども。

どうやって行けばいいんだろうな・・・

船・・・か・・・船といえばトラブルが付き物だが・・・主人公じゃなければ構わんだろう。

 

 

 

「ボクはね焼き芋が好きなんだ。船の上で食べる焼き芋はすごくおいしいんだよ。」

なんだこの不審者は。火を使うのに何の躊躇いも見せんとは・・・

「船長!」

は!?ヴァカな!?うそだろ条太郎

 

 

 

無事に・・・無事に?着いたか・・・すさまじく疲れた・・・いや一番速い船を選んだがあそこまでフリーダムだとはな・・・

寒さ対策にはフバーハくらいしか思いつかなかったが・・・さてこの地方の装備に好みの物があるかどうか・・・

 

バァン

「いらっしゃい」

「・・・。」

「(うちには盗るものなんてないさ・・・ははは大丈夫さ普段どおり・・・)」

ジー・・・ツカッツカッツカッ・・・スタッ

ピクンッ

「・・・この・・・いやサイズの調節はできるか?」

「ご一緒にドラゴンシールドなどはいかがでしょうか?」

「・・・値段は・・・ふむ・・・それも貰おう。」

「(即決だと!?ゴクリ・・・)」

バシン!

「わるいごはいねがー」

「(なにしてんのアンタあああああ)」

「悪い子ならここに居るぞ。」

「・・・。」

「(ひゅんってきた今日はもう閉めようそうしよう。)」

「わ・・・(えどうすんのこれ)わるいごにはわりびきはでぎないなぁー」

「そうか。これでいいな?」

「はい丁度です。」

「「アリガトウゴザイマシター」」

ドタン・・・バタッバタッ

 

 

 

ふんっ・・・なんというタイミングだ・・・いたたまれんな。

しかしちょっと遠出しただけでドラゴンシールドまであるとはな。

どうせ耐性装備しかいらんだろうからこれで十分だろう。

さてこっちの奴は・・・ふむ・・・どこかで着替えるか

っはまさか上半身裸で修行するべきなのか?

いやまさかよもやよもやよもや・・・やるべきなのか?・・・やってしまうべきなのか?・・・

なぜだ・・・買ってしまってから思いつくとは・・・

だが・・・無理をしてもしょうがないだろうHAHAHA

目指すべきは北・・・必ずや凍気を修め気化冷凍法ムーブをするのだ。

あ、武器買うの忘れた。・・・目の前が真っ白になった。

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