ワンサマーハーレムを一人も崩せなかった腹いせに一夏とイチャイチャ()してヒロインの脳を破壊する話(迫真)   作:鹿頭

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同級生ヒロインの中で現れる先輩姉系ヒロインは強いのよ!

 

 え、二次移行したワンサマー、ちょっと強くなったから*1ってお前楯無に会長の座懸けて闘い挑んで僅差で負けて副生徒会長なったの?

 

 僅差でって…えぇ……?

 

 お前副生徒会長になってんじゃんバーカ……じゃねぇ!!!!

 ほら!ほらみろ!俺の天敵である修正力みたいな奴*2じゃねえか!!!!!!

 

 ワンサマーは二次移行したし!

 副会長になるし!!!ちくしょう!!!!

 ワンサマーァァァァァァ!!!!

 

 

 

「映像、見させてもらったよ、一夏」

 

 とは言ってもどんくらい強いのかわかんないし、ちっふーに頼んで記録映像を見せて貰いました。

 自分の弟が負けたと言うのに終始ニッコニコ*3だったのがきみが悪かったです、まる。

 

「───もう少し速ければ、俺が勝っていた」

 

「そうだな」

 

 更識楯無の専用機のミステリアス・レイディとか言うヤツのワンオフ・アビリティは高出力ナノマシンによって対象を周りの空間に沈めるとか言う、イマイチよくわからんモノだ。

 

 その拘束を振り払う前に水蒸気爆発によってあぼんしたのが敗因だ。

 

 機体差による実力差ってこわい。

 まぁ俺は勝てますけど*4

 

 でもなんでこんな強くなってんだよお前。

 主人公かよ。主人公だったわ。

 

「しかし──次は難しいな。相手は最初から切り札を切るだろう」

 

「だよなぁ……」

 

「ああ」

 

「しかし副生徒会長、か。あの女狐*5には、色々振り回されそうだな」

 

「……………」

 

「度々仕事を押し付けて逃げ出すとも聞く」

 

「……………」

 

 気まずっ!!!!

 なんでこんな落ち込むんだよ*6

 

 もう、仕方ないなぁ一夏くんは。

 

「………所でだが」

 

「………?」

 

「初手で決めにかかった更識楯無の攻略法が知りたいか?」

 

「えっ、そんなのあるのか!?」

 

「いや? そんなものは無いとも」

 

「────まさか」

 

「そう。今から創りに行くのさ」

 

 

 

 

 ───いやぁ、更識楯無は雑魚でしたねぇ。

 

 

 水蒸気爆発? 空間固定?

 両方ともカラクリはナノマシンですからね!

 ナノマシンをぶった斬っていけば解決です*7

 

 後は間合いを見極めつつ適当にドヒャドヒャしつつズバズバ切っていけば終わります。

 

 多分一番これが速いと思います。

 

 

 ただ今回はワンサマーにもできる!

 会長攻略*8編ですからね。

 

 

 ナノマシンの位置をどうしても誤魔化しきれない僅かな視線の動きで予測しつつ多く散布されているであろう場所をブーストでドヒャヒャヒャして回避しつつ、肉薄すれば倒せます。

 

 残念ながら私の機体のブレードはワンサマーみたいな便利な機能*9は搭載されていません。

 

 ですので、事前に楯無の周囲にあるナノマシンを、剣圧か何かで吹き飛ばす必要があるのですが、一夏ならワンオフでさっさとぶった斬ればそれも要らないでしょう。

 

 以上で解説終わります。

 ありがとうございました。

 

 

「───と、こんな感じだ。簡単だったろう」

 

「私を倒すのを簡単の一言で終わらせて欲しくは無かったんだけどなぁ………」

 

 天を仰ぐ楯無。

 いや、簡単なんだから仕方ない*10

 

「アレだけ手札を晒していれば攻略法の一つや二つ思いつく」

 

「それでも無傷で倒されるとは思わなかったわよ!!! もー傷ついたわ! 一夏くん、慰めてちょーだい!」

 

「え、あの、ちょっと…」

 

 ああああああああ!!!!

