愛し愛されて・・ 作:もにゅもにゅ
稚拙な文ながらも読んでくださってる人たちに感謝しかないです!
「まず、今まであたしとアミが考えてきた楽しいことリストを紹介するわね!これで『バンド』をやろうと思うの!」
「すっごい自信作だよ!みんな気にいると思うな!」
そう言い、僕たちは手作りの楽しいことリストを皆に渡し、見てもらうことにした。
「なになに?海の砂浜でお城を作る・・・シロツメクサでカンムリを作る・・・流れ星を見に山に登る・・・うん、これ・・・」
「これはアミの方かな?皆でハグをしあう・・・海までいってきれいな夕日を眺める・・・野原でお昼寝をする・・・ふふっこれは・・・」
「「すごくいい!!!!」」
はぐみちゃんも薫さんも笑顔で僕達の書いた楽しいことリストを読んでくれている。皆が読んでる様子からどうやらかなりの高評価のようだ!
「えへへ、そうでしょう?これで毎日、皆で楽しく暮らすのよっ。」
「こ、こころちゃん!アミくん!どれもすごく楽しそうで素敵だけど、楽器を弾いて、歌を歌って、曲を演奏しないと音楽をしてることにはならないよ・・・?」
「「そうなの?どうしても音楽をしなきゃいけないの?花音(ちゃん)?」」
花音ちゃん曰くどうやら楽しいことだけではバンドをしていることにならないらしい・・・。じゃあ一体どうすればいいのだろうと不思議に思っていると
「あ、そうだった!バンドって音楽をするんだよ!音楽・・・『おと』・・・『たのしい』?う〜ん?なんかわかんなくなってきちゃった。」
「〜〜はっ!それよ!それだわ!バンドで音を楽しむのよ!!はぐみあなた、天才ねっ!」
「えっ、本当?はぐみバンドの才能あるのかな?やったーーー!」
「なるほど・・・では、みんなでめくるめく音を楽しむ旅に出るとしよう・・・」
はぐみちゃんの画期的なアイディアにより、これから僕達がどうするのかが決まり僕達のバンドが本格的になってきた!それにしても音を楽しむ・・・かぁ・・・。皆で歌ったりしたらきっと楽しいだろうなぁ!
「う〜んっ!!薫も最高!それじゃあせーので、皆で音楽をするわよ!せーのっ、はいっ!!!!」
「「「「「「・・・・・」」」」」」
「「・・・まず何を始めたらいいのかしら(のかな)?」」
「いや楽器もってないじゃん!?まずふつうそこからじゃ・・・」
「だって!あたしたちはとにかくバンドで楽しいことがしたいのよっ。楽しいことをしなきゃ始まらないじゃないっ」
「じゃその楽しいことを考えればいいんじゃないですか?」
「それがね、僕とこころお姉ちゃんは毎日楽しいことについて考えているからすぐに出てこないこともあるんだ・・・。」
「はぁ・・・よくわかんないけど、なんでそんなに考えているの・・・?(もっと高校生が考えるべきことってあると思うんですけど。進路とか・・・ってこの豪邸だし、必要ないのかな)」
「そんなの決まってるじゃない!!『世界を笑顔にしたい』からよ!そう・・・あたしたちは世界を笑顔にしたいの、このバンドで!!」
こころお姉ちゃんは両手を大きく広げ、目をキラキラさせながらそう言った。
「「世界を・・・」」
「「笑顔に・・・?」」
「そうよ。あたしは何より、人の笑顔が大ッッ好きなの!だから世界を笑顔でいーっぱいにして、溢れさせるの!」
「いや。そんなことできるわけないでしょ。世界には戦争とか貧困とか・・・この日本だってですね・・・」
「なんでできないって思うの?むしろ、なんでできないの?笑顔になりたくない人がこの世界のどこにいるの?」
「そうだよ美咲ちゃん!皆で毎日楽しく笑って過ごすのは最高でしょ?笑顔になりたくない人なんている筈ないんだよ!」
「アミの言う通りだわ!だからこのバンドで世界中を回って笑顔でいーっぱいにするわ!!」
「・・・は、はあ(ほ、本気で・・・本気で、世界を笑顔に出来ると思っているんだ。・・・バカだ。完全無欠の純粋なバカ二人だ・・・!)」
「感動したよこころ・・・人は・・・一つの役を演じ続けることなどないと思っていた。でも、君たちの、いや世界の王子なら喜んで引き受けよう。」
「すごい・・・はぐみも・・・すっごくいいと思う!あのね、はぐみソフトボールとか、色々スポーツやってるから、負けて泣いちゃう人をたくさん見てきたの。そうすると、はぐみも泣きたくなっちゃって・・・。だから、世界を笑顔に、賛成っ!音楽頑張る!根性出すよっ!」
はぐみちゃんと薫さんは僕達の意見に感動し、『世界を笑顔にする』という目標がとうとう決まった!これでようやく僕達のバンドが始まるんだ!
