【完結】劇場版 ヴァールハイト・プリキュア もう一つの未来!?王〈レクス〉と青翼の花嫁〈コルーリ〉!   作:32期

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ごきげんよう、32期です!劇場版ヴァールハイト・プリキュア……今回で最終回です!コルーリの光は、レクスを救うことが出来るのか!?では、お楽しみ下さい!

今年も3月11日を迎えましたね。東日本大震災では多くの被害が出ました。この様な日に投稿する事を不謹慎だと思う方もいると思いますので、先に謝罪をさせていただきます。大変、申し訳ありません。


ラストチャプター:別れのくちづけ 王《レクス》と青の花嫁《コルーリ》

side:種

 

種「指輪の形が……変わった?」

 

駆「はぁ……!はぁ……!た、種……コルーリの所へ、い、行くよ」

 

種「っ!!……分かった!」

 

——シュン!

 

シード「私が背負うよ!」

 

 ミラクルヴァールライトの輝きと、変化した指輪に気付いた私に、お兄ちゃんは一緒にコルーリの所に行こうと言う。私は変身してシードになり、痛みが完全に引いていないお兄ちゃんを背負いながらコルーリの元へ向かう。

 

シード(おかしいなぁ……いつも軽いお兄ちゃんがすごい重く感じる!これじゃあ、コルーリの所まで行っても……戦えそうに無い)

 

 私は冷静に自分とお兄ちゃんの状態を観察し、把握していく。自分も消耗しているし、お兄ちゃんなんか——異常だ。エクストリームになった後の60秒間の強化——あれで変化した髪色が未だに戻らないし、ずっと痛みを堪えている。

 

シード(痛がってるのも、最後に喰らったレクスの攻撃と違う場所……いや、寧ろ、痛がる範囲がひろすぎる!)

 

駆「……種」

 

シード「っ!!な、何、お兄ちゃん?」

 

駆「僕は満身創痍、種も……コルーリの所に行くまでで限界……だよね?」

 

シード「……うん。見立て通りだよ」

 

 お兄ちゃんも——私達の状況は理解している。しかし、自分達もコルーリの場所に行かなければと言ったのだから、それには理由がある筈だ。私は、お兄ちゃんに問いかける。

 

シード「お兄ちゃん、どうして私達もコルーリの所に行くの?」

 

駆「あの光が……僕達を必要としている。……そんな気がする」

 

シード「……いつもの"勘"?」

 

駆「ああ。それに……」

 

シード「……それに?」

 

駆「大切な仲間を……1人になんて出来ないだろ」

 

 納得の答えが返ってきた。コルーリは私達の——大切な仲間だ。そんな仲間が敵に立ち向かおうとしてるのに、1人に出来る訳がない。

 

シード「分かった!じゃあ……もう一踏ん張りーーーーーっ!!!!!」

 

——ダッ!ダッ!!ダッ!!!ダッ!!!!ダッ!!!!!

 

駆「ま、待って!?人を背負ったまま急に走り出したら重心がズレるっ!それで躓きでもしたら!?」

 

——ガッ!

 

シード・駆「「あわわわ~~~~~っ!?!?!?」」

 

——ズッコーーーーーンッ!!!!!

 

 お兄ちゃんの言葉を聞いて勢いよくコルーリの元へ走り出した私。コルーリまであと少しの所でつまずいた私と、私に背負われたお兄ちゃんは——二人して顔面から床に倒れ、コルーリの元に到着した。

 

 

side:コルーリ

 

——ズッコーーーーーンッ!!!!!

 

コル―リ「ッ!?か、カケル!?タネ!?」

 

種「痛った~……!変身が解けちゃったよ~……あっ!こ、コルーリ、お待たせ!」

 

駆「一人で何かを……させたりしないよ。”3人”で……ヴァールハイト・プリキュアなんだからさ」

 

 何かが転倒したような大きな音と共に、後ろから勢いよくカケルとタネの二人がやって来る。どうやらシードに変身したタネが、カケルを背負って来たのだろう。二人はボロボロの状態で、ゆっくりと立ち上がり——私の左右に並ぶ。

 

コル―リ「ふ、二人共、ボロボロですよ!?だ、大丈夫なんですか!?」

 

駆「この溢れる光のおかげかな?光を浴びていると痛みが和らいでいくんだよ」

 

種「温かい光だね~……お日様みたいな優しい温かさを感じるよ」

 

駆「……だけど、僕も種も戦える状態じゃない。それに……コルーリ、”君自身”が彼を止めたいんだよね?」

 

コル―リ「……はい。私が……それを託されたんです!」

 

 カケルの問いに——私は頷く。これは——真実を知った私が、レクスを愛した私に託された事だ。私がやらなくちゃいけない事、私でなくちゃいけない事なのだ。それを聞いたカケルは、【そう言うだろうと思った】とでも言いたそうな顔で、私に提案をしてきた。

