【ラスボス】外道幼女が行く、ネギま平行世界【逃げて】 作:ひろっさん
さて。
計画の全貌を語らせていただきます。
イチイチ皆さんの反応を混ぜながら書くのが面倒ですので。
というわけですので、このお話では地の文オンリーとなりますことを、あらかじめご了承ください。
まず最初に、私が不在の麻帆良で、
大きく分けて2つのことをお願いしていました。
1つは『
プロジェクトリーダーは
未来で実際に同様の装置を開発し、設置運用した経験がありますからね。
彼女以外にプロジェクトリーダーになれる人はいません。
もう1つは、火星表面への移住希望者の選定です。
基準をどうするか、希望者にはどう伝えるのか、火星表面への
その辺のことも含めて、プロジェクトリーダーの
彼女は雪広コンツェルンという巨大な組織力を有しながら、魔法や魔法社会につきましてはそこまで詳しくはありません。
それが逆に良いのです。
色々な人々から意見を聞いて、まとめる必要がありますし、それでしたら魔法の素人が相手の方が、魔法先生達もある程度まとまりやすいと思うので。
彼女が私達と一緒にいないのは、それが最大の理由です。
『
『デュナミス』さんという、説得不可能な要素がなければ、最終決戦を新オスティアの拳闘世界大会で行うことも考えていました。
その場合、もしかすると『
観客に被害が出ないように、妖精さんの力をお借りする必要がありそうですが。
原作ネギ少年の、魔法世界の崩壊問題への回答である宇宙開発につきましては、まあ魔法について徐々に情報開示していくと同時に、追々やっていけばいいかと思います。
多分、宇宙開発に並行して、火星表面への
火星表面への移住希望者選定につきましては、魔法世界、と言いますか、魔法社会のある問題を解決するのに良いのではないかと思いまして、
それは、刹那さんのような『白烏』や、小太郎君のような
魔法社会で生きる以上、宗教や神話などとは関係が深くなるものなのですけれどもね。
問題は、そういう被迫害者がひっそりと暮らすには、地球という星が狭くなりつつあるということです。
中には民族や部族ごと迫害され、対立し、内紛状態が長く続いているような地域もあります。
そういう問題を解決するためには、このお話は双方にとって悪いものではないと思うのですよ。
もし両者が頑固にお互いいずれかの滅亡を望むのでしたら、どちらか一方を『島流し』同然に飛ばしてしまうという選択肢もあります。
もちろん、割と気軽に火星まで飛ぶことができる、超さんが、というか『
こういう調子で、火星以外の星、木星や土星の衛星などにも移住できればと私は思っています。
何百年先になるかは分かりませんが。
そもそも、今回妖精さんの力をお借りするのは、魔法世界の崩壊という、緊急性の高い問題に対処するためなのです。
それ以外で妖精さんの力をお借りするつもりはありませんよ。
今回のことが終わりましたら、妖精さん達は送還するつもりですし。
お次は私の計画の概要です。
まず、私とアンディ、クラスメイト達を可能な限り修行で強化し、実績を積んで若手魔法使い集団『
元老院が私を狙ってどこまでやってくるのかは分かりませんでしたが、暗殺を重ねるごとに後の立場は悪くなっていくでしょう。
今でも、4回分の証拠はバッチリありますし。
元々の予定通り魔法世界へ行った場合は、その辺を上手く利用して、元老院を黙らせるつもりでした。
その後に火星表面に『
まあ、フェイトさん達の側のトラブルのせいで、すべて台無しになってしまったのですけれどもね。
逆に、交渉にかこつけて罠にはめられたり、襲いかかってきたりすることも想定済みでした。
そのための強化計画でもあったのですからね。
以前言っていた拳闘大会で決着というのは、あくまで提案してみるだけ提案するつもりだったということです。
受けていただけるのでしたら、『
代わりの器となる肉体も、用意していますし。
ああ、代わりの器というのは、妖精さんに改造していただいた人型ロボット『田中』さんです。
そちらの調整は現在、
もちろん、図書館島地下に作った例の『魔道書の祭殿』は、そのための作業場なのです。
世界樹の膨大な魔力がなければ、アルさんも活動が制限されてしまうようですので、学園祭最終日の絶好の環境に合わせて、魔力溜まりを維持する魔法陣を用意させていただきました。
その日の内に間に合わせるために、『ブラックボックス』を使用したのです。
当初、『祭殿』を造る予定はなかったのですよ。
活動するのに濃い魔力溜まりを作る必要があるとは、思ってもみませんでしたし。
原作では、割と学園祭の時期を外れても自宅限定で実体化していましたから、多分改変設定だと思います。
で。
決戦に勝つ手段としまして、私の『
私が心に闇を抱えているのは、読者の皆様もご存知の通りです。
リスクがないわけではないのですけれどもね。
私の肉体は、皆さんご存知の通り、私本来のものではありません。
『魔物化』を乗り越えた先にある不死化の際に、ウェスペルタティア王家の血筋によって、肉体は生き長らえることが可能でしょう。
ですが、魂は別物なのです。
王家でもなんでもない、ただの人間の魂です。
実際、乖離症状などということも起こっています。
ですからまあ、不死化までいけるかどうかは、やってみなければ分からないのですよ。