「う〜んっ!それじゃあ行くわよっ!世界をーーーーっ!!」
「「「笑顔にーーーーっ!」」」
「ほら!花音ちゃんも美咲ちゃんも一緒に!世界をーーーーっ!!」
「「え、笑顔・・・に?」
「うーん!いい感じね!それじゃあ『キグルミの人』もミッシェル代理として、今日からよろしくね!!」
「え・・・?(しまった。いつの間に正式メンバーになってる・・・っ!?)」
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そんなわけで目標が決まった僕達はどうやって世界を笑顔にするか作戦会議をしていたが・・・
「「「「う〜ん。・・・でもどうやって?」」」」
なかなかいい案を出すことができず、かれこれ一時間も立ってしまった。ただ歌うのも、ただ楽器を弾くというのはなんだか違う気がするし・・・。
「あっはぐみ分かった!はぐみがギター弾きながら変な顔とかしたらどう?皆笑うんじゃないかな!?」
「は、はぐみさんの担当楽器は、ギターじゃなくてベースだよっ。」
「あっ、そうだったっけ?ていうか『さん』とかいらないよ?」
「え、えっと・・・じゃあ、はぐみ・・・ちゃん?」
「とてもいい案だけれど、すまない・・・私には不可能だ。私には何をしても美しくなってしまう運命が・・・」
「そうなんですか?薫さんの運命って大変なんですね!」
「・・・!?アミ・・・! 君は・・・ああ、なんてことだ。君は今、私の運命を理解してくれたのか!!この世にそんな人がいるとは思わなかった・・・君と私は・・・同じ魂をもった運命の相手だ!!」
「うぇぇ!!? う、運命の相手・・・!?///」
まさか僕が・・・薫さんと運命の相手だったなんて!!・・・でも薫さんみたいにカッコよくてやさしい人が僕なんかと運命の相手でいいのだろうか・・・。僕はかっこよくないし、身長も低いし・・・。
「アーくん?大丈夫?」ペシペシ
「え?ご、ごめんね考え事してて・・・。」
はぐみちゃんにほっぺを少し叩かれて、意識を取り戻した。どうやら僕が思い悩んでいる間に作戦会議が先に進んでいたみたいだ・・・。
「えっとなんの話だったけ・・・?」
「はぐみ達にはまず楽器が必要だっていうのがわかったんだよ!」
「じゃあさっそくみんなに楽器を・・・」
「こころさま。ギター・ベース・ドラム・キーボード。すべて整えております。こちらの部屋に運ばせましょう。」
「よしっ。楽器も揃ったし、バンドをやってみるわよっ。やればきっとなにかが起こるわ!ぜったいぜったいみーんな、笑顔になる!」
「考える前に感じろ!行動あるのみ!だね!うんっ!超同感っ!よーし、なにか掛け声がいるね!!そうだ!『ハッピー! ラッキー! スマイル! イエーイ!』掛け声これでどうかなっ?」
「素晴らしいわ!じゃあ、掛け声と同時にスタートよ!ハッピー! ラッキー! スマイル! イエーイ!!」
「「「ハッピー! ラッキー! スマイル! イエーイ!!」」」
もーちょっと地の文増やしたほうがいいのですかね?なんか意見あったら感想のとこに書いてほしいかもです。
高評価と感想よろしくおねがいします!