【ラスボス】外道幼女が行く、ネギま平行世界【逃げて】   作:ひろっさん

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7/10 くらいに投稿されていてほしいのです。

こころがぴょんぴょんするんじゃぁ~。


052 武道会閉会そしてステマ

次は長瀬楓(ニンジャ)さんVS龍宮真人(スナイパー)さん。

実力派同士の決戦です。

 

原作では学園祭最終日でぶつかったお2人ですが、長瀬さんの相討ち狙いによって引き分け、龍宮さんが任務上の理由で負けを認めた結果に終わっています。

 

この平行世界では、龍宮さんは男子。

刹那さんが強化されていることを考えますと、龍宮さんも強化されていると見るのが妥当です。

一方の長瀬さんも、『別荘』での修行によって原作よりも強化されており、私もどちらが実力で勝るかは分かりません。

 

ただし。

この勝負、龍宮さんが負けます。

なぜなら、これ以上勝ち進むと大きく名が売れてしまうからです。

かなり派手な試合になるでしょうしね。

学園祭最終日のこともありますので、ここで勝ってしまうのはまずいといったところです。

 

勝負は本当に、凄まじいものとなりました。

『影分身』対『羅漢銭』と言った感じです。

 

長瀬さんが16人に分身すると、マシンガンのような五百円玉の連射が16人に襲い掛かります。

龍宮さんは羅漢銭を両手でやり出し、もう音が連なって聞こえてきました。

 

重機関銃に、『ヒットラーの電気ノコギリ』と称されるものがあります。

機関銃は、分間1200発を超えると、音が連なって聞こえるというお話です。

まさしく電気ノコギリのような駆動音が聞こえるわけです。

一応、動画では聞いたことがありますが、まさか人力でそれを為してしまうとは……。

 

そんな猛烈な連射を、長瀬さんは避けてくれるわけですよ。

最近は若者の人間離れが深刻なのです。

特に3-Aではその傾向が顕著です。

 

影分身がバタバタと倒れていきますが、それでも長瀬さんの本体はジリジリと近付いています。

時には影分身を盾にしつつ、時には固め撃ちで分身ごと吹き飛ばされたり。

それでもなんとか接近戦に持ち込み、分身体と共に攻撃を仕掛けますが。

 

龍宮さんの強いこと強いこと。

両手の羅漢銭に蹴りや肘撃ちの体術を織り交ぜつつ、長瀬さんと互角の戦いを繰り広げます。

 

そんな超高速の戦闘が15分間続きました。

そして。

結局勝負は付かず、決着はメール投票に委ねられました。

 

結果は、長瀬さんの勝利です。

1回戦、古菲(カンフーむすめ)さん相手に派手にやってしまったからでしょうね。

それと同等かそれ以上の試合を見せる必要があったようです。

メール投票の内容は、もし龍宮さんが勝ってしまうようなら、茶々丸さんが操作するということでしたが。

実際は上手く互角の戦いを演じたからか、僅差で長瀬さんが勝利していました。

 

 

 

「また、派手にやりましたね」

 

私は控室で2人ともに治癒魔法をかけました。

 

「長瀬があそこまでやるようになっているとは思わなかったよ」

「いやいや、16体の影分身で攻めて、結局直撃は一つもなかったのはさすがでござる」

 

お互いに健闘を讃え合います。

なかなか良い関係ですね。

 

傷も、数は多けれど、深いものはお互いに一つもないと言ったところです。

 

「次はクウネル・サンダースさんですが、勝算はありますか?」

 

もののついでですので、尋ねてみました。

 

「正直、ないでござる。

おそらくあの分身体は、一気に消せるだけの気をぶつける必要があるでござろう。

拙者にできるのは、15分間粘って、今回のようにメール投票で勝ちを拾うことくらいでござるなぁ」

 

正直ですね。

 

