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帝の始まり/朝の一幕
ここは『日本ウマ娘トレーニングセンター学園』、通称『トレセン学園』。
URAが運営する日本最高峰のウマ娘養成機関。多くのウマ娘たちが夢に向かって日々切磋琢磨をする場所である。
そしてここはウマ娘たちが住む二つある寮の一つ『栗東寮』。
その一室で…
「コラぁぁぁぁぁあっ!!!!!!ブエナぁぁぁぁぁぁ!!!起きろぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」
一人のウマ娘の怒号が響いていた……
トレセン学園廊下
静かに走ることは許されている廊下では騒がしく走るウマ娘と半分眠りながら走るウマ娘がいた。
「ブエナ!!あんたまた私の目覚まし一緒に止めたでしょ!!これでもう何回目!?100超えたあたりからもう数えてないわよあたしは!!」
「ええ〜、だってうるさかったんだも〜ん…私はもっと…寝て………た…いZZZZZZZZZZZ」
「走りながら寝るなぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
先ほどから怒鳴り散らしているウマ娘は『ノゾミミカド』。無敵のウマ娘を目指す元気でお節介なウマ娘。そして寝そうになっているのは『ブエナビスタ』。スペシャルウィークに憧れを抱く少しマイペースなウマ娘である。
「とにかく、起きなさい!予鈴はもうなっているからあと少しで授業が始まるから!!ほら!」
「ZZZZZ…ふぁい…」
結果、授業には間に合ったが廊下での騒音により二人は反省文を書くことになった。
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「全く、ブエナが目覚ましを止めなければこんなことにならなかったんだから」
「ええ〜ミカドが騒いだからでしょうぅ〜…むしろ私は被害者です〜」
昼休みのトレセン学園食堂にてミカドとブエナはお互いに今朝のことを愚痴りながら昼食をとっていた。
「いいや、間違いなくこれはブエナのせい!ブエナが目覚ましで起きれればこんなことには…」
「ミカドが悪い〜あんな大きな目覚ましを鳴らしてたら私の耳が壊れちゃいます〜あと騒音は全部ミカドの声です〜」
「おいおい、また痴話喧嘩か?」
「ホント仲良いねぇ、二人は」
そんな二人に近づいてきたのは『ナカヤマフェスタ』と『トーセンジョーダン』の二人。ミカドたちの同期でライバルたちである。
「ジョーダン聞いてぇ〜ミカドがいじめるぅ〜」
「ほら泣かない泣かない。もっとバイブス上げていっちゃおうよ〜!!」
「いえ〜い!!」
「フェスタ…貴女はわかってくれる?あのマイペースによる私の被害を…」
「ああ、今月に入って既に遅刻未遂を14回。ゴルシとの賭けであと6回やればあいつの勝ち。これ以上はやめてほしいな」
「そうでしょ……って待って。貴女何私たち使って賭け事やってんの。私の心配より自分の賭け事での勝敗の心配してたの!?」
「当たり前だ。ここで…ここで負けると564連敗になるんだ。なんとしてでも勝ちに行かなくては…」
「貴女どんだけ負けてたの!?あれ、そういえばロジは?」
「ああ、ロジならトレーナーに話があるらしいから今日は一緒に飯は食えないらしい」
ロジこと『ロジユニヴァース』は同じくミカドたちの同期であり、現在は不在である。
「ええ〜ロジちゃんも一緒がよかった」
「まあまあ、その代わり明日はトレーニングが休みだし、一緒にショッピングなんてどうよ?ウマスタでいい感じの店見つけてさ」
勝負事が好きなフェスタ。パリピのジョーダン。マイペースなブエナ。生真面目なミカド。そしてこの場にはいないロジ。この五人は常に一緒に行動する。
遊びもトレーニングもご飯も大体五人で行動する。そして毎回何かしらの事件に巻き込まれ被害を受ける。
「全く、取り敢えずフェスタもジョーダンもこっちきてさっさと食べよう?食堂の空きスペース、もうここしかないでしょ?」
「もちろんそのつもりだ」
「へっへやり〜!」
「ジョーダンちゃん、こっちどうぞ!」
ウマ娘ノゾミミカドのトレセンでの日常。それは一癖も二癖もある仲間たちと過ごす騒がしくも飽きのない日々である。
「あっミカド、午後の授業の課題やってないから見せて!」
「私も!」
「同じく」
「貴女たち、少しは自分でやる努力をしろ」
オリジナルウマ娘紹介
ノゾミミカド
本編の競走馬『ノゾミミカド』の魂を受け継いだウマ娘。競走馬であった頃の記憶は割と残っているが重要な部分はあんまり覚えていない。見た目はルドルフに近いがテイオーの幼さが混じった感じ。性格は真面目で几帳面だが何処か抜けてる。
ブエナビスタ
ミカドのルームメート。マイペースな性格でよくミカドに朝起こされる。見た目はウマ娘の初期案にあったブエナビスタと思われるウマ娘のまんま。