【ラスボス】外道幼女が行く、ネギま平行世界【逃げて】   作:ひろっさん

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8/29 くらいに投稿されてると思います。


102 一方的な虐殺の前夜です

Xデー、奇襲作戦決行の日です。

 

拳闘世界大会『ナギ・スプリングフールド杯』の開催に向けて、各国の艦隊が式典のために派遣されています。

原作よりも若干早めの時期なのですけれどもね。

 

平和式典のために、と言いながら、メガロメセンブリア元老院はゲーデルさんが武力占拠状態、そして儀仗艦隊も旧世界人の比率多めなガチ戦力を集めています。

外交担当のリカード議員が、私達の作戦について各国に伝えたからです。

平和式典はただの口実。

それは皆が了解しています。

 

原作では50万もの召喚魔を相手に戦ったのです。

それを倒して余りある戦力は揃えておきました。

 

ニュースでは戦争でも始めるのかという、例年にない異様な雰囲気が報道されていましたが。

その通り、今から始まるのは戦争です。

 

ただし、勢力争いではありません。

集まってきた艦隊はすべて味方。

これから行われるのは世界の命運をかけた、一方的(・・・)な虐殺(・・・)です(・・)

 

 

 

そもそも、なぜ『完全(コズモ・)なる世界(エンテレケイア)』は、潜伏していたのでしょうか?

単純な話、きっちりとそのために準備を整えてきた大艦隊が相手では、かなり分が悪いからです。

遠距離から遠巻きに一方的に砲撃を加えられれば、今回のような強力で巨大なバリアでもなければ、どうしようもありませんからね。

 

ただ、バリアが強固になる前にそれをするには、元老院という壁がありました。

今回、彼らは元老院首脳部を殺害し、メガロメセンブリアを大混乱に陥れましたが、それはバリアが強固になる時間を稼ぐ以上の目的はありませんでした。

同時に、確かにそうすれば、旧オスティアに艦隊を差し向けるのは難しくなるのです。

大混乱状態のメガロメセンブリアに他国、特にヘラス帝国が艦隊を差し向けたりしますと、それは開戦の合図と受け取られかねません。

今回の事態に、市民は大いに戸惑っていることでしょう。

 

新オスティア近辺で開戦と予想されていたニュースが外れ、両艦隊は合流して旧オスティア方面へ向かったのですから。

 

 

 

そして、バリアの外での開戦です。

大小無数の召喚魔が、バリア近辺から召喚されて、混成艦隊に襲い掛かります。

 

『真理の合鍵』は、誰が持っているかもわかりません。

そこで、艦隊を守るために、配置したのが対軍団戦用に鍛えた仲間達。

『真理の合鍵』をいつでも引き寄せられるマリスさんとは直接戦えない、フェイトハーレムズ、ラカンさん。

 

『ガンダム』、『決戦用さよ人形5号』を擁する早乙女ハルナ(ヘンタイオタク)さん。

武器は魔導兵器を少なめに、大半が光学兵器か実弾兵器としました。

旧世界から戦車砲とかも持ち込んでいますし、これに魔法処理を施して、『真理の合鍵』持ちを撃破します。

 

各艦や部隊の情報通信制御を担当するのは、『力の(スケプトルム・)王笏(ウィルトゥアーレ)』をフル活用する長谷川千雨(マジカルハッカー)さん。

彼女には、自動操縦でバリアの弱点から無人の老朽艦を突っ込ませる、重要な役割も任せます。

マキナ相手を想定して磨いてきたハッキング技術は、既存の魔法世界の電子精霊技術を上回っています。

さすがは問題児を集めた3-Aなだけはあり、才能はピカイチです。

 

しかし、さすがに1千を数える大艦隊すべてを1人で掌握するのは厳しいですので、茶々丸さんの姉妹機をそれぞれの艦隊に派遣し、連携していただいています。

もちろん、例の無人で突っ込ませる老朽駆逐艦は、葉加瀬聡美さんによる魔改造済みです。

船を守るバリアが貫かれると同時に、高性能な機雷を散布するようにできているとか。

それによって、迎撃兵器を無力化、その後に私達が突入する予定です。

 

