基本モチベ無いと僕書けないのであるうちに沢山書いてますw
今回は夏祭り後編です。
そういえばバンドリ日菜ちゃんバナーですよね。可愛すぎて昇天しかけましたw
夏祭り当日、会場には大勢の人がいた。すぐに周りがわからなくなってしまいそうな位だった。
「さて……日菜先輩との待ち合わせ場所はここか……」
僕はと言うと、日菜先輩と一緒に夏祭りを回るために来ていた。もちろん今の服装は和装だ。
「まだ時間まで30分もあるのか……」
どうやら早く来すぎていたみたいだった。朝から今日の事を考えていたためしょうがないと言えばしょうがないが。
「まあいいか……待ってる時間もデートみたいな……いやデートじゃないぞ?何を言ってるんだ僕は……頭を冷やせ中野修斗。」
緊張しすぎて頭の中がパンクしたらしい。日頃絶対に口に出さない事を言ってしまった。そんな事を思っていると、
「あれ?修斗君?」
「丸山先輩?」
丸山先輩と会った。この前話した時に仕事だと言っていたのだが……
「仕事じゃなかったんですか?もしかして逃げてきました?」
「そ、そんな事しないよ!今日のお仕事がたまたま延期になったから夏祭りに来れたんだ!」
「あ、そうだったんですね。」
どうやら仕事から逃げてきた訳ではないようだ。まあ丸山先輩が仕事をほったらかして遊ぶなど思わないが。
「修斗君も遊びに来たんでしょ?一緒にお祭り回らない?」
「あー……すいません……今日は日菜先輩と2人で回るって約束なんで。」
「え?日菜ちゃんと?」
「はいそうですよ?どうしました?」
「う、ううん!なんでも無いよ!」
(だから日菜ちゃんだけ誘っても断られたんだ……)
丸山先輩はどうやら何かを考えているようだ。まあ僕には関係ない事だと思うが。すると、
「しゅうく〜ん!」
日菜先輩の声が聞こえた。
「あ、日菜先輩来ましたね。すいませんそれじゃ。」
「うん!日菜ちゃんとお祭り楽しんでね!」
僕は笑顔で手を振ると日菜先輩の方へ歩いた。
「日菜先輩、おまたせしまし…た?」
「あ、しゅうくん!なんで疑問系なの?」
「あ、いや……日菜先輩の格好が凄くて……」
僕は言葉を失ってしまった。黄緑の美しい和服。それは日菜先輩の雰囲気を強調させるような素晴らしい服装だった。
「やっぱり似合って無かったかな〜……」
「違います!日菜先輩にその服装が似合いすぎてて……ずるいですよ……」
「えへへ……ありがと!しゅうくんもいつもよりずっとかっこいいよ!」
「……っ!そ、そうですか……」
日菜先輩にいきなりそう言われて僕は思わず顔を逸らしてしまう。好きな人にそう言われると照れてしまうのはしょうがない事だ。
「あれれ〜しゅうくん?照れてるの〜?可愛いね〜!」
「う、うるさいです!!僕だって照れることくらいありますよ!」
「あはは!るんっ♪って来たよ!」
「もう……早く行きますよ?」
僕はそう言うと日菜先輩に向かって手を差し出した。
「……?しゅうくん?」
「流石にこの中で2人迷子になるとめんどくさいですからね。手を繋いでおいた方がいいかと思いまして。」
嘘だ。確かに迷子になるとめんどくさいとは思った。でも本当は日菜先輩と手を繋ぎたかった。好きな人と一緒に祭りを回れるなど夢のようだから。
「……うん!」
日菜先輩はそう言うと僕の手を優しく握った。そして……
「一緒に楽しもうね!!」
そう笑顔で言った。それを見て僕は
(やっぱり僕は日菜先輩が好きだ……)
日菜先輩に対しての恋心を再認識した。楽しい夏祭りが、今から始まる。
「ねえねえしゅうくん!一緒にとうもろこし食べよ!」
「分かりましたから走らないでくださいって!」
日菜先輩と一緒に夏祭りを回るのは楽しかった。日菜先輩と一緒に色んなものを食べたり、射的で日菜先輩がぬいぐるみをゲットしてたり。射的って景品が取れないようにしてるんじゃないの?やっぱり天才は違うな……と思っていると、
「ねえねえしゅうくん!この後の花火も見るよね?」
と聞いてきた。
「もちろんですよ。」
本音を言うと日菜先輩と一緒に花火を見る方がメインだったりする。
「じゃあ!すっごく綺麗に見れる所あるから行こ!」
「そんな所見つけたんですか?まあ行きましょうか。」
僕はそう言うと日菜先輩と一緒に歩き始めた。
「ここだよ!」
「ここなんですか?そんなに変わんないと思いますけど?……」
僕と日菜先輩は2人で花火がよく見えるらしい場所へと来た。一見普通のように見えるのだが……
「あ、始まるよ!」
日菜先輩がそう言った瞬間、夜空一面に色とりどりの花火が咲いた。
「うわぁ……綺麗ですね。」
「うん!凄い綺麗だね。」
よくあるラブコメではここで『君の方が綺麗だよ』と言うのかもしれないが、僕にはそんな事を言える度胸は無い。その代わり小さな声で、
「大好きですよ日菜先輩……」
「……?何か言った〜?」
「いや、何も言ってないですよ。日菜先輩……来年も一緒に花火見ましょうね。」
「……うん!約束だよ?……」
「……はい。」
僕はそう言うと日菜先輩の手を優しく握った。一瞬日菜先輩は驚いた顔をしたが、すぐに手を握ってくれた。日菜先輩の手は温かく、優しい感じがした。
僕の
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次回ちょっとシリアス入ります
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