「しかし、エヴァ殿と高畑先生に加えて、裏の世界で最強クラスの人物が参加するとは、物凄い大会になったでござるな」

「ええ、そうですね。

タカミチは最初からアンディか私に当たると、負けることに決めていたようですけれど」

「高畑先生が本気で優勝を狙えば、クウネルとやらも分身体が消されるかもしれんな」

「フム、確かにありうるでござる」

究極技法(アルテマ・アート)は伊達ではないのですね」

 

無音拳は結局衝撃波を飛ばすだけの技ですが、『咸卦法』そのものはそれ単体で強力なのです。

素人の明日菜さんが、プロの剣術についていけるほど強化できるのですから。

 

ま、クウネル(アル)さんのアーティファクトのことは、黙っておきましょう。

 

 

 

次はエヴァンジェリンさんVS桜咲刹那さんです。

 

エヴァさんが木乃香さんのことで焚きつけると、刹那さんはめっちゃ本気でエヴァさんを倒しました。

武器がスポンジのチャンバラ刀だとか、関係ありませんでしたね。

神鳴流剣士の得物は、オモチャであろうと一定の強度は出せるようです。

 

既に詠春さんからも認められている仲ですからね。

お互いその気でラブラブ。

結婚を前提のお付き合いなのです。

むしろ、お互いに18歳まで我慢できるかどうかが問題になりそうなくらいです。

そんな男女の仲を引き裂こうというような焚きつけ方をすれば、そりゃあ怒りますよ。

 

ただ、エヴァさんもさるもの。

百年前に日本で教わったという柔術と、魔力で操る糸で、刹那さんを翻弄していました。

私のように外道なことをせずとも、普通に強いですね。

 

百年前の日本で柔術を習ったということですと、おそらくお相手は現在の柔道の創始者とか、そんな感じなのでしょう。

合気道の創始者も同じ年代ですから、どちらかを特定するのは難しいのです。

 

柔道は現在のルールでこそ、そこまで強くありませんが、昔は柔術を元にしており、その柔術は武器を持った相手を倒すために、戦国時代に発達した無手の格闘技でした。

相手を破壊したり殺してしまったりする柔術を、幾分(いくぶん)かマイルドにした武術が柔道や合気道、グレイシー柔術等と言えるのです。

 

合気道につきましては知りませんが、柔道に当身技、つまり打撃があることは、漫画『めだかボックス』でご存知の方も多いかもしれません。

まあ、何が言いたいかと言いますと、原作でエヴァさんが習ったという武術を特定することは困難だということです。

 

エヴァさんらしいやり方ですけれどね。

 

とにかく、怒り狂った刹那さんがエヴァさんを場外の池に沈め、その際にエヴァさんの足が折れたため、糸を使ってなんとか舞台の(へり)に戻るも、そこでギブアップ、でした。

刹那さんもそこでやり過ぎたことに気付いて落ち込んでいましたし、まあ特に問題はないでしょう。

 

「恋路を邪魔する奴は馬に蹴られて死ぬと言うが、大体その通りになったな。

私は死ねないんだが」

 

ということを、エヴァさんが言ったとか言わないとか。

 

ちなみに、後で私がエヴァさんの骨折を治しました。

骨を固定するところはエヴァさんが自分でやっていましたので、まあそこまで苦労はしませんでしたけれど。

骨折を治すのって、割と面倒なのですよ。

 

いっそ木乃香さんを連れて来たいと思いましたね。

治癒魔法の腕ではもう追い抜かれましたし。

 

 

 

後は、準決勝と決勝の3戦ですが、原作通りなので省略していいでしょうか?

ダメですかそうですか。

 

ではダイジェストでまとめます。

今までも大概ダイジェストだったって?

