紡がれる『帝』の血脈   作:シントウ

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番外編第二弾はミカドの母であるルイシエルの若き頃のお話です。
心優しくも厳しい彼女の現役時代は一体どんなことがあったのか…
それではどうぞ!


番外編 空への飛翔/申し子の娘

*これはミカドがルドルフと一緒に北山牧場にいるときの話です。

 

私はルイシエル。元競走馬であり、今は次の世代を育てる一頭。

今日も息子のボーに特訓をつけていた。そこにもう一頭の息子であるノゾミミカドがやって来た。

 

『そういえば母さん。』

『何、ミカド?今ボーの走りを見ているから手短にね。』

『うん。母さんの現役の時の話ってあんま聞いたことないから気になってさ。』

『私の?』

 

私の現役…そういえば全然話したことなかったわね…精々私がなかなか勝てなかった理由ぐらいね。

 

『それ俺らも気になるっす。』

『あまり聞いたことないですからね。』

『俺もお嬢の昔話は気になるな。とんだ御転婆娘だったと聞くが?』

『僕は結構聞いたことあるけど…』

『なんだなんだ?シエル殿の過去語りか?我も気になるぞお前さんの御転婆話。』

 

ギャラリーがどんどん増えて来た…別に減るもんじゃないからいいけどジジイ二頭は少しデリカシーを持て。

 

『まあいいわ…ボー、もうあがりなさい。今日はここまでよ。』

『ゼェゼェ…は…はい……』

 

これじゃあ特訓の続行も出来なさそうだからボーを上がらせた。さて、どこから話せばいいのやら…

 

 


 

 

私は生まれはここよ。生まれてからはまあ、そこまでおかしなことはしてなかったと思うわ…

 

 

 

「コン(シエルママの幼名)が逃げたぞぉ!!」

「また柵をぶっ壊しやがった!!」

 

『外気持ちい〜!あっ、またヒトがたくさん来た!鬼ごっこだね!?やろうやろう!鬼さんこちら蹄鳴る方へ〜!』

 

「あの御転婆娘がァァ!!!」

「ヤバイ捕まえにいった北山さんが吹き飛ばされた!」

 

 

 

・・・・・ごめんなんでもないわ。とにかく偶に迷惑かけながら幼駒時代を過ごしたわ。

 

あとはセールで買い取られて『ルイシエル』の名前を貰って、厩舎に入ってからはトレーニングの毎日よ。最初はいやだったわ動きが制限されるのは幼い私にとっては苦痛だったのよ。

 

 

 

『ムゥ……』

 

「シエル…調教に行きたくないからって馬房前でごねるな。」

 

『だってぇ…』

 

「ほら、行くぞ…終わったらご飯が出るぞ。」

 

『行く。』

 

 

 

本当、今考えると調教師の先生や主に乗ってくれた四井浩文(しいひろふみ)さんに迷惑かけたわ。調教自体がいやだったわけじゃないのよ?ただ自由に走れないっていうのが嫌だったのよ。必要なことっていうのはわかっていたんだけどちゃんとやろうとは思っていても全然やる気になれなかったの。

でも本当に必要だったっていうのがデビュー戦で痛感したわ…

 

 

 

『さあ、最後の直線に入ってルイシエルが先頭だ!しかし後続も勢いをつけてやって来た!ルイシエルあっという間に躱されて沈んだぁ!』

 

 

『そ、そんな…』

 

「残念だったな…大丈夫だシエル。まだ一回だ。巻き返せるさ。」

 

『……これじゃ……ダメなんだ……』

 

 

 

自由に走っていてはあの世界では通用しない。それを思い知らされた瞬間だった。

それ以来私はトレーニングを積んだ。真面目に、淡々と、ただひたすら。出された飼料も残さず食べて、水分もしっかりとって、休めるときはしっかり休んで。あの世界で生き残るために、ずっとね。

 

 

 

「…最近、シエルの勢いが凄いですよね…」

「ああ、最初のうちは嫌々やっていた調教を今は文句も言わず全部完璧にこなしている。それだけ新馬戦の負けがアイツに突き刺さったんだろう。」

「淡々とキツい調教にも耐えてケロッとしているんですよ…やっぱり、”血”なんですかね?」

「『サイボーグ』と呼ばれた父『ミホノブルボン』に母父はあの『レコードブレイカー』を輩出した『リアルシャダイ』。血統の配合から考えたら納得がいく…三歳馬なのにそれ用の調教じゃ足りなくて用意していた”四歳馬用の調教”ですら、すまし顔でこなすんだからな…」

