【完結】劇場版 ヴァールハイト・プリキュア もう一つの未来!?王〈レクス〉と青翼の花嫁〈コルーリ〉!   作:32期

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コルーリ「皆さん、劇場版ヴァールハイト・プリキュアを読みに来ていただき誠にありがとうございます!」

駆「閲覧時に”ミラクルヴァ―ルライト”を受け取っていると思うんですけど…」

種「このミラクルライトは、プリキュアがピンチの時に振るとプリキュアを助けることが出来るすっごいアイテムなんだ~!」

コルーリ「ただし、注意があります!」

種「その1、ライトを大きく振ったり、投げたりしちゃダメ!」

駆「その2、ライトを近くで見たりしてはいけないよ!」

コルーリ「その3、他のお友達のライトを引っ張ったりしてはダメです!」

種「ライトを持っていないお友達は、心の中でプリキュアを応援してね!」

コルーリ「それでは!」

エクス・シード「「劇場版 ヴァールハイト・プリキュア もう一つの未来!?王〈レクス〉と青翼の花嫁〈コルーリ〉!」」

コルーリ「始まります!」


チャプター1:ここは未来!?黒コートの男、その名は【レクス】!

プリキュアカーシャ 操縦室

 

side:コルーリ

 

コルーリ「2019年のジョージ・クライによる"時間停止"実行の瞬間への最長時間航行を算出……約20時間チュンか。これならカケル達の休息も可能チュン。オート操縦に移行、このままの速度を維持……と。よし、これでいいチュン」

 

 私達はカイザーンとの戦いを終え……彼女の残した”嫌がらせ”により、再びプリキュアの存在を救うために行動を開始した。現在、私達は”ジョージ・クライ”が最後に発生させた2019年の時間停止の瞬間に向かっている……しかし、カイザーンとの戦闘終了からまだ数十分しか経過していない今、カケルやタネの体力は限界だし、カイザーンの力で”発生前の時間”や”別の行先”に行き先を変更することが出来ない。なので、私は航行時間をうまく調整して休息の時間を確保できるようにしているという訳です。

 

コルーリ「……廻さん、どうして……私に”これ”を渡したチュン?」

 

 私は操縦席の上に置かれたある物を見つめる。それは……2005年での最後の日に、カケルとタネのお婆様である”廻さん”が……私に渡した”Qaフォーン”である。

 

 

2005年 12月31日

 

駆『……うん!おじいちゃん……おばあちゃん……行ってくるよ』

 

進武『うん、いってらっしゃい』

 

廻『気張って……いってらっしゃい』

 

 カケルが最後の挨拶を済ませて歩き出す。それを後ろから追いかけようとした時、私は廻さんに呼び止められた。

 

廻『コルーリ……ちょっと待って」

 

コルーリ『えっ?……は、はい、何でしょうか?』

 

廻『これを……持って行って。きっと……必要になるし、それに……この時代にあったら……色々不味いでしょう』

 

コルーリ『これ……Qaフォーン!……分かりました、確かに……受け取りましたよ。廻さん……いえ、キュアストリング……未来へと思いを繋いだ……誇り高きアカシックのプリキュア』

 

廻『……ええ、ありがとう。カケルとタネを……よろしくね』

 

 

 廻さんの手に握られたQaフォーンを……私は受け取った。これが必要になると言った彼女の言葉……それがどんな時に必要なのかは分からないけれど、私はこうやって手元に置く様にしている

 

コルーリ「これを……私が使えたら……カケル達を助けることが出来るチュンが……」

 

 Qaフォーンは特異点やプリキュアに選ばれた人にしか使えない。私はアカシック王国の妖精であるため、一般的な妖精や人間たちに比べればQaライト量は多い……しかし、Qaフォーンを起動できるほどのQaライト量はないのが実態だ。もしも……これを使えれば……私もプリキュアになれるのでしょうか?例えば……。

 

コルーリ『プリキュアプリケーション!インストール!!!』

 

リープ『時間を羽ばたく、未来の翼!キュアリープ!』

 

 更に伸びた青髪のツインテール、大きめなコバルト色の羽を模してひらひらと舞う腰リボンに、シードと同タイプのワンピースを纏ったプリキュア。名前は……時間を移動する役割を持った私にピッタリなのは……”リープ(飛び跳ねる)”と言うのはどうだろう?……うん、いいかもしれないチュン。なんて……こんな妄想を考えていてもどうにもならないチュンね。

 

種「コルーリ、いる~?」

 

