愛し愛されて・・ 作:もにゅもにゅ
感想と評価もをらえると嬉しいです!
入学してから早くも一ヶ月たった。個性的なクラスメートに囲まれながらも日々楽しく学校生活を過ごしている。けれど僕も高校生になったことだし授業は真面目に聞いて勉強を頑張ろうと思う!
「・・・であるからにして・・・」
「すぴー・・・すぴー・・・」
(キーンコーンカーンコーン・・・)
「時間なので授業を終了します。弦巻くんは放課後に職員室まで来なさい」
「すぴー・・・」
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「アミくん!アミくん!起きて〜!もう放課後だよ〜!!」
「アミさん起きてください!早起きは三文の得ですよ!」
「あはは・・・イヴ。それはちょっと意味が違うよ・・・」
「アミすごく幸せそうに寝てる。うさぎみたい」(パシャ)
「すぴー・・・」
「アーくん起きてー!」
「ん・・・あれ?授業始まるの?」
僕は皆の声に起こされ伸びをする。どうやらかなり熟睡していたようだ。
「アミ・・・もうとっくに終わったよ・・・。」
紗綾ちゃんは苦笑いをしながら既に授業が終わったことを伝える。
「ほっぺ揉んでみても全然起きなかったね。(ムニュムニュ)」
「おたえちゃん・・・ほっぺ揉むのやめてよ・・・。」
「そういえばアミくん先生に呼ばれてたよ。・・・居眠りの件で。」
「本当!?うぅ・・・先生に怒られる・・・紗綾ちゃん助けてよ〜!!」ハグ
「ア、アミ///!?」
「あー!!さーやに抱きついてるー!はぐみもするー!」ハグ
「三人とも楽しそー!!私も私も!」ハグ
「皆さん!私もハグです!ハグハグー!」ハグ
「なんか暖かそう。私もやるね!」ハグ
「は、離してよぉ・・・///」
「あはは・・・。」
結局僕達は5分ぐらいずっとハグしあったままでいた。紗綾ちゃんが顔を真っ赤になっていることに気づいてやっと僕達はハグし合うのをやめた。
「じゃあそろそろ僕行ってくるね。」
そう言い僕は職員室へとゆっくり足を向けようとする。しかしその足取りは重く、ついには教室のドアの前で止まってしまった。
「うぅ・・・、イヴちゃ〜ん・・・やっぱり行きたくないよ〜!」ハグ
「はい!ハグですね!アミさん、(当たって砕けろ)ですよ!」
「はぐみちゃ〜ん・・・」ハグ
「あーくん元気になってー!!」
「香澄ちゃ〜ん・・・」ハグ
「アミくんしっかりして〜!」
「おたえちゃ〜ん・・・」ハグ
「うん。すごく抱きごこち良いね。今度オっちゃんと一緒抱き合いながらに寝ようよ」
「りみちゃ〜ん・・・」ハグ
「え、えーと頑張ってね?」
「紗綾ちゃ〜ん・・・」ハグ
「も、もう抱きつのはやめてぇ〜・・・///」
「それじゃあ皆行ってくるね〜・・・」
そう言って僕は先生のいる職員室へと向かう。僕が悪いとはいえこれから怒られると考えると憂鬱で仕方ない。気分はまるでインフルエンザの予防接種を受ける前みたいだ。
なんて思っているとこころお姉ちゃんがスキップしながら僕の方に近づいてきた。
「あら、アミ?元気がないみたいね?」
「あ、こころお姉ちゃん」
「アミにそんな悲しそうな顔は似合わないわ!ほら笑顔笑顔!」
「こころお姉ちゃん・・・。」
どうやらこころお姉ちゃんは僕を励ましてくれているようだ。確かにもう怒られる未来は変えられないし僕が悪いからウジウジしてたってしょうがない。
「アミとっても素敵な笑顔だわ!元気になったようね!」
「うん、ありがとうこころお姉ちゃん!」
「アミも元気なったし、一緒に楽しいこと探しをしましょう!」
「ごめんねこころお姉ちゃん、この後職員室に行かないと行けないんだ・・・」
「そうなの?それは残念ね。じゃあ私だけで楽しいこと探しをしてくるわね!」(タッタッタッ・・・)
こころお姉ちゃんと別れた僕は職員室へと再び足を向ける。先程の憂鬱な気持ちは消えて
頑張ろうという気持ちへと変化してる。これもすべてこころお姉ちゃんのおかげだ。
もしかしたらこころお姉ちゃんは人を元気にさせる魔法使いなのかもしれない。
「着いた・・・。」
そんなことを考えていると職員室に着いた。息を整えて制服が乱れていないか確認し、
ドアをノックする。
「・・・失礼します。」
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翌日の昼
「・・・で説教一時間と反省文の処罰?」
「うん・・・これから反省文を提出するんだ」
「ちょっと見せてもらっていい?」
「うん。いいよ」
「・・・高校生が書いた文とは思えないんだけど・・・」
「昨日の夜に反省文を仕上げようと思ったけどうまく筆が進まなかったから結局黒い服の人たちに頼んで国語の先生?みたいな人を呼んで書き方とかを教えてもらったんだ。」
「だからこんなに読みやすいんだ・・・」
確かに先生の教え方はわかりやすかったし添削もしてくれたから読みやすいのかもしれない。おたえちゃんに読んでもらった時、
「ホントにアミが書いたの?」
と言われたくらいだ。
「それじゃあ紗綾ちゃん、提出してくるね」
「うん、いってらっしゃい」