「流石『坂路の申し子』の娘であり『漆黒のステイヤー』の姪っ子ですね…」

 

 

 

調教師や助手の人たちも私が真面目にやり始めたのを感じたのかトレーニング内容もキツくなっていったけど泣き言なんて一切言わなかったわ。でもレースには中々勝てなかった。だからもっと頑張んなくちゃってもっとトレーニングをしてね。でも先輩である『お姉様』には私が無理していることがバレバレだったみたい。

 

 

 

『今日も随分とキツいトレーニングをしていたけど大丈夫?』

『お姉様…大丈夫です…休める時はしっかり休んでますから…』

『そうじゃないわ。私が心配なのは”心”の方よ』

『心?』

『ええ…心はね、とっても簡単に壊れちゃうものなの。そして一度壊れてしまったら簡単には元には戻らないわ。だからね、体よりも心を優先して休ませなさい…難しく考えず、むしろ何も考えないでぼーっとするのも手よ♪』

『で、でも…次のレースで勝たないと…』

 

あの時は結構追い込まれていたのよね…次も勝てなかったらどうしようって。お姉様はそんな私を見て声をしょっちゅうかけてくれていたのよ。でもその日は特に私も余裕がなくて話を全然聞けてなかったのよね。そしたら…

 

『……ルイシエル。』

『えっ…』

 

『心の余裕が無いものには、勝てる勝負も勝てなくなる。』

 

『ひっ…!?』

 

『貴様のどんなことにも実直にこなす性格は美点ではあるが、同時に視野を狭くする欠点でもある。視野を広く持て。そうすれば、貴様の求めるものも視えて来るだろう。分かったな?』

 

『は、はい……』

 

『………ならよし♪お姉さんのいうことも素直に受け取ることよ。』

 

 

 

……お姉様が真面目で本気の声色で話したのはあれ以来ないわ。優しくて穏やかでユーモアもあって、時に厳しいけど人には甘えて顔を舐めちゃう。そんな方だったわ。

それからお姉様に言われたことを考えて、日常でもレースでも少しだけ心に余裕を持たせてみることにしたの。力を少し抜いてみたり、何もしていない時はレースやトレーニング以外のこと考えてみたりして、少しだけスッキリできる時間が多くなったの。

そしたら…

 

 

 

『さあ、残り200を切った!先頭はルイシエル!2番手との差はまだ一馬身ほどある!粘るか!?粘れるのか!?粘ったままゴールイン!!ルイシエル!未勝利戦を見事勝ち切りました!』

 

 

「よし!よくやったな、シエル!」

 

『えへへ、勝てた…!やっと勝てた!わ〜い!わ〜い!』

 

「ちょっ!?シエル、落ち着け!?止まれ止まれ止まれ!?」

 

 

『おっとルイシエルスピードが落ちないぞ…おおっと落馬!?騎手を振り落としてしまいました!』

 

 

『あっ…だ、大丈夫四井さん!?』

 

「ははは…だ、大丈夫だシエル…」

 

 

 

嬉しさの余り四井さんを振り落としちゃったのは本当に恥ずかしかったわ…まあ、まだまだ若かったから失敗も多かったけどとにかくあの未勝利戦勝利は私の中で特別なものだったわ…

そのあとは条件戦に出て負けたり勝ったりをして、あのレースに出たのよ。

 

 


 

 

1999年2月27日(土)

阪神競馬場

 

 

あの日は曇っていて少し薄暗い感じがした日だった。私はレースに出るためにいつも通り競馬場に来て、コースで返し馬をしている時だった。

 

『ハァーッハッハッハッ!!』

『うん?なんだ?』

 

突然笑い声が聞こえた。周りの馬も気になって声がした方へ顔を向けた。

 

『おお太陽よ!僕の余りの美しさに惚れてしまい厚い雲に隠れてしまったのかい?恥ずかしがらなくてもいい!雲という幕を開けてどうか見ていってくれ!僕が主演のこの舞台を!』

 

栗毛で額の白い星をこれでもかと見せつけつような立ち振る舞いで空に向かって叫んでいる変な馬がいた。そしてこの時この場にいた馬たちは全員こう思った。

 

(((あっ、関わったら絶対面倒臭い馬だ…)))by阪神競馬場走路に集まった馬(誘導馬も含む)たち

 