コルーリ「タネ、どうしたチュン?休まなくてもいいチュン?」

 

種「共有してる身体は、お兄ちゃんが寝てるおかげで大丈夫だし、タネは別に寝なくても平気だから問題ないよ!それより、コルーリもすっごく疲れた顔してるよ。コルーリの方こそ休んだ方が良いよ」

 

コルーリ「そう……チュンね。ありがとうチュン、タネ」

 

 私を心配して声を掛けに来てくれたタネに従い、私も少しだけ休もうと考える。それにしても……変な感じがする。こうやって……タネがカケルの身体を使わないで直接話している事に驚きを感じるのもそうだが、違和感がすごいのだ。だって、タネは地面から足を離して宙に浮いているし、戻ってすぐにいれたココアを普通に飲んでいたし……幽霊なのに実体があるような状態なのだ。そのうえ、カケルは疲れがピークになってしまった事で眠ってしまったのでその原理が全く説明されていないから……私はこの状況が全く理解できないままなのだ。そんな事を考えていると、宙に浮いているタネが私を睨んでいるのを感じて私はタネに質問した。

 

コルーリ「タネ、あの……どうかしたチュン?」

 

種「う~ん……コルーリ、ちょっと人間の姿に位なってくれない?」

 

コルーリ「え?い、良いっチュけど……」

 

ボンッ!

 

コルーリ「こ、これで良いですか?」

 

種「やっぱり……。コルーリ、胸……大きくなってない?」

 

 ああ、なるほど……確かに大きくなったのは、タネがカイザーンに攫われてしまった後だった。しかし、どう説明したらよいのだろう?ただ……成長期で大きくなったとしか説明できない。

 

コルーリ「えっと……15歳になったので……その……成長期で大きくなったんです。一応、私もアカシック王国の法律上は大人……”成鳥”になったので」

 

種「ふ~ん……お兄ちゃんに大きくしてもらったんじゃないの~?」

 

コルーリ「ッ!?///……し、してないチュン!///」

 

種「へぇ~……よし!コルーリ、シャワー浴びに行こう!コルーリの”壁”がどれくらい”山”になったのか見てあげる!」

 

コルーリ「はあっ!?な、何ですか”壁”って!?私の胸の小ささをそんなふうに思ってたチュン!?」

 

種「いいじゃん、大きくなったんだし~!そうだ!触り合いっこしようよ!タネ、そんなに大きいの触ったことないんだ~!せっかくだから私のお兄ちゃん好みに育った”パーフェクトボディ”を触らせてあげるよ~!」

 

 私の身体を引っ張り、シャワー室へと連れて行こうとするタネ。その力強さに逆らうことも出来ない私は……そのまま引っ張られていく……が。

 

・・・・・・ガタンッ!!!!!

 

コルーリ・種「「えっ?」」

 

warning!warning!warning!

 

 そんな笑い声を遮るように……アラームが響き始める。

 

コルーリ「ッ!!操縦をマニュアルへ!時間航行座標を表示!……嘘でしょう!?」

 

種「コルーリ、どうしたの!?」

 

コルーリ「カイザーンの力で行き先は決まってるはずなのに……アカーシャが無理やり座標を変えて進んでいます!た、タネ!カケルの安全を確保して来てください!操縦は私が何とかしますから!!!」

 

種「お、おっけー!コルーリ、任せたよ!」

 

 タネが眠っているカケルの元へと飛んでいくのを確認し終えると、私は操縦に意識を集中する。この感覚……パラレルワールド〈2018〉に落ちた時と似ている。あの時の様に……何か大きな力に引っ張られている?

 

 

20■■年 ■■■市

 

side:レクス

 

レクス「そうだ……こっちだ。こっちに来い……よし、来た!!!」

 

シュウウウウウウウウウウウンッ!!!!!

 

 空間に出来た穴から飛び出した”碧色の流れ星”が、空を切り裂く様に流れ……地面に落ちていく。舞い上がる砂ぼこりと吹き飛ばされる大量の樹木。アカーシャの強度なら……あれ位じゃ壊れはしないだろう。

 

レクス「ようこそ……”トキオ カケル”、お前の最果てへ。そして、漸く君を迎えに行けるよ……”コルーリ”」

 

 黒いコートを纏った男”レクス”は”時間を航行していたアカーシャにかけていた力”を解き、地面に落ちた流れ星を見つめながら呟いた。

 

 

プリキュアカーシャ 駆と種の部屋

 

side:駆

 

・・・・・・ドンッ!!!!!

