乗り鉄探偵南 達仁 寝台特急「北陸」矢澤にこひとり旅   作:新庄雄太郎

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第6章 にこ発見

輪島市

 

「こうてくだぁー。」

 

と威勢のいい声が聞こえた。

 

「結構繁盛してるな。」

 

「お客さん、今日はとれたてだよ。」

 

と、干物屋は言う。

 

朝市の活気がみえる。

 

「うわっ、海の臭いがするね。」

 

「ホントだ。」

 

海産物の試食をするにこ。

 

「えっ、塩辛ッ。」

 

「アハハ、君は辛い物は苦手なんだよな。」

 

「にぎやかだね、輪島朝市。」

 

「威勢がいいね。」

 

「本当だ。」

 

「美味しそうな魚も売ってるわ。」

 

「あっ、魚の解体ショーだって。」

 

と、にこは言った。

 

能登金剛

 

「能登半島は美しいわ。」

 

そこへ、謎の男がにこの方へやって来た。

 

「はっ、誰あんた。」

 

と、にこは驚いた。

 

その頃、にこを探していた達仁と穂乃果とことりと真姫は、にこを見たと聞いて、にこがいる場所が突き止めたのだ。

 

「えっ、にこちゃんのいる場所わかったの。」

 

「うん。」

 

「どこなの?。」

 

と、ことりは言う。

 

「わかったよ、にこがいる場所は能登半島の能登金剛だ。」

 

「えーっ、能登金剛。」

 

「恐らくにこは、能登金剛に入る。」

 

「そうか、にこは輪島朝市を見物した後は能登金剛へ行ったって事ね。」

 

「その通りだよ、穂乃果。」

 

「早速、行って見よう。」

 

「ええ。」

 

達仁と穂乃果とことりと真姫は、能登金剛へ向かった。

 

「あっ、にこ。」

 

「そうか、やっぱりあんたが犀川の犯人だな。」

 

「その通りさ、顔を見られたからには生かしておけねぇなぁ。」

 

「達仁、穂乃果、助けてよー。」

 

と、にこは叫んだ。

 

「にこちゃん、今助けに行くからね。」

 

と、真姫は言った。

 

「てめぇー、やりやがったな。」

 

「よーし、捕まえるぞ。」

 

と、達仁と穂乃果とことりは、犯人を取り押さえた。

 

「お前は、誰や。」

 

「南 達仁、探偵だ。」

 

「達仁君、こいつが。」

 

「ああ。」

 

達仁と穂乃果とことりが捕まえた犯人の名前は成瀬 正広、暫くして達人が通報した石川県警のパトカーが到着し、成瀬は小沢警部に逮捕された。

 

「いやー、お手柄だね。」

 

「ええ。」

 

「ありがとう、協力感謝するよ。」

 

一方、にこと真姫は。

 

「大丈夫、にこちゃん、あれ泣いてるの?。」

 

「うわぁぁぁぁぁん、真姫ちゃん怖かったよー。」

 

「よかった、無事で。」

 

「達仁が来てくれなかったら、にこは海に沈んでいたよ。」

 

「よかった、よかった、にこも無事で。」

 

金沢駅

 

達仁と穂乃果とことりと真姫とにこは穴水で七尾線に乗り、金沢からは北陸本線・信越本線経由の特急「北越」に乗って帰京することにした。

 

「えーと、特急「北越3号」は13時41分か。」

 

「新潟行ね、これに乗ればいいのね。」

 

「乗ろう。」

 

「うん。」

 

ファーン!

 

と、警笛を鳴らし、特急「北越3号」は金沢を発車した。

 

特急「北越3号」の車内にて。

 

「にこも大変な一人旅だったな。」

 

「うん、にこはひとり旅するなら能登半島だから。」

 

「ほう、今回は寝台特急「北陸」に乗って能登へ行ったんだな。」

 

「にこちゃんは去年、京都と金沢へ行った事もあるんだ。」

 

「本当か。」

 

「うん、にこの気持ちを落ち着くためにはここがいいの。」

 

「なるほどね。」

 

特急「北越3号」は新潟に17時52分に到着し、新潟からは17時55分発の上越新幹線「あさひ104号」に乗り次いで、大宮からは「新幹線リレー48号」に乗り東京へ帰京した。




劇中の列車時刻は昭和58年のダイヤを利用しています

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