他の馬たちはその馬に関わらないようにそそくさと離れていったわ。逆に私はあんなタイプの馬初めて見たから驚きと呆れで固まっていてね…そしたら向こうが私に気付いてこっちに来ちゃったのよね…

 

『やあやあ、マドモアゼル!僕に熱い視線を送ってくれているがどうしたんだい?はっ、まさか僕の余りの美しさに心を奪われてしまったのかい!?ああ…なんて罪作りの男なんだ僕は!!』

『いや、アンタがあまりに変わった馬で意味不明なことを言っていたからドン引いてるだけなんだけど。』

 

あの場でああ返した私は悪くはないと今でも思っているわ。だってそれぐらい変なやつだったんだもの…

 

『おや、そうかい?それはそれでよかったよ。』

『はっ?意味分かって言ってんの?今私ドン引きしたって言ったんだよ?』

『引こうが押そうが既に君を含め、観客(オーディエンス)たちが僕に…いや僕たち(・・・)に注目してる!僕とリュージ、『覇王』となるものたちが繰り広げるプレリュードをね!!』

 

次々と自信満々で語るコイツは一体なんなんだと思いながら、話の9割がたをスルーした。聞いていたら半分自分、半分自分の主戦騎手についての自慢しかなかったからね。

 

『……あのさ。』

『…つまりは、おっと、なんだい?』

『もうすぐ時間だから行きたいんだけど…』

『おっと…それは失礼した。謝罪するよ。長話は僕の悪い癖だ。』

『いや、いいから。ああそうだ。まだ名乗っていなかったね。私はルイシエル。一応聞くけどあんたの名前は?』

『そういえば僕もまだ名乗っていなかったね。礼儀がなってなくて申し訳ない。では名乗らせてもらおう!』

 

 

『僕の名は、テイエムオペラオー!!この世界に名を轟かす覇王となる存在だ!!』

 

 

 

ゆきやなぎ賞

出走馬

枠番馬番馬名人気
1枠1番マンノチャンピオン12番人気
2枠2番ビッグサイレンス4番人気
3枠3番ゴールデンスワロー10番人気
3枠4番ロードアルコ13番人気
4枠5番ファイナルフォース8番人気
4枠6番ルイシエル9番人気
5枠7番マジックサークル11番人気
5枠8番グラールキング1番人気
6枠9番アンクスルー6番人気
6枠10番ニシノビート7番人気
7枠11番ワンモアブイサイン14番人気
7枠12番クラシックステージ3番人気
8枠13番テイエムオペラオー2番人気
8枠14番ドラゴンスペシャル5番人気

 

 

『曇り空の下で行われる4歳500万下、ゆきやなぎ賞。芝の状態は稍重となりました。ゲートに若馬たちが続々と入っていきます。………今、大外のドラゴンスペシャルがゲートに入りました。…出走準備、整いました。……スタートしました。おっと5枠のマジックサークル体制を崩しましたが持ち直しました。先頭争いはドラゴンスペシャル、ルイシエル。テイエムオペラオー上って行きましたが中を突いてファイナルフォース上って行きます。』

 

 

加速力が他に比べてあまりない私にとってはここで先頭を取れないのは命取りになる。何とかハナをとって逃げに徹する。これが私の走り。

 

『よぉし…まずはハナを取れたあとは焦らず焦らず…』

 

トップスピードになるまで時間がかかるのなら先頭で走って相手が加速する前に自分は加速し切ってできる限り距離を稼いでおけばいい。

 

 

『一団、固まった状態で進むことになりました。各馬、1、2コーナーへと進みます。ハナを進むのは6番ルイシエル。5番ファイナルフォースが続きます。外から果敢に14番ドラゴンスペシャル。その間に9番アンクスルー。一馬身離れて四番手は三頭。内を進むは3番ゴールデンスワロー。中には8番グラールキング。外を突くのは13番テイエムオペラオーです。後方集団も三頭固まって、中をついて10番ニシノビート、最内からは1番マンノチャンピオン、外をついて11番ワンモアブイサインが追走、一馬身差で2番ビッグサイレンス、半馬身差で12番クラシックステージ、その後ろに7番マジックサークル、その外には4番ロードアルコ。こういった展開になっております。』

 

 