 

駆「そう言うだろうと思ったよ。だから、そのための方法も考えてある。コルーリ、君が……”プリキュア”になるんだ」

 

コル―リ「私が……プリキュアに?」

 

種「お兄ちゃん、そんな方法あるの!?」

 

レクス「あり得ない。そんな方法……ある訳が……」

 

駆「ある!僕達3人なら……出来る!」

 

 【私がプリキュアになる】——そんな奇跡がまだ起きると言うのだろうか?レクスですら、あり得ないと言う中——カケルだけが力強く出来ると断言し、私の前に自身が身に着けているQaウォッチを左腕に着けたまま差し出してくる。

 

駆「三位一体の強化形態【シード・アストライスタ―】のシステムを使う。僕の身体とQaフィール、種のQaライトを素体にして……それをコルーリの精神が動かす。コルーリが変身に足りない要素を、僕達ふたりで補う」

 

 シード・アストライスタ―——ハートキャッチプリキュアの時代で見せた強化形態。カケルとタネ、そして旭のフリをしていたカイザーンの3人が合体して生まれた忌むべき姿を、カケルは利用しようと言うのだ。

 

駆「コルーリがおばあちゃんから受け取った1台と、僕らのQaフォーンSとで……幸い、Qaフォーンは3台ある」

 

種「お兄ちゃんも、私も、もうヘトヘトだからさ~……コルーリにお任せしちゃうよ!」

 

コル―リ「は、はい!」

 

 私の前に差し出された——カケルとタネが重なった手。私は覚悟を再び決めて、二人の手に——私の左手を重ねる。すると、左手の薬指に輝く指輪が——Qaウォッチにスキャンされる。

 

レインボーコルーリング……チューン!

 

コル―リ「ッ!?指輪の光が……Qaウォッチに!?」

 

駆「大丈夫さ!コルーリ、ミラクルヴァ―ルライトの光も!」

 

コル―リ「はい!ミラクルヴァ―ルライトの光よ!」

 

Qaライト:〈Overflow〉

 

駆「種、お願い!」

 

種「お任せ!せいっ!」

 

Qaフォーン:マスターセーフティー【Shutdown】、Qaフォーン”001”……リンケージ!〈シード!〉

 

駆「僕の番だ!はあっ!」

 

Qaフォーン”002”……リンゲージ!〈エクス!〉

 

駆・種「「コルーリ!」」

 

コル―リ「っ!!……チュンッ!」

 

Qaフォーン”003”……エンゲージ!〈コルーリンク!〉

 

 3人のQaフォーンに現れる新しい変身プリキュアプリ。私達3人はそのアプリに指を添えて——。

 

コル―リ『プリキュアプリケーション!マスターアップ!!』

 

コル―リ「インス・・・・・・チュン?」

 

——ゴォォォォォオオオオオッ!!!!!

 

コル―リ「な、何?この音?」

 

種「お兄ちゃん、あれ!」

 

駆「あ、あれは……!」

 

レクス「プ、プ……!」

 

コル―リ・駆・種・レクス「「「「プリキュアカーシャ!?」」」」

 

 インストール——しようとした瞬間、大聖堂の周囲からエンジン音の様な轟音が響き始める。そして、その原因にいち早く気付いた種は、エクストリームの一撃によって倒壊した壁の向こうにひろがる空を指さす。すると、その空の向こうから私達に向かって——”碧色の流星”が流れ、私たちのいる大聖堂の前で止まる。それは私達が時代を超える時にいつだって傍に会った物。私達と長い旅をしてきた盟友とも言うべき存在——プリキュアカーシャでした。

 

コル―リ「プリキュアカーシャ……どうして?」

 

種「放っておけなかったんじゃない?……アカーシャも」

 

駆「……よし!だったら君も来い!プリキュアカーシャ!」

 

コル―リ「えっ!?」

 

プリキュアカーシャ『——〈OK〉』

 

コル―リ「あ、アカーシャ!?Qaフォーンへの連絡システムを使って!?え、AIの暴走!?ぎ、技術的特異点!?シンギュラリティ!?」

 

 私のQaフォーンから流れた電子音声による肯定の言葉。アカーシャのAIプログラムが自分からQaフォーンの連絡システムを使ったと言うのだろうか?アカーシャにはAIプログラムが搭載されている——しかし、そんな科学的にあり得ない行動をAIがとるなんて信じられない。私は必死にその理由を思考しようとすると、左右の二人がそれぞれの空いた手を私の肩に添える。

 

種「コルーリ、落ち着いて!こういうのはね、ノリの良い方が良いんだから!」

 

駆「そう言う事だよ、コルーリ」

 

コル―リ「チチュンッ!?えっ!?何でそうなるんですか!?無茶苦茶ですよ!?どうするんですか!?」

 

スーパーQaライト:フルアクティベーション……〈Ready?〉

 

コル―リ「ダメチュンッ!!!!!」

 

駆・種『『インストーーーーール!!!』』

 

プリキュアカーシャ『——〈GO〉』

 

——ゴォォォォォオオオオオッ!!!!!

