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少し投稿が遅れましたが楽しんでくれると幸いです!
ミカドが中山に行きます。
10/4 中山競馬場
俺ノゾミミカドは現在中山競馬場のパドックで真司さんに引かれながら歩いている。今日行われるレースである『芙蓉ステークス』に出走するからだ。
そして俺の枠番や人気は…
1枠1番 ホッカイマドゥライ 12番人気
2枠2番 スパラート 5番人気
3枠3番 ダイワプリベール 2番人気
4枠4番 スズノハミルトン 7番人気
4枠5番 クリノスレンダー 11番人気
5枠6番 プルプル 13番人気
5枠7番 セイクリッドバレー 3番人気
6枠8番 マイヨール 10番人気
6枠9番 モンドール 8番人気
7枠10番 ダノンベルベール 4番人気
7枠11番 マイネルウェイヴ 9番人気
8枠12番 ノゾミミカド 1番人気
8枠13番 ドリームヘリテージ 6番人気
『8枠12番ノゾミミカド1番人気です。前回の圧倒的な走りや彼の適正などを踏まえこの人気となりました。単勝は2.2倍です』
『前走の走りは非常に素晴らしいものでした。祖父や父が偉業を成し遂げたこの中山でどのようなレースを行うのか非常に楽しみです』
はい、なんと1番人気に推されました。前走の4馬身差での勝利、血統から割り出された適正が俺を1番人気にしたようだ。
『これは負けられないな』
テイオー産駒の独壇場であるマイル、そして父さんやルドルフ爺ちゃん、ブルボン爺ちゃんが走り抜けたこの中山で…
『無様な走りは見せられないよな』
気合を入れ直し、俺は雄一さんを背に乗せパドックからコースへと移動した。
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コースに来た俺たちはゲートに入る前に軽くコースの一部を走る。特に馬場の状態は良だし問題ない。
「ミカド、今日は先行策で行くぞ」
『雄一さん?』
雄一さんが俺に今日の作戦を語り出した。
「前回と違って今回のレースの8番、マイヨールは逃げ馬だ。お前は先頭にいて後ろや横に馬が付くと焦る部分がある。それに今回は大外だから前みたいな逃げは少し不利だ。今回は先頭から少し後ろでレースをする。後方の奴らは最後の直線の手前でスパートを掛けるだろうが、中山は最後の直線は短く高低差5.3mがあるから少し不利になる。だから先行で行く」
『了解です雄一さん』
『晴れ渡る空の下、中山競馬場で行われる芝1600mの芙蓉ステークス。馬場の状態は良馬場と出ました』
ゲート前に集められた俺たちは自分が入る番を待つ。
『1番人気はノゾミミカド。馬体重は前回の新馬戦と同じ472kg。テイオー産駒の独壇場であるこの距離をどう走るかが気になります』
そして、俺がゲートに入り大外のドリームヘリテージが入る。
初めての中山、いずれ走るだろう皐月の舞台となるこの地での…
ガゴンッ!!