 

駆「ッ!?な、何の揺れ!?……って、なんで僕ベットから浮いて……ん?これ……おばあちゃんのマフラーか?何で僕が糸でぐるぐる巻きに……しかもこれじゃ……”繭”みたいだな」

 

 大きな揺れを感じて目を覚ました僕。しかし、僕の身体は眠っていたはずのベッドにはなかった。ちなみに僕の身体があったのは部屋の中心だ……しかも”空中”に浮いた完全な部屋の中心なのだ。どうやってそんな所に浮いてるかと言うと、おばあちゃんのマフラーの糸が部屋中に糸を張り、糸でぐるぐる巻きにした僕の身体を空中に固定している状態……例えるなら”繭”の様な状態だ。どうしてこんな状態になったのか……さっぱり見当がつかない。

 

種「お兄ちゃん、無事!?……って、何してるの?新しい遊び?」 

 

駆「分からないよ。それより何かあったの?随分と……焦ってるみたいだけど」

 

種「そうなの!アカーシャが勝手に座標を変えちゃって!今さっき地面に落ちたの!タネは身体を透ける様にすれば壁にぶつからないけど、すごい衝撃があったから、お兄ちゃんが全身殴打してないか心配で急いできたんだよ!」

 

 アカーシャが座標を変えて……地面に落ちた……か。アカーシャはカイザーンの力で決まった航路しか進めないはず……それが勝手に変わるなんてあり得るのか?あり得るとしたら……カイザーンと同じか、それ以上の力で無理やり変えるとかなら……。

 

種「お兄ちゃ~ん、聞いてる~?」

 

駆「えっ?あ、ああ……聞いてるよ。なるほど、マフラーがこうなったのは僕を落下の衝撃から守る為だったみたいだね。水中にいれば、衝突の衝撃が緩和されるのと一緒だ……よっと!」

 

種「お兄ちゃん、まだ全然休めてないけど大丈夫?コルーリの所に行ける?」

 

駆「それぐらいは大丈夫だよ……それにここが何処なのかも確認したいからね。この場所も……カイザーンの罠なのか確かめないと」

 

種「おっけー!それじゃあ、操縦室へしゅっぱ~つ!」

 

 おばあちゃんのマフラーを元に戻して首に巻き、僕らはコルーリのいる操縦室へと向かった。

 

 

プリキュアカーシャ 操縦室

 

種「コルーリ、お兄ちゃん無事だったよ~……あれ?」

 

駆「どうしたの、種?……ん?」

 

コルーリ「ここは……嘘……それじゃあ……でも、なんで……ううん……なら可能性は……」ブツブツ

 

 操縦室に入ると、コルーリが操縦席のコンソールを操作しながら何かを呟いている。僕と種は何を話しているのかが気になり、コルーリへと近付く。

 

駆「コルーリ、どうしたの?何か気になる事でも見つかったの?」

 

コルーリ「ふえっ!?か、カケル……い、いえ……あの……ちょっと気になる事があって」

 

種「気になる事?」

 

コルーリ「えっと……この時代の事を調べていたんですけど、この時代は”2026年”……未来のようなんですけど、その……この時代はどうやらカケル達の時代の正史……つまり”パラレルワールド”じゃないみたいなんです」

 

駆「つまり……ここは僕達の時代の先にある未来って事?」

 

コルーリ「……恐らく」

 

 僕達の時代の先にある未来……それもパラレルワールドじゃないとなると、この外にある世界が……僕達が歩んでいく未来の姿と言う事になる。

 

駆「コルーリ、アカーシャの外に出ても問題ないかな?」

 

コルーリ「……気温正常、酸素濃度、放射線量、紫外線……共に異常ありません。アカーシャの外に出ても問題はないかと」

 

駆「……一先ず外に出て状況を確認しよう。それに……何か胸騒ぎがするんだ」

 

種「お兄ちゃん、何か気になるの?」

 

駆「カイザーンじゃない”誰か”が……僕達を呼んでる気がするんだ」

 

 僕達は準備を整えてアカーシャの外へと出発する。この時代が僕らの”未来の世界”だと分かった途端に、僕の鼓動が早くなり……嫌な胸騒ぎが続く。僕はその胸騒ぎの原因が……きっと外にあると言う感覚を信じて歩き出した。

 

 

2026年 多田織市

 

種「お兄ちゃん、この街並みって……!」

 

駆「うん、多田織市……僕達の町だ」

 