 

コル―リ「チュンッ!?!?!?」

 

 アカーシャが大聖堂の中へ入り、私たちのいる場所に向かって突撃してくると——私、カケル、タネ、アカーシャを飲み込んでいく七色の光。光が晴れたその中に——私達《プリキュア》はいた。

 

V・P:コルーリンクF「『『ヴァールハイト・プリキュア!コルーリンクフォーム!』』」

 

駆『祝え!我ら一精、二人、一機を束ね!』

 

種『最強無敵!真実と未来の証明者!』

 

駆・種『『その名もヴァールハイト・プリキュア コルーリンクフォーム!まさに生誕の瞬間である!』』

 

プリキュアカーシャ『——〈beautiful〉』

 

 長い青髪を白いリボンでツインテールにし、耳には青い羽のピアス、身に着けるワンピースはどこか機械的で、スカートの周囲には小型のビット状の機械が6基ほど浮いている。腰には三ッ星を象ったベルト、腕にはキュアスカーレットの身に着けるドレスの様な形をした素敵な青色のドレス袖が付き、右手首にはピンクのリボン、左手首にはQaウォッチと一体化した白のリボンが巻かれている。靴はシード、エクスとは異なりヒールの高い物だが——意外としっくりくる。これが——私の!私達のプリキュアなんですね!

 

レクス「・・・・・・コルーリ……なのか?」

 

V・P:コルーリンクF「……」

 

レクス「コルーリがプリキュアになるなんてな。こんな未来……知らないよ」

 

V・P:コルーリンクF「……その様ですね。【時の王者】を自称するあなたでも……知らない事がある。その中には、あなたが知らない”真実”も存在します」

 

レクス「俺の知らない……真実?」

 

 貴方がカケルの物語の裏にいた様に、貴方の物語にだって——貴方の知らない"裏側"がある。そう——それは"過去"も"未来"も知り尽くしたレクスですら知らない事。

 

V・P:コルーリンクF「あなたは、それを知らなくてはいけない。真にあなたが救われる為に……時間軸・空間軸を設定!アカシックレコードに接続!」

 

レクス「ッ!?時間跳躍するつもりかっ!?」

 

種『Qaライトエネルギーをチャージ!臨界点突破!』

 

駆『目標地点の座標確認!リープビット射出!最終補正をアカーシャへ!』

 

プリキュアカーシャ『時間軸・空間軸の補正完了。両軸を固定——タイミングを”プリキュア”に譲渡します』

 

 空中に静止していたビットが射出されると、私とレクスを光の筒の様な空間に隔絶する。差し詰め、拳銃の銃口——いや、カタパルトの発射口と言ったところだろう。空間にQaライトが満ちていくのを感じた私は、ゆっくりと身体を低くして”飛び立つ”準備をする。

 

プリキュアカーシャ『——幸運を』

 

V・P:コルーリンクF『プリキュア・ヴァ―ルライト・タイムリープッ!!!!!』

 

レクス「何のつもりだ!?」

 

——シューーーーーンッ!!!!!

 

 勢いよく飛び出して”碧色の流れ星”となった私達は、レクスの両肩を掴み——彼と共に”アカシックレコード内の時間航行回廊”の中へと飛び込む。向かう先は決まっている——彼女が”連れて来て”と言っていたから。私達は彼女のいる——その場所へと向かう。

 

 

——◼️年前 ◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️《2019》 【◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️機内】

 

——シュンッ!!!!!

 

レクス「ッ!?こ、ここは……アカーシャの中?」

 

V・P:コルーリンクF「ここに……あなたを救う人がいます」

 

レクス「俺を……救う人?」

 

……あなたは?

 

レクス「ッ!?」

 

コルーリ(PW)「か……ける?」

 

 私達が来た場所——それは"7年前のプリキュアカーシャ"。彼が愛した私の生きていた時間が存在する場所だ。

 

レクス「こ、コルーリ」

 

コルーリ(PW)「駆……ですよね?後ろのあなたは……私ですか?」

 

V・P:コルーリンクF「私達は未来から来ました。7年後の未来から……あなたに導かれて」

 

コルーリ(PW)「私が?」

 

V・P:コルーリンクF「……レクス」

 

レクス「ッ!!」

 

V・P:コルーリンクF「私の役目はここまでです。後は……あなたの自由にして下さい」

 

 私はレクスにそう伝えると、二人の邪魔にならないように後方へと下がる。そして、向き合う形になった二人の沈黙を破ったのは——彼を愛した私だった。

 

コル―リ(PW)「あの……駆?」

 

レクス「ッ!?……な、何?」

 

