紡がれる『帝』の血脈   作:シントウ

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今回は少し番外的な話しです。



北山牧場の取材/牧場の詳細

卓也side

 

 

ルドルフが来て数日。一本の電話が牧場に入った。俺は見学の予約かなんかだと思い、その電話を取った。

 

「はい、北山牧場です。」

《恐れ入ります。私、週刊雑誌『コネクト』の記者、日山響(ひやまひびき)と言うものです。北山庄司様はいらっしゃるでしょうか?》

 

聞こえてきたのは若い女性の声だった。雑誌の記者?なんでウチに?

 

「社長ですか?今作業中ですけどそろそろ戻って来るかと…あの、ウチに何か?」

《今回、北山牧場の特集の取材をさせていただきたくことになっておりまして、そのことについての確認をしたいのですが…》

「取材?ウチの?」

《はい、今話題の無敗三冠馬、さらにその祖父であるシンボリルドルフがそちらで預かられているというので…》

 

ルドルフがここにいるということがどっかから流れ、業界内その情報が既に行き渡っていた。けど話の内容からして既に決まっている感じだな…どうなっているんだ?

 

「随分話が進んでいるんですね?」

《なんか、互いに乗り気でトントン拍子で進んだみたいです…こっちは急に決まったことなのでてんてこまいですよ…》

「えっと…ご苦労様です?」

《お気遣いに感謝します。取り敢えず、今無理でしたらコネクトの記者から連絡があったと言ってくだされば大丈夫です。》

 

少し疲れた感じの声だが仕事に熱心そうなものが電話越しながら伝わって来る。ここで切ると二度手間になって大変だろうし…

俺が返答に困っていると後ろから肩を叩かれた。振り返ると北山さんが立っていて、代われと言っていた。

 

「お電話かわりました。北山牧場社長の北山です。取材の件に関してですね?はい、こちらは大丈夫です。使われていない放牧地の一角でいいのであればですが……はい、はい、分かりました。失礼します。」

 

受話器を元の位置に戻した北山さんはフゥと息を吐いた。

 

「悪いな卓也。手間取らせちまって。」

「大丈夫ですよ。でも取材って?結構急ですけど…」

「コネクトは望(駒沢:ミカドの馬主)が懇意にしている会社の雑誌でな。元々はミカド単体の取材の打診があったそうなんだがウチにルドルフがいることが知れ渡って、急遽こんな形にしたいといってきたんだ。」

「なるほど…」

「まあとりあえず、馬主たちの方は今回の取材にかなり乗り気みたいでゆるっと許可が降りたらしい。んで場所の確認をしたいっていうのが…」

「さっきの電話…」

「そう言うことだ。」

 

なるほど、元々ミカドだけの取材がルドルフが来たことで大きくしようとして牧場全体の取材にチェンジしたということか…

 

「それで取材っていつなんですか?ミカドはもう後少ししたら栗東にいっちまいますけど…」

「ああ、明後日だ。」

「………はい?」

「だから明後日。明日には取材準備で人が入るからそのつもりでな」

 

この時、俺はいい加減、色々急に決めるこの人を蹴っ飛ばしてもいいと思った。てか次やったら絶対やる。

 

 

取材当日

 

 

「はじめまして!今日一日お世話になります、週刊雑誌『コネクト』の日山響です!よろしくお願いします!」

「北山牧場従業員の三山卓也です。よろしくお願いします。」

 

そして本当にきたよ。一人だけだけど…

 

「あの他の取材陣の方々は…」

「あっ、今回は私一人だけです。最初にノゾミミカド号の取材をしましょうって言ったからこうなりまして…」

 

えへへ…って頬を掻く日山さん。人懐っこそうな感じの若い女性。背が低くて黒いショートカット、少し頼りなさそうな感じで庇護欲が出てきそうな感じの人だった。

ついでにさっきから少しそわそわしていて放牧地や厩舎の方に視線が行っている

 

