乗り鉄探偵南 達仁 寝台特急「北陸」矢澤にこひとり旅 作:新庄雄太郎
一方、穂乃果とことりと真姫は京都駅で金沢行の「雷鳥」を待っていた。
「えーと、次の北陸本線「雷鳥17号」は12時42分か。」
「金沢で目撃したって言ってたわよ。」
「とにかく、金沢で達仁君と合流ね。」
「あっ、来た。」
穂乃果とことりと真姫は、京都発12時42分の「雷鳥17号」に乗って金沢へ向かった。
「乗ろうか。」
「うん。」
ファーン!
と、警笛を鳴らして京都駅を発車した。
穂乃果とことりと真姫が乗った特急「雷鳥17号」は583系といわれる車両で雪や寒さの強い車両である、L特急「雷鳥」は金沢の他、富山行と新潟行がある。大阪を12時05分に発車し、途中停車駅は新大阪、京都、敦賀、鯖江、福井、芦原温泉、加賀温泉、小松、終着金沢には15時18分に着く
雷鳥の車窓を楽しむ、穂乃果とことりと真姫は、琵琶湖を眺めた。
「いいね、雷鳥の旅は。」
「ホント。」
「真姫ちゃん、能登の後は何処へ行こうと思ってるの。」
「金沢も行って見たいなと。」
「能登と金沢ね、それ楽しいかも。」
「さて、俺は腹減ったから、食堂車へ行ってくるよ。」
「気を付けてよ。」
穂乃果は、雷鳥の食堂車へ行った。
「いらっしゃいませ。」
「お1人様です。」
「ご注文は、何をしますか。」
「ハンバーグ定食を1つ。」
「かしこまりました。」
穂乃果は、雷鳥の食堂車で昼食として、ハンバーグ定食を食べました。
新疋田と敦賀では、ループ線のある線路です、ループ線は上りに使用されます。
「穂乃果、昼食を食べに行ってたの。」
「私は、とっくに駅弁を食べてるよ。」
「いやー、雷鳥の食堂車は美味しいよ。」
食堂車が連結している特急は「雷鳥」の他、「北越」「白山」「鳥海」「しらさぎ」「白鳥」の5本である。
「雷鳥」や「北越」等では能登定食、「白山」は「白山ランチ」である。
15時18分分、「雷鳥17号」は金沢に到着した。
「あっ、達仁君。」
「おう、穂乃果。」
「本当なの、にこちゃんが金沢に。」
「ああ。」
「行くとしたら。」
「犀川辺りかな。」
「うん。」
犀川
「本当なここなの。」
「ああ。」
「確か、にこはここで見かけたって言ってたな。」
「きっ、キャーッ!」
2人は、悲鳴を上げた
「何だ。」
「どうしたの、達仁君。」
「はっ。」
「あっ。」
そして、犀川で殺人が起きた。
「おい、この人死んでるわ。」
と、真姫は言った。
「まさか。」
暫くして、石川県警のパトカーがサイレンを鳴らして駆けつけてきた。現場は騒然としていた。
「又、君たちか。」
「はい。」
「小沢警部、被害者の身元が分かりました。」
「本当か。」
「ええ、被害者は東京在住の室永 邦夫さん51歳です。」
「それで死因は。」
「恐らく絞殺ではないかと。」
「なるほど。」
と、小沢警部は部下の城島刑事に言った。
「被害者の室永さんは、何か調査をしていたんじゃないでしょうか。」
「えっ、何、調査。」
「うん、浮気とか不倫とか。」
「なるほど。」
「恐らく、にこは犀川で殺人を目撃され、逃げ回っていたかもしれない。」
「なるほど、県警はその線で捜査してみます。」
そして、事件の犯人は
にこは、何処に入るのか?