紡がれる『帝』の血脈   作:シントウ

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今回はいよいよダービーに入ります。
前座なので短めです。

それでは…


帝の優駿/ダービーの舞台へようこそ 前編 日本ダービー(G1)

日本ダービー

 

クラシック三冠の一つにして、最も名誉あるレース

『ダービーを勝ったら騎手を辞めてもいい』、そこまで言うジョッキーすら存在する

競走馬であれば『ダービー馬』、ジョッキーであれば『ダービージョッキー』

競馬に関わる全てのものたちが追い求める憧れの称号を手にするために今年もまた始まる

 

ここは一つ、こういった方がいいだろう

 

 

ダービーへようこそ

 

枠番馬番馬名人気
1枠1番ロジユニヴァース3番人気
1枠2番アプレザンレーヴ5番人気
2枠3番フィフスペトル15番人気
2枠4番トップカミング18番人気
3枠5番マッハヴェロシティ17番人気
3枠6番ケイアイライジン16番人気
4枠7番ナカヤマフェスタ10番人気
4枠8番ブレイクランアウト12番人気
5枠9番ジョンカプチーノ8番人気
5枠10番アントニオバローズ9番人気
6枠11番セイウンワンダー4番人気
6枠12番リーチザクラウン6番人気
7枠13番シェーンヴァルト14番人気
7枠14番ゴールデンチケット13番人気
7枠15番ノゾミミカド1番人気
8枠16番トライアンフマーチ7番人気
8枠17番アイアンルック11番人気
8枠18番アンライバルト2番人気

 

 


 

 

ダービー当日。俺ノゾミミカドはいつも以上に気合を入れている。

 

「今日のミカドは、正に絶好調という言葉が似合うな」

「はい、こいつも今日がどれほど重要な戦いか分かっているんでしょう。皐月とは完全に別物ですよ」

「ノゾミナチュラルとの併せでボロボロに負けた時はどうなるかと思ったが、それがスイッチになったな」

 

ナチュラル先輩の併せで、プレッシャーや規格外のパワーを持つ相手に対するイメージが整った。ライン先輩からは後方からの対策、フェニックス先輩からは前への抜け方。先輩方には頭が上がらない。

 

「雄一。今日は曇りで不良馬場になっている。こいつはまだ荒れた馬場を経験したことがない。さらに言えば左回りの2400もそうだ。だからこそこのレース、キーマンはお前になる」

「自分ですか?」

「皐月の時よりも未知の世界にこいつは行こうとしている。ハッキリ言ってミカドに不安がある分、お前の方がこのレースで最も信頼できる」

 

「……!」

 

『おいテキ。俺は信頼できないってことか?』

 

「おっと、ミカド。聞こえていたか?悪いな。お前のことももちろん信頼しているぞ」

 

『おう!任せてくれ!』

 

「さて、雄一、ミカド」

「はい」

『はい』

「色々言ったが、俺から言えることは一つ」

 

 

「全力で行って来い。そして無事に戻って来い…!」

 

 

「はい!!」

『勿論っす!!』

 

 


 

 

『曇り空の下行われることになりました。日本ダービー。馬場状態は生憎なことに不良となりました。クラシックの栄冠、名誉あるダービー馬とダービージョッキーの称号を手にするのは一体誰なのか、非常に楽しみになっています』

 

 

東京競馬場、一般的には府中って言われているここのコースはの一番有名なところは多分最後の直線の長さだ。

中山は短い直線に高低差5.3Mの坂がある。一方の府中はゴールまでの直線には残り480-260の地点に高低差2Mの長い登り坂がある。いわく、東京競馬場名物『だんだら坂』というらしい。

 

二つのコースをわかりやすく比較すると、

短くて急な坂が中山、長くて緩やかな坂が東京、みたいな感じだ。

 

「いいかミカド…今回はお前にとって全てが未知な世界だ。恐れず、自信を持って走れよ」

『大丈夫ですよ。雄一さん』

 

ゲート前に続々と集まる選ばれた18の優駿。それぞれに差異があるが皆んな今日は気合の乗りが違う。

 

『よう、セイウンワンダー、ロジユニヴァース。調子はどうだ?』

『ノゾミミカドか…今日は悪くない感じだ』

『僕も…今日は…絶好調…!前回…みたいには…行かない!』

『そいつはよかった。俺も今日は絶好調なんだ。いいレースをしようぜ』

 

ライバルの方も今日はいい感じみたいだな。特にロジユニヴァースは凄い。弥生賞の時に感じたものよりもオーラみたいなのが大きくなっている。

 

互いに健闘を誓いながらそれぞれの持ち場に移動する。

 

『じいちゃんたちと父さんが勝ったこのレース、必ず勝つ!!』

 

 

『全頭準備整いました。第76回日本ダービー……』

 

 

ガコンッ!!

 

『よっしゃあ、いつも通り前に…』

 

 

ツルっ!

 

 

『あ』ミ

「あ」雄

「あ」松

「あ」駒

『『あ』』観

 

 

『スタートしました!!おっと、ノゾミミカドが出遅れた!!一番人気がまさかの出遅れです!!!』

 

 

『や、やっちまったぁぁぁぁ!!!?』

 

拝啓

 

故郷の母上、まだ顔すら見たことない父上とお爺さまお二方、俺、馬生大一番とも言えるレースで最大のヤラカシをしました。

 

 

『大荒れな展開となりました日本ダービー!一番人気ノゾミミカド、現在後方から2番手です!!ここから巻き返す事ができるのか!!?』




その頃の観客席

新人「ミカドぉ〜!?」

五徹「馬券がぁぁぁ!?」

一・翔「「コケたぁぁ!?」」


はい、一番やっちゃいけない時にやらかしましたコイツ。

もはや絶望的な状況です。作戦はウマ娘アプリでいうところの先行から差しに変わった感じです。

コメントや評価、お気に入り登録を是非。作者は皆様のコメントや評価が来るとモチベーションが上がります。
それでは…

追記

に、日刊ランキング総合9位!?二次創作ランキングは5位!?
マジですか!?

このままの展開で行くかどうか

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