「でも大丈夫です!これでも入社して三年は経ちましたし、こうして特集を任せてくれるぐらいには腕が良いんですよ私!取材はしっかりと行いますので、お願いしますね!」

「そう…ですか…取材は午後からって聞いていますが、一応社長からは色々許可はもらっていますからこの牧場の案内しましょうか?」

「いいんですか!?で、では少しだけ…」

 

ちょっと興奮気味な彼女の反応に苦笑いしつつ、俺は彼女に牧場の案内を始めた。

 

「うちの牧場は北海道の南部の〇〇市にある牧場で所有面積は大体58haぐらいあります。これは東京ドーム約12個分に当たりますけどすべてを使っているわけではないので実際に放牧地に使っているのは大体30ぐらいですね。」

「なんで残りの土地を使わないのですか?」

「広すぎると管理が大変なんですよ。ウチは従業員がバイトを含めて20〜30人ぐらいで土地を整備、というか草刈りをするのはその中の数人がローテでやります。他にも仕事は多いですから管理できるぐらいまでの土地を使うしかないんです。」

「なるほど。」

「ウチは放牧地を第一から第六に分けています。第一は当歳馬、つまり仔馬とその母親を放すところです。第二は牡馬たち、第三が療養が必要な馬たちを放します。第四から第六は臨時に使うところで、普段は仔馬たちの遊び場や他から預かってきた馬たちを放す時に使用しています。」

「こういうのって一斉に放牧するのですか?」

「牧場によると思います。ウチはローテで決めて、時間になったら入れ替えるみたいにしています。馬同士の相性がありますからそれも考えて分けています。相性が悪い馬同士を同じ場所に出したら怪我の可能性がありますから組み合わせも考えています。」

「へぇ〜…あのでしたら…」

 

 

『テメェまたやりやがったなコンチクショウ!』

『先に手を出したのはあなたの方でしょう!』

『知るか!ツラ貸せゴラァ!』

『やってやるよ、知らないからな!』

 

 

「……明らかに仲が悪そうな子たちがいるのですかあれは…」

「ノゾミフェニックスとノゾミラインですね。アレらは一緒にさせておかないと却って調子崩すんで仕方なく一緒にさせているんです。まあ迷惑かければ…」

 

 

『貴方たち…懲りていないようね…?』

 

 

「牧場のボス。ルイシエルが登場しますから心配いりません。次いきましょう。」

「あっ、はい…」

 

二頭の断末魔を聴きながら俺らは放牧地をさった。

 

「ここが厩舎です。大体70〜80ぐらいの馬を入れることできます。うちが管理している馬は、繁殖牝馬が10頭。種牡馬が20頭。種牡馬や繁殖牝馬を引退したような馬が4頭。後はその他含めて合計で大体70頭ぐらいですかね?」

「結構いますね…」

「他と比べたことはあんまりないんで詳しいところわからないですけど多分少ない方ですよ。」

 

俺は厩舎の中を日山さんに案内する。

 

「今は放牧中ですから数は少ないですけど、こんな感じで馬房が並んでいて馬が入っているんです。」

「おお〜!」

「あっ、ここではあまり大きな声を出さないでくださいね。神経質な子もいますから。」

「す、すみません…///」

 

顔を赤らめて謝る彼女。俺が先に伝えなかったのも悪いので気にしないでいいですよって言った。すると一頭の馬が馬房から顔を出した。

 

「レオ。ごめんな、少しびっくりしたか?」

 

『いや、聴き慣れない声がしたから見にきただけだ。』

 

「日山さん。この馬は『ノゾミレオ』っていって、今ウチが管理している中で数少ないG1馬です。」

「ノゾミ…レオ…あっ知ってます!部署の先輩がノゾミレオの大ファンで今回の話をしたら羨ましがっていました!」

「へぇ〜。こいつが活躍したのってもう二十年も前の話ですけど未だにファンがいるんだな。よかったなレオ。」

 