レースが始まった。
『始まりました。各馬一斉にスタートしましたが2番スパラートが出遅れました。最初に先頭に立ったのは8番のマイヨール。続いて5番クリノスレンダー、すぐ後ろに11番マイネルウェイヴと12番ノゾミミカドが並んでいます。ノゾミミカドは今回は逃げではありません』
俺の今の順位は前から3、4番目くらいか…にしても前に馬、横に馬、後ろにも馬…これが馬群か…前回なんかよりも他の馬の呼吸、足音、プレッシャーが直に感じる。
『さらに1馬身離れて6番プルプル、7番セイクリッドバレー、9番モンドール、13番ドリームヘリテージ がいます。さらに後方3番ダイワプリベール、4番スズノハミルトン、5番ダノンベルベール、最高峰に1番ホッカイマドゥライと2番スパラートが並んでいます』
先行だと前回の逃げと違ってスタミナの消費が少ない。その代わりプレッシャーを間近で受ける分少しやな感じだ。我慢強くなければ掛かって最後にはバテちまう。
『う〜もっと前行きたい〜』
『クッソ!抑えんな!俺の好きなように走らせろ!』
現に11と5は掛かりかけている。騎手さんが抑えてはいるけどあれはもたねえな。
「ミカド、前2頭は恐らく最後は伸びない。巻き込まれる前に少し外に行くぞ」
『わかりました』
雄一さんも同意見みたいだ。俺たちはあの2頭より少し外に出る。順位は4コーナーまでキープ。
『第2コーナーに入り先頭は依然マイヨール、クリノスレンダーとマイネルウェイヴが前に行こうとしています。1番人気のノゾミミカドは少し外に出て居ます』
コーナリングは俺の得意分野だから全然問題ない、ぶれることなく綺麗に走る。
『直線に入り後方にいたダイワプリベールとダノンベルベールが前に来はじめました。先頭集団のマイネルウェイヴがマイヨールに並ぼうと前に出ます。後方の馬たちは内に固まっています』
「後方からすごい勢いで来ているけど気にするな。4コーナーまで耐えるんだ」
『わかっていますけど…なんか後ろのダイワプリベールがすごい勢いで来ているんですけど…イッタ!?すいません集中します!』
後ろからくる気迫を気にしすぎていたせいで雄一さんに鞭で怒られた。
そんなこんなで第3コーナーに先頭集団が入った。
『先頭は依然にマイヨールで2番手のクリノスレンダーに2馬身離している。ここでダイワプリベールが5番手に上がった。ノゾミミカドは4番手から動かないで順位をキープしています。おっとここで2番手がクリノスレンダーからマイネルウェイブに移ります。残り600mを切り先頭集団は第4コーナーに入ります』
『雄一さん!』
「ミカド、行くぞ!」
さっきとまた違う鞭が入る。俺は一瞬脚を溜めるために減速。その隙にダイワプリベールが俺を交わす。ああ今は前を譲るよ。
『第四コーナーでまだマイヨールが粘っているがマイネルウェイヴがじりじりと差を縮めている、コーナーを抜けて最初に来たのはマイヨールだがその差はもう1馬身もない!ダイワプリベールが外からやって…!?更にその外からノゾミミカドがやってきた!!』
『!?嘘!?』
『嘘じゃあないよ、お先〜!』
ダイワプリベールを交わし、バテかけている2頭も交わしマイヨールのすぐ後ろに追いつく、後ろからダイワプリベールと後方から上げてきたダノンベルベールが来るが関係ない。
『ノゾミミカド直線に入ってから急加速し、前の馬を一気に抜き、先頭争いに入りこむ!ダイワプリベールと後方からこれまたダノンベルベールが先頭争いに入ろうとしている。ここでノゾミミカドが先頭に立つ!中山の坂を物ともせず、スピードを緩めずに悠々と登って行く!2番手に1馬身のリード!』
坂は確かにキツいが問題ない、脚を緩めるな。前だけ見て走るんだ!あと少しで…
『強い走りだ!誰にも止められ無い!坂を登りきってノゾミミカド1着でゴールイン!!』
ふ〜、無事ゴールインと。
『1着はノゾミミカド!坂を物ともせずに後続に1馬身半のリードをつけて勝利しました!勝ち時計は1:32.9!素晴らしい走りを見せました!』
「よくやったな、ミカド。まだまだ余力もありそうだな」
『いや結構しんどいんですけど…特にあの坂…父さんたちってあの坂を何回も登っていたのか?』
いやマジすげーわ、でもクラシックに入る前に中山のこの坂を経験出来てよかったよ。
さて、そろそろ行きますか。
「ミカド?またやるのか?」
『もちろんですよ、アピールすることは大事ですよ』
『ホームストレッチにノゾミミカドが戻ってきました、おっとこれは…』
前回もやったテイオーステップご披露じゃい!前やってから勝ったらこれをするって決めたんだよね。
『テイオーステップです!阪神でも見せたテイオーステップをここ中山で披露しました!!ノゾミミカド、皇帝の一族の強さを再び見せてくれました!』
満足満足、それじゃあ皆さんまた次のレースで〜
今回は少し短めです。
結構忙しかったんで時間がかかりました。
次回も少し時間がかかると思いますが気長にお待ちください。
評価やコメントお気に入り登録も是非。それでは…