——タッ、タッ、タッ

 

コル―リ(PW)「……背、伸びましたね」

 

レクス「それは……7年も経ってるからね」

 

コル―リ(PW)「そうなんですよね。それで……私、あなたに聞きたい事があるんです」

 

 レクスに近付いて、彼の変化が長い時間が与えたものであることを確認したもう一人の私。その確認を済ませたもう一人の私は、顔を赤らめながら——レクスに問う。

 

コル―リ(PW)「未来の私は……あなたに寄り添える素敵な女性になっていますか///?」

 

レクス「ッ!!」

 

コル―リ(PW)「子供は……いますか///?私、一人っ子だったので……子供には兄弟をって考えてるんです///」

 

レクス「……」ギリッ

 

コル―リ(PW)「家族が笑い合える……そんな未来ですか///?」

 

 まだ見ぬ未来から来た彼に、彼女が思い描いた余りにも純粋で幸福な未来があるかを——絶望の結末が待つ未来から来た彼に問う。その問いを受けたレクスの顔は——歯を食いしばり、必死に彼女の言葉を責め苦の様に受け続けていた。しかし、その表情を——もう一人の私は見逃さない。

 

コル―リ(PW)「・・・・・・ごめんなさい、色々聞き過ぎですね!では、この問いだけに……答えて下さい。私とあなたは……一緒に居れますか?」

 

レクス「……」

 

コル―リ(PW)「そう……ですか。私達は……一緒に居られないんですね。やはり……妖精と人間では、一緒に居ることは出来ない」

 

レクス「違うっ!!!!!妖精だからなんてそんな下らない理由で俺は……君を絶対に一人になんかしないっ!!!!!俺は、そんなの関係なしに君を愛したっ!!!!!」

 

コル―リ(PW)「なら、どうして私とあなたは……一緒に居れないんですか?」

 

 レクスの表情から、自分の思い描く未来ではない事を読み取ったもう一人の私。彼に求めた最後の問い——沈黙という肯定により、彼女は彼と自分の未来待つものが”別れ”であると理解する。それがまだどのような別れか理解していない彼女は、レクスと自分の生命としての違いに焦点を当てるが、その考えをレクスは全力で否定した。その否定を受けて、もう一人の私は——レクスと自身に訪れる”別れ”について問いただす。

 

レクス「それは……!そ、それ……は……!」

 

コル―リ(PW)「……死ぬんですね、私」

 

レクス「ッ!!」

 

コル―リ(PW)「……そうですか。でも、駆が生きていてよかったです」ニコッ

 

レクス「まだそうと決まった訳じゃない!俺を庇わなければ……!」

 

 もう一人の私は、レクスの苦痛の表情から全てを導き出した。この先に待つのは、【自分の死】による別れである——と。しかし、目の前に未来を生きる彼がいるのなら良いと彼女は言った。その言葉にレクスは堪らずに言葉を漏らす。

 

コル―リ(PW)「私は、あなたを庇って死ぬんですね?」

 

レクス「ッ!?」

 

コル―リ(PW)「駆が危険になりうる可能性があるのは……カイザーンですかね。私はカイザーンの攻撃からあなたを庇い……死ぬ。そう言う事ですね?」

 

レクス「そ、それは……」ガタガタッ

 

——ギュウッ

 

 レクスの漏らした言葉によって、自身に待つ死がどうやって訪れるのすらも理解したもう一人の私。その確認を求められたレクスは、地面に膝を付き、身体を恐怖で震わせてしまっていた。そんな彼を、もう一人の私は——ゆっくりと抱きしめた。

 

レクス「ッ!!……こ、コルーリ」

 

コル―リ(PW)「7年間、あなたは……1人で生きていたの?教えて下さい……あなたの7年間についてを」

 

 もう一人の私に抱き締められたレクスは、自身の7年間を語り出す。私も聞いた彼の過去——壮絶で耳を覆いたくなる様な彼の過去を、もう一人の私は——彼を抱き締めながら聞き続けた。

 

コル―リ(PW)「そう……だったんですね」

 

レクス「コルーリ、俺は……」

 

——ギュウッ!

