防具の方の具合はいいな・・・まぁまぁだ・・・これはもう無手でやるしかないか・・・
凍気・・・単純な発想だが魔力及び何らかのエネルギーの運動を停止させるんだろう。いわゆる霊圧のように圧し固めてやれば・・・どうやって?・・・
こごえる系列の連中から何かコツを聞きたいが・・・
キメラ イエティ ひょうがまじん ・・・ ッパっと思い浮かぶのはこの連中だが・・・いやキラーマシンも雪山だったか?
はてな?・・・
そういえば武器をドロップするようなマモノも居るんじゃないか?・・・もうなにもこわくない・・・ドロップするまでオレの中の何かを高めるまで!
* * *
「いいですか?わかりますか?はい。そちらに行くとデルムリン島があります。はい?いえ一応パプニカ王家の洗礼がどうとかの場所ですから・・・お宝なんてありませんよ・・・多分・・・え?むしろマモノを売りたい?ははぁ・・・まぁ珍しいのが居るかもしれないですね。かなり種類だけは多いらしいですから。はい。」
怪しさが爆発している、ホラーウォーカーにしか見えない人間?は、嘲笑っていたが、なぜか気付く者は居なかった。
「っくっくっく・・・オレの中の勇者の血が騒ぐ!」
やたらと珍しいコスプレをした男が醜悪なツラを曝しながら笑っている。
「あんまりアテにならないしバカンスとシャレこむべきね」
僧侶のクセに僧侶してない、いやむしろお金を信仰している正しき僧侶がそこには居た。
「弱いマモノを乱獲する事こそが勇者の嗜み・・・おこぼれを掻っ攫うのはジジイの特権よ。」
生ける屍、いや金の亡者がそこに居る。
三人は金と欲で繋がった真の仲間だ。油断も隙も有りはしない、ただただ利用しあうだけの関係がそこには在った。
* * *
「時に・・・こうつめたいいきを吐くときに何を吸い込んでいるのだろうか?」
・・・べろーん
「・・・聞く相手が間違っていたか・・・キメラ辺りは居ないだろうか・・・」
・・・ヒュゴオオオオオオオオオオオオ
「あぁ・・・うん・・・ありがとうすごい冷気だ。だけどしもふり肉をほしそうに見るのはやめようか!・・・」
くんせい肉で十分だろう!マモノのエサじゃないだけマシだろうともさ。
「あぁ・・・肉まんとかが食べたくなる気候だ・・・」
べろんべろんべろん
* * *
「どうだろうかここは一つこの私に・・・」
ケケケケケェーーーーー
「キメラは自由だな・・・それもそうか・・・翼がとんでもなく使いまわされるくらいだからなぁ・・・」
もうダメだぁ・・・もうおしまいだぁ・・・
心とか手に入れてダーマすればいいのか?・・・
* * *
「これはこれはこれは・・・そうですかはい。えぇ、えぇ。あの島には偽者が向かうでしょう。ですが・・・あの島にはおそらく・・・」
「はい。は?・・・いやしかしですね・・・まさかパプニカの王女を誘拐させると?・・・それはそれはそれは」
「ほほぅクーデターを成功させてもヨシ。王女を助けて恩を売ってもヨシ。なかなかですなぁ」
「ふぅ・・・現地に行かずともいいのはいいがSHOWが見れないのはねぇ・・・」
「あぁ匂い立つなぁ・・・人間の欲望の匂いだ・・・そしてあの島からは純粋な悪の匂いがする・・・偽者の勇者か勇者の偽者かどちらかしらんが、アレら程度ではどうにもならんさ・・・」
* * *
「ぐ・・・軍艦じゃああああ」
「あばばばばば勝手に住み着いたから、どうすればいいんじゃ・・・いや慌てる時間じゃぁない!攻め込んで来たわけじゃぁない!ないのじゃ!」
* * *
「あぁ杖で叩くのはやめてくれないか・・・いや・・・うん・・・爺ちゃんみたいな見た目の連中は見分けが色くらいしかないからなぁ・・・」
ポカポカポカ
「あぁ地味に痛い・・・え?婆ちゃんだって?あぁうんごめんごめんよわからなかったんだ」
* * *
「オレの りゅうのきし このオレの ちをわけた こ ふういん され この いしのなかにいる オレ の たのしみは いま どうしているのか」
「あぁ いつか かならず バラン きさまに きばを つきたてるのだ! わがこが! キサマのこが! わが りゅうのきし なのだから!」
「マザードラゴン が りゅうのきし を つくる ほうほう は しっていた ゆえに キサマに わが いんしを うめこんだ キサマじしんに いみはない」
「だが キサマが こをなせば そのこは わがことして りゅうのきし となる!」
「あぁ たのしみだ! わがこが バラン と どうかかわるのか!」
・・・コンコン・・・
「でもバランと いっしょに きて たすけて くれたり は しないかな ヒマだなぁ・・・」