僕は友希那と花音推しです。(誰得情報?)
今回はシリアスのみ
イチャイチャはないです。
僕の父親はバンドでギターをやっていた。バンド名はSelene 。vocalのレイ、ベースのアス、ギターの一シュマ、ドラムのブラスト、キーボードのトワ。一時期は圧倒的な演奏力や音の響きで、多くの人が魅了された。そんな父親と母親の間に生まれたのが僕だった。自分の育ってきた環境のおかげで僕も小さいときから楽器に触れて育ってきた。時にはドラム、時にはベース。バンドと色々な楽器に触れた。その中でも僕はギターはずっと弾いていた。
「ねえねえ!このぎたーってとってもすごいね!」
「そうだろ?ギターは父さんが2番目に大好きなものだからな!」
「あれ?いちばんは?」
「勿論ママと修斗だぞ!」
「ふたりいるよ?」
「細かい事は気にするな!!あっはっは!!」
とにかく最高な時間だった。父さんがギターを弾いているのを隣で見るのが好きだった。そのうち、自分もギターを始めたいと思い始めた。
「お父さん!どうかな!?」
「……完璧だぞ!!父さんよりも上達が早いなんてな……もっと父さんも練習しないとな!」
「なら次はこれ弾こうよ!ツインギターで!」
「まかせろ!いくぞ!」
とにかく毎日が楽しかった。小さい頃から父さんのギターを弾く姿に憧れていた。だから父さんとギターを弾いていた時は自分が何でも出来る神のような存在に思った。そのうち、父さんのバンドメンバーと一緒に曲を弾かせて貰う事があった。
「……どうだった!?」
「……すげーじゃん!!まだまだ荒削りだけどお前の父ちゃんと雰囲気が似てる。ボーカルの俺も遠慮なしでどんどん歌えていけたしさ。大人たちの演奏について来れるなんてその年では結構むずいんだぞ?」
「だってもう10才だからね!そのうち父さんよりも凄いギタリストになりたいんだ!」
「お、言われてんぞ?Seleneのギタリストさん?」
「まだ修斗には負けないからな!!もっともっと練習して修斗が追いつけない位まで上手くなってやるぞ!」
「僕も沢山練習するよ!そしていつか一緒にギター弾こ!」
いつのまにか毎日学校に行って、帰ってきたらギターを弾く。母さんに毎日怒られるまでギターを弾いて父親に追いつこうとした。それで毎日の時間が過ぎていく。
「修斗?友達とかと遊ばないの?」
「僕はギターを弾いてた方が楽しいから大丈夫!」
友達と言えるような人は作れなかった。でも後悔はしなかった。ギターが好きだったから。父さんと一緒にギターを弾く方が楽しかったから。
でもある日、
全てが崩壊した。
「お父さん!?お父さん起きてよ!!!」
父さんのライブが終わった後、一緒に家へと帰っていた時に父さんはいわゆるアンチに銃で撃たれた。目の前に広がる血の海。だんだんと体の熱が無くなっていく父さん。あの時の僕は何をすればいいのかもわからなかった。
「ぐっ……し、しゅう……と……」
「お父さん!しゃべっちゃダメだよ!もっと怪我がひどくなっちゃう!」
「ぎ、ギターだけは続けてくれ……お前は……俺を超える……ギタリストになれる……」
「お父さん……そんな事言わないでよ!!お父さん……?お父さん!」
そして父さんは亡くなった。そこからは負の連鎖だった。
「お母さん……?……お母さん!!」
その1か月後に母さんも自殺した。後追い自殺と言うやつだ。そして兄も交通事故で亡くなった。
「……修斗。お前は本当に辛い事を経験してしまったな……これからはじいちゃんとばあさんが必ず守ってやるからな。」
「……うん。」
僕は祖父の家へと預けられた。それから祖父が言うにはまるで抜け殻のようだったらしい。
僕は何も出来なかった。目の前で父と母を亡くし、兄も交通事故で亡くした。
それから僕は狂ったように勉強を始めた。ギターを弾くのを諦めた僕には何も残っていなかったから。これからも何もない
僕の前に
最初の印象は最悪だった。あんなに狂ったように勉強をしたため僕は1位。僕は嬉しかった。自分の努力が報われたような気がしたから。しかし日菜先輩は受験の事を、
「あんなの教科書読めば簡単だよ〜!」
努力している人に向かって侮辱とも言える発言をした。許せなかった。僕が努力してきたものを、時間を無に返されるような感じがしたから。
僕が生徒会に入ると決めた時、日菜先輩も生徒会長をやると知った時は生徒会の立候補をやめようと真面目に考えたくらいだ。それくらい当時は日菜先輩を恨んでいた。でもその考えはすぐに消された。
「しゅうくん!次これやってね〜!」
生徒会に入ったばかりの時、日菜先輩は次々と僕に仕事を任せてきた。僕は仕事をやらない日菜先輩に対して苛つきを覚えながら仕事をしていた。でも日菜先輩は全て仕事を終わらせた時、僕を思いっきり抱きしめた。
「しゅうくんおつかれ〜!!」
人の温かさに触れられたような気がした。父と母と兄を亡くし、人の温もりを忘れていた僕を救ってくれた気がしたのだ。懐かしい感じを思い出し少し泣いてしまったのを今でも覚えている。
それからというもの、僕と日菜先輩はプライベートでも一緒に過ごす事が多くなった。日菜先輩はアイドルでもあるためなかなか一緒にいる機会は少ない。テレビの中で活躍している有名人と一緒にいるだけでも幸せな事なのかも知れない。日菜先輩の笑顔が好きだ。日菜先輩の仕草が好きだ。日菜先輩の全てが好きだ。僕が初めて恋をした女性。もう大切な人は失いたくない。だから、
僕は全力で大切な人を守る。それが今の僕の願いなのだから
見てくださってありがとうございます。
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僕のもう一つの小説です!よかったら読んでみてください!
https://syosetu.org/novel/264442/
フォレスターSJ5さん星8評価ありがとうございます!
沢山のお気に入り登録ありがとうございます!
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