 

 レクスから全てを聞き終えた彼女は、より一層強くレクスを抱き締めると——慈愛に満ちた微笑みを浮かべて、レクスに語りかける。

 

コル―リ(PW)「駆、辛かったでしょう?心も、身体も、こんなにボロボロになるまで頑張って……疲れたでしょう?」

 

レクス「コルーリ……俺、頑張ったよね?」

 

コル―リ(PW)「……はい」

 

レクス「疲れたよ……本当に疲れた。俺、もう……終わってもいいのかな?」

 

コル―リ(PW)「……はい。駆、もう……いいんです。もう……終わりにしましょう」

 

——ポタッ

 

 抱き締められたレクスの瞳から——一筋の涙が流れ落ちる。流れなくなる程に流したと言っていた彼の涙は、彼女の言葉を受けて——さらに溢れてくる。

 

レクス「あっ!お、俺……っ!ずっと終われなくて!ずっと……奪わなくちゃいけなくてぇ……!」

 

コル―リ(PW)「はい……それも、もう終わりです」

 

レクス「あぁぁぁぁぁあああああっ!!!!!」

 

 アカーシャの廊下にレクスの号泣が響く。彼が失い、奪い続けてきた7年間の時間を——その【生きる】と言う苦しみを、彼に与えた”彼女”自身に肯定され、受け入れられて——終らせてもらえたのだ。レクスの号泣が止むのを確認して、私達は二人に歩み寄る。

 

V・P:コルーリンクF「レクス、これは……あなたに返します」

 

レクス「君に渡してた指輪……だね」

 

V・P:コルーリンクF「はい。それから……あなたにも」

 

コル―リ(PW)「私にも?……きゃあっ!?こ、これって……お母様が見せてくれたウエディングドレス?」

 

 私は、返すべき物をニ人に返していく。一つは、レクスが私にそのまま持っていてと言った"指輪"。もう一つは——私がレクスから与えられた"ウエディングドレス"だ。

 

コル―リ(PW)「レクス、まだ指輪の交換と誓いのくちづけがまだでしたよね?あなたの花嫁は……私ではありませんから。そのドレスを身につけるのも……あなたを愛した彼女にこそ相応しい物です」

 

レクス「ッ!?……コルーリ、手を出して」

 

コル―リ(PW)「……はい」

 

 私から受け取った指輪ともう一人の私が持つ指輪を出して、二人は指輪をそれぞれの左手薬指に交換し合い——。

 

レクス・コル―リ(PW)「「・・・・・・」」

 

 二人は唇を重ねて、"誓い"と——"別れ"のくちづけを交わした。それは、真に愛し合った二人《王と花嫁》の、私達だけが知っている——小さな"結婚式"の様でした。

 

レクス「コルーリ、本当に・・・・・・ありがとう」

 

コル―リ(PW)「・・・・・・はい」

 

レクス「……俺は、君の笑顔が好きだった。君の温かさが好きだった。何より君が……大好きだったよ、コルーリ」

 

コル―リ(PW)「……駆、愛しています。私が死んでしまっても、あなたと……ずっとあなたの傍に居ますから」ニコッ

 

レクス「ああ、コルーリ……俺も、君の事を愛してたよ」ニコッ

 

 ゆっくりと離れた二人は、【愛している】と言う気持ちを伝え合うと——穏やかな微笑みを向け合い、レクスはもう一人の私に背を向ける。レクスは私達のいる方へと歩み寄り、真横に来た所で一度歩みを止めた。

 

レクス「……ありがとう」

 

 一言——たったそれだけの言葉を私に告げると、レクスは次元の裂け目を作り、その中へと消える。そして、取り残された私達にもう一人の私が話しかけてくる。

 

コル―リ(PW)「あの……」

 

V・P:コルーリンクF「は、はい!何でしょうか?」

 

コル―リ(PW)「あなたは……いいえ、”あなた達”は、彼が作り出した新しい時間の私達……なんですよね?」

 

V・P:コルーリンクF「……はい」

 

駆『僕達は、レクス……未来の僕の干渉によって分岐した時間軸の存在。いいえ、正確には”正史”なのが僕達ですけど』

 

種『お兄ちゃんも、タネも、コルーリも……三人が揃ってるよ』

 

 私達の言葉を聞いた彼女は、先程までの幸福そうな表情とは違う——苦しそうな表情になって私達に頭を下げ始める。

 

コル―リ(PW)「……だとしたら、本当に……申し訳ありません!」

 

V・P:コルーリンクF「な、何故……謝るんですか!?」

 

コル―リ(PW)「……私は未来を知りました。彼がどのような未来を辿るのかを。なら、きっと私は彼にこう言うでしょう……【生きて】と。あの人が私を愛している事を利用して、彼が苦しくてもその命を終わらせず、あなた達と言う新しい未来の分岐を見出す様に。あなた達が今回の様に……彼と戦い傷付いたのも、苦しい思いをしたのも……私が彼を縛り付けるからです」

 

——ポタッ

 

 もう一人の私は、これから自分がするであろう事も分かっている。その結果がレクスを苦しめ続け、私達に飛び火する事も。これからする自身の業——それによって苦しむ私達の為に、彼女は涙を流している。

 

コル―リ(PW)「私は……恨まれても仕方ありません。でも、どうか彼だけは〈私はっ!〉……えっ?」

 

V・P:コルーリンクF「……私、あなたは……どれだけ考えなしなんだろうって思ってました。レクスを……彼を生き地獄に縛り付けるような真似をどうしてしたのかって。でも、あなたはこのような事態になっていなくても……彼に【生きて】と言ったでしょう?きっと、私も……カケルにそう言うと思います。好きな人が生きていてくれる……それだけで私も、あなたも満足だから」