 一夏に抱き着いてんじゃねぇ!!!!

 脳が!脳が壊れる!!!!!

 死んでしまえワンサマーァァァァァァ!!!

 

「会長。いえ、お戯れはそこまでにして下さいお嬢様。織斑くんが困っています*11

 

「もー虚ちゃんったら、風情がないわねぇ」

 

 扇子には残念!と書かれていた。

 お前絶対ゆるさんからな!!!!!

 

 よっしゃくらえ!!!!!

 

「何、今の一夏なら、二週間も鍛錬すれば無傷で君を倒せるさ」

 

「───!」

 

「え」

 

 楯無が、虚の空気が変わる。

 そりゃそうだ。

 いつまでもお前らのターンだと思うなよ!!!!

 

「本当だとも。死ぬ気で、とは付くがな」

 

 まぁあの程度の実力差*12ならそこまでやんなくてもいけそうな気もするけど。

 

「舐められたものね。この私を、今の一夏くんが二週間程度で本当の意味で倒せる様に?」

 

「さっきから、そう言っているだろう」

 

「随分と信用しているのね、一夏くんのこと」

 

「ああ、信頼に足る───友だとも」

 

「!*13

 

「そう。じゃあ再戦は二週間後。もしも倒せなかったらその時は───」

 

「必要ない」

 

「え?」

 

「勝つからね、一夏が」

 

「────!*14

 

「────なら。この生徒会長、更識楯無。尋常に受けて立ちましょう」

 

「元、では? お嬢様」

 

「…………うるさいわね! まだ実感がないだけよ! 間違えたのよ!」

 

「じゃ、私は一夏を鍛えねばならんのでな。仕事は任せた」

 

「えっ───ちょっそれズルっ」

 

「そうそう。私は正式な引き継ぎは受けていないのでね。まだ貴女が生徒会長のままですよ、楯無会長」

 

「そんなのありぃぃぃぃぃぃ!?」

 

 ありですとも。

 これも策略です。

 そのまま仕事に忙殺されるがいい!

 誰が生徒会長なんかになるかばぁぁぁぁあか!!!!

 

 第一、俺が生徒会長になったら一夏と堂々とイチャイチャするだろ!!!!!!*15

 

 

 

 

 

「ハッハッハッハ、いやぁ、面白かった! 傑作だ!!!」

 

 でもなんか違うんだよなぁ。

 あんにゃろうをギャフンとは言わせたけど、何か違う様な───?

 

「なあ……本当に、二週間で楯無会長を、俺が倒せる様に?」

 

「不安か?」

 

「ああ。やっぱり、最初っから本気じゃなかったんだろうな、ってわかったし」

 

 確かに更識楯無は最初は本気では無かった。

 だけど、本気を出さねば倒せぬ領域まで一夏が届いているのも、また事実。

 だから───

 

「一夏」

 

「なんだ?」

 

「私を信じられないか?」

 

「え? いや、信じてるけど*16

 

「なら、話は早い。兎に角、この二週間は私の言う事を全て聞くんだ。必ずお前を学園最強(更識楯無)に勝たせてやる──いや、今は二番目か」

 

「ハハッ、さっき勝って来たもんな*17

 

 一夏は真剣な表情で此方を見据える。

 

「───よろしく頼む…いや、お願いします」

 

「ああ、任された」

 

 と、言うわけでぇ…ボーナスターイム!!!

 この二週間一夏の予定を押さえましたー!

 いえぇぁぁ!!!!

 ぶゎぁぁぁあか!!!二週間オアズケを喰らうがいいヒロインども!!!!

 

 あ、楯無カイチョーはちょっと今は脳が頑丈そうだから一夏に負けてから改めて破壊するとして────

 

 

「い、一夏!二週間後にお姉ちゃんと再戦すると聞いたんだけど、本当?」

 

 なんだお前!どこからかぎつけて来た!!!

 

「ああ、本当だよ簪」

 

「随分と話を聞くのが早いな。もう広まってるのかな、簪」

 

「あっ…*18お姉ちゃんから…聞きました」

 

「なるほど」

 

「それで……一夏は勝てるの?」

 

「勝つとも。なんたって、私が信じているからな」

 

「───お願い」

 

「何かな?」

 

「一夏を、必ず勝たせて」

 

「無論だとも」

 

 

 ああああああああああ!!!!!