現在進行中の危険な魔法儀式があれば、適宜長谷川千雨(マジカルハッカー)さんを従者召喚します。

そのために、とりあえずは安全な場所にいてもらいます。

 

綾瀬夕映(おでこ)さんと高音さん、佐倉さんは、フェイトさんやラカンさんが討ち漏らした個体を掃討するチームです。

フェイトハーレムズもここです。

それぞれかなり強くなっていますので、1部隊を組める程度の戦力はあるでしょう。

 

ちなみに、テオドラさんが雇った傭兵さん達は、各艦隊の直掩、近接防御に回っています。

『千の雷』とかの大技を持ってる人も結構いるのですけれどもね。

アリアドネー騎士団のセラス総長とか。

 

で。

麻帆良からの突入チームは、タカミチや詠春さん、近衛学園長、アルさんをはじめとした、少数精鋭部隊です。

相手が最低でも『アーウェルンクス』クラスということで、大人数を送っても死体の数が増えるだけと判断されました。

 

最後に火星表面からの奇襲チーム。

私とアンディはもちろん、エヴァさん、茶々丸さん、マキナ、刹那(サムライボーイ)さん、木乃香(ナデシコ)さん、明日菜(おてんばヒメ)さん、長瀬楓(ニンジャ)さん、龍宮真人(イケメンようへい)さん、古菲さん(そのこいびと)小太郎君(ちびいぬ)宮崎のどか(トレジャーハンター)さん、朝倉和美(パパラッチ)さん、明石裕奈(おっぱいガンナー)さん、ザジ・レイニーデイさん、ポヨ・レイニーデイさん、下っ端天使(モノノケ)さん。

 

仮契約関係は、以下の通りです。

 

アンディ:

神楽坂明日菜さん、宮崎のどかさん、綾瀬夕映さん、早乙女ハルナさん、明石裕奈さん、雪広あやかさん、唐繰茶々丸さん。

 

明石裕奈さんと雪広あやかさん、茶々丸さんが追加ですね。

雪広さんは麻帆良で学園長とお金のかかる部分を調整中です。

この作戦が成功した後に活躍する予定ですから、今は地味な役回りなのですよ。

アーティファクトも原作通り、政府要人とアポなし面会できるという、政治向けのものですし。

ちなみに、愛が強過ぎて仮契約が騒動になったのは言うまでもありません。

 

明石裕奈さんが突入チームに入っている理由ですが。

彼女のアーティファクト『(イリス)色の銃(トルメントゥム)』の性能が凶悪だったからです。

様々な効力の弾を選んで撃ち込むことができるのですが、『魔法禁止弾』ならそのまま『アーウェルンクス』であろうと、無力化してしまえるのですよ。

 

しかも、障壁を貫通する機能まで追加可能なのですよ。

当てさえすれば1発につき3分間相手を無力化できるなんて、トンデモ性能過ぎます。

何気に追尾性能もありますし。

本人がフェイト少年にも普通に当てられる腕前のため、『アーウェルンクス』相手にも十分に渡り合えると判断されました。

 

茶々丸さんは、原作通りアンディによる力技での仮契約です。

が、原作よりもややすんなりいった感じです。

マキナという実例があったからでしょうね。

信じる者は救われるのです。

アーティファクトは原作通り、衛星砲の照準発射装置『空飛び猫(アル・イスカンダリア)』です。

 

全体で見て、原作ほどのハーレムっぷりではありませんね。

何割かが私に回ってきているのが原因だと思いますが。

 

(ネギ)

近衛木乃香さん、長谷川千雨さん、朝倉和美さん、長瀬楓さん、超鈴音さん。

 