それは言わないお約束なのです。

 

 

 

まずは準決勝、長瀬楓(ニンジャ)さんVSクウネル(へんたいローブ)さん。

もう、気配を消しての移動に分身、影分身、虚空瞬動まで駆使し、気弾と重力魔法が乱舞する、物凄い試合でした。

私が食らった全体攻撃も、長瀬さんはさらっと避けてましたし。

 

まあ、私の場合は、相手の虚を突く戦術に特化しなければ1分持たないからという、実力の問題がありましたので、こうやって正面からぶつかるのは避けたわけですが。

エヴァさんの監修の下、どうすれば格上の相手を騙せるのか、ちょっとした仕種まで研究しましたからね。

その際に師匠(エヴァさん)からは、

『お前は天性のペテン師だな』

と、お褒めの言葉をいただきました。

 

で。

さすがに時間的にヤバいということで出したのが、アルさんのアーティファクト『イノチノシヘン』です。

その力で最強と名高い魔法使い、ナギの身体的特徴を再現したわけですね。

 

これには長瀬さんも歯が立ちませんでした。

4体の高密度影分身に加え、プラス11体の薄い密度の影分身に混ぜ込んで攻撃を仕掛けますが、すべてその場から動かずに撃退されました。

正面突破です。

 

この平行世界で転生特典に強い肉体と運動神経、魔力をもらって、エヴァさんにも修業を付けてもらって、それでようやく分かる高みにある強さです。

あれ、本当に人間ですか?

フェイトも大概バケモノでしたが、可能性は低くとも撃退できないほどではありませんでした。

アルさんも、理詰めの人ですので騙す余地があります。

しかし。

これは無理。

今の私では、敵として対峙した時点で鎧袖一触にされてしまいます。

ワンパンKOです。

 

その後、長瀬さんは舞台に叩きつけられそうになりますが、寸前で回避するも、その余波で大ダメージを受け、ボロボロ状態でギブアップ宣言。

その際に2、3話をしたようですが、粘ったのはアンディを案じてのことのようですね。

 

 

 

次は刹那・F・セイエイさんVSアンディです。

アンディはナギの杖を使い、武器使い同士の戦いに持ち込みました。

 

今、ナギの杖はずっとアンディに預けている状態ですからね。

あれは魔法の発動体になるのはもちろん、箒としての機能もあり、さらに魔力の通りが良くて強度を幾らでも高められるという、高性能なものです。

私はほぼ箒としてしか使いませんし、アンディにもあれを持つ資格はあります。

 

最初、アンディは瞬動で刹那さんの背後に回り込み、杖を槍のように使って攻撃しますが、気で受け止められ、反撃をもらいます。

その後もアンディは動きに精彩を欠き、刹那さんの剣術に押し込まれていましたが、刹那さんの『今は俺を見ろ』の一言で、本来の動きを取り戻していきます。

 

その後、『輝身拳』を使い出したアンディと刹那さんはほぼ互角に打ち合い、最後は時間ギリギリで、無手同士の一撃勝負を仕掛け、刹那さんは多分わざと負けました。

アンディが上手かったとかなんとか言っていましたが、刹那さんなら何とかできたはずなのです。

エヴァさんの時の暴走を引き摺っていたのでしょうか?

それで、あまりにも真面目にぶつかってくるアンディが眩し過ぎて、さらに本当の父親と対面できるかもしれないということで、勝ちを譲ったとか。

まあ、そんなところでしょう。

 

本気でやるべきだとか、色々と意見はあるのかもしれませんが、本人同士が納得していれば、外野は口を出すべきではないと思います。

 

ま、最後のは私が会場床下に仕込んでおいた精霊によって、踏み込みが邪魔されたからなのですけれども。

 

 

 

ああ、あと、決勝は割愛させていただきます。

原作の1つの山場ですし、ここで解説してしまいますと、単行本を読む楽しみがなくなってしまうかもしれませんからね。

 

そうそう、アンディの両親は、6年前の襲撃で死んだことになっています。

実際はココロウァ夫妻は石化させられているのですけれどね。

表向き、というやつです。

 

そのお話がネット上に流れたことだけ、最後にお伝えして。

麻帆良武道会は終了となります。

 

 

 

 




本日の経過

麻帆良学園祭開催中!
麻帆良武道大会終了。
大体計画通り。

以上。

つづく



ネギ少女「多分わざと負けたのでしょう(私が仕込みました)」
ネギちゃんってばマジネギちゃん。

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