【ラスボス】外道幼女が行く、ネギま平行世界【逃げて】   作:ひろっさん

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6/1 あたりに投稿されてるでしょう。

イマイチ体調がよくない。


013 黒幕も色々と大変です

春休みが終わり、新学期です。

 

さて、メタ的に原作では3巻に突入し、『桜通りの吸血鬼』のイベントが始まる頃ですね。

私もエヴァさんのお宅で紅茶を飲みながら、作戦会議です。

 

「私としては、お前(ネギ)の相手をしているだけでお腹一杯なんだがな……。

血も結構もらっているし」

「ダメですよ。アンディが育たなければ、フェイトや変態筋肉の相手が私になってしまうではありませんか」

「それ、かなり私情入ってないか?」

「そんなことありませんよ。

……では、この世界限定の裏技を紹介しましょう」

「何?」

「それは……こしょこしょ……」

「な、なにぃ!?」

 

非常に残念ながら、裏技の内容は秘密です。

勘のいい人でしたら気付くかもしれませんがね。

 

そんなメタい感想稼ぎは置いておきまして、なんとかエヴァさんもやる気を出してくれたようです。

まあ、彼女の力を使うのに、早めにアンディに協力してもらう必要がありますし、このイベントは必須ですよね。

 

「しかし、そう上手く風邪など引かないぞ?」

「そこは妖精さんグッズ、『仮病薬』に頼ります」

「そんなものもあるのか……便利だな」

「ええ、便利ですよね」

 

こうして、私とエヴァさんの悪企みは進んでいきます。

 

 

 

『桜通りの吸血鬼』編は、3巻を丸ごと使ったイベントで、原作における重要人物エヴァさんの紹介が主となります。

 

このイベントでは、原作ネギ少年が魔法使いの従者(ミニステル・マギ)の重要性に気付いたり、エロオ(アルベール・)コジョ(カモミール)が仲間になったり、神楽坂明日菜さんとの仮契約が成立したりと、色々な戦力強化が図られます。

 

ようやくバトルファンタジーとしてのイベントが始まるわけですね。

後に繋げるためにも、この世界のアンディには密度の濃い経験を積んでもらわなければなりません。

そして、重大な事実が発覚する(強制)イベントにもするつもりです。

 

エヴァさんの風邪やエロオコジョ関連のイベントなど、運要素が絡むお話もありますが、その辺は抜かりなく準備しています。

 

 

 

「……と、いうわけで協力していただけますよね?」

「ハ、ハイ……」

 

『童話の地』は、妖精さんを確保しておくための仮宿です。

総面積は100メートル四方と、そう大きくはない幻想空間を持つ魔法空間で、現在は2765体の妖精さんが、内部の素材を使って無秩序に道具や建築物を作っています。

 

時間の流れは現実と同じに設定してありまして、その中にエロガモを捕獲していました。

 

「反省はしていますよね?」

「ハイ……もう下着ドロはしません……」

「よろしい」

 

このクズガモ、オコジョ妖精という種なのですが、女性が大好きという困った性格の持ち主なのです。

 

で、コイツ、実は原作通り私が罠から解放したのに、私とネカネお姉ちゃんの下着を盗もうとしやがったのですよ。

なので、お尻にストローをブッ挿して、魔法で風を送り込んで膨らませようとしたり、目の前でカエルの解剖を見せて、生きたまま解剖する練習と言ってみたり、色々と精神攻撃をしてから、後で入手した『童話の地』に突っ込んでおいたのです。

ちなみに妹さんはいないそうです。

 

いやー、子供って残酷ですよねー(棒読み)

 

ちなみに、『童話の地』内部では特に命令はしていなかったのですが、気が向けばオコジョ魔法を披露したりして、それなりに上手くやっていたとか。

今では過去のトラウマもすっかり癒えたようですが、私の顔を見ると途端に委縮してしまいます。

こんな美少女の顔を見て委縮するなんて、失礼してしまいますよね?ね?ね?

 

「それで、アッシは何をすればいいんで?」

「アンディは知っていますね?」

「アンディのアニキはアッシを庇って下さいやしたから……」

 

いえ、私が怒られる役をアンディに押し付けたのです。

 

「罠から助けてくれた女の子の下着を盗もうとしたクズがここにいるわけですが」

「ヒェッ、お仕置きだけはご勘弁を!」

「時間もありませんし、まあいいでしょう」

「ホーッ」

 

あからさまに安心しています。

そこまで怯えるようなことはやっていないつもりですけどねー(棒読み)

 

「それで今、この麻帆良に吸血鬼の噂が流れています。

その解決のために、アンディと一緒に行動してほしいのです。

無事解決できましたら、以降はアンディと行動を共にする感じで構いませんよ」

「お、おお……アンディのアニキのお役に立てるんで?」

「そういうことですね。

ああ、ちなみに、私は別件を抱えていますから、協力はできませんのでそのおつもりで」

「了解ですぜ!いよっしゃぁ!やる気が出てきたぜぇ!」

 