 僕達の眼前に広がる景色は……僕達が今まで住んでいて見慣れた町”多田織市”の姿だった。

 

コルーリ「カケル、大丈夫ですか?顔色が悪いですよ」

 

駆「う、うん……大丈夫。もう少し進もう」

 

 見慣れた住宅街、コンビニ、マンション、飲食店を横目に進んでいく。ここまで10分ほど歩いているが……僕達はどうしようもない違和感にすぐに気付いた。

 

種「人が……全然いないね」

 

駆「いや……人はいたみたいだよ。ほら、あの飲食店のテーブル……腐ってるけど料理が置いてある。それにあそこにある一軒家の庭は、荒れ放題だけど玄関先にプランターがある。元々ガーデニングをするような人がいたんだよ」

 

コルーリ「住んでいた人が……町を放棄してしまったのでしょうか?何か災害や人災があって……」

 

駆「……それは考えられないよ。この辺の風景は僕も覚えているけど、そこまで町が壊れたりしてる訳じゃないし、何かしら人災があったようにも見えない……ん?この通りは……」

 

コルーリ「カケル、どうかしましたか?」

 

 人がいない事を確認しながら、僕達は大きな通りに出る。この通りの事は思い出すまでもない……だって、ほぼ毎日通り、中等部の初日にのぞみ先生と初めて出会った”通学路”なのだから。つまり、ここを進んでいけば……。

 

種「お兄ちゃん、こっちの道に行こう」

 

駆「……うん、分かった」

 

コルーリ「えっ?カケル、タネ……そっちに何が……」

 

種「こっちに進んでいくとね……」

 

駆「……僕達の家があるんだ」

 

 そう……この先に僕達が暮らしていた……僕達の家がある。まだ消えない胸騒ぎが大きくなっていく……だけど、僕らは足を進めていった。その先に待っているのが……”絶望”でしかないと言うのに。

 

 

2026年 時生家

 

種「・・・・・・嘘!?」

 

駆「そ、そんな・・・・・・!」ガクッ

 

 そこにあったのは……”更地”だった。僕達とお父さんとお母さんが暮らしていた家、お父さんとお母さんが帰ってくることは殆どなくなったけど僕と種が二人で過ごした家があったはずの場所には……何も残っていなかった。

 

コルーリ「こ、ここが……カケル達のお家があった場所……何ですか?」

 

種「ここに……あったの。家の前に公園もあるし……お隣のお家は”遠野”さんと”佐藤”さんだし……やっぱりここだよ」

 

駆「7年で一体……何があったんだ?未来に一体……何が!……っ!」

 

 地面に膝を付き、僕は頭の中で何があったのかを考える。考えたって分かる訳がないのに。……すると、僕の視界の端に何かが見えた。”動く黒い影”だ……この時代に来て初めて動くモノを見つけた。僕は勢い良く動いたモノがいる方へ振り向くと……。

 

黒コートの男「・・・・・・」サッ!

 

駆「ッ!!……待てっ!!!」

 

 そこにいたのは黒いコートを着た長身の男。深く被ったフードのせいで顔は見えないが……僕はあいつを知っている。アカシック王国で僕にQaフォーンを渡した男だ。僕が気付いたことを察したのか男が逃げ出す。僕は男が何かを知っているのではないかと思い、奴を追いかける。それに……あいつを見てると胸騒ぎが強くなる!あいつは……絶対に何か知っている!!!

 

黒コートの男「・・・・・・」サッ!

 

駆「待てっ!くそっ!!あの男は走ってないのに……何で追いつけない!」

 

コルーリ「はぁっ……はぁっ……カケル、どうしたんですか?はぁ……はぁ……急に……走り出して……」

 

種「お兄ちゃん、何かいたの……って、ここ……」

 

駆「えっ?あ……ここって……”多田識墓地”」

 

 追いかけていた男を見失ってしまった僕。そんな僕を追いかけてきたコルーリと種だったが、そんな時……種がある場所を指さす。そこに目を向けると……僕も知っている場所があった。その場所の名前は”多田識墓地”……この多田織市にある大きめの公営墓地だった。

 

 

2026年 多田織墓地

 

side:コルーリ

 

駆「・・・・・・」

 

コルーリ「・・・・・・カケル?」

 

 タネが指さす場所……よく見るとそこに看板がある。”多田織墓地”……恐らくカケル達の世界で言う”お墓”のある場所だろう。そこを見つめてから、先程まで何か焦っているようだったカケルが黙り始めてしまう。それを心配する私だったが、それを遮るようにタネが声を出した。

