アーネンエルベじゃないぞ 外伝    作:ブラッドゼーレ

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そういえば、彼女達、本編で一回も出てないな・・・都子の方が出番あるってどういうとこだってばよ...






すまん!翡翠!!


遠野家当主主従が来店

土曜日の朝、休日など、通勤がない時は比較的客は少ない

静かにカウンターの水回りを掃除している

二三人の男性客が新聞や軽食を各々楽しみながら寛いでいた

 

チリンチリン

 

扉が開く

 

「いらっしゃい」

 

来店してきた客を見る

凛とした綺麗な顔立ちをした、長い黒髪の女性が一人と赤い髪の割烹着を着た女性の二人一組が入って来た

 

「ここが、よく兄さんが話す、店ですか」

 

「そうみたいですね、秋葉さま、シンプルなお店ですね」

 

 

いつも通りに好きな席へと言い、誘導をする

二人はカウンター席に座った

 

「ご注文はこちらとなっています」

(秋葉と琥珀じゃん!そのうち、来るんじゃないかと思ったが・・・)

 

二人にメニュー表を渡す

 

メニューは受け取り眺める二人

少し楽しそうに見る琥珀、少し顎を触り悩む秋葉

見慣れない服装を見て少し興味を持ち始めてる客

 

「私は決まりましたが、秋葉さまはどうですか?」

 

「そうね…」

 

周りを見始める秋見つける葉、一つの張り紙を見つける

 

「それでは…あのエボルコーヒーを一つお願いします」

 

『『!?』』

 

その時、客 夜空に電流走る

それは、常連でも極僅かにしか頼まれない品物である

皆、一度はそれを頼み、沈む

一部、それが「良い!」とコアなファンを獲得していがそれでも覚悟がいるモノである

 

「あ、あの~、このメニューかなり濃いモノとなっていますが・・・大丈夫でしょうか?…」

 

「ええ、そちらでお願いします」

 

確認を取るが何も問題ないように注文する秋葉

 

「あ、私はこのケーキセットでおねがいします」

 

「かしこまりました、しばらくお待ちください」

 

注文を確認し、厨房へと行く

豆を強火で煎り準備をする、通常のブラックコーヒーを淹れケーキと共に運び琥珀の前に置く

 

「こちら、ケーキセットになります」

 

置かれたケーキは果肉がオレンジの物で固められたフルーツケーキだ

マンゴーとみかんを軸にした物だ、上にミントの葉が少し載せられている

 

「わーおいしそうですよ、秋葉様」

 

「ええ、綺麗な色合いでおいしそうだわ」

 

ケーキにフォークを入れスポンジとクリーム、そして果実掬い取り、食べる

みかんの酸味とマンゴーの甘味が均一に感じ取りスポンジからはメロンの風味を感じた

 

「う~~~ん!!おいしいです」

 

その一言を言い、コーヒーを口にする

風味が口の中を鼻孔を刺激する

ケーキの甘さがコーヒーの苦さをまろやかにする

 

煎っていた豆をフライパンから上げ、余熱に任せドリッパーなどを準備し出す

コーヒーグラインダーのレバーを回す

豆の削れる音が店内に響く

 

粉末をフィルターに入れ、お湯を注ぎドリップする

出来たものをカップに注ぎ、ソーサーに乗せ提供する

 

「こちら、当店オリジナルコーヒーです」

 

秋葉の前に置かれたコーヒーを覗くと、漆黒、この世の黒という黒の集合体

少し気圧されて生唾を飲む、横で心配そうに覗く琥珀、息を吞み気づかれないように見る客

 

「では、いただきます」

 

取ってを摘みゆっくりと口元へもっていく

近づくにつれて匂いも増す

そして・・・口へ流れて逝く、整えられた匂い、暴力的な苦みが秋葉を襲う

 

「   」

 

 

ミーンミンミンミン

 

蝉の声が聞こえる

 

ある夏の思い出

 

楽しくもあり悲しい思い出の夏

 

そんな思い出を秋葉は思い出していた

 

 

 

秋葉様 秋葉様 秋葉様

「!」

 

気が付くとこちらを覗き込む琥珀が見えた

カップの中を見ると半分は飲んでおり、軽くなっていた

 

「あの・・・大丈夫ですか?今からミルクと砂糖をお持ちしましょうか?」

 

「い、いえ大丈夫です」

 

そしてもう一口つける

やはり匂いはきつくないが苦みが鋭く突き刺さる

だが二口目となると慣れたのかどことなく落ち着いてきた

いつも飲んでいる紅茶とは違う落ち着き

カップの中身がなくなり、カチャリと音が響く

 

「すいません」

 

「は はい」

 

人差し指を上げこちらに向ける

 

「ケーキを一つ、いいですか」

 

落ち着いた表情で注文をする

 

「か かしこまりました」

 

ケーキを取りに厨房へと向かう

少し満足そうな顔をする秋葉の顔がそこにはあった

 

ちなみに、あとから来た志貴にこの事を話すと「え」とした顔で少し引いていた




どうも、作者です
はい・・・すいません、もっと書けるイベントあるだろ!と思いですが力不足です

メルブラの追加キャラ楽しみですね

翡翠もいつかは出したいんですが・・・

アラカルトとアンソロジーいいですね、もっと増えないかな~



【挿絵表示】
こちら!知り合いのたいら様に書いていただいた挿入です!
家のエプロンを付けたアルクです!!
かわいいですね!!
こちらはエピローグ表に張らせてもらってますよかったら見に来てください
それでは皆さん月の裏で会いましょう
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