『あの優駿どもが蔓延る時代で俺のことを覚えている物好きな人間がいるとはな…感慨深い…』

 

「あの〜写真って…」

「すみません。厩舎内は撮影厳禁なんです。光や音で驚くのもいるので…」

「ですよね…」

「でも一応外での撮影は大丈夫ですのでレオが出るときなら撮れますよ。」

「あ、ありがとうございます!」

 

 

『タクヤさん。その人誰?タクヤさんの番?』

 

「カンパネラ。どうした?日山さんが気になるのか?」

 

顔を出してきたカンパネラの顔をグリグリ撫でる。こいつはこれが好きで、やってやると目に見えて喜ぶ。

 

『ああ〜これ良い〜♪』

 

「あのこの子は?」

「こいつは『ノゾミカンパネラ』。周りから大体『カン』って呼ばれてm…(ベシッ!)おわっと!?」

 

『僕はカンパネラ!それで言わないでください!』

 

「なんか怒ってません?」

「いっててて…す、すみません。こいつ名前を略されるのが嫌みたいでちゃんとカンパネラって言わないとこうなるんですよ。日山さんさっき俺がやったみたいにこいつの顔をグリグリしてみて下さい。噛まないんで大丈夫ですよ。」

「えっと、こうですか?おりゃおりゃおりゃあ〜!」

 

『うわっぷ!?……おお〜お姉さん…結構なお手前で〜♪』

 

「ぷふ…なんかすごいだらしない顔してません?」

「これがあるんで、ブログでこの写真上げたらファンが少し増えたんですよ。『だらしない顔の馬がいるって』。」

「確かに…なんか癒されるくらい良い顔ですね。」

 

『ああ〜♪』

 

 

『ひ、酷い目に遭った…』

『貴方がいちいち突っ掛かってくるからですよ…』

 

「あ、さっき喧嘩していた…」

「はい。ちょうど戻って来たところみたいですね。栗毛の馬がノゾミフェニックス、芦毛の馬がノゾミラインです。」

 

こってり絞られて来たであろう問題児たちが帰って来たので取材を始める。

 

「こいつらは現役時代でもバチバチなライバル関係で、八戦四勝四敗で互いに互いを意識しているんですよ。」

「おお〜馬同士でライバルと認め合う…なんか燃えますね」

「見てる分はいいんですが、世話する側からしたらいい加減にしてくれって感じですよ。」

 

『『だってコイツが!!…マネすんな!!』』

 

「距離を離せばいいんじゃないんでしょうか?」

「さっきも言いましたがそれ一回やったら、互いに調子が出なくて一週間で体重が互いに7kg減ったんです。」

「……えっ…」

「これはまずいってことでもう一回合わせたら元気になって結果的に元に戻ったんです」

「もう一周回って仲がいいですね…」

 

『『誰がコイツなんかと!!…だから被せんな!!』』

 

 

「ここが繁殖牝馬や当歳馬たちの馬房のエリアです。牡馬と離しておかないとダメですからね」

「問題につながりますかね。あっ、この馬って…」

 

牝馬の馬房があるエリアにやって来て、日山さんが見つけた馬はさっきチラッと見たルイシエルだった。

 

『あら?さっきの…』

 

「確かルイシエルって言ってましたよね。ノゾミミカドのお母さんですよね?」

「ええ。ウチの心優しくも力強い偉大なボス母です。」

 

シエルは競走馬として大成しなかったけど、繁殖入りしてからは一気にここのボスに昇り詰めた猛者でもある。体がデカイし賢いしで誰も彼女に逆らえない。繁殖の成績もパッとしなかったけどミカドが生まれてからは一気に価値が上がったから、いい条件の種牡馬が選びやすくなるはずだ。ウチの低資金範囲内での…だけど…

 

『ふふ、取材の方ね?私に取材するなら息子たちに行った方がいいわよ。こんなおばちゃんなんかよりもエネルギッシュな若い子たちの方が見栄えがいいしね。』

 

