オリカの解説はpixivであげてます。
「じゃあ、俺は
「うわあああああああ!」
あっさりと友人の「ブルーアイズデッキ」に敗れ去ってしまった。どうして俺はカードに見放されちまってるんだ。中盤まではなんとか持ちこたえていた。シンクロ召喚もした。何がダメだったんだ......。
「ていうか、遊介。おまえ、遊星みたいに適当なカード入れて勝とうとしてるだろ。そんなんで勝てるブルーアイズじゃないよ。キャラデッキだったとしても選定するカードってもんがあるだろ」
遊戯王デュエルモンスターズ......。俺たちをカードゲームという熱狂に陥れる恐ろしくも楽しいゲーム。今日もカードショップのデュエルコーナーで友人の友崎克広とともにキャラデッキで遊んでいた。
「新しいカード欲しいけど、金欠だし、遊星が使ってたカードもないし帰ろうぜ。カッツン」
「おい、見ろよ遊介! 知らないシンクロモンスターが飾ってるぜ?」
カッツンこと、克広が指さした先には白いカードの上に黒い文字で【
「ああ、これね。新作なのかな? よくわからないけど、店の奥にあった掘り出しもんさ。君たち、買わない?」
値段は一枚2500円と書かれている。高い。高すぎる。正直パック剝いたほうがまだマシかもしれない。
「レベル7で効果持ち。効果は手札デッキから装備魔法1枚を発動か。簡単に打点があげられるけど、微妙な効果だな。パワーツールちょっと強くした感じだな」
「いや、でもよぉ遊介。こいつメインで、装備カード任意枚数破壊したらその枚数分相手のフィールドのカード手札にバウンスできるぜ? まあまあ強くね? 元々の攻撃力も2500で申し分なし。お前のよくわからんシンクロデッキにはもってこいだろ」
よくわからんとはなんだよと思いつつも汎用シンクロの一つとしては悪くないかな......。
「いや、でもそれじゃキャラデッキ構築した意味ないじゃん!」
「お前のデッキ作るってのも面白いんじゃね? それこそお前の信じるデッキとの絆ってやつw」
「鼻で笑うなよ」
実際、カッツンの言葉には思うところがあった。自分の考えた最高のデッキとエースを持つっていいなぁ。この間、誕生日でもらったお金もあるし買ってみるか?
「自分への誕生日として買ってみてもいいかな」
「お、兄ちゃん気前いいねぇ! でも、俺正直カードの価値とかわかんないままつけた値段だからさ。やっぱ高い?」
「そうだったのかよ! それだったら高いわ! キラキラしたカードとかならわかるけど、ノーマルそうだし、カードテキストの強さも微妙で環境にも食い込まないぞ? 美品でも2、300円くらいじゃね?」
「そっか、じゃあ500円」
おいおいおいおいおいおいおい、この店員話聞いてたか? 聞いたうえで値段釣ろうってのか?ふざけんなよ......。
「100円」
「490円」
「120円」
「450!」
「うーん、200」
「くっ、350......」
「いいやダメだ。210」
「おいおい......。 わかったじゃあ」
「「250円!!」」
「うわっ、君もしかして初めからその値段を? いやあ、もういいよそれで」
よし、1/10にまで値下げに成功したぞ! ちゅーか、この店員値段決めガバガバすぎんだろ......。
「よかったな遊介! すげえ儲けじゃん」
「まあな。俺の値切り交渉あってのことだよな」
紫の瞳からこれまで持っているカードと違うなにか力のようなものを感じる。こいつが、こいつとスターダストをうまく使って俺のオリジナルデッキを作るんだ。
「じゃあ、また明日学校で」
「おう、じゃあな! 今度は俺に勝てるデッキ組んで来いよ、遊介」
カッツンと別れを告げてカードショップから自転車をこいで自宅へと戻ろうとすると一人の女の子が俺の行く手を阻んでいた。
「あー、ごめん。どいてくんない?」
「あなたは光、それとも闇?」
「何? 中二病?」
「すべてを照らす紫の瞳をどう使うの?」
「えっ? もしかしてこのカード持ち主? でもごめんね、もう俺が買ったから。なんに使うなんて決闘者なんだからわかるだろ。勝って、負けてエンジョイするだけだよ」
「そう、ならあなたにこれを......」
そういうと彼女は1枚のカードを渡した。
「いや、悪いよ......。ってあれ? いない」
なんだったんだあの子......。変わった子だったな。ていうかナニコレ?「シン・クリボー」!? ははは、また流行りに乗っかったカードだな。
「光属性チューナーモンスターなら悪くないか。ま、もらっていくよ」
どこにもいない彼女にお礼を言って自転車に乗って家に戻った。