もちろん、それでも負ける可能性というのはついて回ります。
そんな時は、素直に『ブラックボックス』を使用しますが。
で。
問題は
読者の皆様にはお伝えしましたが、それを調査したのは
ほとんど魔法世界の情報がない状態で、敵地とも言える場所に乗り込む勇気は、私にはありませんでしたからね。
元老院の乗っ取りが判明した当時、私は私の動きが『敵』に筒抜け状態だと思っていたのです。
実はあの時、私達の修業が一段落も付いていないあの時期こそが、襲撃に最適な時期だったのです。
そして、
それは、『
最低限の仕事はしてくれるだろうという、信頼があったわけですね。
ゆえに元老院乗っ取りの報せは、その前提を突き崩すものでした。
ぶっちゃけ、魔法世界側に装置がありますから、あちらの気分次第なのですよ。
それを踏まえてですが、原作では『短くて1週間、長くて1ヶ月』と言っていました。
それはこの平行世界でも同じです。
魔法世界と旧世界の時間の流れ(最小で3倍差)も考慮しますと、旧世界で10日ほどで襲撃準備が完了してしまうのです。
そしてその情報が私達に伝わることはありません。
元老院が『
それは旧世界時間で10日ほどで十分。
10日間程度
そうしている間に魔法世界では、旧オスティアの
要するに、いつ奇襲を受けてもおかしくない状態だったのですよ。
計画なんて、いつ前倒しされるか分かりませんからね。
そのために、私と明日菜さん、アンディという、敵にとっての最優先目標が行方不明になることで襲撃を遅らせようと、私は考えていたのです。
さらにその後、フェイト少年の告白により、実は『デュナミス』さんが私達の動きを知らない可能性が高いことが分かったのですけれどもね。
あのおかげで随分と動きやすくなりました。
強化計画に実戦経験を積むという幅を与えていただけましたし、何より旧世界時間での8月10日以降は好き勝手に動けるという、確約がいただけたのですからね。
強化計画の方で十分に時間が取れるかどうかは、五分だったのですよ。
『敵』が計画を早めて麻帆良を襲撃する可能性は、どうしても残りますし。
ま、それにつきましては超さんに監視していただいていましたが。
総括です。
ぶっちゃけ、フェイト少年が突然裏切る可能性は、十分考慮していました。
一番危なかったのは、正しくA班、私達です。
そのためにマキナを連れていましたし。
最上位精霊を召喚すれば勝てる、なんて妄言を吐くつもりはありませんよ。
最上位精霊は、調整を完了しても、フェイトさん相手には勝てませんからね。
ということは、マキナは最上位精霊より強いんじゃないかって思うかもしれませんね。
機能をフル活用すれば、という前提ですが、強いですよ。
原作より多少は強化されていた3-Aの武闘派を相手に、13回もゲームオーバーに追い込んだ実力は伊達ではありません。
それともう1つ、本来の機能というのがありまして、それを使用すれば私の魔力が続く限り、『人形』相手にでも無双ができます。
ヤバ過ぎる力ですから封印していますけれどもね。
それに、そのような
まあ要するに、『デュナミス』さんやフェイト少年には、元から何をしようが勝ち目などなかったのですよ。
この辺は、最強系二次創作の醍醐味ですよね。
そうそう、用済みになって殺されるところだった、首相と元老院上層部についてです。
どうせ処刑台に送りますから、そのまま殺されていても構わないといえば構わないのですが。
彼らには自分達の悪事を証言していただくという、大事な役目があります。
戦争の終わらせ方というものについて、実はかなりの人が誤解していると思います。
敵の指導者なりを殺せばいいと考えている人が、あまりにも多いのですよね。
しかし、実際はそうではありません。
その最たる例が、日本の敗戦時です。
東京裁判でA級戦犯とされたのは、当時の首相や軍の将校などでした。
そこに敵国の王とも言える昭和天皇は含まれていないのです。
ご存知の通り、昭和天皇はその後も生き続けました。
一説によりますと、それはアメリカ大統領が日本人や日本という国家を恐れた結果だそうです。
あの時、昭和天皇が処刑されていれば、GHQは日本をまともに統治できず、米軍は日本から撤退を余儀なくされ、さらに戦争を仕掛けられて、アメリカ国内経済が崩壊していた可能性があると言われているのです。
あくまで一説ですが、もし興味がおありでしたら、色々と調べてみるといいと思います。
なんでもかんでも敵のアタマは殺してしまえでは、憎悪が積み重なってしまい、未来永劫戦い続ける羽目になってしまうのですよ。
キリスト教とイスラム教のように。
特にメガロメセンブリア元老院の上層部は、いわゆる戦争犯罪者です。
今も魔法世界に多く残る対立や紛争の元凶は、大体彼らです。
その大元について語っていただき、綺麗さっぱりと片付けていただかなければ、歴史から退場することも許しません。
それが、彼らが最後に果たすべき責任なのです。
本日の経過
計画の最終ネタバレ。
以上。
つづく
政治的な黒い話も含めて、いろいろと説明しています。
雪広あやかが行っていた魔法使いの意思統一ですが、これには別の計画が係わっています。
かなり後になりますが、それについても説明する予定です。