 

種「お兄ちゃん、どうする?タネは……大丈夫だよ」

 

駆「……行こう。この先に……さっきの”男”がいる……気がする」

 

 タネの問い掛けに答えるカケルが墓地の入り口に向かって歩き始める。カケルが急に走り出したのは……彼の言葉にある”男”と言うのを追いかけたからなのだろうか?私もタネも……カケルの先に男性など見ていない。しかし、カケルには何か見えたのだろう……私は彼の事を信じて後ろを付いて行く。

 

 

2026年 多田織墓地 墓所

 

駆「・・・・・・ッ!」

 

黒コートの男「・・・・・・」

 

 誰もいない墓地を抜け、多くの墓石が並ぶ墓所にでると……そこには”黒いコート”を纏った人物がいた。フードを被って素顔が見えないが身長は180cmと長身で、細身だががっしりしているため……カケルの言っていた通り”男性”だろう。その男性は誰かのお墓に向かって手を合わせているようだ。

 

黒コートの男「ん?やあ……漸く追いついたみたいだ。久しぶりだね、”トキオ カケル”……君に会うのは2回目、”トキオ タネ”……君とは初めまして。コルーリ、君とは……3回目だね」

 

コルーリ「ッ!!……あなた、やはりあの時の男性なんですね」

 

 見覚えがあると思っていたが……やはりあの男性は2013年、アカシック王国で私に接触して来た男性だ!名前は……ダメです、思い出せません!

 

駆「あなた……アカシック王国で会った人ですよね?あなた、何か知ってるんじゃないんですか?」

 

種「そ、それより……あなたは誰?」

 

黒コートの男「俺が誰か……か。それなら、コルーリが知ってるよ。おっと、記憶に鍵をかけてるんだったね……よっ!」パチンッ!

 

コルーリ「ッ!?」

 

 黒コートの男性が指を鳴らすと、私の頭の中に……今まで忘れていた記憶が蘇る。

 

 

俺の目的は……前も言ったと思うがな。コルーリ、君を助ける事……って

 

……君を愛してるから

 

俺の名前は……”■■■”とでも名乗っておくよ。

 

 

 頭の中に蘇った記憶の中に……

 

”レ■■”

 

 彼に名前を問う瞬間の記憶もある。

 

”レク■”

 

 そして、溢れてくる記憶がようやく落ち着き……。

 

”レクス”

 

私は……彼の名前を思い出した。

 

コルーリ「あなたは……あなたの名前は……”レクス”」

 

種「レク……ス?」

 

駆「レクス!?”レクス”って……まさか!?」

 

レクス「ふふっ!そうさ……お前の考えている通りだよ。俺は……カイザーンと同じ”Aqライト完全覚醒者”だ」

 

 男性のフードから覗く口元が笑みを浮かべる。そして彼は、自分の口で己の事を話し始める。

 

レクス「俺の名前はレクス。カイザーンと同じAqライト完全覚醒者で、世界だけを救った英雄で……カイザーン公認の……”時の王者”さ」

 

 私達が流れ着いた未来の世界……そこにいた人物は、カイザーンと同じAqライト完全覚醒者で、自分自身を”時の王者”と名乗る……英雄【ヒーロー】であり、王【レクス】であった。

 

 

To the Next chapter……




いかがだったでしょうか?次回は、レクスによって話される世界に起きた”異変”とその原因!?変身して立ち向かう駆と種!そして露わになる……レクスの素顔とは!?乞うご期待ください!

11/4と明日11/12はキュアソードことケンジャキ……いや、”剣崎 真琴”ちゃんとキュアマジカルこと”十六夜リコ”ちゃんの誕生日です!今年もあとわずかになってきましたね~……早すぎる!アマプラの東映アニメチャンネルでGoプリも見れるようになり、ヒープリも観れる!まほプリももう一回観なおしできるので最高です!話が逸れました!まこぴー!リコちゃん!お誕生日おめでとう!


まなつ「うわ~!ナニ!ナニ!!ナ二!!!この後どうなっちゃうの~!!!」

さんご「まなつ、流石に映画館の中は静かにしないとダメだよ」

みのり「まなつじゃ仕方がない……だけど、他にも見てる人がいるから……」

駆~!種~!!あんな奴さっさとヤっちゃいな~!!!!!

ローラ「何よ、うっさいわね~!ちょっと静かにしなさいよ~~~!!!」

あすか「はあ……ローラ、お前も大概だって」

くるるん「くるる~ん!」
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