 なんなんだよ!!!なんなんだよコイツ!!

 

 なんだなんだよなんなんですかぁ!!!?

 なんなんだよこのヒロイン力は!!!!??

 脳がっ、脳が壊れる!!!!!!!

 

 ふざけんな!!!!!

 

 負けろ負けろ負けろ負けろ負けろ負けろ負けろ負けろ負けろ負けろ負けてしまえ!!!!!

 

 お前だけは無様に負けてしまえワンサマー!!!!!

 

 ちくしょうめ!!!!!

 

 

「───さて。早速だが一夏。私は、ハイパーセンサーから提供される情報は、微妙に遅く感じるんだ*19

 

「そうなのか?」

 

「───え」

 

「ああ。だから必要に応じて切ったりしている」

 

「嘘……」

 

「本当だとも。真に感覚を研ぎ澄ませれば、そんなものなくともカンで何処から攻撃が来るかわかる」

 

「そう、だったのか……」

 

「それに、相手をよく観察すればナノマシンの位置もざっくりとだが解る。たとえハイパーセンサーがあろうとも、完全に意識を逸らす事は不可能に近いからな」

 

「ねえ一夏、さっきからこの人何言ってるの?*20

 

「ま、この二週間で完全に習得しろとは言わないさ。とは言え入門はして貰う」

 

「で、できるのか?」

 

「ああ。先ずは一度ISを外せ」

 

「おう、外したぞ?*21

 

 ───好都合な事に、此処は割と高層のフロアだ。

 

 しっかりと、ワンサマーの襟を掴んで───

 

「ま、いっぺん死にかけろ」

 

 思いっきり外へ放り投げる──!

 

「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!?」

 

「い、いちかぁぁぁぁあ!?」

 

 あ、簪ちゃんが叫んでいるよ!

 かわいいね!

 

 でもこのままだと俺は人殺しになってしまう!

 そうなればヒロインズの脳を破壊して楽しむことが出来なくなってしまう!!!*22

 

「本当に殺す訳なかろう」

 

 そう言って自分も飛び降り、建物の壁を駆け降りていき、一夏よりも先に地面にたどり着く。

 

「よっ、と」

 

 そして落ちて来た一夏を優しく受け止め*23ゆっくり地面に下ろした。

 

「し、死ぬかと、死ぬかと思った……」

 

「視界はどう見えた?」

 

「あ、ああ? え、えーと…凄く、ゆっくりだったような……」

 

「訓練されたボクサーは相手のパンチが超スローモーションに見える。所謂ゾーン、と呼ばれるものだな」

 

「アレが……」

 

「経験は以前に?」

 

「あ、ああ。剣道の時に前に、何度か。でも、あんな遅くはなかった……」

 

「死の恐怖に勝るモノはない。とは言え、時間が無いからな。意図的に起こさせて貰った」

 

「そ、そうだったのか……はぁ。でも先に言ってほしかったぜ」

 

「はは、悪かった。だが、この感覚を自在に引き出せれば、ハイパーセンサーから与えられる情報よりも速く情報を認識し、動ける*24

 

「へぇ……」

 

「この感覚を忘れぬ様にな。さて、上に戻ろう」  

 

「ああ!」

 

 ───ま、つま先から天辺まで適当なんだけど*25

 ちょっと簪ちゃんが強過ぎたから、つい、うっかり……やっちゃった。

 

 

 

 

「あっ!!!みて!二人よ!!!」

 

「世を儚んで心中したって聞いたけど生きていたのね!!!」

 

「私は信じていたわ!!!!やっぱりあの世よりこの世で幸せにならなくっちゃ!!!!」

 

「え?私は程よくお姫様抱っこをする為の口実って聞いたけど!!?」

 

「それもアリね!!!次はこれよ!!!」

 

 