向正面に入り、先頭は依然私のまま。ドラゴンスペシャルが上がってきたけど気にしない。前を向いてひたすら走る。雑念を取っ払い、視覚はゴール地点に向け、聴覚は四井さんの声だけに絞り、感覚も鞭と脚だけに絞る。

 

今この瞬間だけ、私は馬から鉄の騎馬に成る。走ることに集中し、前へ前へと進む鉄騎、それが私のルーティン。

 

 

『三・四コーナーに入り先頭を進むルイシエル。ドラゴンスペシャルがその後ろを猛追。ゴールデンスワローが三番手。外から上がってきたのはテイエムオペラオー。中間地点600の標識を通過し、ファイナルフォースがインコースからやって来る。第四コーナーから直線に進む。』

 

 

直線に入れば後は我慢比べ。粘り強さなら私は他の馬たちよりも自信がある。

そう考えていた私は四井さんの指示の下で加速を続け、遂に自分が出せるトップスピードにまで至った。

 

 

『ルイシエルが先頭を維持して粘る!内からアンクルスルーが突っ込んでくる、ゴールデンスワローも外から追う!テイエムオペラオーも猛追!』

 

 

『さあさあ!このレース(舞台)のフィナーレを僕らの勝利で飾ろうではないか!!』

 

けど同時にあの喧しいのがやってきた。

 

私の真横に。

 

『何っ!?』

『やあやあマドモアゼル!またお会いしたね!君の走りは空に憧れを抱き、空を飛ぶために努力をしてきたイカロスの如く素晴らしいものだ!!賞賛に値するよ!!』

 

『だが……』

 

そう言うや否や、アイツはさらに加速して私を抜き去っていく。

 

『うそ…!?』

 

『僕と言う太陽が現れたことによって君の翼は溶けてしまう。』

 

 

『テイエムオペラオー抜け出した!二番手にその差を離して行く!』

 

 

奴は私を嘲笑うかのように一気に先頭に躍り出た。一瞬何が起こったか分からなかったが一つだけ分かったことがある。

 

アイツ、遠回しに『君は僕に勝てない』っていったことに。

 

『…………あんのキザ野郎……!』

 

『牝馬舐めんなこんちきしょうがぁ!!!』

 

ハッキリ言ってブチ切れた私はスピードを無理やり上げて奴に追いつこうとした。

 

『待てやぁ!!今の言葉を撤回しやがれこの栗毛ぇぇ!!』

『おお…!なんと言う覇気……!まるで戦いにその身を投じる戦乙女…!』

 

加速をした私は奴に追い付く。それと同時に……

 

 

『ルイシエルが再び加速!?テイエムオペラオーに並んだ!?並んだところでゴールイン!!外テイエムオペラオーか内ルイシエルか!?二頭が並んでゴールしました!タイムは2:4.9!!一着争いでルイシエルが息を吹き返しテイエムオペラオーに追いつきました!写真判定です!しばらくお待ち下さい!』

 

 

追いついたと思ったらそこでゴール。勝敗はその時はハッキリと分からなかった。

 

『ハァ…ハァ…ハァ…クッソォ……!』

『君の様な美しきものがそんな言葉を使ってははしたないよ。』

 

抜かせきることができなかったことに対して出た言葉に奴はそう言った。私と同じ距離を走っているのに奴の息はもう整いかけていた。

ここでも私と奴の差があると思い知った。

 

『先ほどの君の覇気とそれを纏った走り…実に見事だった。最初、君の走りを見ている時はまるで鉄の塊の如く淡々と走り続ける機械の様に感じた。』

 

『だがそれは間違いだった!鋼鉄の殻の中にはそこに収まらないほどの広大な空が眠っていた!レース中に放った言葉は撤回しよう。君はイカロスではなく、イカロスが憧れた空そのものだ!』

 

今までは大袈裟に色々と言っていてうざく感じていたけど、その時の言葉は本当に心から相手を賞賛してる言葉なんだと感じ取れた。

 

『まあ、その…えと……ありがとう…アンタも、凄かったよオペラオー…』

『!……ああ、君も素晴らしい走りだったルイシエル!』

 

 

これが私の競走馬生で最も記憶に焼き付いたレース。後の世で『世紀末覇王』呼ばれた馬との最初で最後の対戦だった。

 

 

同着
13同着
3/4
クビ
1/2

 

 


 

 

 

『……これが私の現役時代の話よ。ここからはあまり勝てなくなって引退したから面白みもあんまりないわ…』

 

結構長々と語ってしまった。歳を取ると話が長くなってしまうから飽きてなきゃいいけど…

そう思って周りを見ると…

 

ミカド(……母さんって成績はパッとしない風に見えるけど細かく見たらもしかして本当にやばい馬だったんじゃ…)

フェニックス(俺らって…割と手加減されていたんかな…?)