実家の外からも、母親の鼻歌やテレビの音が漏れている。
相変わらず家族は元気なようだ。
「ただいま!」
「ゆうちゃんおかえり」
「母さん、いい加減その呼び名やめろって! もう大学生だぜ?」
「別にいいじゃない。それより、友達と遊びに行ってたんでしょ、先に風呂入ったら?」
「言われなくても、行くよ」
母さんに言われて駆け足で風呂場へと向かう。
「ふぅ、生き返るぅ~!」
一人、湯船につかって言葉を放つ。
あの子、クリボーをくれた女の子可愛かったなあ......。
イタイ感じだったけど......。
それにしても、今日はカード2枚もゲットしちゃった。
「さっさとあがって、デッキ構築でも考えよ」
お風呂に上がり、晩御飯を颯爽と頂いて俺は自室に戻った。
紫眼の聖装竜とやら、さてどうやって使おうか......。
「装備魔法と、このシン・クリボーは入れるとして......。後、持ってるカードで相性良さそうなのはと......」
カードを並べながら、俺は不思議な感覚に陥っていた。あのドラゴンの紫の瞳に吸い込まれるような......。眠りに誘われているような感覚があった......。
そして俺は、意識を失った。
ピピピッピピピッ!
目覚まし時計なんて、かけてたっけ? ていうか、もう朝なの?
もしかして、寝落ちした?
てか、今日は講義なかったはずだけど?
ふいに窓のカーテンを開けると、街の様子が少し変わっていた。俺の知っている街じゃない。でも、日本っぽい。異世界転生とかじゃなさそうかな?
じゃあ、なんなんだ。この違和感は......。
すると今度は家のインターホンがなった。
誰だ? こんな朝早くに......。
「ゆうちゃん! 学校に遅れるわよ! お友達も来てるわよ!」
母親の声だ。 学校? それに、友達?
もしかして、かっつんのことか? 俺はバタバタと階段を下りて行くと玄関にカッツンが赤い制服を着て立っていた。
「待ってたぞ、遊介。早く学校行こう!」
「が、学校? いや、今日講義ねえけど? それに、俺の家知らねえだろ。かっつん。 で、その恰好なに?」
「何って制服だよ! 制服。オシリスレッドの」
「はぁ? オシリスレッドだぁ? デュエルアカデミアでも行くつもりか? GXの世界じゃあるまいし」
「え? いや俺らアカデミアの生徒じゃん。ほら、さっさと行こう」
こいつ頭おかしいのか? ちょっと、簡単なテストをしてやろう。
「いや待ってくれ。お前、記憶おかしいぞ! 俺の名前、言えるか?」
「もちろん。阿久津遊介、へっぽこスターダスト使いだろ」
へっぽこは余計だがスターダストデッキを使うのはあってる。
「じゃあお前は?」
「友崎克広、社長さんには負けるけど青眼使いだ。早くお前もレッドの制服着て来いよ。遅れるぞ。またクロノス校長先生に怒られんぞ」
「え? あ、ああ」
こいつ、アニメの見すぎだろ。今時GXネタなんて流行んねえよ。まあとりあえず、今はこいつの口車に乗るしかないか。
「あ、ゆうちゃん。やっと起きた。ごめんね、この子寝坊助で。あんた、ちゃんと制服着ていきなさい?」
母さんが手渡してきたもの、それはカッツンと同じ赤い制服。
なんとなく察したけど......。 ああ、俺もこれ着るのか?
大学生にもなって? いや、アカデミアだから高校生なのか?
「うそやろ。オシリスレッドの制服......」
「そらそうでしょ。あんた、実技で明日香先生にボコられたって泣いて帰ってきたじゃない」
ああ、もうツッコむ気失せた。俺、どうやら夢見てるみたいだわ......。
なら、まあ楽しめばいっか! 高校生だなんて、一番の青春だもんな!
俺は、気楽にオシリスレッドの制服に腕を通して、カッツンと共に歩いて行った。
これから俺は、デュエルアカデミアに行くんだ! そして、夢から覚めよう!!
まさかのデュエルアカデミアでの生活が始まった遊介。
そこにいたのはエンタメデュエリスト榊遊矢と赤馬零児だった。
登場するオリカの召喚口上で良いと思ったものを教えてください。
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紫眼の聖装竜
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ミニリチュアル・グレートシャイン
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A-HEROパニッシュメンター
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紫眼の聖装刃竜