アンディの従僕としていい感じに忠誠度が高いようですね。

それなりに知識もあって頭もいいようですし、麻帆良祭くらいまでは任せておいて構わないでしょう。

妖精さんグッズも幾らか持っているようですし。

 

「それでは、お願いしますよ」

 

私は認識変換の結界を解いて、カモさんを放します。

 

「それでは行ってまいりまさぁ!」

 

さすが小動物です。

すぐに彼方へと走り去っていきました。

 

 

 

さて、と。

こちらも準備を進めましょう。

 

エヴァさんが起こす事件とは別件で動くというお話、実は嘘ではありません。

それがなければ、私が万一のための補助(サポート)を買って出る予定だったのですが。

 

まずはロボット研究部へと向かいます。

 

 

 

「こんな感じでいいですか?」

 

私は渡された制服に着替えて、調子を尋ねます。

 

「オッケーです。ばっちり撮影出来てますよ」

「音声も受信できてるネ」

 

葉加瀬さんと超さんが答えました。

 

「では、次のポーズいきます」

 

今、動画撮影の具合を確かめている最中です。

なんだか、こうしているとグラビア撮影っぽいですね。

 

しばらく、5分ほど撮影会となりました。

 

「……問題無いのでしたら、このまま一度戦闘機動で結界の外周を飛んで来たいと思いますが、どうですか?」

「ずっと戦闘機動は魔力が持つのカ?」

「持ちますよ。感謝の1万回詠唱、毎日一度も失敗せずにやり切れるようになりましたし」

「トンデモな規格外ネ」

「1万回は凄いですね。魔力がどうというより、咽喉が痛くなりませんか?」

「最初は200回でも厳しかったですが、最近はのど飴無しでも持つようになってきました」

 

原作ネギ少年の強化体ですしね。

さすがは英雄の遺伝子(てんせいとくてん)、肉体のタフさは折り紙つきです。

普通に鍛えて、気主体でもかなりいいところまで行けると思います。

(わたし)が運動音痴でさえなければ。

 

「ネギ娘が相手だたら、麻帆良祭の計画、普通に負けそうで怖いネ」

「あの魔法マシンガンの弾幕をどうにかする必要がありますねー」

「春休みの修行の成果で、速射力がさらにアップしましたよー」

 

2人を軽く絶望させてから、私は(ほうき)にまたがりました。

 

(ナギ)の杖は、今はアンディに貸してあります。

エヴァさんと戦うのに、あの高性能な杖は必要になるでしょうからね。

 

「“加速(アクケレレット)”」

 

認識阻害をかけた上で、麻帆良学園都市の上空を大回りします。

 

今は放課後なので、夕日が綺麗ですね。

 

 

 

ちなみに。

なぜこんなことをしているのかというと。

制服に仕込んだ高性能カメラのテストなのです。

 

次の満月の夜、麻帆良学園都市全域で、電源設備のメンテナンスのために、一時電源を落とされます。

その間、電力によって維持されている麻帆良大結界が、一時的に解除されてしまうのです。

その隙に麻帆良に侵入する不届き者が出ることが予想されていまして。

それに対応するために、多くの魔法先生や魔法生徒が駆り出され、パトロールに当たる予定です。

 

ただ、十分な戦闘力を持たなかったり、現場に出すには不適切と判断された人につきましては、出動要請が来ません。

アンディはまだお子様ですし、エヴァさんは襲撃する側です。

原作の同じイベントで他の魔法教師が出て来なかった理由が、これなのでしょうね。

 

ただ、確か原作では電源を落とすと同時に結界も落ちるのではなく、大停電中に茶々丸さんがハッキングした結果、結界が落ちていたはずですが。

これも原作改変なのでしょうね。

説明では、結界のメンテナンスも同時にやるそうですし。

 

ちなみに、私へも大停電時の麻帆良防衛への出動要請が来ています。

一晩くらいでしたら、妖精さんの『お目覚めコーヒー』の力で徹夜もできますし。

十分戦力になるか、補助としてなら働きに期待できると考えられたのでしょう。

 

まあ、麻帆良が陥落などということになりますと、私の計画に大幅な修正を余儀なくされますので、手は抜きませんけれど。

その代りに、戦闘中に魔法先生達の戦闘データを集めることくらいは許されますよね?(確信犯)

 

そのための、カメラのテストなのです。

戦闘中は確実に最大速度を出さざるを得なくなりますから、それにカメラが対応できるかどうかということです。

カメラ撮影のために速度を落としたりすれば、確実に怪しまれますし。

 

ま、そういうことです。

最悪、妖精さんグッズで対応しますよ。

 

 

 

 




本日の成果

オコジョ妖精登場!
下着泥棒事件は全カット。

麻帆良臨時警備体制に出動を要請される!
その立場を利用して、こっそり魔法先生達の戦闘データを収集する計画を発動。
(超鈴音の依頼)

妖精さん召喚総数2765体。

以上。

つづく



原作3巻のイベント『桜通りの吸血鬼』の下準備です。
アルベール・カモミール初登場です。
イギリスから、ずっと『童話の地』の中だったんですよ。
こういうチョイイベントは、後で説明した方がいいと思いまして。

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