「さっきまであの二頭を叱っていた馬には見えないぐらい優しい目で見て来るんですけど…」

「歓迎しているんだと思いますよ。シエルは普段は大らかですから…」

 

 

普段は余り見せないが北山さんからは「折角だから」ということで当歳馬や一歳馬たちがいるエリアも案内することに。

 

「うわぁ〜可愛い〜…」

「ここにいる馬はみんな生まれてから一年は経っていない子たちです。今は大体十頭ぐらいいます。」

 

日山さんの目の前にはまだ幼い仔馬たちが近寄ってきた。

 

『誰誰?』

『人の雌だ〜』

『たーさん(卓也)の番?』

 

「なんか、凄い見られているんですけど…」

「知らなくて綺麗な人が来たら大体こんなかんじですよ。」

「へ〜……えっ!?」

「ん?……あっ!?いや、すみません、その別に口説いているとかそういうわけじゃ!?」

「で、ですよね!?やだもう三山さん、お世辞がお上手で!?」

 

『ここでラブコメしないでくれない?』

 

 

少し色々あったが時間もいい感じに経ち、いよいよ取材の本命の馬に会いに行く。こっからが取材の本番だ。

 

「一応言っておきます。ミカドは頭が良いんでやって良いことと悪いことは把握しています。けど動物は何をするのか予測できないこともあるので気をつけて下さいね?」

「分かりました。」

 

日山さんもさっきまでの人懐っこい表情が少し引き締まる。それは紛れもなく記者の顔だ。(さっきまでのギャップがあって少しドキッとした)

 

「そ、それじゃあいきましょう。」

「はい。」

 

そして俺たちはミカドの馬房へと向かう。そのミカドは…

 

『ふああ〜…寝み…』

 

だらしなく寝転がっていた。これを見て俺も日山さんも苦笑いしか出なかったよ…さっきまでの緊張感がどっか行っちまった…

 

「…取り敢えず連れてくるんで少し待っていて下さい。」

「……はい…」

 

俺が近づくとミカドはすぐに気付いて立ち上がった。

 

「ミカド、少し仕事してくれるか?」

 

『仕事?』

 

ミカドはキョトンとした表情を浮かべていたが俺は直ぐに無口を取り出してミカドにつけ、馬着を脱がせ、馬房から出す。その後は蹄洗場に繋ぎ、裏掘り、ブラシで体を綺麗にしてから放牧地に持っていった。

 

「ルドルフも今同僚が出しに行っているので一度ここで待ちましょう。」

 

第四放牧地でルドルフを待つこと1分。俊がルドルフを連れてやって来た。ガチガチになりながら。

 

「オ、オマタセシマシタ…」(声裏返っている)

「あの、彼大丈夫ですか?」

「心配しないで下さい。いつもの発作です。」

 

二頭を放牧地に放し、日山さんは二頭の写真を撮っていく。

 

隣り合う写真。共に走る写真。グルーミングする写真。草を食べている写真。

 

一枚一枚を真剣な表情で撮っていく。その時間を切り取るように、真剣に…

 

「……本当に仲がいいんですね…」

「ルドルフはプライドが高くて、他の馬とはあんまり群れないみたいな感じのイメージをもっていたんですけど、ミカドに対してはそういうのはないんですよね。」

「初の対面の時なんか、ミカドが近づいてルドルフが匂いを嗅いだと思ったらグルーミングしだしましたからね…今思い出しても感動ものです…」

 

ルドルフがミカドに向けている目はまさに孫を可愛がるお爺ちゃんみたいな感じで見ていてとても微笑ましい。ミカドもそのお爺ちゃんに優しく寄り添う孫のようにしている。

 

「やっぱり、分かるんでしょうね。」

「何が…ですか?」

「ルドルフは自分の血を受け継ぐ後継者だということが。ミカドは自分のルーツとなった先駆者ということが。理屈とかそういうのを飛び越えて…」

 