 

コル―リ(PW)「それは……そうですけど……」

 

駆『未来の僕の行いが無ければ、僕らはこうやって一緒に居られなかった。彼の犠牲無くして、僕らはここにはいない……僕は彼の行為を、行動を肯定しました。そして、コルーリ……君の犠牲も……僕は背負っていくよ』

 

種『あなたに恨みはないし!レクスの事は……夢だったけど、ぶん殴ったから問題なし!恨んだりしてないよ!お兄ちゃんも怒らないって言ったしね!』

 

 私達の言葉を聞いて、彼女の表情は——少しだけ穏やかになり始める。

 

コル―リ(PW)「そう……ですか。でしたら……」

 

V・P:コルーリンクF「『『……?』』」

 

コル―リ(PW)「あなた達の素晴らしき未来を……祈っております」ペコッ

 

 もう一人の私の思いを受け取った私達は、別れの言葉を残す事なく、後方に穴を開け——その中へと入った。あの時代に戻らなくては。きっと——彼もそこに戻ったに違いないから。

 

 

——2026年 多田織市 時生家

 

side:駆

 

——シュンッ!!!

 

V・P:コルーリンクF「……やはりここでしたか、レクス」

 

2026年に戻ってきた僕達。そこには——やはりレクスがいた。

 

レクス「……此処にしか帰る場所がないから。おっと……その姿もそろそろ限界みたいだね」

 

V・P:コルーリンクF「えっ?……ッ!?ミラクルヴァールライトとレインボーコルーリング、廻さんのQaフォーンまで……きゃあっ!?」

 

——パキンッ!!!!!

 

 ここまで僕らを助けてくれたミラクルヴァールライトと、コルーリの力で変化したレインボーコルーリング、おばあちゃんに渡せたQaフォーンが音を立てて砕ける。きっと役目を終えたのだろう。変身が解けて三人と一機に分かれ、その中で僕は——僕が辿り着いたレクスの"本当の目的"について確認する。

 

レクス「急激な負荷で壊れたみたいだな……何だ?何か聞きたそうだな、僕」

 

駆「……聞いても良いですか?レクス……あなたの本当の目的って、"僕《過去の自分》に自分を消させる事"……ですよね?」

 

レクス「……コルーリに会いたかったのも、種に新しい人生を与えてやりたかったのも事実だ」

 

駆「否定は……しないんですね」

 

レクス「消える前に……やり残しを解消したかったんだよ。それに、お前が俺を超えない可能性だってあった。色々、御膳立てはしてやったつもりだがな。でも、お前は俺の想定を超えた……コルーリが止めなければ、俺は確実に消えていただろう。あれが無ければ……ほぼ俺の計画通りだったのにさ。いや、想定外の事が多かった気もするな。しかし、こんな方法を思いつくとは恐れ入ったよ、コルーリ」

 

コルーリ「……私はただ、あなたが知らなかった歴史の通りにしただけです。彼女が私に教えた通りにしただけ……です」

 

 不服そうな表情のコルーリとは裏腹に、レクスは満足そうな表情でコルーリに言葉を返す。

 

レクス「いいや、アレで良いんだ。俺の愛した君と……やり残した事も無くなったからね」

 

コル―リ「そう……ですか」

 

レクス「もう……お前達をここに留まらせておく理由もなくなった。俺は、お前達の物語からは退場だ。だが、”僕”……お前に俺の知る限りの情報を渡してやる。種、悪いんだけど懐中時計を貸してくれないか?」

 

種「えっ?うん……はい、これ」

 

コル―リ「わ、私達は?」

 

レクス「二人はそこで待っててくれ。大丈夫、そんなに時間は取らないさ」

 

 種から懐中時計を受け取り、僕とレクスは二人から離れた場所へ移動する。二人に聞かれては困る内容がない訳ではないからね。

 

レクス「さて、この辺で良いか。……”僕”、今度は俺の番だ。聞きたい事がある……お前、今回の戦いで見せた力なら”カイザーンを助けられる”と考えてるんだろ?」

 

 切り出された話の内容で僕は驚く。やはり、自分自身であるレクスは——僕の考えを分かっている。恐らくこれから渡す情報とも関係があるから聞いたのだろう。

 

駆「ああ、あの力……”虹色の光”ならって」

 

レクス「”僕”、お前……あの力が何か分かってるか?あれは……恐らく”Aqライト”だぞ」

 

駆「えっ?あれは……スーパーQaライトじゃないの?」

 

レクス「俺の”破壊”を相殺した……それが出来るのはAqライトだけだと思う。それにこれで分かっただろ?お前、RX《レクス》になろうとしてる……俺やカイザーンとは違う方法でな」