 学舎に戻ると、何やらいい感じにヒロインズが騒ぎそうな言葉が沢山聞こえてくる。

 そのまま噂を流してくれ、俺は否定しないから。

 

「なぁ、何騒いでんだ? さっき、ちょうど耳鳴りがキーンと来てよ*26

 

「特段気にする必要はないと思うよ」

 

「そうか?なら良いんだ*27

 

 

「い、いいいちいちいちかっ、一夏!」

 

 上から慌てて降りて来たのか、一夏を見つけた簪が、勢いよく一夏に飛び込んできた。

 

「うわっ、危ないな簪。転んだのか?」

 

 それを受け止めるワンサマー。

 

「し、しんじゃったかと、思って」

 

 ああァァァァァァア!!!!!

 てめぇ簪ィ!!!!!!!

 お前!!!!一夏に!!!!なに!!!

 何してんだよ!!!!!

 うわぁぁぁぁぁぁあ!!!!!

 

 ───それにほら、俺も飛び降りてったやん。

 俺の事は見えてないんかキミィ*28

 

「確かに死にかけたけど、大事な事だったんだ」

 

「だいじな事…?」

 

「ああ」

 

 ────おお。神よ。

 どうか私を救い給え。

 

 ワンサマーに天罰あれ。

 おお、呪われよワンサマー。

 

「お陰で、何か掴めた*29

 

 

 

*1
オリ主の主観

*2
オリ主の妄想……?

*3
弟が成長した喜び

*4
爆発は発勁でかき消せる

*5
CV的な意味で

*6
本当に惜しかったから

*7
オリ主特有のちーと

*8
恋愛では攻略済

*9
使いこなせれば

*10
オリ主特有のちーとぱわー

*11
オリ主はもっと困ってる

*12
オリ主主観

*13
ワンサマーの好感度はカンスト

*14
ワンサマーの好感度はこれ以上あがらない!

*15
大正解

*16
ワンサマーの好感度はカンスト

*17
好感度カンスト一夏はお茶目なジョークだと認識する

*18
簪ちゃんはオリ主が苦手

*19
ISは拘束具

*20
妄言

*21
ワンサマーはオリ主を疑わない

*22
意味不明な言動

*23
衝撃は地面に流した

*24
オリ主は

*25
ワンサマーはラノベ主人公

*26
ラノベ主人公特有の難聴

*27
オリ主への信頼はカンスト

*28
恋は盲目

*29
ラノベ主人公特有の成長




だいたいこれまでの束さん

「二人目の男性IS適性者? ふーん」

「は? ちーちゃんの猿真似してんの? コイツ殺すか」

「へ? ゴーレム二機とも撃破? ふーん、ちーちゃんのマネ事するだけあるじゃん。ま、束さんには及ばないけど」

「ふははははは!天災の束さんが作った紅椿だ!どうだ恐れ入った───あれ、アイツどこ行ったんだろ。まぁ良いや、そろそろ暴走させた銀の福音がレーダー網に入る頃────え、堕とされた? 誰に? アイツに?」

「もう良いよ、お前。邪魔だから死んじゃ──うわーん!ひどいよちーちゃん!ちょっと殺そうとしただけなのにー!」

「もー!調子乗ったアイツボコボコにしちゃって箒ちゃん!」

「────は?」

「紅椿をただのブレード一本で……?*1どういう、事? 何を、したの……答えろよ!!!!どんなインチキしたんだよお前!!!!!!!!」

「───そう、わかった。お前は束さんの敵だ」

「いっくんと温泉旅行? そう。それが最期なんだな、お前の」

「ゴーレムは全機対IS仕様だよ。ふふん。束さんが、お前を殺す為だけに特別に用意してあげたんだから───じゃ。さようなら」

「ありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえない────え、アイツ、デザインチャイルドなの、クロエちゃん」

「ふ、ふーん。織斑計画以外でまさか成功してたとはーそっかそっか!へー!誰が作ったんだろ!束さん会ってみたいな!」

「私をコピーしようとして偶然あんな気持ち悪いバケモノができる訳ないだろ!!!答えろよ!おい!!!」

「───殺してやる」

*1
横でモッピーと化す箒

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