紡がれる『帝』の血脈   作:シントウ

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流行りの架空馬ものが面白くて自分でも作って見ました。
駄文ですが楽しんでもらえると幸いです。

この物語はフィクションです。登場する人物・団体名は架空のものであり実在するものとは関係ありません。



競走馬編
帝の産声/転生の序章


目が覚めそうで覚めない様な状態に俺はいた。そんな状態であった俺だったが何かが聴こえた。まるで誰かに激励を送る様なものだ。

 

「……しっかりしろ……!もう……っとだぞ……!」

 

『なんか、声が……聞こえる…?』

 

はっきりとは聞こえない。けど声の主は間違いなく俺に何かを言っている。

 

「もう…しだ……ばれ…!」

 

『男の声?でも聞いたことない声だ』

 

少しづつだが意識が覚醒に向かっていたがまだよく聞こえなかったが少しづつ聞こえる様になっていった。

 

「あと少しだ、出てくるぞっ!」

 

『出てくる?もしかして俺のことか?てか今どう言う状況?なんで真っ暗なの?俺は確か自分の部屋で寝てた筈じゃ……』

 

どう言う状況かはよく分からない。とにかくここから出ないと。俺はそうしなきゃいけない気がした。

 

「産まれるぞ!」

 

この言葉と同時に真っ暗だった視界が急に明るくなり、俺は『今世』に生まれでた。

 

 

 

(……眩しい……ここどこだ?まだ上手く目が開かない。あとなんか体がおかしい…上手く立てない)

 

「おおっ、生まれたぞ!!」

「良かった……本当に良かった………」

「一時期は危ないところだったけど、どうやら問題ないみたいだね……」

 

誰だこのおっさん達……てか待って、本当にココどこ?

落ち着け、先ずは自分の今の状態を冷静に分析するんだ。

まず、

・自分は草の上に寝っ転がっている。

・周りには見知らぬおっさん3人。(ウチ一人は医者っぽい?)

・何処かの建物の中。

・横から『ブルルッ』という鳴き声が聞こえる。

 

 

 

ん?『ブルルッ』?

 

俺は音__と言うより鳴き声らしきものが聞こえた方にゆっくり視線を向けた。そして…………

 

 

 

 

 

 

『ブルルッ?(どうしたの、坊や?)』

 

馬がいた。そんで喋ってる。

まさかと思い、自分の体をみる。手には指が無く、代わりに蹄が先にあり、全体的に黒だが蹄近くには白い体毛が生えた二本の前脚。長い胴体、尻の方には黒い尻尾。前足とは違い白い毛が無い、黒い後脚。

うん、混乱しているけど完全に理解した………

 

『ビヒィィーーーーーーンンンッ!!!!!!?????(俺、馬に転生しちまっているぅぅぅぅっ!!!!!!?????)』

 

「ウオっっと!!??どうした、急に!?」

「わ、わかりません!?大丈夫、大丈夫だから!?な!?」

「ああ〜興奮しているねぇ。落ち着くまで少し待った方がいいかもねぇ」

 

『ビヒヒンッ!?(坊や!?大丈夫!?どうしたの?)』

 

俺は人間から馬に転生し、転生した俺は驚きのあまり大声で叫び、おっさんずや母馬を驚かせてしまった。




軽い紹介
主人公:知らないウチに転生した前世一般人・今世馬。ウマ娘は名前だけ知っている。競馬歴はそこそこ。
押し馬はトウカイテイオー・スペシャルウィーク。


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