 

駆「僕が……RX《レクス》にっ!?」

 

 【僕がRX《レクス》になろうとしてる】——未来の僕が示した答えは、僕を更に驚かせた。

 

レクス「絶望ではない別の何か……その方法でRX《レクス》になる事がどう言う事なのかは分からないが、お前のその力が”運命を変える”と信じる事だ」

 

駆「運命を……変える」

 

レクス「……で、その助けようとしてるカイザーンについてだが、分かっていない事が多いよな」

 

駆「うん。どうしてあそこまで”時生 駆”に執着するのか……会ったことはないはずなんだけど」

 

レクス「カイザーンは……かなり早い時点で”時生 駆”に干渉しているぞ」

 

 かなり早い時点って……どう言う事だ?

 

駆「かなり早い時点って……いつ?」

 

レクス「2012年4月1日……俺達と種が誘拐されていた時からだよ」

 

 2012年4月1日——僕と種が誘拐されていたあの日にカイザーンが干渉していた!?耳を疑うその回答に僕はすぐさま詳細な内容をレクスへと求める。

 

駆「それってどう言う事!?」

 

レクス「俺はコルーリを生かす分岐点を探る為に、俺の過去を全て確認していた時だ。誘拐事件の現場になった倉庫の上に……カイザーンが現れたんだよ。突然、世界に姿を表したんだ。そして、奴はAqライトを使い……種に干渉していた」

 

駆「種に!?」

 

レクス「その干渉の後、カイザーンは俺達がプリキュアになるまで現れる事はなかった。しかし、奴があの日に関わっている……もしかしたら、種にもな。それでも救いたいか?」

 

駆「……僕は」

 

 カイザーンは、あの日に関わっている?種に何かをしたかもしれない?奴の行動は異常だ——それだけの奴を助けるべきなのか?いいや、考えるまでもない——答えは決まっている。

 

駆「光も闇も……全て受け入れる。そう決めたんだ。僕は……出来るならカイザーンも救うよ」

 

レクス「……そうか。なら、もう一つの情報も渡しておく」

 

駆「もう一つ?」

 

 レクスは【もう一つの情報があると言うと、左手の人差し指で僕を指さす。

 

レクス「”僕”、お前の中には……種以外の”もう一つの魂”が入ってる」

 

駆「僕の中にもう一つの魂?あり得ない……そんなもの感じた事もない」

 

レクス「その魂は、カイザーンを消滅させる瞬間に俺に語り掛けてきた。カイザーンを消させないように俺に訴えかけて来てたんだ。そいつは俺がカイザーンを消滅させると消えてなくなったが、まだカイザーンを倒していない”僕”の中になら……まだいるに違いない。カイザーンを助けようとする”もう一つの魂”……それがカイザーンを救うカギになるはずだ」

 

駆「そんなの……ある訳ないよ」

 

レクス「だが、必ずあるんだよ。”時生 駆の魂”に、《違和感を残さない程に溶け込んだ》もう一つの魂がな」

 

 レクスは、僕の中に種以外の”もう一つの魂”があると言い切る。そんなものを感じた事はないはずだ——本当にそんなものがあるのだろうか?考えようとした瞬間、レクスはそんな暇を与えずに次の話を始める。

 

レクス「それじゃあ、次の話だ。もう一個、お前に聞きたい事がある。お前、虹色の光を使って”ある事”をしようと考えてる……いや、思いついただろう?それはお前や種、全てのプリキュアに関わる事……違うか?」

 

駆「……うん、それで合ってる」

 

 自分に隠し事は出来ない——僕は素直にその言葉に頷いた。

 

駆「僕がRX《レクス》になろうとしているって言う……”俺”の言葉で確信した。あの光が持つ力がRX《レクス》の固有能力なのだとしたら、プリキュアさん達が現れた事も、あなたの”破壊”を相殺出来た事にも合点がいく。この力なら……恐らくこれから起こるであろう事態も収拾できる」

 

レクス「俺と僕……同じようで違う。俺と全く反対の存在になったお前の力なら出来るだろう。しかし、そのまま世界の修正力そのものであるAqライトを使えば……プリキュアの積み重ねた歴史に決定的な傷をつけ、世界に不都合が生みだす。まあ、それを見越しての……これだがな」

 

駆「それって……種に借りた懐中時計?」

 

——シューーーーーンッ!!!!!