朝倉和美さんと、長瀬楓さんが追加です。

朝倉さんは、ジャーナリストとして私の将来に興味があるようでした。

私は色々と政治家ですからね。

彼女は船を操縦する茶々丸さんと一緒にいて、アーティファクト『渡鴉(オルクス)の人見(・コルウィヌス)』で情報を収集して、適宜衛星砲の照準をしていただきます。

危険な役回りですが、護衛を付けますし、安全はちゃんと担保しています。

 

長瀬さんには、私からお願いしての仮契約です。

彼女、原作よりもやっぱり強くなっていまして、フェイトさんとも互角以上に戦えるようになっています。

ただ、影分身以外に防御手段がないのですよ。

『気配断ち』による隠密(ステルス)能力が高いですので、そこまで必要ではないのですけれどもね。

しかし相手は『アーウェルンクス』です。

影分身では回避できない攻撃を仕掛けてくるかもしれません。

だからこその、期間限定の仮契約なのですよ。

 

木乃香さん:

桜咲刹那(♂)さん。

 

相も変わらずラブラブです。

刹那・F・セイエイさんは『斬魔剣弐之太刀』を完全に使いこなしており、詠春さんともそこそこ撃ち合えるほどの腕前になっています。

単体で『アーウェルンクス』とも戦えますね。

 

龍宮真人(♂)さん:

古菲さん。

 

例の引き分け後、実は麻帆良では日増しに彼の機嫌が悪くなっていく現象が見られたというお話が、雪広さんから語られました。

一応、彼には私の作戦について、ある程度情報を開示していたのですけれどもね。

まあ、そういうことです。

いなくなってはじめて気付く恋心ってやつですよ。

模擬戦とはいえ、戦うことでしか愛情表現ができないという、古菲さんと自分を重ね合わせたのだとか。

 

古菲さんのアーティファクトは『如意金箍棒』のレプリカである『神珍鉄自在棍』。

使用者の命令で大きくなったり小さくなったり、伸びたり縮んだりするやつですね。

原作通りです。

契約主が違っても同じ品が出てくるということは、それだけ古菲さんの気質が強いということなのでしょうね。

 

ココネさん:

春日美空さん。

 

彼女達の役目は、火星表面で突入地点に『超矩(ちょうく)理論』で魔法世界への穴を開き、私達が突入した後、こっそり忍び込んで危険な儀式場を探し出し、妖精さんグッズ『爆薬型オートリペアー』などで内容を書き換えることです。

また、『墓所の主』がいれば彼女に『メガクモール』をぶっかけ、火星表面に出るように言っていただきます。

完全にノーマークになっているはずですから、安全に事を進めることができるでしょう。

奇襲作戦の陰で働く、世界滅亡の最後の防衛線を攻略不能にしてしまうための、伏兵です。

 

 

 

実は、戦力過剰です。

私とアンディ、エヴァさん、龍宮さん、刹那さん、明日菜さん。

この6人で突入すれば、予想戦力だけでしたらどうとでもなるのですよ。

『デュナミス』さんが『人形』達の量産を開始していたとしましても、全体の半分の戦力で十分です。

麻帆良からも転移門(ゲートポート)で同数の戦力がやってきますし。

 

これはひとえに、『デュナミス』さん達を逃がさないようにするのが目的です。

万が一にも逃がしてしまえば、かなりまずいことになりますからね。

 

実は、私はフェイト少年を信用していません。

この作戦が『デュナミス』さんに漏洩している可能性があります。

 

なので、出来るだけ派手に突入させ、『無限ループ』の最初の1回で彼らがどう出るのか、出方を見極めたかったのです。

もし作戦が漏れていた場合、その時は、作戦を決定する直前である昨日に、『タイムバナナ』で戻るつもりです。

その時は、今の時点で(もぬけ)の殻でしょうからね。

 

外れれば、そのまま制圧できます。

この布陣で負けっこありませんからね。

 

 

 

 




本日の経過

最終戦力報告。

以上。

つづく



ラスボス包囲網完成です。

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