「いってきま~・・・」
(ドア、バーン!)「アミー!世界を笑顔にしに行くわよ!」
「こ、こころお姉ちゃん!?僕これから用事があって・・・」
「ほら!早く早く!」
「わっ!手を引っ張んないでよぉぉぉ・・・」
「・・・行っちゃった。アミが置いてった反省文どうしよ・・・?」
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Side 花音
(昨日は凄いことに巻き込まれちゃった。メンバーは見つからなかったけど・・・)
「かーのんっ。お昼行こっ。今日の限定メニュー、やばいらしいよー」
「うん・・・。あ・・・」
廊下を見てみるとこころちゃんが銀髪の男の子の手を握りながら生徒に話しかけていた。
「ねえあなた!あたしと一緒に、世界を笑顔に・・・」
「あっ、ご、ごめん弦巻さんっ。私今から、お昼食べに行くからっ。」(タッタッタッ・・・)
決してその様子は順調ではなく虚しくもこころちゃんの誘いは断られてしまっている。
「あっ、出た。弦巻こころ。上級生の教室にも平気で入ってくるってうわさ、本当だったんだ。隣の弟のアミくんも困ってんじゃん・・・。あんな姉がいたら大変そうだよね。」
(『世界を笑顔に』・・・たしかこの前も、言ってた・・・)
「あの子たち、有名・・・なの?」
「まーどちらかといえば弦巻こころのほうが有名だね。それよりさっ今日の合同演劇発表会行く?」
「行くいく〜!こんなビッグイベント、逃せないって!なんてったって相手はあの・・・」
「あっ!花音じゃない!2年生だったのねっ!」
「「知り合い!?」」
「花音がいるなら話が早いわ!今日のお昼はとっても楽しくなりそうっ。もっともっと、バンドについて教えてほしいのっ。」
「え、わ、わ、私・・・っ」
「さあ、花音!アミ!行くわよ!」
「ちょっ・・・ちょっと待って・・・」
私とアミくんはこころちゃんに手を引っ張られてそのままどこかに連れ去られてしまった・・・。
Side out 花音
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「・・・えーとっ、こころお姉ちゃん。この人とはお友達なの?」
僕は今、こころお姉ちゃんと空色の髪色をした気の弱そうな女の子と一緒にお昼ごはんを食べている。こころお姉ちゃんとは面識はあるみたいだけどまだ面識のない僕がいるからかずっと「ふぇぇ・・・」と呟いている。
「バンドのメンバーよ!ドラムを担当しているわ!」
「こころお姉ちゃんバンドやっての?だから昨日ギターの本を読んでたんだね」
「そうだわアミ!あなたもバンドに入らない?」
「いいの!?」
「もちろん!花音も良いわよね!」
「う、うん・・・。アミくんは何か楽器はできるの・・・?」
「ピアノならある程度やってたよ!」
「決まりね!これでバンドメンバーが三人になったわ!」
「これからよろしくね、アミくん。」
「こちらこそ!えっと・・・」
「松原花音だよ。気軽に花音ってよんでね。」
「わかった!花音ちゃん!」
「さあ!メンバーも三人になったし、ギターを弾ける人を探しましょう!」
「確か昨日こころお姉ちゃんがよんでた本には『ギターと言えば、バンドの華っ!!』って書いてあったよね?」
「そうよ。だからあたし、すっごく目立つ人を入れたいの!」
「め、目立つ人・・・ですか」
「そう。目立って、すっごい注目されて、有名人で、バンドの顔!になりそうな人、花音とアミは知らない?」
「「うーん・・・」」
こころお姉ちゃんに目立つ人を知ってるかと聞かれた僕達は誰かいないかと思考を巡らす。
そんな時、二人の生徒の会話が僕達の耳に入った。
「演劇発表会、やっと来たね〜!このポスターの瀬田薫、写真で見てもかっこいい〜っ。どこから見ても王子様だよね!」
「彼女のいる羽丘女子学園の体育館でやるんでしょ?薫様ファンで、入りきらなさそうで心配・・・あたし授業終わったらもう、走って行く!」
「「「瀬田・・・薫・・・」」」
どうやら瀬田薫という人が今日、演劇発表会をするらしい。僕のクラスでも少し話題になっていたような・・・
「演劇発表会・・・さっき友達が言ってました・・・今日の放課後にある、すごい・・・人気のイベントだって・・・」
「ーーうん。すごくいいっ。すごくいいわ!花音、アミ、あたし決めた。あの瀬田薫を、あたしたちのバンドのギターにする!」
「ふぇっ!?で、でも・・・会ったこと、あるんですか?」
「今から会いにいくのよ!」
「けどこころお姉ちゃん。もう昼休み終わっちゃうよ」
「あら、本当ね。それじゃあ放課後にまた集合しましょう!」
「う、うん・・・(本当に大丈夫かな・・・)」
こうして僕達は放課後また集まることにし、それぞれの教室に戻るのであった。
「あ、反省文提出するの忘れてた・・・」
ハロハピ始動とタイトルにありますけど1年A組のバンドリキャラとハグばっかでしたね。
ついでにアミくんのハグは昔外国に旅行したとき白色の髪色をした女の子に感化されたものです。
次からはハロハピのメインストーリーを中心でいきます!
最後に読んでいただきありがとうございました!