 

 種から預かっていた懐中時計を取り出したレクス。それを左手で握り込んだ瞬間、大量のAqライトが懐中時計の中に流し込まれていく。そして、必要量を流し込み終わったレクスは、その懐中時計を僕に渡してきた。

 

レクス「そいつに俺のAqライトを流し込んだ……”破壊”の能力が込めてある。使うタイミングは分かってると思うが、お前のしようとしてる事……それをする前には、”破壊”が必要だ」

 

駆「……分かってるよ」

 

 未来の僕が言おうとしている事が理解できた僕は、その言葉に頷き返して懐中時計を受け取る。

 

レクス「それと……お前、俺との戦いであそこまでするな。永くないぞ……その命」

 

駆「いつ死ぬか分からないって、”俺が言ったんでしょ?死んでしまう事が決まっていても、最後まで命を燃やして生き続けるだけだよ」

 

レクス「……お前には負けるよ、”僕”」ニコッ

 

駆「だって勝ってるしね、”俺”」ニコッ

 

レクス「……言うようになったな~!」

 

 僕達は小さく笑い合い、二人で種達の元へと戻る。

 

レクス「待たせたな。さあ、長い寄り道はこれで終わりだ。種、”僕”の事を頼む。他に言葉はいらないだろ?」

 

種「うん!それで十分!」

 

レクス「”僕”、ここからは本当にお前の道だ。この先に、俺の助けはもうない。お前の運命は……お前が変えろ」

 

駆「ああ、勿論」

 

レクス「コルーリ……本当にありがとう。それしか言葉が見当たらない。どうか、君の幸せがいつまでも続くことを願うよ」

 

コル―リ「……あなたは、これから如何するんですか?」

 

 僕達に最後の言葉を送っていくレクスに、コルーリは質問をする。その質問を聞いたレクスは、笑いながら答えた。

 

レクス「知ってるかい?宇宙は時間の概念を歪ませるらしい。時間の概念が無ければ”時の王者”でも普通の人間かもしれないだろう?だから、軽~く宇宙を冒険してみるのも悪くないかもしれない。せっかくだから宇宙の果てに”終の棲家”でも探すよ」

 

コル―リ「そう……ですか。……では、よい終末を」

 

レクス「……ああ、ありがとう」

 

 レクスに別れを告げた僕達は、大聖堂に着陸したプリキュアカーシャに乗り込む。操縦席に妖精に戻ったコルーリ、座席に僕と種が座り、それを確認したコルーリは——高らかに宣言する。

 

コルーリ「これより、”プリカバリー作戦”を再開しまチュン!目標【2018年・HUGっと!プリキュア】のジョージ・クライによる"時間停止"実行の瞬間!」

 

プリキュアカーシャ『時間軸・空間軸……設定完了。アカシックレコードへ接続。発進タイミングをヴァールハイト・プリキュアに譲渡します」

 

コルーリ「了解チュン!プリキュアカーシャ!発進チュン!」

 

駆・種「「発進!」」

 

 僕達の発進の合図を受けて、アカーシャは2026年の未来を”碧色の流れ星”となって駆け抜ける。そして、僕らは——まだ見た事もない”もう一つの未来”へと進み始める。

 

 

side:レクス

 

レクス「……行ったか。さ~て、宇宙に行くのはいいけど、何か持って行った方が……」

 

・・・・・・ニャ~!

 

レクス「……何の声だ?」

 

 生き物なんて殆ど存在していないはずのこの世界で、突如きこえてくる鳴き声。その声が聞こえてくる方向に、俺は足を進めていく。辿り着いたのは俺の家の前にある公園のドーム状の遊具の中。その中から、小さな鳴き声は響いていた。

 

レクス「ここか……こいつは」

 

子猫「ニャ~……ニャ~!」

 

 そこには、死んだ親猫の傍らで弱弱しくなく子猫が一匹だけが鳴いていた。まだ体毛に血液が付いている事から、生まれたのはついさっき、死んだ親猫の身体のお腹はまだ大きいが——息絶えている以上、これ以上の事は出来ない。生まれたばかりのこの命——無駄には出来ないか。

 

レクス「仕方ない……お前も一緒に行くか。名前を決めないとな……よし!お前の名前は【オリ―フィオ】だ!よろしく頼むぞ、オリ―フィオ!」

 

オリ―フィオ「ニャ~!」

 

 俺の未来でも、何が起こるかも分からない。せっかく終わらせるなら——楽しく終わらせよう。

 

レクス「宇宙へ行くぞ~!キラやば~~~!!!」

 

オリ―フィオ「ニャニャニャニャ~!!!」

 

 

……Fin




いかがだったでしょうか?今回で劇場版も終わりましたので、次回からは、本編"ヴァールハイト・プリキュア"を再開致します。長らくお待たせしました。どうかこれからも、ヴァールハイト・プリキュアを宜しくお願いします!

駆「皆さん、いかがだったでしょうか?」

種「今回で劇場版は終了となりました!」

コルーリ「まだまだ、私たちの冒険は終わらないです!」

駆「プリキュアさん達が!」

種「私たちを待ってる限りね!」

コルーリ「これからも駆と種、もちろん私も!ヴァールハイト・プリキュアの活躍を!」

駆・種・コルーリ「「「応援、よろしくお願いします!」」」
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