「多分、ルドルフがここに来たのも、ミカドがこの時期に帰って来たのも『運命』だったんじゃないんですか?」

「運命……ですか…」

「その方がロマンチックですし、この二頭の記事のタイトルには一番いい表現な気がするんですけど、どうでしょうか?」

 

少し自信なさげな感じで彼女は俺に聞いて来た。

 

「いいと思いますよ。俺もロマンチックな言い回しとかは好きな方ですし。」

「ありがとうございます。」

 

その時の彼女の笑顔が眩しかったのはきっと日差しのせいだと思う。

 

 

 

「あの二人の雰囲気、いい感じじゃね?」

 

『ですね。卓也さん、『出会いが欲しい』とか言ってましたし、このままくっつけちゃいますか?なんなら俺が卓也さん押して彼女を押し倒すシチュエーションにしますけど…』

『ミカドよ。そうせずともここであの2人がこう『爺ちゃんストップ!人間には段階があるから!』…そういうものなのか?』

 


 

おまけ

 

爺ちゃんと母さんの初対面から数分…

 

『ひ、酷い目に遭った…』

『姐さんには逆らえねぇからな、俺ら…』

『何故彼女、重賞で勝てなかったんでしょう…?』

『シエル姉から聞いたけど、本人曰く『加速とスタミナが足りなかったらしい』だそうだ…』

『それがあったら間違いなく怪物級になっただろうな…』

 

『そこの駄馬五頭、何か言った?』

 

『『『『『いえ、何も。』』』』』

 

俺らの心が一つになった瞬間だった。母さんを怒らせるとマジでヤバイ。

どれくらいヤバイかというと、その……えっと…とにかくヤバイです。(語彙力G)

 

こんな俺らと裏腹に爺ちゃんはというと…

 

『ホウ…お前がミカドの半弟か…』

 

弟のボーと会っていた。ボー、粗相がない様にな。その馬は日本競馬史上の最高レベルの名馬だから。普通は会えないお方だからね。

 

『じっちゃん誰?すんごい偉そうにしているけど…』

 

『オイィィィィィ!!??』

 

そうだアイツ競馬知識ゼロだった!アイツが走る頃の情報は教えていたけど爺ちゃんみたいな昭和の名馬についてはまだ全く教えていなかった!

 

『ボー!そのお方はシンボリルドルフと言って、俺の父方の爺ちゃんで、日本で初めて無敗三冠を成し遂げた物凄いお方なの!?失礼のない様に!?』

『??とにかくすごい馬ってこと?』

『合っているけど規模が違うの!?』

『ハッハッハッ!確かに一歳馬の坊には我の様な古い馬は知らなくて当然か!改めて名乗ろう。我は皇帝、シンボリルドルフ!絶対を成し遂げた偉大なる皇帝である!』

『はぁ?』

 

こいつ絶対何も理解していねぇ…!!??

 

『しかし、知らないとはいえ我を前にしてここまで動じないとは…将来は大物になるかもな。』

『まだ、本格的に走ったこともないのに分かるものなの?』

『分かる!この我が言うのだから間違いない!バランスよく整えられた筋肉。我にも動じないその豪胆さ。何よりミカドにも負けないその目に宿る魂。お前は将来必ず大きなことを成し遂げるだろう!』

『えっと、ありがとうございます?』

『あまり理解しておらん様だな。まあいい、老馬の戯言だと思っておけ。』

 

いや、貴方様が言うとそれ未来予知かなんかのレベルになってしまう気がすんですけど…

 

そんなこんなで爺ちゃんがいる俺の帰郷生活は続いた。俊さんと言う犠牲者が出ながら…

 

「北山さん、俊がまた死にました!今度は写真撮りながらです!」

「とりあえず事務室に放り込んどけ」




そろそろボーにも競走馬としての名が与えられます。
果たして彼は皇帝が言う通りな活躍ができるのか?

次回からまたトレセン編に行きます。
それでは…また次回。
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