ライン(…話を聞いただけで現役時の彼女の凄さが伝わってきて、心底その時代に自分がいなかったことに安堵しています…)

カンパネラ(ダート主戦でギリギリ被らなくてよかった…)←現役期間2001〜2007

ボー(……これからも逆らわない様にしよ…)

 

……なんか若い奴らが震えているけどほっとこう。

 

『いやはや、なかなかいい話だったなぁ。しかし…随分丸くなったのぉ…』

『然り。確かに今は落ち着きがあるが、シエル殿は己の足りない部分を努力で補い、反骨精神で実力を覆す強気牝馬だ。そこは今も変わらない様だな!』

 

ガッハッハと笑うWジジイ共。笑っているところ悪いけどアンタらもあるだろうが幼い頃のやらかしの一つや二つ……私は知らないけど。

 

 

男どもを尻目に私は空を見上げる。あの日は曇り空だったが今日は綺麗な青い空が見える。

 

『……アンタとは…もう一回走りたかったわ、オペラオー…』

 

私はアンタの主演舞台に上がることが出来なかった。気付いたらアンタは年間無敗の称号を手にし、私はなんの称号も手にせず終わった。

 

でもね、キザ野郎。私たちの直接対決は終わったけど私の子どもたちがアンタの血を継ぐ馬たちと共に走ることがあるかもしれない。だから覚悟しておきなさい。

 

『私と同じでこの子たちは、粘り強くてしつこいわよ♪』

 

 




登場キャラクター紹介

伊東雄二(いとうゆうじ)
シエルの現役時代の調教師。シエルの頑丈さに目をつけ、ハードではあるが体に負担を掛けにくいトレーニングを積んだ。

お姉様
シエルが所属していた厩舎の先輩馬。シエルの危うさにいち早く気づき、アドバイスを送るというファインプレーを見せ、シエルの馬生の隠れたMVP。ユーモアにも溢れ、人が大好きでしょっちゅう甘えており、ことあるごとに人のことをベロベロとなめていた。
そんな彼女の馬名は『エアグルーヴ』。

四井浩文(しいひろふみ)
シエルの主戦を務めた騎手。最初は気まぐれなシエルに振り回されていたがストイックに調教に励むようになってからは彼ぐらいしかシエルを上手く扱えないぐらい息が合うコンビになった。

テイエムオペラオー
シエルの同期であり、後に『世紀末覇王』と呼ばれる馬。シエルは彼の性格や態度はあまり好ましく思ってなかったが実力は認めていた。
何気に二頭は交配をしていない。

ルイシエルの生涯成績
1998年 07.18 阪神 3歳新馬戦     7着 1400
      08.23 京都 3歳未勝利     1着 1400
      12.12 阪神 3歳以上500万下 6着 1600
1999年 02.27 阪神 ゆきやなぎ賞    1着 2000
      03.06 阪神 チューリップ賞   5着 1600
      04.11 阪神 桜花賞       9着 1600
      05.09 東京 スイートピーS   1着 1800
      07.11 阪神 菩提樹S      1着 1400
      09.26 阪神 ローズS      4着 2000
      10.24 京都 秋華賞       8着 2000
      11.14 京都 エリザベス女王杯  6着 2200
2000年 02.05 東京 白富士S      1着 2000
      03.11 中山 中山牝馬S     6着 1800
      05.07 京都 都大路S      5着 1600
      05.27 中共 金鯱賞      10着 2000
      06.11 東京 エプソムC     4着 1800
      07.23 函館 函館記念      4着 2000
      10.08 東京 毎日王冠      5着 1800
      11.12 京都 エリザベス女王杯  2着 2200
      12.03 中山 ターコイズS    1着 1800

おかしいところがありましたらご指摘していただけると助かります!
感想、コメントはいつも全部読ませてもらっています。モチベーションにつながるので遠慮せず送ってください!

追記
コメントでご指摘を受けました。シエルの最後のレースであるターコイズステークスは現在のGⅢのものとはまた別物です。この当時でもターコイズステークスという名前のレースが2014年までありました。
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