ウマ娘 CCCダービー   作:トリムマウ

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第16.4走目 ウマ娘ってメンドクサイ

サラバ寮生活!!

いやあ、悪いことした覚えは一切ナイんだけどね。

元・男性が寮で生活するのは色々まっずいらしいんですわ。

まーその代わりと言ってはナンですが、拠点を拝領致しました。

来客を泊める為のゲストハウス・・・の古い方。

 

だいぶくたびれちゃいますが、作りはしっかりしててマダマダ現役。

新しいほうのそれは、豪邸すぎて気後れしちゃいますし。

はい。全力で豪邸は固辞しました。性にアワン!!

やっぱり拠点ってのは、気楽に寝転べるのが一番宜しいと思います。

まー無理難題おっしゃる理事長センセも、そのへん考えてたようで。

 

とゆー訳で、若干横紙破りですが、職権濫用しました。

チームメイトにヘルプを頼んで、家具を納入してもらいました。

言い方悪いけど、やっぱウマ娘ってパワーゴリラですね。

数人がかりで運ぶべきタンスなんかも軽々と。

しっかし名残惜しいのが、イクノディクタス。めっちゃいい奴だったのに。

 

『司令官、パティシエの才能もあったのかしら?

 素晴らしい腕前ね。私が認めてあげる!!』

 

目の前で、巨大なウマ娘用サンデーをぱくつく、キングヘイロー。

まー、手伝ってくれたら作ってあげる約束だったし、いいんだけど。

私からすれば、ちょっと見るだけでも胸焼けしそう。

 

因みに司令官っていうのは、いつの間にか定着してた渾名です。まーいいか。

カロリーもギガマックスなんだけど、多分彼女なら大丈夫でしょう。

どこかのメジロと違って、とにかく自己管理はしっかりしてるし。

そのへん、多少私も見習うべきところがあるか。

 

『むっふーん!スピリチュアルパワーみなぎってます!

 今ならなんでも任せちゃってください!』

 

ふむ・・・そしてフクキタル嬢もやる気MAXなご様子。

それなら、もう少しトレーニングを攻めてもいいだろう。

しっかしチームの司令官ってことは、それだけ担当が増えるのと同義か。

やっぱり理事長センセ、しれっといたずらかましていいかい?

 

******

 

さて、トレーニングしゅーりょー。

 

『思考は明瞭、体のキレもよし・・・。

 優れたトレーナーに恵まれるとは、こういうことなのか。

 司令官、まだまだいけるよ』

 

「いや、帰って寝たら多分氏ぬとおもうから、大事を取ろう。

 今回のトレーニング、めっちゃ地味だけどそうとう攻めたからね?」

 

ビワハヤヒデとかの、一部物足りないっていうチームメイトがいますが。

こーゆーときにムリを重ねると、後でツケが回ってくる。

 

さてさて、トレーニング終えたらまた問題。

今度はプライベートでも片付けないといけません。

その為に、アグネスデジタルに助けを借りました。

沖野Tのトレーニングも結構キビシーはずなのに、ウマ娘ってタフだなあ。

 

『デジたんは何時でもオッケーです』

 

ミッション内容は、日用品の調達。

チームメイト側から見ても、司令官が見すぼらしいのは大問題らしい。

尻尾のケアとかめっちゃ大事らしいし。そんなんどーしろと。

 

******

 

さて、車の免許持っててよかった。ポンコツの作業バンだけどね。

デジタル先導でついたのは、大型のスーパーと変わらない規模の広い店。

それも3階建てであり、その殆どがウマ娘用品。

 

「しっかし、デジタルは私じゃ尊死しないようですね」

 

『何をおっしゃいますか。推しと戦友は違いますぜ。

 デジたんもそのへん区別するひとです』

 

戦友ときましたか。元々私はアキバ系要素あるんだけどね。

そんなに表に出てるかなあ。

 

******

 

で、カートに山積みにされる日用品の山。これはすごい。

室内着を次々と。そして、各種ケア用品とリップやネイルなどの化粧品。

しっぽのお手入れの為のオイルまで。

そーいや尻尾や髪がボサボサで、ビワハヤヒデにクッソ怒られたもんな。

 

車の積載量ギリギリなんだけど、これでも最低限らしい。

なんてこった。まー資金面はこの前取ったGⅢの賞金で何とかなります。

トレーナーとしての給料もありますし。

幸いなことに、私のトレーナーとしての評価はそれなりにいいらしい。

 

そういえば、ターボが重賞取ったんだったけな。やったじゃないか。

中距離ジュニアデルタステークス。GⅢだけど立派な重賞。

作戦通りに走るのを厳命したら、最後はターボの独壇場となりました。

バカに小手先のトリックなど通用せん。フィジカルで殴ってこい!!

うちのターボは、凡百とは鍛え方が違うからな!!

 

「あー、にんじんぷりん作ってあげないと。

 約束だったし、ターボがスネたら戻すの大変だ」

 

『司令官も大変でありますなあ。

 けど、私はもう少し自分のメンテも必要だと進言しますぞ?』

 

そうだった。髪の毛とかどーしよう。無駄に重いんですけど。

 

******

 

で、別の日。サクラバクシンオーにクッソ怒られました。

邪魔な髪の毛ならブッタ斬ってもいいでしょうに。

前髪も引っかかるし、ショートボブスタイルくらいにしようと思ったらね。

 

『司令官、髪は女の命です。

 無遠慮にブッタ斬るのは、学級委員長が許しません!!』

 

「いやね。私の事情知ってるでしょう?」

 

『問答無用、ちょわー!!』

 

ひとの髪の毛いじるとき、何で女の子は興奮するんでしょうか?

とりあえず、ポニーテールにしました。地味にサクラバクシンオーとお揃いですね。

スピードのパラが上がってくれると嬉しいんですが。

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